メルカリで同時に二人以上の購入希望者がいるときの対処法





iPhoneやAndroidのスマートフォン用フリマアプリのメルカリで出品している商品に購入希望者が二人や三人など複数人いる時の対処法です。

メルカリで商品の購入に際し、値下げ交渉や交渉の意思表示などをコメントでやり取りする場合が多々あります。特に人気商品や条件が良い商品については複数人の値下げ交渉希望者や購入希望者がすぐに付くこともあります。

このような時に誰に売ればよいのかと悩むこともあるでしょうが、そこは自分なりの基準を設けることでそれに照らし合わせ機械的に決定するのが一番簡単でしょう。

このページではどのように基準を設けるのか、判断基準はどうするのかなどを例を挙げながら見ていきます。

複数人の購入希望者がいる例



出品を始めたばかりの頃は複数の購入希望者がいるという状態が分からないかもしれません。

たとえば「必ずコメントをしてから購入してください」「即買い厳禁」「値下げ交渉可能」などのような表記を商品説明やプロフィールにしている場合、ほぼ100%の確率で購入希望者からコメントが付きます。

「購入してもいいですか」とコメントしてくる人が一人だけなら問題なくその人に販売することができます。

しかし人気商品や条件がいい商品では出品者が見ていない間にいろいろな人が「購入希望です」「○○円なら即決しますが可能ですか?」「送料込みで○○円なら買いたいです」というようなコメントを次々としてくることが良くあります。

これが複数人の購入希望者がいるという状態です。

自分なりの基準を作成しておく



複数の購入者がいる時には規約で決まっているわけではありませんが、誰に商品を販売するかの判断は出品者に委ねられます。

一度や二度ならばその場で判断するのも良いでしょうが、何度も何度も考えるのは面倒なので自分なりの基準を作りそれに沿って機械的に判断することをお勧めします。

そしてプロフィールや商品説明にその基準をある程度表示しておけば無駄なトラブルを防ぐこともできます。

では基準の作り方の考え方の一例を挙げてみます。

基準を作る際の要素は大きく分けると「意思表示の順番」「価格」「評価」「その他条件」の4つです。このうち「意思表示の順番」と「価格」が特に分かりやすく考慮すべき重要な要素でしょう。「評価」と「その他条件」については考慮しない方もいますし、逆にこだわりを持ってもいい部分でもあります。

ちなみにその他条件とは「支払い方法やその時期」「コメントの言葉遣い」などです。

価格と順番だけを考える場合



まずは「意思表示の順番」と「価格」だけを考える場合を考えます。

が、その前に前提として値引きに応じるかどうかを決めておく必要があります。

もし値引きに応じないのであれば「価格」は出品時点で提示したものに固定されるため考慮すべきは「意思表示の順番」だけとなり基準を考えるまでもなく早い者勝ちということになります。

では値引きにある程度は応じる場合を考えましょう。

基本的には優先順位では「提示された価格」を1番に持って来て「意思表示の順番」次に持ってくるのがいいでしょう。

つまり複数人いる中で「最も高い価格を提示」している人を優先し、同一価格を提示している人が数人いれば「最も早く購入する意思を提示」した人を優先するというものです。

商品を販売しているのだからできる限り高額で販売したいのは当然です。複数人が購入意思を表示した時に最も高い価格を提示した方と取引するというのは他の購入希望者も理由がわかりやすくてトラブルも起きにくいでしょう。

ただし最初からプロフィールなどに「コメント欄で提示価格が最も高かった人と取引をします」と記入するとルールとマナーの項目にある禁止されている行為の「オークション形式の出品」に抵触する可能性があるため、この基準についてはあくまで明示せずにその様な状況になった時にコメントで説明するにとどめておくことを推奨します。

他に注意点としては、送料込みでの出品で、商品の発送にゆうパックや宅急便など配送地域により送料が変わる方法を利用する場合には、コメントで購入希望者が済んでいる地域を書き込んでもらわなければ総額での比較ができません。

もちろんこの点に関しては、全国一律価格のらくらくメルカリ便を利用することで解決できますので、できればらくらくメルカリ便を利用するようにしましょう。

評価も考慮する場合



価格と順番に加えて評価も考える場合です。

値引きをする場合でもしない場合でも評価の使い方としては「閾値(しきいち)」としての使い方が最も単純明快でしょう。

たとえば「悪い評価が○○個以上の人とは取引しない」「全評価中悪い評価の割合が○割以上の場合取引しない」などのようにある程度評価が悪い人を間引く使い方です。

評価である程度希望者数を減らせると同時に、悪い評価の人と取引しないことで未払いや受け取り拒否などのトラブルを減らすこともできます。

その他の条件も考慮する場合



例えば支払い方法について考えます。

出品していて困るのがいつまで経っても支払いをしてくれない購入者です。ですので即時決済であるクレジットカードやポイントや売上金、ケータイ払いを約束してくれるのであればその点の不安がありません。

この点について価値を見出すのであれば「即時決済を約束した場合、提示価格に○○円プラスとして考える」と言うように基準を作ります。

ちなみにマナーが悪い人と取引したくない場合は、コメントなどで応戦せずに黙ってブロックして該当コメントを削除すれば今後一切関わりは無くなります。わざわざ「マナーが悪いのでごめんなさい」などとコメントする必要もありません。

基準の一例



ここまでの基準の作り方を考えながら、整理して具体的な基準とプロフィールへの書き方の例文を紹介します。

基準とする項目
・価格交渉は受ける
・優先順位は「価格」「順番」
・評価は閾値型で利用、評価全体の10分の1以上悪い評価がある場合は取引しない
・即時決済を利用してくれる場合は提示価格に+5%として考える

これを反映させたプロフィール用の例文は次のようになります。

—例文ここから—

コメントなしでの購入はお断りさせていただいております。専用ページをお作りいたしますので一言コメントをしてください。

値下げ交渉については歓迎しておりますので、常識の範囲内で希望額の提示をお願いいたします。

送料の関係もありますので購入希望および値下げ希望の方はコメントにて「住まわれている地域」と「希望するお値段」を提示してください。クレジットカードやポイントなど即時決済の支払い方法をご利用の場合、その旨を書いていただければ購入希望者多数の場合にある程度優先させていただくこともございます。

また悪い評価が評価全体の10分の1以上ある方とのお取引はお断りさせていただきます。発見次第ブロックさせていただきますので悪しからず。

—例文ここまで—

上記のように具体的に「価格交渉は受ける」「評価が悪い場合は取引しない」ということは明示しておき、他の部分については明示は避けてみました。

提示価格が高い順に優先するというのは明示すると規約に反する可能性があるため明示しません。明示しなくても購入者もうすうすは感じているので必要ありません。

「コメントなし購入禁止」というのはあくまで独自ルールですから厳密にはメルカリ規約的にはルール違反ですが、特にペナルティもなく実質そういうものとして広く普及しているのでここでは利用しています。

そして上記のプロフィールを書いておいて実際に商品に複数の購入希望者が付いた場合、次のように対処していきます。

1.購入希望者の評価をそれぞれ確認

コメントからその人のプロフィールを確認し、悪い評価が一定以上の希望者を対象から外します。その後のトラブル防止のためそのユーザーをブロックしてしまうのも一つの手です。

2.提示価格を確認、専用ページの作成、取引

残った購入希望者のうちで一番提示価格の高い方と取引をするとの旨をコメント欄に書き、ページをその希望者の専用ページにします。提示価格には送料込みなら配送先の住所も考慮します。あとは専用ページから購入希望者が購入するのを待ち、続けて取引をするだけです。

以上です。基準を作っておけば機械的にさばけるので悩むこともありません。ここに挙げたのはあくまでも一例ですのでご自分で独自の基準を作ってみてはいかがでしょうか。


割り込み購入について



複数の購入希望者がコメント欄にいたとしても、その商品が誰かに購入されてしまえば当然権利はその購入者のものとなります。

というのも、コメントで交渉中の商品をいきなり購入することを「割り込み」や「横取り」などと呼ばれることもありますが、メルカリにおける正式なルールではこれが当たり前の購入方法です。

つまりあくまでもここで紹介した複数購入希望者がいる場合の対処法、というのは購入希望者がコメント欄で希望を書き込み、出品者が購入者を指定するまで待っているような場合においてのみ機能する方法です。

複数の購入者にたいして対処しているうちに商品を購入されたとしても、それは正式な購入者ですのできちんと取引を完了させるようにしましょう。

もしいきなり購入されるのが嫌な場合は、商品価格を通常価格の数倍〜100万円のようにしておくなどの対策を行っておくことでいきなり購入を防ぐことも可能です。

その状態でも購入できないわけではありませんが、逆に購入してくれればかなり儲かりますのでラッキーです。

関連:メルカリで2つ以上の複数商品をまとめ買いする方法




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