次回はいつ?楽天スーパーセール開催時期の傾向と分析
2014年には流通総額644億円を叩き出すまでになり、知名度も高まってきた楽天市場が開催する大規模セール「楽天スーパーセール」の開催時期についてです。
2014年3月に開催された楽天スーパーセールでは、コンタクトレンズ520万枚、トイレットペーパー約41万ロール、お米952トンと、その数字を見ただけでその売れ行きはとんでもないものであることが分かります。
過去の楽天スーパーセールの開催スケジュールを一覧化してみたところ、その開催時期にはある法則が存在することが分かりました。
過去の楽天スーパーセール開催スケジュール一覧
年度 | 期間 |
2012年 | 3月4日(日)0:00~3月4日(日)23:59 |
2012年 | 6月3日(日)0:00~6月4日(月)01:59 |
2012年 | 12月2日(日)0:00~12月4日(火)01:59 |
2013年 | 3月3日(日)0:00~3月5日(火)01:59 |
2013年 | 6月2日(日)0:00~6月5日(水)01:59 |
2013年 | 9月1日(日)0:00~9月4日(水)01:59 |
2014年 | 3月2日(日)0:00~3月6日(木)03:59 |
2014年 | 6月1日(日)0:00~6月5日(木)03:59 |
2014年 | 8月31日(日)0:00~9月3日(水)01:59 |
2014年 | 11月30日(日)0:00~12月3日(水)01:59 |
2015年 | 3月1日(土)0:00~3月5日(木)03:59 |
2015年 | 5月30日(土)19:00~6月4日(木)01:59 |
楽天スーパーセール開催時期の傾向
最初の楽天スーパーセールは2012年3月4日に1日限定のセールとして開催されました。これまでの開催時期の傾向としては、毎年3月・6月・9月・12月と3倍数となる月の第一週目の日曜日(開始時間0時)から開催されているため、今後もこのスケジュールが続くと予想されます。
期間については年々増えている傾向があり、2012年は1日限定から3日間という期間でしたが、2014年には5日間まで増えました。
他にも終了時間帯も伸びています。2013年には1時59分という終了時間が続いていたのですが、2014年にはこれが3時59分まで伸びました。
3月・6月・9月・12月に開催される理由
物販の世界ではモノが売れないニッパチ(2月・8月)という言葉が存在します。2月にモノが売れない理由として、12月のクリスマスや1月の正月といった購買意欲が年間を通して最大に高まる月の反動で出費を抑えようとし、購買意欲がどうしても落ち込んでしまうと言われています。
また、2月は他の月に比べると日数が少ないため、どうしても月商という観点ではその数字は落ちてしまいます。
8月にモノが売れない理由として、お盆休みという長期休暇がある点と熱さによる購買意欲の低下が挙げられています。
もちろんジュースやアイスはよく売れる時期です。
このニッパチ(2月・8月)はあくまで傾向であるため、すべての業界がそうだとは限らないのですが、楽天スーパーセールの開催月は見事にこのニッパチ(2月・8月)が避けられています。
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