ポスパケットの送り方!料金、サイズ、重量など



全国一律料金で郵便局や郵便ポストから送れる日本郵便ポスパケットの利用方法について。

ポスパケットは、主にゆうメールや定形外郵便では送れないサイズ、または料金が高くなってしまうサイズの発送に利用されています。

(追記)ポスパケットは2016年にサービス廃止となり現在は利用することが出来ませんのでご注意ください。

ポスパケットの料金・サイズ・重量

ポスパケットは全国一律360円で、重量は1kgまで、サイズは34cm×25cm以内、厚さ3.5cm以内の郵便物であれば個人の方でも法人の方でも利用することが出来ます。

ポスパケットは日本郵便の類似の発送方法であるレターパックライト(元レターパック350)の登場により、平成22年に料金が400円から350円に値下げされ、消費税が8%になったことにより360円となりました。

ポスパケットとレターパックライトの違い20項目徹底比較

ポスパケットに利用出来るオプション

ポスパケットに利用出来るオプションは着払いとあて名変換のみで、速達、代金引換、配達日指定、配達証明などは利用することが出来ません。

あて名変換は取引相手に氏名や住所を開示しなくても商品を送ったり受け取ったりできるサービスです。

速達は利用することが出来ませんが、ポスパケットの配達日数は速達級で、普通郵便よりは郵便物が早く到着します。

オプションではないのですが、ポスパケットは平日だけでなく土曜日や日曜日にもちゃんと配達され、配達状況を確認出来る追跡サービスも付いています。

ポスパケットの送り方

ポスパケットを差し出せる場所は郵便局の窓口か郵便ポストでコンビニから送ることは出来ません(ローソンに設置してある郵便ポストは発送可能)

送り方としては、荷物を梱包している茶封筒などの外装にポスパケットと明記し、ポスパケット専用ラベルを貼ることにより発送出来ます。

郵便ポストから送る場合は、事前に郵便局までポスパケット専用ラベルを取りにいくか、自宅でラベル発行を行う必要があります。

ゆうパックとポスパケットのラベルを自宅で印刷出来るWebプリント

料金の支払い方法は現金か切手で、切手の場合は360円分の切手を貼ります。

補償も付いており、万が一荷物の紛失や破損があった場合、郵便料金を払ったことを証明することで、郵便料金である360円が返却されます。

関連:ポスパケットの送り方

土曜日や日曜日や祝日でも配達される日本郵便のサービス一覧



ゆうパックやレターパックなどの日本郵便の郵便サービスには土曜日と日曜日と祝日(休日)に配達されるサービスと配達されないサービスがあります。

まず、曜日別に配達される日を見てみると月曜日、火曜日、水曜日、木曜日、金曜日の平日であれば日本郵便のどの郵便サービスも配達されます。

土曜日・日曜日・祝日については配達されるサービスと配達されないサービスがあり、配達が行われるのはゆうパック・クリックポスト・レターパックライト・レターパックプラス・ゆうパケットです。

サービス別配達曜日一覧

郵便サービス 祝日
ゆうパック
ゆうメール × × ×
クリックポスト
レターパックライト
レターパックプラス
はがき × × ×
定形郵便 × × ×
定形外郵便 × × ×
第三種郵便 × × ×
第四種郵便 × × ×
スマートレター × × ×
ミニレター × × ×
ゆうパケット

日本郵便のサービスの中で平日だけでなく、土曜日・日曜日・祝日も配達業務が行われるのは、ゆうパック・クリックポスト・レターパックライト・レターパックプラス・ゆうパケットです。

他のサービスは消印を押す作業と配送業務は行われますが配達業務は行われないので、祝日が続くゴールデンウィークや年末年始は荷物を送る人も受け取る人も注意が必要となります。

特に多くの人が使う普通郵便に該当する定形郵便と定形外郵便は土曜日・日曜日・祝日の配達はないのでご注意ください。

オプションを付けることで配達される郵便サービス



通常発送では土曜日・日曜日・祝日に配達されないゆうメール、定形郵便、定形外郵便といった郵便サービスであっても、以下のオプションを付ければ日曜日と祝日も配達されます。

速達・一般書留・簡易書留・現金書留・代金引換・配達日指定郵便・配達時間帯指定郵便です。

上記はどのオプションでも通常運賃に加え数十円から数百円のオプション料金が発生します。

この中でも配達日指定郵便は平日を指定した場合のオプション料金は+32円なのですが、土曜日・日曜日・祝日を指定した場合のオプション料金は+210円と配達する曜日によって金額が異なります。

土曜日に配達された過去の実際の追跡結果

実際に土曜日に配達された過去の実際の追跡結果は以下の通りです。

◼︎金曜日に発送して土曜日に配達されたゆうパック

状態発生日 配送履歴 取扱局 県名等
07/21 13:40 引受 綾瀬郵便局 神奈川県
07/21 22:10 中継 川越西郵便局 埼玉県
07/22 02:53 到着 上尾郵便局 埼玉県
07/22 10:37 お届け先にお届け済み 上尾郵便局 埼玉県

神奈川県から7月21日(金曜日)の深夜に発送されたゆうパックは、神奈川県の配達先の住所に翌日の7月22日(土曜日)の午前中に配達されました。

◼︎木曜日に発送して土曜日に配達されたクリックポスト

状態発生日 配送履歴 取扱局 県名等
01/18 18:01 引受 北九州中央郵便局 福岡県
01/20 05:19 到着 川越郵便局 埼玉県
01/20 15:31 お届け先にお届け済み 川越郵便局 埼玉県

福岡県から1月18日(木曜日)の夕方に発送されたクリックポストは、埼玉県の配達先の住所に2日後の1月20日(土曜日)の午後に配達されました。

◼︎木曜日に発送して土曜日に配達されたレターパックライト

状態発生日 配送履歴 取扱局 県名等
07/27 19:25 引受 牛込郵便局 東京都
07/29 07:03 到着 山科郵便局 京都府
07/29 10:04 お届け先にお届け済み 山科郵便局 京都府

東京都から7月27日(木曜日)の夜に発送されたレターパックライトは、京都府の配達先の住所に2日後の7月29日(土曜日)の午前中に配達されました。

日曜日に配達された過去の実際の追跡結果

実際に日曜日に配達された過去の実際の追跡結果は以下の通りです。

◼︎金曜日に発送して日曜日に配達されたゆうパケット

状態発生日 配送履歴 取扱局 県名等
08/11 20:12 引受 新大阪郵便局 大阪府
08/13 06:14 到着 伊予郵便局 愛媛県
08/13 11:01 お届け先にお届け済み 伊予郵便局 愛媛県

大阪府から8月11日(金曜日)の夜に発送されたゆうパケットは、愛媛県の配達先の住所に2日後の8月13日(日曜日)の午前中に配達されました。

◼︎土曜日に発送して日曜日に配達されたレターパックプラス

状態発生日 配送履歴 取扱局 県名等
07/29 15:00 引受 青葉郵便局 神奈川県
07/30 06:35 到着 和光郵便局 埼玉県
07/30 12:23 お届け先にお届け済み 和光郵便局 埼玉県

神奈川県から7月29日(土曜日)の午後に発送されたレターパックプラスは、埼玉県の配達先の住所に次の日の7月30日(日曜日)のお昼に配達されました。

◼︎金曜日に発送して日曜日に配達された簡易書留

状態発生日 配送履歴 取扱局 県名等
08/11 18:15 引受 大阪南郵便局 大阪府
08/12 13:38 到着 武蔵野郵便局 東京都
08/13 10:47 お届け先にお届け済み 武蔵野郵便局 東京都

大阪府から8月11日(金曜日)の夕方に発送された簡易書留は、東京都の配達先の住所に2日後の8月13日(日曜日)の午前中に配達されました。

土曜日・日曜日・祝日の郵便局留めの受け取り



土曜日・日曜日・休日でも郵便窓口が営業している郵便局(ゆうゆう窓口)であれば、郵便局留めで送られたゆうパック・クリックポスト・レターパックライト・レターパックプラス・ゆうパケット・ゆうメール・定形郵便・定形外郵便の受け取りが出来ます。

郵便局留めは自宅ではなく郵便局の窓口で荷物の受け取りが出来る無料のサービスで、荷物の差出人に宛先を受取人が指定した土曜日・日曜日・休日でも郵便窓口が営業している郵便局にしてもらうことで利用することが出来ます。

配達日数を考慮し、配達されるのが土曜日・日曜日・祝日になる場合は郵便局留めを送ってもらうことも選択肢の1つにすることをお勧めします。

関連:日曜日・休日でも郵便窓口が営業している郵便局一覧

ポスパケットとレターパックライトの違い20項目徹底比較


 
郵便局のサービスの中でもその内容があまりにも似すぎているポスパケットとレターパックライト(元レターパック350)の違いを20個の項目に分けて徹底的に比較しました。

ポスパケットは元々は400円だったのですが、レターパックという類似のサービスが登場したことにより、その価格をレターパックに合わせたという経緯があります。

(追記)ポスパケットは2016年にサービス廃止となり現在は利用することが出来ません。 

比較項目 ポスパケット レターパックライト
料金 360円 370円
重量 1kg以内 4kg以内 
サイズ 縦34cm、横25cm、厚さ3.5cm以内 厚さ3cm以内
信書送付 不可 可能
現金送付 不可 不可
伝票 無 
追跡 可能 可能
書留 不可 不可
問い合わせ番号
発送場所 郵便窓口、ポスト 郵便窓口、ポスト
支払方法 現金、切手 現金、切手(窓口での交換)
梱包方法 封筒、ダンボールなど 専用封筒のみ
着払い 無 
時間帯指定
日曜祝日発送
損害賠償
大口割引
配達先 郵便受け、着払い時手渡し 郵便受け
速達
配達速度 同等(速達並み)
 

料金など基本的な部分に大きな違いはありませんが、信書送付の可否、着払いの有無、大口割引の有無といった補足的な部分に違いが出ています。

これらの観点から利用用途に合った発送方法を選択するのがベストなのでしょう。

関連:ポスパケットの送り方!料金、サイズ、重量など

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