ヤフオクのストア出品のメリットと個人出品との違い
ヤフオクを利用したことがないのにいきなりストア出品をするのはおすすめできませんが、個人出品をしていてストア出品に興味が出てきたという方のために、ヤフオクでストア出品することのメリットと個人出品との違いをまとめました。
ちなみにヤフオクでは2013年に0円宣言を掲げ、ストア出店料と売り上げロイヤルティが完全無料にしたため、初期費用や月々の支払いなどの心配がなくなり非常に利用しやすくなったと言えます。
落札者が支払う料金の違い
ヤフオクで商品を商品を落札した場合には、落札した商品を出品している人が個人出品者なのかストア出品者なのかによって、落札者が支払う料金が異なります。ストア出品 | 個人出品 | |
落札料金 | あり | あり |
送料 | あり | あり |
消費税 | あり | なし |
個人出品の場合は落札者が支払うのはそのオークションで落札した商品代金と出品者が決めた送料なのですが、ストア出品者から落札した場合は落札した商品代金と送料の他に消費税を支払わなければなりません。
支払う送料には消費税は掛からず、ストア出品者から落札した場合の支払う料金の計算方法は「商品代金×1.08+送料」となります。
支払う料金体系が異なるため、オークションのページには個人出品者が出品する商品の場合には現在の価格の横に(税0円)と表示され、ストア出品者が出品する商品の場合には現在の価格の横に(税込○○円)と表示されます。
落札者が支払う料金だけを見るとストアの方が高くなり入札を避けられてしまいそうに見えますが、個人出品者よりもヤフオクがしっかりと審査して出店を認めたストア出品者の方が信頼度が高いため大きなデメリットにはなりません。
それだけでなくストア出品には他にも多くのメリットが存在します。
利用出来るサービスの違い
ストア出品 | 個人出品 | |
落札後の連絡 | オーダーフォーム、メール | 取引ナビ |
メルマガ配信 | ○ | × |
商品ページカスタマイズ | ○ | × |
一括出品ツール | ○ | × |
ヤフオクが提供するストア独自のサービスには入札者・落札者にセール情報などをメールで配信することが出来るサービス、商品ページのヘッダーやフッターを自分独自のものにカスタマイズ出来るサービス、1度に1000点一括出品(再出品)出来るサービスがあります。
個人出品の方が一括出品ツールを利用するにはヤフオクが提供するものではなく、オークタウンなどヤフオク公式ではないツールを利用する必要があります。
ストアが利用出来る上記のサービスの中で一番の特徴はやはりメルマガの配信で、1度自分のストアに興味を持った見込み客に対しアピールすることが出来るため、リピーターの獲得に繋がります。
料金体系の違い
ストア出品 | 個人出品 | |
月額システム利用料 | 無料 | Yahoo!プレミアム月額410円 |
出品システム利用料 | 無料 | 無料 |
落札システム利用料 | 落札代金の5% | 落札代金の5% |
出品取り消し | 無料 | 1出品540円 |
注目のオークション | 1出品21.6円 | 1出品21.6円 |
太字テキスト | 1出品5.4円 | 1出品10.8円 |
背景色 | 1出品16.2円 | 1出品32.4円 |
最低落札価格 | 1出品54円 | 1出品108円 |
目立ちアイコン | 1出品10.8円 | 1出品21.6円 |
出品取り消し | 無料 | 1出品540円 |
出品取り消し | 無料 | 1出品540円 |
ストアホットオークション | 1出品54円 | 利用不可 |
ストアベストアイテム | 1出品108円 | 利用不可 |
料金面ですが、個人出品とストア出品では利用できるオプションとオプション料金がストア出品の場合は個人出品の半分という違いがあります。
ストアホットオークションは各カテゴリページのオークションストアのオススメ枠に設定したオークションが終了する24時間前から画像付きで表示されるオプションです。
ヤフオクの場合は終了直前に入札が集まるため集客効果は抜群と言えます。
関連:ヤフオクで落札後に画像が削除される理由
ヤフオクで落札後に画像が削除される理由
ヤフオクで過去のオークションを調べているときに画像がない、商品を落札してすぐに画像が消えてしまったということがありますが、その理由についてです。
基本的に商品画像は勝手に削除されたのではなく、出品者自身がその画像を削除しています。
削除の理由としては出品者がマイ・オークションから削除した、出品者がその商品を再出品した、オークション終了後120日が経ったの3つがあります。
出品者がマイ・オークションから削除した
ヤフオクでオークション終了後の画像を削除する方法は以下の通り。マイ・オークション→出品終了分→落札者ありの一覧から「一覧から選択して削除」ボタンをクリック
この方法で商品画像を削除した場合は、その画像を他の人に無断で転載されるのを防ぎたい、多くの人に見られたくないといった出品者側の何かしらの意図があります。
ただ人それぞれ考え方があるため、一概にこれと言い切ることは出来ません。
出品者がその商品を再出品した
知らない人が多いのですが同じオークションを再出品した場合は古いオークションの画像は削除されます。落札したのになぜ再出品するのかと疑問を抱く人がいると思いますが、特に悪意があるわけではなく、いくつも同じ商品を持っている人がいるからです。
特に新品の場合は同じ商品画像でも全く問題が無いため、複数その商品を保持している人はその終了したオークションから再出品をすることがよくあります。
オークション終了後120日が経った
ヤフオクでは落札後120日を過ぎたオークションの画像は削除されます。この理由としてはヤフオクには多くの出品者がいて大量の画像データがヤフーのサーバー上に上がるため、そのまま残してしまうとそのデータ領域がいくらあっても足りませんし、増やせば増やすほどお金が掛かってしまいます
そのためヤフオクでは120日、つまりオークション終了後3ヶ月経つとその画像は削除されます。
落札した商品画像が消えたら困る人は対策を
入金が終わって商品がまだ届いていないという状況のときに落札した商品の画像が消えてしまうと困ることがあります。写真で見たときよりも実際に届いた商品は傷が多いのではないかなどのコンディションの確認が商品画像が残っていなければ出来ません。
その対策としては出品者が画像を消す前に自分のパソコンにその画像を保存しておくことです。
方法は画像の上にカーソルをあてて右クリック→名前を付けて保存→デスクトップなどその画像を保存する場所を選択することで、画像が削除されても届いた商品との出品時の画像を比較することが出来ます。
関連:ヤフオクで悪質な落札価格の吊り上げ行為に騙されない方法
ヤフオクで即決価格の商品にウォッチリストを登録する理由
せっかく即決価格で出品しているのだから、ウォッチリストなんかに入れずにすぐに落札して欲しいところなのですが、即決価格の商品にウォッチリストを登録する理由はちゃんとあります。
ヤフオクのウォッチリストとは誰でも使えるヤフオクの機能で、欲しい商品を入札せずにブックマークのように登録し、ウォッチリストに入れたオークションの状況が分かりやすい一覧として確認出来たり、簡単にアクセス出来るというメリットがあります。
ウォッチリストの一覧に表示されるのは、商品名、現在価格、入札数、出品者、最高額入札者、残り時間です。
他のオークションと比較するため
ヤフオクでは同じ商品のオークションが複数ある場合が多いので、すべてのオークションを比較して一番良いものを買うために、とりあえずウォッチリストを入れる傾向があります。このすべてのオークションを見て回るのは決して一番安いものを探すためだけではなく、一番コンディションの良いもの、一番信頼出来る出品者、送料が安いもの、自分に合った支払い方法を探している場合もあります。
ヤフオクで即決価格の出品にウォッチリストを登録する一番多い理由はまさにこの他のオークションと比較するためです。
同じものを出品するのに参考にするため
その即決価格の商品を自分も持っていて、ウォッチリストを入れいくらで落札されるのかチェックし、自分がその商品を出品する際の出品価格の参考にするため。安く再出品させるため
ウォッチリストが入っているのに全然入札されない、もしかしたら価格が高かったのかもとその出品者にプレッシャーを与え、取り消しや早期終了をさせて安く再出品させるため。送料を安くするため
その人が出品している即決価格がない他のオークションが入札出来るのを待っている場合もあります。ヤフオクで気がかりなのはやはり送料で、人によっては上記の即決価格がない他の商品が落札出来たら即決価格の商品も落札して、その2つを同封してもらい送料を安くしてもらおうと考えている人がいます。
ヤフオクで悪質な落札価格の吊り上げ行為に騙されない方法
自分が出品している商品の落札価格を高めるために自作自演で自分で自分の出品している商品に入札する悪質な落札価格の吊り上げ行為についてです。
吊り上げ行為についてはヤフオク側でも問題視しており、吊り上げ行為をしている出品者の通報を促すなどの対策はしているのですが、巧妙にする人はどうしてもその行為自体が分からないほど巧妙であるため、結論を言えば自分の身は自分で守るしかありません。
吊り上げ行為に騙される確率を極限まで下げる方法がいくつかあるのでご紹介します。
事前に相場を知っておく
ヤフオクの吊り上げ行為に騙されない方法は簡単で事前に欲しい商品の相場を知っておくことです。出品者の吊り上げ行為によりどんなにそのオークションが白熱しても、事前に相場を知ってさえすれば、価格がその相場に近づけば近づくほど入札を抑える気持ちが働くはずです。
その相場を知る方法としては、ヤフオク公式の落札相場検索機能を使う方法とAmazonでその商品の価格を調べることをおすすめします。
ヤフオクの落札相場検索機能は過去3ヶ月の落札価格を調べることが出来る機能で、その商品がヤフオクでいくらで落札されているのかがすぐに分かります。
また、ヤフオクとAmazonは前者がオークション形式で価格がどんどん上昇していくのに対し後者は固定価格なのですが、ヤフオクの落札価格とAmazonの最安値は基本的に同等の価格に落ち着きます。
その出品者の他のオークションを見る
少しでもこの出品者は怪しいと感じたら評価と出品中の他のオークションは必ずチェックするようにしましょう。落札価格の吊り上げ行為を行う出品者は必ずと言っていいほど他のオークションでも吊り上げ行為を行っています。
その出品者さんの他のオークションでも同じIDの人が入札していたら吊り上げ行為と判断してよいでしょう。
ネットからその出品者の情報を得る
GoogleまたはYahooで「その出品者のID+吊り上げ(または詐欺)」というキーワードで検索すると、吊り上げ行為を行うことで有名な出品者だったり、ちょっと怪しいと思われている出品者の場合は必ずその情報が出てきます。相場を調べたり、他のオークションを1つ1つチェックするより「その出品者のID+吊り上げ(または詐欺)」というキーワードで検索するのはすごく簡単な方法なのでおすすめです。
1円出品の高額商品には要注意
吊り上げ行為が多い商品には1円出品の高額商品が多く、このパターンのオークションでの入札を考えている人は特に注意する必要があります。相場が500円のものをどんなに吊り上げても数百円から頑張って1,000円の利益が限界なのですが、相場が10,000円を超えてくるものとなると吊り上げにより1,000円の利益は簡単に出すことが出来ますし、落札者も商品の価格が大きいためその1,000円が誤差の範囲だという心境が生まれます。
さらに言えば1円出品の高額商品なのに最低価格の設定がない、落札された商品を何度も再出品しているというものがあり、特に後者の何度も再出品の場合はかなりの高確率で吊り上げ行為を行っていると見てよいでしょう。
関連:オークファンピンチ!ヤフオクの落札相場検索がかなり便利
コピペで使える!ハートマークなど絵文字を入力する方法
ヤフオクやamazonでの検索、友達とのメールやラインでやりとり、ブログへの表示などの用途があるハートマークを♥といった記号(絵文字)で入力する方法について。
この方法はPC、スマホ関係なく使用することが出来て、さらにラインや各携帯電話会社特有の絵文字ではないため、文字化けなどを起こさずに相手に届けることが出来ます。
一番利用されるのはハートマーク(特に黒いハートマーク)ですが、ハートマーク以外のダイヤやスペードなど他の文字でも絵文字を入力することは出来ます。
「♥」と「ハートマーク」の違い
同じ意味を持つ「♥」と「ハートマーク」。この2の文字をヤフオクの検索窓に入れて検索した場合、その検索結果は異なるものとなります。
● 「♥」で検索
オークションタイトルに絵文字のハート「♥」を含むものが検索結果に表示されました。
● 「ハートマーク」で検索
オークションタイトルにカタカナの「ハートマーク」を含むものが検索結果に表示されました。
♥を入力する方法
で、どのように絵文字の黒いハートマークを入力するのかというと「♥」と入力します。ヤフオクの検索で♥は「♥」という入力のみしか使用出来ませんが、ブログやホームページに表示したり、メールやラインで使用する場合は「♥」だけでなく「&heart;」も使用することが出来ます。
しかし、これらには大きな問題点があり、それはいちいち「♥」とか「&heart;」なんて入力出来ないし覚えることなんて出来ないという点です。
一番簡単な解決策はコピー&ペーストです。
試しに♥をコピーして、ヤフオクの検索窓に入れたり、ブログの投稿記事に貼りつけて見てください。
ヤフオクの検索窓には♥、検索結果には「♥」と表示され、ブログの投稿記事やメール本文には♥がそのまま表示されるはずです。
コピペで使える絵文字集
♥以外にも普段から使えそうな絵文字があるので、パソコンやスマートフォンで変換しても出てこないようなものを中心にいくつかご紹介しておきます。♥ ・・・ 黒いハート(♥)
♦ ・・・ 黒いダイヤ(♦)
♠ ・・・ 黒いスペード(♠)
♣ ・・・ 黒いクローバー(♣)
♡ ・・・ 白いハート(♡)
♢ ・・・ 白いダイヤ(♢)
♤ ・・・ 白いスペード(♤)
♧ ・・・ 白いクローバー(♧)
½ ・・・ 二分の一(½)
¼ ・・・ 四分の一(¼)
¾ ・・・ 四分の三(¾)
✓ ・・・ チェックマーク(✓)
↗ ・・・ 右斜め上矢印(↗)
↘ ・・・ 右斜め下矢印(↘)
≠ ・・・ ノットイコール(≠)
℡ ・・・ 電話マーク(℡)
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