レターパックの綺麗な開け方と入れ忘れ時の入れ直し方法



多くの人が受け取り後に無理やり開けているレターパックライトとレターパックプラスの綺麗な開け方、差出人が糊で封をした後に入れ忘れに気づいて綺麗に開けて再度梱包する方法を解説します。

レターパックの専用封筒は厚紙製のためハサミできるのも大変で、無理やりこじ開けても綺麗に開封できません。

開封する際は、封筒裏面の左側のべろが大きくなっている辺りをカッターの刃などを使ってゆっくりと剥がすことで、綺麗に開けることができます。また、ドライヤーの熱などを当てながら行うことで、より開けやすくなるのでおすすめです。

封をした後のレターパックの封筒に必要な書類を入れ忘れていたことを気がついた場合も、上記の手順で綺麗に開けてから入れ直し、再度糊付けすることで問題なく送ることができます。

レターパックの綺麗な開け方



レターパックライトやレターパックプラスの封筒は厚紙製のため、封の部分をハサミで切るのは大変です。また、「明け口」といった部分も用意されていないので綺麗な開け方に困る方も多くいます。

レターパックの封筒はそもそも再利用するわけではないので、どのような開け方をしても本来は構わないのですが、無理やりこじ開けたりなど変な開け方をしてしまうと、中の書類が破れてしまう危険性があります。

◼糊を綺麗に剥がす方法

日本郵便 レターパックライト






綺麗な開け方としては、封筒裏面の左側のべろが大きくなっている辺りが糊付けしてくっつけている部分なので、ここから綺麗に糊を剥がすことが可能です。

また、両面テープの糊がきっちりと貼り付いていてなかなか剥がしにくい場合は、封筒を1〜2時間ほど冷凍庫に入れておいたり、ドライヤーやスチームアイロン、やかんの蒸気などで温めることで剥がしやすくなります。

なお、剥がす際はカッターの刃などを糊付け部分に当てて、ゆっくりと剥がすようにするのがおすすめです。

◼ハサミで開ける方法

ハサミを使って開ける際は、封筒の四隅のどこか一箇所を2cmほど斜めに切ってから、そこから封筒の折り目に沿ってハサミを当てていくことできれいに開け口を作ることができます。

レターパックの入れ忘れ時の入れ直し方法



レターパックの封筒の封をした後で、入れる必要があった書類を入れ忘れていた場合などは、一度封筒を綺麗に開けて入れてから、再度糊付けして封をすることで対処します。

封の綺麗な開け方としては、前述した糊付け部分を綺麗に開ける方法がおすすめです。時間を掛けても大丈夫な場合は、ドライヤーの熱などを当てながらカッターの刃などを使い、慎重に少しづつ開けていくことをおすすめします。

書類を入れた後は付属の両面テープの粘着力は弱くなってしまっているため、別途市販の糊や両面テープを使って糊付けをするか、糊付けをした後でのりしろの辺りをテープで補強するようにしてください。

また、万が一剥がしている際に少し破れたりしてしまった場合は、再度糊付けした後でガムテープで補強をすれば問題ありません。

ただし、ガムテープで補強する際は、料額印面といった切手に相当する印刷部分や、その下のバーコード部が覆い隠されないようにして貼り付けるようにご注意ください。

関連:レターパックのガムテープでの補強方法!破れた・封が閉まらない場合など

レターパックのガムテープでの補強方法!破れた・封が閉まらない場合など



レターパックライトとレターパックプラスの封筒の一部が破れてしまった場合や封が閉まらない場合などガムテープでの補強方法と注意点を解説します。

レターパックの封筒が破れてしまった場合は切手と同じ意味を持っている料額印面や下のバーコード、宛名差出人欄が隠れないようにして、ガムテープで補強しても問題がありません。

ただし、レターパックプラスの場合は中に荷物を詰めすぎて封が閉まらない際にガムテープで補強をしても引受してもらえません。必ずきちんと封が留まる程度に荷物を抑え、それでも強度的に心配な際にガムテープで補強をするようにしてください。

ガムテープ補強時の注意点



レターパックライト・ライトパックプラスの封筒の一部が破れてしまった場合や付属の両面テープだけだと強度的に心配な場合は、ガムテープで補強しても問題ありません。

ただし注意点として、補強で貼り付けたガムテープによって料額印面といった郵便料金支払いを意味する切手に相当する印刷部分や、その下の方になるバーコードを覆い隠さないようにご注意ください。

また、当然宛先や差出人の住所や氏名、品名欄にもガムテープがかぶらないようにご注意ください。どうしても宛先面などにかぶってしまいそうな心配がある場合は、透明な幅広のクリアテープで補強すれば、被ったとしても読み取れるのでおすすめです。

ただし、この場合も料額印面には引受時の消印を押す必要があるため、ここには被らないようにご注意ください。

レターパックプラスの封が閉まらない場合

日本郵便レターパックプラス






レターパックプラスの専用封筒の封の部分にはガイドラインが設けられており、その下には「ガイドラインが完全にかくれるよう封をしてください(完全に封がされていない場合はお引き受けできない場合がございます)」と記載されています。

このことから、このガイドラインが完全に隠れないなど、封が充分に閉まらない場合はガムテープで補強をしても引き受けできないとして返送されてしまうリスクがあります。

レターパックプラスはサイズ的にポスト投函できないものが多いので、郵便局の窓口から差し出す方も多いですが、その場合は窓口でこの荷物は引受できないと拒否されてしまう可能性も高いです。

そのため、いくら厚み制限がないレターパックプラスだからといって、中の荷物が大きすぎて封が閉まらない場合はガムテープで補強しても駄目で、荷物を分けるかゆうパックなど別の発送手段で送るようにしてください。

破れすぎたら交換がオススメ



レターパックの封筒がガムテープで補強できないレベルで破損してしまった場合は、ガムテープで継ぎ接ぎにするのではなく新しいレターパック封筒と交換してもらうことをおすすめします。

レターパックの封筒は未使用のものでかつ、料額印面までは破れていないものであれば郵便局の窓口で新品の封筒と交換してもらうことが可能です。

ただし、交換手数料が掛かり、レターパックライト・レターパックプラスいずれも、1枚に付き42円手数料が掛かります。

レターパックライトの封筒をレターパックプラスに交換してもらうことも可能ですが、この場合は42円の手数料だけでなく、ライトとプラスの差額150円も現金、またはクレジットカード・電子マネー・スマホQRコード支払い等のキャッシュレス決済で支払う必要があります。

注意点として、レターパックの封筒を交換できるのは郵便局の郵便窓口のみで、コンビニはもちろん、時間外窓口のゆうゆう窓口であっても交換はできません。必ず郵便局の郵便窓口が営業している時間に訪れ、その場で交換するようにしてください。

関連:レターパックを新品の封筒や切手に交換する方法と手数料

レターパックの値上げ推移!時期と理由を全解説【2024年最新版】



消費税増税や人件費アップなどの影響により、青い封筒のレターパックライトと赤い封筒のレターパックプラスの値段はいくらからいくらになったのか、いつから変わったのか、発売開始時からこれまでのレターパックの値上げ推移を解説します。

フリマアプリのメルカリ・ラクマ、そしてヤフオクなどのネットオークションに出品している方も参考にしてみてください。

レターパックライトとレターパックプラスは、2019年10月1日から消費増税により360円と510円といったそれまでの料金から370円・520円に値上げが行われました。

2019年10月以前に購入したレターパックの封筒を使用する場合は、差額分の10円の切手を専用封筒に貼り付けることで使用することができます。

2019年10月の消費税10%増税による値上げ

レターパックライト レターパックプラス
増税前の値段 360円 510円
増税後の値段 370円 520円

2019年10月1日の消費増税によるレターパックライトとレターパックプラスの料金改定は、上記表のようにそれぞれ10円ずつ値上げとなりました。

2019年10月1日以降に、それまでの旧料金で購入した専用封筒を使ってレターパックを送る場合は、10円の切手を専用封筒に貼り付けることで使用することができます。

2019年10月以前に購入した専用封筒を、そのまま使用してしまうと料金不足として返送されてしまうのでご注意下さい。

なお、以下が青色のレターパックライトと赤色のレターパックプラスの専用封筒となります。

◼レターパックライトの専用封筒

日本郵便 レターパックライト






◼レターパックプラスの専用封筒

日本郵便レターパックプラス






関連:2019年10月の消費税10%増税による郵便料金の値上げ金額

2017年6月の郵便料金変更による値上げ

レターパックライト レターパックプラス
変更前の値段 360円 510円
変更後の値段 360円 510円

日本郵便では2017年6月1日に、増税とは別に人件費やガソリン代の高騰、郵便物の量の増加などといった理由から一部の送り方で値上げが行われました。

値上げ対象となったのははがき・定形外郵便・ゆうメールの3つで、はがきではそれまでの52円から62円と大きく値上げが行われました。

また、定形外郵便とゆうメールには規格内と規格外という規格が導入され(後にゆうメールの規格外は廃止)、大きな荷物の場合はより送料がかかるようになりました。

ただし、この値上げのタイミングではレターパックライトとレターパックプラスではいずれも値上げは行われず、それまでの360円と510円のまま据え置きとなりました。

関連:2017年6月1日の郵便・切手の値上げ一覧!ゆうパックやレターパックなど完全網羅

2014年4月の消費税8%増税による値上げ

レターパックライト レターパックプラス
増税前の値段 350円 500円
増税後の値段 360円 510円

レターパックライトとレターパックプラスは2014年4月の消費税率が5%から8%へ上げられた際、350円と500円と料金からそれぞれ10円の値上げが行われました。

このレターパックの販売価格の中には消費税も含まれており、消費税を除いた場合、それぞれの税率でレターパックライトで334〜337円、レターパックプラスで473〜477円といった本体価格となります。

なお、レターパックライトとレターパックプラスは発売が開始された2010年4月の時点ではライトがレターパック350、プラスがレターパック500という名称で、料金はそれぞれ名前通り500円と350円でした。

その後2012年5月にレターパックライト・レターパックプラスという現在の名称に変更されましたが、料金は2014年4月まで変わりませんでした。

さらにレターパックの前身サービスは、エクスパック500というサービスで、2003年から2010年3月まで発売されていました。

サービス内容は現在のレターパックプラスと近く、送料は日本全国一律500円で、専用封筒に収まれば厚さの制限はなく、最大30kgまで送ることが可能でした。

エクスパックは2010年4月のレターパック発売により販売は完了となり、その後は2014年までは使用することができましたが、現在はエクスパックの専用封筒で荷物を送ることは完全に不可となっています。

関連:2014年4月1日の郵便料金改定による値上げ前後の料金比較

配達日数は値上げ前後で変更なし

レターパックライトとレターパックプラスは2019年10月に値上げが行われましたが、配達日数については値上げ前後での変更は一切ありません。

参考までに2017年と2019年に送られたレターパックライトとレターパックプラスの過去の実際の追跡結果を以下に掲載します。

◼2017年の青森県から群馬県に1日で配達完了したレターパックライト

状態発生日 配送履歴 取扱局 県名等
05/24 10:08 引受 青森金沢郵便局 青森県
05/25 12:40 到着 高崎郵便局 群馬県
05/25 14:44 お届け先にお届け済み 高崎郵便局 群馬県

2017年5月24日(水曜日)の午前中に青森県青森市から発送されたレターパックライトは、翌日の5月25日(木曜日)の午後に配送先である群馬県高崎市に配達が完了しています。

◼2019年の青森県から群馬県に1日で配達完了したレターパックライト

状態発生日 配送履歴 取扱局 県名等
01/30 13:14 引受 むつ郵便局 青森県
01/31 13:29 到着 太田郵便局 群馬県
01/31 16:14 お届け先にお届け済み 太田郵便局 群馬県

2019年1月30日(水曜日)の午後に青森県むつ市から発送されたレターパックライトは、翌日の1月31日(木曜日)の夕方に配送先である群馬県太田市に配達が完了しています。

◼2017年の長崎県から静岡県に2日で配達完了したレターパックプラス

状態発生日 配送履歴 取扱局 県名等
11/22 13:44 引受 早岐郵便局 長崎県
11/24 01:16 到着 浜松西郵便局 静岡県
11/24 11:57 お届け先にお届け済み 浜松西郵便局 静岡県

2017年11月22日(水曜日)の午後に長崎県佐世保市から発送されたレターパックプラスは、翌々日の11月24日(金曜日)の午前に配送先である静岡県浜松市に配達が完了しています。

◼2019年の長崎県から静岡県に2日で配達完了したレターパックプラス

状態発生日 配送履歴 取扱局 県名等
03/01 17:45 引受 西彼杵郵便局 長崎県
03/03 05:03 到着 清水郵便局 静岡県
03/03 10:08 お届け先にお届け済み 清水郵便局 静岡県

2019年3月1日(金曜日)の夕方に長崎県西彼杵郡から発送されたレターパックプラスは、翌日の3月3日(日曜日)の午前中に配送先である静岡県静岡市に配達が完了しています。

関連:ゆうメールの値上げ推移!時期と理由を全解説【2022年最新版】

レターパックを宅配ボックスに入れてくれない理由と解決策



オートロックがあるマンション等、集合住宅のエントランス付近にある宅配ボックスに、レターパックプラスを入れてくれない理由と不在時や再配達依頼時に入れてもらうための解決策についてです。

レターパックにはレターパックライトとレターパックプラスの二つがありますが、レターパックライトは郵便便受けへの配達なので、宅配ボックスに入れてもらうことができるのはレターパックプラスのみとなります。

日本郵便ではヤマト運輸や佐川急便ほど積極的に宅配ボックスを活用しませんが、レターパックの宛先に「不在時宅配ボックス希望」と記載したり、再配達の依頼時に同じく「不在時宅配ボックス希望」と連絡事項の項目に入力することで対応できます。

レターパックの配達方法

送り方 配達方法
レターパックライト 郵便受け投函
レターパックプラス 対面手渡し

冒頭で述べた通りレターパックにはレターパックライトとレターパックプラスの二つがありますが、それぞれの配達方法は上記表の通りです。

青色のレターパックライトは配達時は配達先の郵便受けに投函で完了となるため、不在時であっても宅配ボックスに入れてもらうことはできません。

不在時に宅配ボックスへ入れてもらうことが可能なのは対面手渡しでの受け渡しとなる赤色のレターパックプラスのみとなります。

なお、以下がレターパックライトとレターパックプラスそれぞれの専用封筒となります。

◼レターパックライトの専用封筒

日本郵便 レターパックライト






◼レターパックプラスの専用封筒

日本郵便レターパックプラス





宅配ボックスに入れてくれない理由



日本郵便ではレターパックプラスのような配達方法が対面手渡しとなっている郵便物やゆうパックの場合、確実に配達先まで届けて受領印をもらうといった理由から、ヤマト運輸や佐川急便のように不在時であっても積極的には宅配ボックスを利用しない方針となっています。

また、日本郵便の場合は配達員もたくさんいるため、そもそも不在による持ち帰りとなったところで同じ配達員が再配達をするとも限らないので、なんとか宅配ボックスを活用して配達を完了させようという積極性もヤマト運輸のドライバー等ほどはありません。

なお、日本郵便の場合は配達先がマンションなど集合住宅であれば、必ず郵便受けに表札が出ていることが宅配ボックスでの配達の条件となっています。

マンション住まいで郵便便受けに表札を出していない方はレターパックプラスを宅配ボックスに入れてもらうこともできませんのでご注意下さい。

宅配ボックスに入れてもらう解決策



日本郵便で宅配ボックスを活用して配達を行ってもらいたい場合、上記画像の「指定場所に関する依頼書」という書類を最寄りの郵便局に提出することで対応すると一般的には言われています。

ただし、こちらの依頼書に関しては2010年から必ずしも出す必要はなくなったので、基本的にはこちらを出したところで宅配ボックスへの配達をやってもらえるわけではありません。

レターパックプラスで送られるの荷物を不在時に宅配ボックスへ入れてもらいたい場合、最も確実な方法としては、レターパック専用封筒の宛先住所の欄に、「不在時宅配ボックス希望」と差出人に書いてもらうことをおすすめします。

通販やフリマアプリなどでの購入時にレターパックプラスで配送される場合には、住所の入力欄に同じく上記のように「不在時宅配ボックス希望」といった記載をしておくことで、配送業者に記載してもらえます。

再配達依頼時に宅配ボックスに入れてもらう方法



レターパックプラスを一度目の配達時に宅配ボックスに入れてもらうことは難しいですが、再配達であれば一度目よりも宅配ボックスに入れてもらうことは簡単です。

やり方としては、レターパックの再配達の依頼を行う際、電話ではなく、不在票に記載されているQRコードやURLを元にスマホやPCでインターネット経由で再配達依頼を行います。

手続きを進めていくと、「連絡事項」という項目があるので、そこに「不在時宅配ボックス希望」と記載しておくことで、再配達を届けに行く配達員にも確実に目に留まるようになります。

注意点として、再配達依頼を不在票記載の自動受付音声の電話番号に掛けてしまうと、上記のような「不在時宅配ボックス希望」といったメッセージを伝えることができず、またオペレーターに繋がったとしても配達員にまでその連絡が行くとは限りません。

そのため、再配達依頼を電話で行う際は、不在票に記載されている配達員直通の携帯番号に掛けることで、配達員に直接宅配ボックスに入れて欲しい旨を伝えることができます。

関連:ゆうパックを宅配ボックスに入れてくれない理由と解決策

レターパックの処分方法!資源ゴミ等の分別方法や個人情報を守る捨て方



使用済みの青色のレターパックライトや赤色のレターパックプラスの専用封筒の処分方法について、資源ゴミなどの分別方法や個人情報を守る捨て方にも扱った上で解説します。

使用済みのレターパック封筒は再利用することはできないので、躊躇なく捨てて問題ありませんが、住所や氏名など個人情報が記載されているため、そのまま捨てることはおすすめできません。

自宅で捨てる際は家庭用のシュレッダーなどを利用するか、せめてハサミで細かく切り刻んだ上で、その地域ごとの分別方法の資源ゴミや燃えるゴミとして捨てるようにします。

レターパックから分かる個人情報と漏洩リスク



使用済みのレターパック封筒は再利用することはできないので、躊躇なく捨てて問題ないものとなっていますが、専用封筒にはたくさんの個人情報が詰まっているため、ただゴミ箱に捨てるだけというのはおすすめできません。

レターパックの専用には宛先である自分と差出人それぞれの住所・氏名・電話番号が記載されており、レターパックプラスには送られてきた品名も記入されています。

これらの情報を活かすと、宛先または差出人になりきって電話でのオレオレ詐欺などに利用できてしまうので危険性が高くなります。レターパックを捨てる際は次で述べるように個人情報を正しく隠した上で捨てるようにして下さい。

個人情報を守る正しい捨て方



上記したようにレターパックにはたくさんの個人情報が詰まっているため、ただゴミ箱に投げ入れるような捨て方は全くおすすめできません。個人情報を守るためには以下のような捨て方がおすすめです。

◼自宅で捨てる

自宅でレターパックを処分する際はゴミ箱にただ投げ入れるのはもちろんNGですが、手で破ってから捨てるのもあまりおすすめできません。

破っただけだとどうしても住所や氏名の一部は残ってしまいますし、またそもそもレターパックの封筒は厚紙のため手で細かく破くのはなかなか大変になっています。

そのため、以下のような家庭用な小型のシュレッダーを活用するか、もしシュレッダーがなければハサミで可能な限り細かく切り刻むようにして下さい。

家庭用シュレッダー






また、シュレッダーほど本格的なものでなくても、手軽に個人情報欄だけを消したい方には、以下のような個人情報保護スタンプが安く購入できるのでおすすめです。

このようなスタンプは読み取れない文字の羅列のスタンプを押すことによって、個人情報欄を読み取れなくする仕組みとなっています。

個人情報保護スタンプ






◼郵便局で捨てる



郵便局では過去には使用済みの郵便物を回収するための回収箱というものが設置されていましたが、現在は撤去されてしまっているので基本的には郵便局でレターパックを捨てることはできません。

ただし、現在でも1月〜2月頃にその地区の市区町村の自治体と協力して不要な郵便物の回収箱を設置している郵便局も存在するため、近くの郵便局で見かけた際はそこでレターパックを捨てても良いでしょう。

◼コンビニで捨てる



ローソンやミニストップ、セブンイレブンなどではレターパック封筒の購入は可能ですが、使用済みの封筒を捨てることはできません。

間違っても家で出たレターパック封筒を近所のコンビニのゴミ箱に捨てることは家庭ゴミの持ち込みとなり、不法投棄に問われる可能性もありますので、くれぐれも行わないようにして下さい。

ただし、唯一ナチュラルローソンの一部の店舗に限り、「個人情報書類回収BOX」という箱が設置されてあり、ここで不要なはがきやレターパック封筒などを捨てることができるようになっています。

このBOXでは、一般家庭から出された個人情報書類を厳重なセキュリティ対策を施した上で、安全に再生原料としてリサイクルすることを目的しているので、安全に捨てられるだけでなく、環境にも配慮した処分方法と言えるでしょう。

レターパック処分時の分別方法



シュレッダーなどで細かくしたレターパック封筒を自宅で処分する際は、通常の紙ゴミと同様、お住まいの地域の分別方法に従って紙くずを捨てて下さい。

神奈川県の横浜市や川崎市などのように古紙回収を行っている地域であれば他の紙ゴミと同様資源ゴミとして、古紙回収を行っていない地域であれば他のゴミと同様に燃えるゴミとして捨てるようにして下さい。

また、地域によっては資源ゴミを回収するセンターなどを設けているところもあるので、そのような施設に紙くずを持ち込んで捨てるのも良いでしょう。

関連:レターパックの封筒を使い回して再利用できない理由!返送後は使えない

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