amazonで刈り取りをする方法!本・CD・DVDに対応
刈り取りとは、新品・中古に関わらず、アマゾン内で価格差がある同一商品の安い方を仕入れ、相場を上げてから仕入れ値よりも高値で出品する手法です。
amazonでは1点だけ安値で出品されるパターンより、以下のように最安値と次点の2点がものすごく安く出品されているパターンが多い傾向があります。
この原因としては、amazonの出品価格を自動で設定する価格改定ソフトの影響です。
最安値 100円 ← これを買います
次点 101円 ← これも買います
次点 1000円
次点 1001円
刈り取り後の相場はこのようになるのが理想です。
最安値 999円 ← 自分の出品商品
次点 1000円
次点 1001円
上記の刈り取りパターンの場合、100円で仕入れて999円で出品、101円で仕入れて999円で出品、という普段のせどりとあまり変わらない状況を作り出すことが出来ます。
ただFBAを利用していない出品者から刈り取る場合は、送料が加算されるので、そこは当然考慮しなければなりません。
でも、このように刈り取りという手法を極めることにより、電脳せどらーもブックオフせどらーも仕入れの幅が大いに広がります。
特に出品数が少ない個人せどらー、副業せどらーの場合は。
通常のせどりは、全ての商品を売り切ることが難しく、総合的に利益を出す確率論的な要素がありますが、この刈り取りも同様で、どんなに検証を重ねても、全ての商品が成功するということはないのでご注意下さい。
また、出品数が5,000点を超えていたりしている出品者の方などは、いちいち1点ごとに見る余裕がない。刈り取り後の価格競争追随者の台頭に対する対応など、難しい面もあります。
リスク回避の策として、既に自分がその商品を持っていること、アマゾンランキングが良いということ、の2点が挙げられます。
自分の手元にある商品が売れた場合に、刈り取りに使用した代金を回収出来るくらいにしておくのがベストです。
アマゾンランキングが良い商品に絞る理由は、そのベストな状況を作り出す可能性を少しでも高めるためです。
もしかしたら、せどらー増加と、FBA利用者の増加と、価格改定ソフト使用者の増加、という3つの要素によって、これから先、刈り取りだけで大きく収益を上げれるようになる人が現れるかもしれません。
amazonにある本の刈り取り
ジャンルを絞り、本に特化した内容になっています。アマゾンマーケットプレイスで本を仕入れる場合は、表示価格+送料というのは、常に意識しておかないといけません。
また、FBAから発送の本に関しては、ご存知の通り送料が掛からずに表示価格のみで仕入れることが出来ます。
他のジャンルよりも送料が安い点や、他のジャンルに比べて本は回転が早いという点を踏まえると一番リスクも低く、扱いやすいジャンルになります。
刈り取り基準としては、刈り取ることで同じ商品を複数持つ可能性が通常の仕入れよりも高くなるため、アマゾンランキングもそれに合わせて回転率を上げるために、通常の仕入れ時よりも厳しくした方が良いです。
人それぞれ基準は違うと思いますが、本ならば、アマゾンランキング10万位以内をお勧めします。
次に、既にその商品を持っていることがやはり重要になります。ブックオフで仕入れをしている人なら、目の前にあるこれから仕入れようとしている本もその対象となります。
その既に持っている本が売れたときの利益が、刈り取った本の仕入れ値(送料込み)の合計と一致するか、上回るようにする必要があります。
例を2点挙げておきます。
例1)自己発送とFBA混同の場合
最安値 349円 (FBA) ← これを買います
次点 100円 +(送料) ← これも買います
次点 1000円+(送料)
次点 1001円+(送料)
例2)自己発送の商品しかない場合
最安値 99円 +(送料) ← これを買います
次点 100円 +(送料) ← これも買います
次点 1000円+(送料)
次点 1001円+(送料)
この2つの例の場合だと、掛かる仕入れ費用の結果は全く同じになります。自己発送の場合は出品者により発送の早さが違うので、仕入れるならFBAの商品の方がおすすめです。
ブックオフで上記の例の商品を105円で拾った場合、多くの人が見ている検索結果である、最安値は99円になります。105円で仕入れて98円(最安値-1円)で売る人なんていませんから、多くの人がこの本は仕入れません。
でも、上記の例だと最安値から3番目の価格が1,000円なんですが、105円で仕入れて1,000円で出品出来る本なら、ほとんどの人が仕入れると思います。
ここに新たなせどりの可能性があると思っているんですが、どうでしょうか。
例3)
105円で仕入れ(手持ち) → 1000円で出品
349円で仕入れ(例2最安値) → 1000円で出品
350円で仕入れ(例2次点) → 1000円で出品
上手くいけば上記の例3)のような結果も可能になります。
FBAを使っている人もいれば、使っていない人もいたり、まだプロマーチャント契約をしていない人もいると思うので、ここでは細かい手数料は省略しています。
また、刈り取りがしやすい本のジャンルというものは残念ながら明確なものは存在しません。
刈り取りは、価格競争の結果、アマゾンマーケットプレイス内に発生する価格差によって実現出来るものなので、どうしても臨機応変に対応しなければいけません。
最安値を狙いどんどん価格を下げる出品者と、価格競争には付き合わず価格を据え置く出品者によって成り立つ手法です。
amazonにあるCDの刈り取り
本と同様に、FBAから発送のCDに関しては、送料は掛かりません。CDというジャンルは、薄利多売系の本と、1点あたりの利幅が大きく取れるDVDのちょうど中間です。
アマゾンマーケットプレイスの価格でいうと、1円の商品もあれば、1万円を超える商品も数多く存在するジャンルです。
また、本やDVDといったジャンルに比べると、ヤフーオークションなどでは圧倒的に電脳せどりがしやすいジャンルです。CDはアマゾンマーケットプレイスとその他のオークションサイトの価格差があるジャンルです。
CDというジャンルは、本というジャンルと同様に出品者が数十人単位の商品から3人とか6人とか数人単位の商品が存在します。後者の商品も結構目にすることが多いです。出品者が1人である場合だったり、2人であったりする場合もあります。
前者の出品数が多い商品での刈り取りは止めておいた方が良いです。
CDの刈り取りでは、実際にこのようなことがありました。おそらく、他の出品者が価格設定ミス。
2,490円で出品したつもりだったと予想していますが、当たり前のように249円で出品されていました。
例1)
最安値 249円 ← 買いました
次点 2500円 ← 自分の出品中のCD
次点 2501円
これは出品後の価格改定時に気付いた実例です。価格改定ソフトを使用している人であれば、マイナス2,001円と表示されるはずなので、分かりやすいかと思います。
もちろん価格改定ソフトの仕様によって、いくら値下げするか表示されないものもあるかもしれませんが、多くの価格改定ソフトには組み込まれているのではないかと思います。間違っても248円にはしないように気を付けて下さい。
本も同様なんですが、CDは定価が高いものほどアマゾンマーケットプレイス内の価格差が生じます。
定価が1,000円~1,500円のCDよりも、定価が2,500円~3,000円の商品を刈り取る機会が多いです。
また、CDの刈り取りのタイミングは、本とは違い、上記例1で挙げたように、出品時ではなく、価格改定時が多いです。
価格改定時に1,000円以上値下げしてきた出品者がいたら、基本的に買いです。
例2)
最安値 500円 ← 買います
次点 1500円 ← 自分の出品中のCD
次点 1501円
この場合、アマゾンランキングも重要になってきます。刈り取っても売れなければ意味がないので、本と同様に、刈り取る際のアマゾンランキングには基準を設けなければいけません。
CDに関しては、10万位以内が売れるランキングだと思っていますが、刈り取る商品のアマゾンランキングはもう少し厳しくして、7万位以内を意識しています。
ただ、刈り取り幅が2,000円を超えたりする場合は、15万位以内とアマゾンランキングの基準を大幅に緩くしても良いでしょう。
amazonにあるDVDの刈り取り
DVDというジャンルに関しては、本やCDにはない爆発力があります。仕入れ値は本に比べると高くなりますが、売値も高いので、1点あたりの利幅は大きいです。
DVDは、ブルーレイの登場で既に古いメディアと思われがちですが、普通に売れます。
DVDの仕入れ基準としては、アマゾンランキング10万位以内がベストです。このラインより良ければかなり高い確率で売り切ることが出来ます。
まず、DVDというジャンルでの刈り取りは慎重に行った方が良いです。
基礎知識として、上記でお伝えした内容にもありますが、全体的にDVDは仕入れ値も売値も高い傾向があります。
利益が出るかもしれないと思い、このような刈り取りを行うことは止めておいた方が良いです。
例1)全てFBA商品という設定
最安値 4000円 ← これを刈り取る?
次点 5000円 ← 自分が出品中のDVD
次点 5001円
アマゾンマーケットプレイスで商品が売れた場合、アマゾンに手数料として売値の15%を支払っています。
この数字が意味するものは、売値が高くなればなるほど、アマゾンに支払う手数料が多くなってしまうということです。
1,000円の15%は150円ですが、5,000円の15%は750円です。FBAの場合は、さらに自己発送よりも、支払う手数料が多くなってきます。
つまり、上記の例1)のような場合だと、リスクが高く、良い結果が期待出来なくなります。仕入れ値にもよるとは思いますが、自分だったら4,000円の方に価格を近づけます。
DVDの刈り取り基準として、刈り取り額を1,500円以内に抑えることと、アマゾンランキング3万位以内が良いです。
最初の1,500円以内という基準は、リスクを抑えるための基準というか規制です。
アマゾンランキング3万位以内は、DVDの売れ筋ラインです。
過去に価格改定を行った際に周りよりも1,500円ほど下げてきた出品者は何人かいました。下記のような状況です。
例2)全てFBA商品という設定
最安値 500円 ← これは刈り取る
次点 2000円 ← 自分が出品中のDVD
次点 2001円
例3)全てFBA商品という設定
最安値 1500円 ← これも刈り取る
次点 3000円 ← 自分が出品中のDVD
次点 3001円
結論として、DVDは最安値と次点(自分の出品商品)が2倍以上開いた場合で、アマゾンランキング3万位以内の商品を刈り取ると良いでしょう。
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