2014年4月1日の増税によるヤフオクの値上げ前後の手数料比較


 
2014年4月1日に増税により消費税が現在の5%から8%に上がりますが、これに伴い注目のオークションや落札システム手数料などヤフオクの出品者側の手数料が値上がりします。

2014年2月14日のバレンタインデーにヤフオクの公式サイトより発表がありました。

今回の増税により変わる手数料は、落札システム手数料・最低落札価格・注目のオークション・太字テキスト・背景色・ショーケース・目立ちアイコン・贈答品アイコン・アフィリエイト・出品取消システム利用料です。

落札システム手数料

2014年3月31日までの料金 2014年4月1日以降の料金
1ヶ月の落札総額の5.25%(税込) 1ヶ月の落札総額の5.40%(税込)
 
ヤフオクで商品が落札された場合に出品者側が支払う落札システム手数料が現在の5.25%から5.40%に値上がりします。

主なオプション利用料

オプション 2014年3月31日までの料金 2014年4月1日以降の料金
最低落札価格 105.00円(税込) 108.00円(税込)
注目のオークション 21.00円(税込)以上 21.60円(税込)以上
太字テキスト 10.50円(税込) 10.80円(税込)
背景色 31.50円(税込) 32.40円(税込)
ショーケース 21.00円(税込) 21.60円(税込)
目立ちアイコン 21.00円(税込) 21.60円(税込)
贈答品アイコン 21.00円(税込) 21.60円(税込)
 
ヤフオクの出品オプションで一番利用されているであろう注目のオークションは、1日あたり20円(税込21.00円)から1円単位で自由に設定出来るため上記のような記載となっています。

その他のオプション利用料

オプション 2014年3月31日までの料金 2014年4月1日以降の料金
アフィリエイトパートナー報酬 落札額×報酬率(課税なし) 落札額×報酬率(課税なし)
アフィリエイトシステム利用料 アフィリエイト報酬の30%(税別)
※消費税5%を加算
アフィリエイト報酬の30%(税別)
※消費税5%を加算
出品取消システム利用料 525円(税込) 540円(税込)
 
アフィリエイト報酬の30%(税別)で消費税5%を加算というのは、例えばアフィリエイト報酬率を1%で設定して5,000円で落札された場合、アフィリエイトパートナー報酬とアフィリエイトシステム利用料は以下のようになります。

アフィリエイトパートナー報酬 = 5,000円 × 1%

アフィリエイトシステム利用料 = 50円 × 30% + 5%

出品取消システム利用料というのは、入札者がいるにも関わらずそのオークションの出品を取り消した際に掛かる手数料です。

他にも通常の出品物とは料金体系が異なる自動車カテゴリ、オートバイカテゴリの料金も変わっています。

入金前にチェック!ヤフオクの悪質出品者一覧「トラブル口座リスト」


 
ヤフオクで落札し料金を支払ったのに出品者さんから商品が送られてこない、連絡が取れない・・・。もしかして詐欺にあったのかもしれない・・・。

そんな事態に陥る前に「この出品者さんは大丈夫なのか」をチェック出来る方法があります。

その方法とはヤフオク公式のサービスである「トラブル口座リスト」というものです。

トラブル口座リストとは



トラブル口座リスト

トラブル口座リストには「お金を振り込んだが商品が送られてこない」などのトラブルが過去にあった出品者さんの銀行情報が一覧として掲載されています。

掲載されている内容は金融機関名、支店名、種別、口座番号、口座名義人、掲載日です。

使い方はいたって簡単で、ヤフオクで商品を落札した後に出品者さんから伝えてもらった銀行情報を入力するだけです。口座番号で検索する方法と金融機関名で一覧表示する方法があります。

ヤフオクで商品を落札し、お金を振り込む前にこのトラブル口座リストをチェックすることで、事前に詐欺被害を避けることが出来ます。

もしこのトラブル口座リストにお金を振り込んでしまった場合、チェックを怠ったということで、ヤフオクの公式サービスである「未着トラブルお見舞い制度」を利用することが出来ません

トラブル口座リストとは何気にすごく重要なものなのです。

未着トラブルお見舞い制度とは


 
未着・未入金トラブルお見舞い制度について

未着トラブルお見舞い制度についても触れておきましょう。Yahoo!バザール、Yahoo!ショッピング、ヤフオクを利用した際、商品が届かない、入金がないなどのトラブルが起こってしまったときに、支払・落札金額をお見舞いする制度です。

この制度を利用するためには「お見舞い規定の確認」→「審査の流れの確認」→「審査の対象になるか確認」→「申し込み」と、申し込み前に3つの工程をこなさなければなりません。

この制度自体を利用して、Yahoo側からお金を巻き上げようとする人がいるかもしれませんから当然と言えるでしょう。

お金と書きましたが、この制度を利用し返ってくるものは現金ではなく、Tポイントです。最高50万円まで利用出来るのは年1回、という規定もあります。

さらに、ちょっと言いにくいのですが、1ヶ月以上トラブルを起こした出品者さんに連絡を取り続けた後でないと「申し込み」まで行くことが出来ません・・・。

ヤフオクに限らずこういったトラブルに巻き込まれた後の補償を受けるための手続きは非常に面倒なものばかりです。

もしも取引相手がトラブル口座リストに載っていたら・・・

 
さて、ヤフオクで商品を落札し出品者さんから教えてもらった銀行情報が「トラブル口座リスト」に掲載されていた場合の対応についてです。

この出品者さんと取引をしてしまって詐欺にあった場合、「未着トラブルお見舞い制度」を利用することが出来ないため、お金を入れてしまっては絶対にダメです。

出品者さんにトラブル口座リストに掲載されていたので取引をしないことをはっきりと伝えましょう。

「トラブル口座リストを確認したところ伝えて頂きました口座が載っていました。そのため今回の取引はキャンセルとさせて頂きます。」

キャンセル料を求められても払う必要はありません。

関連:ヤフオクなどでいたずら入札する人がいるプロ仕様な理由

官公庁オークションとは?入札方法など通常のヤフオクとの違いを解説



官公庁オークションについて、細かいところまで突き詰めると明日の朝になってしまうため、要点だけを出来る限り誰にでも分かるような感じでまとめました。

今回の官公庁オークションにはヤフオクのYahoo!官公庁オークションと楽天オークションの楽天官公庁オークションの2種類があります。

今回はYahoo!官公庁オークションをメインにお伝えします。

1.官公庁オークションに出品している人と出品されている物

 
まず、官公庁オークションに出品している人は国税庁、各都道府県や各自治体などの行政機関です。そのため誰でも出品することが出来る普通のヤフオクとは出品する人が大きく違います。

出品されているものは大きく分けて2種類あります。税金を滞納した人から差し押さえた不動産などの財産を売却する「インターネット公売」、各行政機関が保有する財産を売却する「公有財産売却」の2つです。

たとえば、奈良県の大和郡山市では平成18年5月に大和郡山市集中改革プラン“リメイク大和郡山”プロジェクト推進計画と題し、財政改革のひとつとしてこの「公有財産売却」を利用しています。

「大和郡山市では平成18年5月に大和郡山市集中改革プラン“リメイク大和郡山”プロジェクト推進計画を策定し財政改革をすすめております。その効果的な手法として、不用財産を少しでも高く売却するため、インターネットを活用したヤフー(株)と楽天オークション(株)の公有財産売却システムを利用することとなりました。両社のインターネットオークションの認知度は高く、入札参加も簡単なため公有財産売却システムへも多くの入札が見込めます。これにより高い有利な価格で売却できることも期待できます。たくさんの方の入札をお待ちしております。」

また、テレビなどで報道されている差し押さえでは不動産や車といった非常に高価なものばかりが目に入りますが、ヤフオクと同様に本、CD、DVDなど何でも揃っています。各ジャンル品揃えはヤフオクと比べるとかなり少ないです。

出品物のタイトルが「物件タイトル」、価格が「物件価格」と表現されている点が官公庁オークションの特徴でもあります。

2.官公庁オークションとヤフオクの入札方法の違い

 
官公庁オークションとヤフオクの大きな違いはその入札方法にあります。

ヤフオクの場合は、入札→落札と非常にシンプルな流れですが、官公庁オークションの場合は、参加申し込み→参加申し込み締め切り→入札→落札と入札に至るまでの手順が増えます。

また、官公庁オークションでは入札前の参加申し込み時に保証金が必要になる場合があります。公売物件の場合は公売保証金、公有財産売却物件の場合は入札保証金と呼ばれ、多くの人が軽い気持ちで入札し、事務局の仕事が増えるのを防ぐ目的で設定されています。

オークション終了後、落札出来た場合でも落札出来なかった場合でも、この保証金は全額返金されます。

3.官公庁オークションのせり売形式と入札形式

 
上記で挙げた「入札方法の違い」の続きですが、官公庁オークションの入札には「せり売形式」と「入札形式」の2つがあります。

「せり売形式」ではオークション期間中であれば何度でも入札出来るのに対し、「入札形式」ではオークション期間中に1回しか入札出来ないという違いがあります。言葉は難しいのですが、その違いは分かりやすいです。

もう少し踏み込むと、「せり売形式」の入札期間の目安が2日に対し「入札形式」の入札期間の目安が7日、「せり売形式」では入札履歴が見れるのに対し「入札形式」では入札履歴が見れないといった違いもあります。

また、官公庁オークションには通常のヤフオクにあるような即決価格、自動再出品、自動延長、評価の付与という仕組みがありません。

公式サイト:Yahoo!官公庁オークション(インターネット公売、公有財産売却)

ヤフオクで複数落札してもらえる確率をグンと引き上げる3つのコツ



ヤフオクで良くあることのひとつが複数落札です。どうせヤフオクに出品したなら沢山落札してもらいたいのは皆同じ。落札者さんに複数落札してもらえる確率を上げるコツとそのシナリオをお伝えします。

複数落札なんてめったに無いと思っている方はちょっとネットで検索してみてください。「同じ出品者の方から複数落札したいですがよくわかりません。」「【至急】ヤフオクで1人に複数落札された場合」など多くの事例が出てきます。

では参りましょう。ヤフオクで複数落札してもらえる確率をグンと引き上げる3つのコツです。

1.出品する前に似ているジャンルを近づける

ヤフオクに出品する前の段階ですが、似ているジャンルを1度近づけてから出品した方が複数落札してもらえる確率が上がります。例えばオークションに出品する商品の中にAKB48関連のCDが複数あれば、それらを1度近づけておくイメージです。

一通り似ているジャンル同士を近づけ終わったら、ここでようやく出品です。

この行動を取ることにより「出品者のその他のオークションを見る」をクリックした後に表示される複数落札してもらうためには欠かせない出品一覧の並びに似ているジャンルの商品同士を近づけることが出来ます。

こっちとしては複数商品落札する気満々なのに、多くの商品を出品している出品者さんの場合、お目当ての商品とそうでない商品がごっちゃごちゃに表示されており、見つけるのが凄く大変なのです。

早く出品したいでしょうし面倒ですが、落札者さんに対する「お・も・て・な・し」の心があれば、複数落札してもらえる確率はグンと引き上がるはずです。この人から買いたいと思われる出品者を目指しましょう。

2.商品説明欄に複数落札で送料が安くなることを書く

落札者さんの立場からすると、何としても払うお金を抑えたい、何としても送料を抑えたい、というか送料なんて払わせるな!というのが本音だと思います。安く買いたいからオークションを利用しているので当たり前です。

出品者の立場からすると、1点でも2点でも送料は変わらないという場面は多いはずです。例えば本を落札された場合、厚み2cm以内なら安く送れるクロネコメール便、あとゆうメールで送るのが一般的ですが、ちょっと大きめの封筒にすれば、本なんて2冊入ってしまうのです。

2点目以降は出来る限り同封、複数落札で当商品送料無料(もちろん送料が安くなる商品で)など、複数落札で送料が安くなることをしっかりと落札者さんにアピール出来ていれば、複数落札してもらえる確率はグンと引き上がるはずです。

商品説明欄での積極的なアピールは絶対に欠かせません。

3.商品説明欄に関連する商品があることを書く

複数落札で送料が安くなることをアピールしておき、さらに現在出品しているオークションには関連する商品があるというアピールを加えればもう完璧です。「出品者のその他のオークションを見る」をクリックしてしまいます。

そして、その先には似ているジャンルの商品同士を近づけた「お・も・て・な・し」が待っています。

ヤフオクなどのオークションの場合はキーワード検索で商品に辿りつくため、この商品が欲しいという目的は凄くハッキリとしています。

そうして辿り着いた商品に関連する商品を提示してあげることにより、その目的にマッチしている可能性が高いですし、たとえマッチしていなくても関連しているため、新たな購買意欲を湧かすことが出来る可能性が高いです。

関連:ヤフオクで発送方法をはこBOONにするメリットとデメリット

ヤフオクでオマケを付けるなら関連商品かつ送料無料にすべき理由



ヤフオクでオマケを付ける人は多いのですがそのオマケのつけ方で集客は本当に出来ているのか。ヤフオクでオマケを付けるなら関連商品かつ送料無料にすべき理由についてです。
 
オマケを付けることでページビュー数、つまりアクセス数はアップするでしょう。なぜならタイトルに「オマケ付き」と記載されており、そのオマケが何なのか凄く気になるからです。

ですがこれだけでは入札数が増えません。

オマケ分送料が高くなるから入札数は増えない

入札数が増えない1番の理由はそのオマケ分送料が高くなってしまうからです。ヤフオクの場合は落札者が送料を払わなければなりません。

この送料に対する落札者の見方は想像以上にしっかりとしており、Amazonや楽天も同時にチェックし、商品価格+送料の総合的な安さでどこから買うのかを決める人がいます。

あくまでも落札者は、安くその商品が欲しいから、その商品名で検索して、その商品に辿り着いているのです。このことを忘れてはいけません。

ゴミなんていらないから入札数は増えない

関連商品ならまだしも全然関係のないものまでオマケにしてしまう人がいる現実があります。

普段の生活の中で、何か買い物をしたときにサービスでオマケを付けてもらい喜んだ、いわゆるオマケ商法に歓喜した経験があるのでしょう。この経験が強く心に残り、とりあえず何でも良いからオマケを付けておけば喜ばれると思っている人がいます。

そして、自分にとってそのオマケは最高かもしれないけど、他の人からすると単なるゴミになる可能性が高いです。たとえ落札されても、そのオマケは送らないでと言われてしまうかもしれません・・・。

関連商品のオマケ+送料無料が最強

どうしてもオマケを付けたいのであれば、そのオマケをメイン商品に関連する商品にし、さらに送料無料にすべきです。この理由は上記で述べた通りです。

この全てを満たすことにより、ようやくその効果を発揮することが出来ます。

現在ヤフオクで「オマケ付き」と検索すると実に1,750ものオークションがあります。関連商品のオマケ+送料無料にしているオークションはこの中にいくつあるのでしょうか。

また、ヤフオクの禁止行為には「出品物以外の商品やサービスなどを内容についての説明が不十分なままおまけなどとして付加すること」という記載があるため、こちらも注意が必要です。

関連:ヤフオクで1円スタートにするメリットと1円スタート向きの商品

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