ラクマ(旧フリル)の商品を着払いで出品して送る方法



iPhoneやAndroidといったスマートフォンで利用することが出来る女性向けフリマアプリのラクマ(旧フリル)で販売した商品を着払いで送る方法です。

ラクマで商品を出品する際に配送料金の負担者を購入者にすることで着払いで商品を出品することができます。

着払で利用できる配送方法はゆうパックや宅急便を始め様々ですし、発送方法も業者に集荷に来てもらったりコンビニから出したりポストに投函したりと配送方法によりいろいろあります。

このページで具体的な出品時の設定方法や着払いを使える業者・発送方法を確認しておきましょう。

出品時に着払い設定する方法

出品時に商品情報の設定で着払、つまり送料の負担者を購入者にする方法です。

1.トップページに行きます。ページ下段の「タイムライン」「さがす」「出品」「おしらせ」「マイページ」と並んでいるところから「出品」を押します。



2.出品画面が表示されました。ページ中段付近に配送についてという項目があり「配送料の負担」「配送方法」「発送日の目安」「発送元の地域」と並んでいます。「配送料の負担」を押すと先のページで「送料込み(出品者が負担)」「着払い(購入者負担)」の2択が表示されますので「着払い(購入者負担)」を選びます。「着払い」を選んだ後に「配送方法」を押すと具体的な配送方法を選ぶことができます。選択できるのは「ヤマト宅急便」「ゆうパケット」「ゆうパック着払い」「ゆうメール着払い」です。配送方法については「未定」も選択できますので、出品時点でどの方法か決まっていなかったり相手によって変更するつもりであれば「未定」を選択しましょう。



以上で着払いを選択することができました。あとは他の項目を設定して出品すれば着払いでの出品となります。

出品している商品を着払いに変更する方法

すでに送料の負担主を出品者、つまり元払いにして出品をしていても途中で着払いに変更することができます。

1.出品している商品の中で送料の負担主を購入者(着払)に変更したい商品ページに行きます。ページ右上の「・・・」となっている部分を押します。すると「商品名」「編集」「削除」「友達に教える」「キャンセル」という表示が出ますので「編集」を押します。



2.商品の編集ページが表示されました。編集方法については出品時と同様です。配送料の負担を「着払い(購入者が負担)」にし、配送方法を選択します。



以上で着払いを選択することができました。確認ボタンから編集を完了させましょう。

着払いで使える配送方法

ラクマの「配送方法」で選択できるものは「ヤマト宅急便」「ゆうパケット」「ゆうパック着払い」「ゆうメール着払い」の4種類ですが、これ以外の配送方法で送っても問題ありません。

メジャーな配送業者で着払いを利用できる配送方法は次のものが挙げられます。

日本郵便・・・ゆうパック、ゆうメール、ゆうパケット

ヤマト運輸・・・宅急便、クール宅急便、スキー宅急便、ゴルフ宅急便、パソコン宅急便

佐川急便・・・飛脚宅配便、飛脚クール便、飛脚即配便、飛脚特定信書便、飛脚ラージサイズ宅配便

これらのうちゆうパックや宅急便はコンビニから発送することができます。またゆうメールやゆうパケットはポスト投函で発送することができます。

ちなみに着払いにすることで手数料がかかり元払いの場合よりも値段が上がる発送方法がいくつかあります。具体的にはゆうメールやゆうパケットです。

この二つは本来は郵便受けに配達するという配送方法(郵便受けに入らない場合は手渡し)ですが、着払いの場合は必ず手渡しでの配達となるためその分の手数料が上乗せされるということです。

関連:ゆうパケットを着払いで送る方法!料金やポスト投函についても

ラクマ(旧フリル)のSOLDOUTとは?非表示にして検索する方法



iPhoneやAndroidといったスマートフォンで利用することが出来る女性向けフリマアプリのラクマ(旧フリル)で売り切れ(SOLDOUT)の商品がいつまで経っても削除されない理由についてです。

ラクマでは売り切れた商品には「Sold Out」という表示が付きますが、商品の一覧からは削除されず表示されたままとなります。Sold Out(ソールドアウト)とは要は売り切れという意味の英語表現です。

ラクマの場合、例え出品者が売り切れた商品情報を削除しようと思っても、Sold Out状態になっている商品は編集も削除もできません。ただし、商品を検索する際にSold Outの商品だけ省いて表示させないようにする方法はあります。

売り切れてしまった商品情報を表示し続けるのには何かメリットがあるのでしょうか?ラクマでSold Out表記になった商品が削除されない、削除できない理由を見ていきましょう。

検索時に表示させない方法も併せて見ていきます。

運営がSold Out商品を削除しない理由

まずは運営側がSold Out商品を削除しない理由についてです。

一番の理由としては「商品点数を多く見せる」為だと考えられます。

出品されている商品の数、つまり品揃えはそのサイトやアプリの利用価値を示す指標の一つです。

出品点数が少ないよりは多い方がもちろんサイトとしての価値があります。商品が少ないよりも多い方が購入者が欲しい商品を見つけることができるからです。

もちろん、これは本来は販売されている商品についてですが、メディアへの掲載やCMで具体的な数字を出す時に売り切れた商品も含めての数を発表して少しでも多くの商品が売られているように見せたいという理由があるのです。

出品者が削除も編集もできない理由

運営がSold Outの商品を削除しない理由はわかりましたが、逆に出品者に対しても削除や編集をさせないようにしているのにはどのような理由があるのでしょうか。

出品者に削除させないようにしている理由というだけであれば、運営が削除しない理由と同じく出品点数を多く見せるという理由が考えられますが、それだけでなく商品情報の編集もできません。

これはその出品者が過去に販売した商品の商品情報をそのままにしておくことで、これからその出品者から商品を購入しようとしている購入者にその出品者がどのような出品者なのかを判断する材料を与えていると考えられます。

また取引が終わったあとでも、購入直後には分からなかった商品の不具合が発見されるかもしれません。そのような時に出品者がきちんとそれを説明していたのかということが問題になります。

例えば購入したノートパソコンが購入から取引完了後に不具合を起こしたとします。

元々ジャンク品であったりで販売されていたものならば仕方がないことですが、もし「ほぼ新品」「1度しか使っていません」と書かれていたのにバッテリーが明らかに使い古されていたようなものだった場合どうでしょうか?このようにわかりにくいものならば大抵の場合、商品到着から評価までの間のチェックでは気付かないでしょう。

このような場合には説明とは異なる商品が届いているので返品・返金を請求するに値しますが、購入時に説明に書かれていなかったことを証明するためには商品ページが購入時のままである必要があります。

もし出品者が取引終了後に好き勝手編集できる場合、嘘を書いて状態の悪い商品を販売し嘘がばれる前に内容を替えることができます。

要は商品情報を編集できたり削除出来たりできる場合には、詐欺をやりやすい環境であるというわけなので取引完了後も商品情報を編集できないという訳です。

Sold Out商品を非表示にして検索する方法

Sold Out状態の商品を商品検索時に非表示にする方法です。

といっても初期設定の状態で商品検索をすれば元から非表示になっていますのでそのまま検索すればよいのですが、逆にSold Out商品を表示させることもできるので手順を覚えておいても損はないでしょう。

1.ラクマのトップページに行きます。「タイムライン」「さがす」「出品」「おしらせ」「マイページ」と並んでいるところから「さがす」を押します。



2.検索画面が表示されます。ページ上部の検索窓の右側に「検索条件」というボタンがあるのでこれを押します。



3.詳細を指定して検索することのできる画面がひょじされます。「キーワード」「ブランド」「カテゴリ」「サイズ」「商品の状態」「価格」「配送料の負担」「販売状況」と並んでいるところの「販売状況」でSold Out商品を表示するかどうかを設定できます。「販売中」であればSold Out商品を非表示にできますし、「売り切れ」であればSold Out商品だけを表示させることができます。「すべて」をえらべば両方を表示させることができます。販売状況を設定し、他の項目も入力または選択を完了させたら「検索」を押して検索すれば設定どおりの表示になります。



以上でSold Outの商品を非表示にしたり表示したりすることができました。

Sold Out商品の活用方法

出品者としてはSold Out状態の商品を検索することで、購入された商品の相場を知ることができます。

例えば何か商品をラクマに出品しようと思ったときにその商品に価格を付けなけらばなりません。

高すぎれば売れませんが安すぎるなら得られたはずの利益を損してしまいます。

その時にどのくらいで出品すればいいか、という目安を知るためにSold Out商品を見るわけです。

現在販売中の商品からでも相場はわかりそうなものですが、それだけだと実際に売れる相場価格よりも高くなりがちですのでSold Out状態の商品を見ることは必要です。

関連:ラクマ(旧フリル)の商品をPCから検索する方法!出品・購入についても

ラクマ(旧フリル)の商品をPCから検索する方法!出品・購入についても



iPhoneやAndroidといったスマートフォンで利用することが出来る女性向けフリマアプリのラクマ(旧フリル)で商品をパソコン(PC)から検索する方法についてです。

ラクマはパソコンからでは出品や購入(落札)はおろかログインすることもできません。

ヤフオク!などはパソコンから出品や落札、または各種ツールを使って出品情報を管理できるのを考えると不便と感じることもあります。

しかしラクマに出品されている商品を検索し、情報を見るだけであればパソコンからでもできます。

パソコンから商品を検索する方法

ラクマでパソコンから商品を検索する具体的な手順です。

検索といっても検索窓に単語を入力して検索する、というのではなくカテゴリやブランドを選択していってある程度の範囲まで絞ったら商品を一覧表示するという形です。

1.まずはパソコンからラクマのホームページに行きます。

ページを下へスクロールしていくと「heart 色々なジャンルのアイテム」「heart 定番ブランドのアイテム」「heart ハンドメイド作家さんも活躍中」と表示されている項目があります。ここの「その他のカテゴリを見る」からカテゴリ別に商品を、「その他のブランドを見る」からブランド別に商品を、「ラクマのハンドメイドブログを見る」からハンドメイド関連のブログを見ることができます。ここでは「その他のカテゴリを見る」をクリックして進めます。



2.カテゴリーの一覧が表示されました。

ページ最上部の部分に「トップス」「アウター」「ワンピース」「パンツ」・・・と親カテゴリが並んでいます。ここで親カテゴリ名をクリックするとその親カテゴリとその下にある子カテゴリの一覧部分に自動スクロールします。子カテゴリの中から興味のあるものをクリックして進むと商品を見ることができます。ここでは「トップス」→「Tシャツ(半袖/袖なし)」を選んで進みます。



3.「Tシャツ(半袖/袖なし)」の商品一覧が表示されました。

現在出品されている商品の一覧が表示されますので興味のある商品を見てみましょう。基本的には新規出品順です。ここでは一番左上にある商品をクリックして進みます。



4.商品の詳細ページが表示されました。

商品名、価格、商品説明や商品の詳細が表示されます。また画像がいくつかある場合はそれらを見ることもできます。ちなみに「購入する」のボタンがありますが、クリックしても購入することはできません。スマホで登録することを促す表示が出るだけです。もし欲しい商品を見つけた場合はスマホのアプリから購入しましょう。



以上でパソコンから商品を検索、そして商品を見ることができました。

やはりスマホのアプリで検索する場合と比べて制限があるので、細かい条件を指定して商品を検索する場合にはスマホから検索する方が無難です。

ラクマがパソコンからの利用に制限がある理由

ラクマをパソコンから利用しようとすると上記のようにかなり制限された検索しかできません。

というのもラクマはスマホやタブレットのみで展開するビジネスモデルであり、パソコンでの展開は考えていないためです。

文字を入力しての単語での検索や詳細をしての検索などが自由に行えないのは、ユーザーにラクマをスマホで利用させるためであり、あくまでもパソコンから商品が見れるのはスマホへ誘導させるための広告のようなものであるからです。

同様の理由で出品や購入もパソコンからはできません。

そもそもラクマがパソコンではなくスマホやタブレットでのみの展開をしている理由は、業者の参入を防ぎ、あくまで個人間の取引にターゲットを絞るためです。

パソコンでの利用ができる場合はツールの開発が容易であり、そのため大量出品をする業者の参入も容易になります。こうなると市場は業者を中心に展開するため新規の個人が参入する障壁が高くなります。

手軽に出品、というスマホアプリの売りをつぶしてしまうと今のユーザーがラクマを使う理由は無くなってしまうのでパソコンからの利用はできないようになっているという訳です。

メルカリとの相似点と相違点

ラクマと同じフリマアプリのメルカリでもラクマと同じようにパソコンから出品や購入などの行為はできませんが商品を検索することができます。

検索方法もほぼ同様で親カテゴリ→子カテゴリ→孫カテゴリ→商品一覧といった具合です。

ただしラクマと違う点はパソコンから閲覧できる商品は、既に売り切れた商品のみであるという点です。

ラクマではパソコンから閲覧できる商品は実際に現在出品されている商品であり、売り切れ状態の商品ではありません。

しかしメルカリでパソコンから商品を閲覧すると現在実際に出品されている商品は一切表示されずすでに売り切れた商品のみが表示されます。

これはパソコンからの商品閲覧が、新規ユーザーをスマホアプリへ誘導することが目的であることと関連しています。

新規ユーザーにスマホでアプリを実際に使わせるためには、そのアプリが魅力的であると感じさせる必要があります。それはラクマやメルカリであればそこで販売されている商品が魅力的であり、それを購入してみたいと思わせることと同じ意味です。

そこでまずはパソコンから様子見をしているユーザーにより魅力的な商品を見せる必要があります。

パソコンからの商品の閲覧時に表示される商品は、ラクマのように実際に売られている商品を表示するのが本来は望ましいですが、まだ売れていない商品=いつまでも売れない商品の可能性がある=誰も魅力があるとは感じない商品が表示されている可能性がある、とも考えることができます。

そのため売り切れた商品だけ表示すれば、少なくともその商品の購入者はその商品が魅力的だと思って買っていますので、現在出品中の商品を表示するよりも魅力的な商品が表示される可能性が高くなると考えられるわけです。

関連:メルカリの商品をパソコン(PC)で検索する方法

ラクマ(旧フリル)の出品価格を変更する方法



iPhoneやAndroidといったスマートフォンで利用することが出来る女性向けフリマアプリのラクマ(旧フリル)で出品価格を変更する方法についてです。

ラクマの購入者は一般的に商品の購入前に値下げ交渉を行うことが多いです。そのため出品者はその値下げ交渉を受ける場合、商品の値段をその都度変更する必要があります。

またいつまでも売れない商品を100円以上値下げすれば、その商品をいいね登録しているユーザーに値下げされた旨の通知が送られるため値下げ交渉以外でも価格を変更する場面はあります。

価格の変更=商品の編集

価格の変更は「価格の変更」という項目が特別にあるわけでは無く「商品の編集」の一部として行うことができます。

商品の編集では商品の価格のみならず出品時に設定した商品情報のほとんどを変更することができます。例えば商品写真を追加したり、商品説明を変更したり、もちろん出品価格を変更することもできます。

また価格を100円以上値下げした場合、その商品にいいねを付けているユーザーにプッシュ通知とお知らせが届きます。これを利用して出品から時間がたった商品を販売するチャンスを生み出すこともできます。

ただしこの値下げ通知は各ユーザーに対して一度しか届かないため、何度も通知したいと思って100円ずつ刻みながら値下げするというようなことはできません。

商品情報の編集方法

それでは価格変更を含む商品情報の編集方法について具体的に見ていきましょう。

1.トップページを開きます。ページ下側に「タイムライン」「さがす」「出品」「おしらせ」「マイページ」と並んでいるので「マイページ」を押します。



2.マイページが表示されます。「ショップ」「プロフィール」「設定」「出品した商品」「下書きの商品」「購入した商品」「いいねした商品」「コメントした商品」「売上確認・振込」「ポイントの確認」「友達を招待」「レビューを書く」「はじめてガイド」「ルール」「その他」と並んでいるところから「出品した商品」を押します。



3.出品した商品のページが表示されます。出品中の商品の一覧から出品価格を変更したい商品を押します。



4.商品ページが表示されます。ページ右上の商品名の右側の「・・・」となっている部分を押します。するとメニューが表示されます。「商品名」「編集」「削除」「友達に教える」「キャンセル」と並んでいるところから「編集」を押します。



5.商品の編集ページが開きました。商品の各種設定を編集することができます。商品価格は商品情報欄の下の方にあります。「商品価格」と書いてある部分を編集し、価格を変更したら「確認する」を押します。



6.確認画面が表示されます。変更後の価格やその他変更した点が大丈夫であれば「更新する」を押して更新を完了させます。



以上で価格の変更が完了しました。

商品情報の編集は何度でもできますので価格の変更以外でも、間違った情報を載せてしまっている場合などはその都度訂正するようにしましょう。

ちなみにラクマでは商品情報の変更や削除は容易にできますが、商品についたコメントや自分がしたコメントは編集も削除もすることができません。

自分の商品に不愉快なコメントや不都合なコメントが付いてしまい削除したい場合は商品情報ごと削除する必要があります。

関連:ラクマ(旧フリル)に出品した商品を削除する方法

ラクマ(旧フリル)に出品できる商品と出品できない商品



iPhoneやAndroidといったスマートフォンで利用することが出来る女性向けフリマアプリのラクマ(旧フリル)で出品できる商品と出品できない商品についてです。

ラクマでは出品禁止商品として出品できない商品を一覧として発表しています。逆に言えば出品できる商品はこの出品禁止商品以外ということになります。

出品禁止商品の例を挙げれば、AVを含むアダルト商品や使用済みの制服や下着のような公序良俗に反するものや、開封済みまたは賞味期限が迫っている食品や医薬品成分を含む健康食品などの特定の食品飲料品などです。

かなりの量がありますのでこのページで一覧表示として紹介します。

また出品禁止事項には「手元にない商品」のように商品の種類によらず出品方法による禁止事項もありますのでこちらも併せて紹介します。

出品禁止商品の一覧

まずは出品が禁止されている商品の一覧です。

1.ブランド品のレプリカや模造品、偽造品

要はブランドの偽物です。商標権や著作権を侵害している商品は全てダメです。

削除対象の商品はラクマ運営が正規品ではないと判断した場合です。

判断基準は商品画像、商品タイトル、ブランド名、商品説明を総合して見て偽物であると判断されれば削除されます。

例えば説明文に「本物かどうかわかりません」「箱などの付属品はありません」「○○風のデザインです」などは削除される可能性が高いです。

基本的には偽物であると削除、というよりは本物かどうかわからなければ削除という感じなので本物と証明できる証明書や付属品の写真もあれば大丈夫です。

逆に偽物を出品していると断定された場合は出品停止および退会処分などのきつめのペナルティが課されます。

2.第三者の知的財産権を侵害しているもの

問題となるのは商標権、著作権、肖像権、不正競争防止法などです。

代表的な例としては次のようなものです。

商標権違反
・1で挙げたような偽ブランド品等
・ブランド品の一部を加工したハンドメイド商品
・デザインなどをブランド品に酷似させた商品
・商標権を有するキャラクター(ミッキーマウスやピカチュウなど)を使用したハンドメイド商品

著作権違反
・CD、DVD、ゲームソフトなどの海賊版
・テレビ番組やラジオなどを録音、録画したCD-RやDVD-R
・ゲーム音声データ入れたフラッシュメモリ

不正競争防止法違反
・コピーガードキャンセラー
・マジコン

これらの他にも有名人の写真を勝手に使った商品は肖像権違反になりますし、アイコラ写真なども同様の理由で出品禁止です。

3.法令に違反している商品

憲法や刑法、条例などによって取引や所持が禁止されている商品です。

代表的な例としては次のようなものです。

武器類
・銃器類およびその弾丸(使用済み、薬莢含む)
・刀剣
・ボウガン
・スタンガン
・催涙スプレー
・ナイフ類
・特殊警棒

法令で禁止されているもの
・麻薬
・偽造クレジットカードやプリペイドカード
・データスキミング装置
・偽造文書や偽造印鑑
・ピッキング用品

上記のものに加え詐欺や窃盗、恐喝などの違法行為で手に入れた商品は出品してはなりません。

購入者もそのような商品を購入した場合、差し押さえられる可能性がありますので見つけたとしても購入しないようにしましょう。

木刀やエアガンは武器に該当するかどうかは微妙ですが出品しない方が無難です。

4.医薬品や医療機器

医薬品や医療機器に加え毒物や劇物など販売や所持に資格や許可が必要なもの、また手作りの石鹸などもダメです。具体例は以下の通りです。

・胃薬やかぜ薬などの医薬品
・メスや注射器などの医療機器
・ウコンなどの漢方薬
・動物用医薬品
・合法、脱法、危険ドラッグ
・手作りの石鹸やシャンプーなどハンドメイドの肌に使うもの
・青酸塩や硫酸などの毒物・劇物
・アセトンやベンジン、シンナーのような有機溶剤
・その他気体(ガス)状態のもの

5.特定の食料品、飲料品

昔は食品や飲料品自体が出品禁止でしたが規制が緩和されました。

以下に該当する食品および飲料品は出品できません。
・開封済みのもの
・到着後1週間以内で賞味期限または消費期限が切れるもの
・保健所の許可や営業許可のない商品
・医薬品成分を含む健康食品

健康食品については医薬品医療機器等法(旧薬事法)や条例および各種法令等に抵触しない場合は出品可能です。

6.公序良俗に反するもの

わいせつなものや18禁商品、また犯罪に関する商品です。

具体例は以下の通りです。

わいせつ物、18禁商品
・アダルトビデオやアダルト雑誌
・性風俗店のフライヤーやクーポン券、ポイント券など
・使用済みの下着やブルマ、スクール水着や学生服
・その他アダルト目的で使用されるグッズなど

公序良俗、犯罪に関するもの
・人体や臓器、血液や体液
・盗撮や暴力など反社会的なものやそれに準ずるもの
・盗撮用と思われる小型カメラや赤外線カメラ、盗聴用の機器など
・死体の写真のようなグロテスクなもの、その他不快感を与えるもの
・排泄物や廃棄物、動物の死体のような汚物、不衛生なもの
・犯罪の手引き書のような犯罪を誘発する恐れのあるもの

7.金券など

お金または換金性に優れる株券などの金券や免許証などの法令上取引できないものなどです。

金券、有価証券
・日本円、外貨問わず現行の紙幣や通貨
・宝くじや馬券、toto
・国債、社債、小切手、手形、株券などの有価証券

譲渡や売買が法令等で禁止されているもの、または悪用される恐れのあるもの
・運転免許証などの各種免許証や許可証
・領収書
・議決権行使書面

契約上譲渡や転売が禁止されているもの
・キャッシュカードやクレジットカード、デビットカードなど
・預金口座や証券口座、またはその通帳
・譲渡や転売が許可されていないポイントカードや会員証

チケットに関しては出品できますが以下の出品方法はできません。
・チケット代を未払いで予約番号や発見番号だけの出品
・営利目的と判断されるほど定価に比べ高い値段での出品

8.その他禁止されている商品

1〜7に含まれていませんが、次に挙げるものはラクマで出品および取引できません。

・動物および植物
・不動産
・レーザーポインタ
・利用制限のかかった携帯電話、または契約者名義を「使用者本人の名義へ変更すること」を前提としない、通話可能な携帯電話
・火薬、爆発物およびガソリンや灯油のような引火性の液体やガス
・自動車、オートバイ(パーツは出品可能)
・製造番号が確認できないカーナビ
・使い捨てライター
・ヘアチョーク
・葉巻および紙巻きたばこ
・警察、消防、公共交通機関、郵便・運送業者などの制服であって、犯罪の手段として悪用されると危険であるとラクマが判断した制服
・企業や官公庁の入館証、制服、社員章、バッジなど、役職や身分を偽ることができるもの
・サンプル版、デモ版として貸与されているもの、レンタル品
・同人誌
・個人情報や機密情報および信憑性に欠ける情報などラクマが不適切と判断する情報
・サービスや情報といった実体の無いもの
・寄付や宗教の勧誘の出品
・その他、ラクマが不適当と判断した出品

以上が出品禁止商品の一覧です。

ここに書かれていないものでも「ラクマが不適当と判断した商品」が出品禁止商品として挙げられている以上、運営のさじ加減でどんな商品でも削除される可能性は完全には否定できません。

出品ができる商品かどうかは、自分以外にも同じような商品を出品している人がいるかどうかを一つの基準にするとわかりやすいです。

禁止されている出品方法

上記では禁止されている出品物を見てきましたが、ここでは禁止されている出品方法を見ていきます。

商品がどのようなものであれその出品方法が禁止されていれば、出品することができません。多くの場合はトラブルを発生させやすいという理由で禁止されています。

以下が禁止されている出品方法の一覧です。

1.商品の売買を目的としない出品

例えば商品自体を購入してもらうことが目的ではなく、広告を目的としたような出品であったり、タイトルに「○○持っている人いませんか、購入希望です」と入力するような探し物を目的とした出品などです。

2.複数の商品の中から選択させる出品

一つの写真に複数の商品を掲載し「ほしいものをこの中から選んでください、別途専用ページで販売します」というような売り方をする出品方法です。

3.商品写真の1枚目に実物以外の写真を掲載する出品

実際に出品者の手元にある商品の写真ではなく、同商品のカタログの写真であったりネットで拾った写真であったりを商品写真の1枚目に掲載しての出品方法です。

4.商品の代金を分割して2つ以上の商品としての出品

商品は1つしかないのに出品ページをいくつか用意し、元の価格をそれらのページに分割した上で同じ購入者にそれらすべてを購入させて取引をする方法です。

分かりにくいですが要はラクマのシステムでは分割での支払いができないので、出品方法をこのようにして疑似的に分割払いを行うという行為のことです。

12回払いなら出品ページを12個用意して12分割にした価格をそれぞれに設定し毎月ひとつづつ購入してもらう、というような感じです。

5.商品内容が分からない商品説明による出品

商品内容が分からなければトラブルの元にもなりますので禁止されています。

6.商品説明欄に検索用キーワードを羅列しての出品

検索で多くの人に見てもらうために無駄に検索ワードを並べておくような出品方法です。

検索の邪魔にしかならないので禁止です。

7.中身がわからないセット販売(福袋形式)の出品

「中身はランダムです」「画像は一例です」というように実際に届くものが何かわからないような出品方法は禁止されています。

福袋を販売したい場合は中身すべての写真とそれぞれの詳細情報を掲載しておく必要があります。

8.売り切れた商品など販売意思のない商品の出品

出品していいのは実際に販売している商品のみです。それ以外は検索の邪魔にしかならないので出品禁止です。

9.購入者に購入金額を入札させるオークション形式の出品

ラクマはあくまでフリマアプリですのでオークション形式の出品は禁止されています。

このような出品方法は基本的にマイルールありきとなり、新規の参入の妨げとなったりトラブルのもとになるため禁止されています。

10.虚偽のブランドの設定や無関係なカテゴリーを設定しての出品

ノーブランド商品を見た目がヴィトンっぽいから「ルイ・ヴィトン」として出品するというような行為は禁止されています。

また本やCDを「その他」のカテゴリーで出品したりするようなカテゴリー違いの出品も禁止されています。

11.手元にない商品の出品

購入申請が入ってから仕入れを行うような、手元に商品の無い状態での出品は禁止されています。

12.不正確または誤解を招くような説明をしての出品

説明欄で相手にわざと誤解を与えるような説明をして商品を出品したり、間違っている情報を掲載して出品する行為のことです。

以上が禁止されている出品方法です。

常識的な使い方をしていればほとんどの場合はこれらに触れることはありませんが、何も知らない状態であれば「1枚目にカタログの写真を使う」や「複数の商品から選ばせる」ような出品方法をやってしまうこともあるのできちんと禁止行為は確認しておきましょう。

関連:ラクマ(旧フリル)に出品する方法と手数料

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