チケットストリートで自宅以外の郵便局で受け取りする方法



ジャニーズやEXILEといったライブのチケットが個人売買されているチケットストリート(チケスト)で購入したチケットを指定の郵便局留めで送ってもらい郵便局で受け取る方法についてです。

配送業者で日本郵便を利用する場合に、荷物を指定の郵便局へ届けてもらいそこで受け取る、という郵便局留めという方法を使うことができます。自宅で受け取ることができないという人以外にも、旅行先などで急に物が必要になった時などにも便利です。

チケットストリートでもこの郵便局留めでの発送は禁止されていないため使うことができます。

(追記)チケットストリートは2021年5月31日をもってサービスが終了しました。

郵便局留めを使うメリット

郵便局留めは自宅ではなく指定の郵便局で商品を受け取る方法ですので、メリットもそれに付随する要素になります。

例えば24時間営業の郵便局を受け取り場所に選べば、配達可能時間内に自宅にいることができない人でも夜中や早朝に荷物を受け取ることができます。

またチケットストリートでの使い方で比較的多いのは、公演まで期間が無いチケットを購入した際に、公演会場近くの郵便局留めで送ってもらいそこでチケットを受け取ってそのまま公演に参加する、というものです。

配達予定日が公演当日になりそうな場合、自宅に送られて受取をしていと公演に間に合わなくなる可能性があります。ですが郵便局、それも公演会場の近くでの受け取りにしておけば問題が無いという訳です。

郵便局受け取りをする際の注意点

郵便局受け取りの注意点として、荷物が郵便局に到着しても連絡はしてもらえません。

追跡番号を用いて郵便局に荷物が届いたかどうかを確認し、届いた後には速やかに商品を引き取りに行きましょう。

また郵便局留めは日本郵便のサービスですからヤマト運輸や佐川急便では使うことができません。

郵便局受け取りを利用できる送り方はゆうパック・レターパックプラス・簡易書留郵便・書留郵便です。

もし出品者が日本郵便を使わないと表明しているときには郵便局留めを利用するのは難しいです。

郵便局受け取りをする方法

それでは郵便局受け取りをする方法についてです。

チケットストリートで郵便局受け取りをするためには、発送先を自宅ではなく郵便局あてに郵便局留めで送ってもらいます。

自宅以外の住所の指定の方法は、商品詳細の注文ボタンを押した後に表示される画面で「別の住所に送る」タブを選択します。



表示された画面に受け取りたい郵便局の情報を記入します。郵便局は国内であればほぼ全ての郵便局を指定することができます。

記入は以下の通りに行います。

郵便番号:指定する郵便局の郵便番号
住所:指定する郵便局の住所とそのあとに(郵便局名)留め
名前:自分の名前
電話番号:自分の電話番号

記入例
〒163-8799
住所:東京都新宿区西新宿1−8−8 新宿郵便局留め
名前:鳥背戸太朗
電話番号:090-1111-1111

あとは通常の注文と同じようにすれば大丈夫です。

もし注文完了後に発送先を変更する場合には以下のメールアドレスに、住所を変更したい旨と注文番号と発送先の情報(氏名、郵便番号、住所、連絡先)を記入したメールを送ります。

メール:info2☆ticket.st (☆を@に変更)

ただし発送が完了している場合には変更はできません。

以上で郵便局でチケットを受け取ることができます。荷物が郵便局に届いたら忘れないように鳥に行きましょう。

郵便局で受け取りされた過去の実際の追跡結果

参考までに日本郵便のゆうパックを郵便局留めで発送し配達まで完了した過去の実際の追跡結果は以下の通りです。

◼︎東京都から東京都に送ったゆうパック

状態発生日 配送履歴 取扱局 県名等
04/08 11:38 引受 足立北郵便局 東京都
04/09 保管 足立本木一郵便局 東京都
04/17 09:08 窓口でお渡し 足立本木一郵便局 東京都

東京都から4月8日(日曜日)の午前中に郵便局留めで発送されたゆうパックは、次の日の4月9日(月曜日)に受け取り場所として指定した郵便局に到着し、4月17日(火曜日)の朝に受け取りが完了しています。

◼︎群馬県から埼玉県に送ったゆうパック

状態発生日 配送履歴 取扱局 県名等
04/08 10:57 引受 太田郵便局 群馬県
04/08 17:16 中継 群馬南郵便局 群馬県
04/09 保管 熊谷箱田郵便局 埼玉県
04/13 10:27 窓口でお渡し 熊谷箱田郵便局 埼玉県

群馬県から4月8日(日曜日)の午前中に郵便局留めで発送されたゆうパックは、翌日の4月9日(月曜日)に受け取り場所として指定した郵便局に到着し、4月13日(金曜日)の午前中に受け取りが完了しています。

関連:チケットストリートの送り方!送れない発送方法に注意

チケットストリートの買い手と売り手のキャンセル方法



ジャニーズやEXILEといったライブのチケットが個人売買されているチケットストリート(チケスト)で売り手側と買い手側それぞれのキャンセルする方法、ペナルティとして課される違約金とキャンセル時期による違いについてです。

チケットストリートを含む個人間取引サイトでは買い手からも売り手からも基本的に一度確定した注文をキャンセルすることはできません。

これはもちろんキャンセルされた側が期待を裏切られる形で精神的ダメージを受けるだけでなく、場合によっては金銭的な損害が発生する可能性があるからです。

ではどんな場合もキャンセルできないのかというとそうではありません。チケットストリートでは、買い手も売り手も一定の条件の元でキャンセルをすることができます。

(追記)チケットストリートは2021年5月31日をもってサービスが終了しました。

買い手がキャンセルをする方法

まずは買い手からキャンセルする場合についてです。

買い手からのキャンセルする方法は入金をせずにキャンセル処理をされるのを待つという方法を取ります。

そのためキャンセルできるかどうかは注文後に入金しているかどうかの問題となります。

注文後に入金していない場合であれば、そのまま入金をせずに放置をしておくことで自動的にキャンセルになります。

入金には期限があり、その期限を過ぎると自動的にキャンセル処理がされるというのを利用する形です。

注意点として、キャンセルしたチケットは再注文ができません。一旦キャンセルしといて後で必要になったら買う、というような方法は使えません。

入金が完了している場合には原則として買い手からキャンセルすることはできません。

ただし例外的に期日までにチケットが届かない場合には支払いが完了していてもキャンセルすることができます。期日はそのチケットの代金の支払い日によって異なります。以下が入金日とキャンセルができる期間の関係です。

・入金日が公演の6日前までのチケット

公演4日前までにチケットが届かなければキャンセルできます。ただし安心プラスを利用しての取引の場合は、公演2日前までに届く見込みが無い場合に限ります。

・入金日が公演の5日前までのチケット

公演2日前までにチケットが届かなければキャンセルできます。

・入金日が公演の4日前までのチケット

公演日前日までにチケットが届かなければキャンセルできます。

売り手がキャンセルをする方法

買い手とは異なり、売り手からのキャンセルに関してはチケットを引き渡して取引が完了していない限りはいつでもすることができます。

ただしキャンセル自体は原則としてしてはなりませんし、キャンセルにはそれ相応のペナルティが課せられます。

キャンセルに伴うペナルティは違約金という形で課せられます。

違約金の額は取引方法およびキャンセルするチケットの公演日までの残り時間によって異なります。

1.在庫返答取引で在庫有りと返答して2日以内で、さらに公演まで14日以上ある場合

この場合のキャンセル料は「チケット代金の15%」または「1500円」のうち高い方、となっています。(いずれも税別)

2.上記1以外の場合で公演まで14日以上ある場合

つまり詳しく書くと、公演まで14日以上ある状態で、さらに即決取引またはリクエストで取引開始後の場合と在庫返答取引で在庫有りと返答して2日以上経っている場合ということです。

この場合のキャンセル料は「チケット代金の30%」または「3000円」のうち高い方、となっています。(いずれも税別)

3.公演まで14日以内の場合

取引方法に関わらずチケットの公演日まで14日以内の場合です。この場合のキャンセル料は「チケット代金の100%」となっています。(税別)

キャンセル料は以上の様になっていますが、キャンセル料さえ払えばキャンセルしてもいいだろう、とキャンセルを多用するのはいけません。

原則としてキャンセルは不可となっており、キャンセル料はその抑止の意味もあります。ですが抑止力として働かないのであれば、アカウントの利用停止や強制退会処分を受ける可能性が高まります。

ちなみに違約金の支払い方法は基本的には銀行振込ですが、キャンセルした取引以外に取引があってそちらで売上金がチケットストリートにプールされている場合にはそこから差し引かれる形となります。

関連:チケットストリートでチケットが用意できなくなったときの対処法

チケットストリートで値下げ交渉を依頼する方法



ジャニーズやEXILEといったライブのチケットが個人売買されているチケットストリート(チケスト)で値下げ交渉を依頼する方法についてです。

チケットストリートのような個人間取引サイトでは値下げ交渉はごく普通に行われています。

特にメルカリに代表されるフリマアプリでは非常にさかんであり、値下げ交渉が取引の前提であると言っても過言では無いほどです。

一方でチケットストリートでは、出品者と購入者がコミュニケーションを図りづらい作りになっていることや、値下げ自体を行わないと表記されていることから値下げ交渉はほぼ皆無です。

ですので結論を言ってしまえば、チケットストリートでは値下げ交渉を依頼する方法はありません。

しかし、値下げを希望する場合には違う方法でのアプローチが用意されています。

(追記)チケットストリートは2021年5月31日をもってサービスが終了しました。

チケットストリートで値下げ交渉ができない理由

利用規約に「値下げ交渉が禁止」と具体的には書かれていませんが、よくある質問の中に記述があります。

“※値下げの対応は行っておりませんのでご了承ください。”(チケットストリートのよくある質問「チケットの出品価格について」より)

また購入者は出品者と連絡を取れない、取りづらいシステムである点が値下げ交渉ができないもっともな理由となっています。

チケットストリートで出品者と購入者が連絡を取るためには、「運営の仲介によるメッセージのやり取り」「購入後の取引連絡」「即決取引における直前の場合」の3パターンしかありません。

運営仲介のメッセージは内容をほぼ100%検閲されますから、前述のとおり値下げ自体を否定していることからこれを使っての交渉はできません。

購入後の取引では値下げ交渉する意味はありません。

そうなると即決取引における直前の場合のコメント欄でのみ値下げ交渉が可能となりますが、直前の場合は非常に時間が限られているため、現実的に難しいです。

出品されている価格よりも安く手に入れる方法

値下げ交渉の目的は、現在出品されているチケットを現在の価格以下で手に入れることです。

ですので目的さえ達成できるのであれば手段は値下げ交渉である必要はありません。

この目的を達成するためにストリートで用意されている手段は「リクエスト」によるチケットの購入です。

リクエストは、自分が欲しいチケットの条件を提示し、それにマッチしたチケットを売ってくれる販売者を募るという購入手段です。これを値下げ交渉と同じような感覚で使います。

具体的には以下の流れです。

・出品中のチケットから欲しいチケットを見つける
・リクエスト画面を開く
・今さっき見つけたチケットと価格以外の条件を同じにして、価格のみ下げる

これでほぼ値下げ交渉と同じ状態になります。

そのチケットの出品者がこのリクエストを発見して、その条件でも売りたいとなれば値下げ交渉が成功したのと同じです。出品者はよくリクエストもチェックしているで十分ありえます。

ただし直接価格交渉するのとは違い、売る気が無い場合に拒否のコメントを受け取ることができないので見てないだけなのか拒否されたのかを見極めれません。

しかし狙っている出品者以外もターゲットにできるという利点もあります。

どちらにしろ値下げ交渉と目的は同じでも過程は異なりますので、完全に代わりとして使うことは難しいですが目的の達成には値下げ交渉と同程度の役割は果たせます。

運営としての値下げ交渉ができない理由

ちなみに運営が値下げ交渉を指せないようにしている理由としては、不要なトラブルを起こされないようにするためと利益の確保のためです。

コメント欄でのやり取りは、売り手と買い手のコミュニケーションが図れる数少ない場ですが、時にトラブルに発展することもあります。

特に値下げと取り置きはトラブルになりやすいものです。であれば最初からコメント欄なんて無くしてしまえ、というのがチケットストリートの取った方法です。

また値下げ交渉がサイト全体で常態化すると、値下げの分だけチケットストリート全体の売上が下がります。これを防ぐ意味でも値下げ交渉がしづらい環境を整えるのは重要なわけです。

関連:チケットキャンプでリクエストする方法と取り消す方法

チケットストリートでチケットが用意できなくなったときの対処法



ジャニーズやEXILEといったライブのチケットが個人売買されているチケットストリート(チケスト)で出品して注文が入ったチケットが用意できなくなった時の対処法についてです。

在庫があると思って出品していたのに実は在庫が無かった、用意できるはずだったのに不測の事態で用意できなかった、など理由はいろいろですが注文が入っているのにチケットが用意できないということは少なからずあります。

もしチケットストリートでそのような状態になってしまった時の対処方法を紹介します。

(追記)チケットストリートは2021年5月31日をもってサービスが終了しました。

取引形態別の対処法

チケットストリートでは、取引方法は3種類用意されています。

在庫を確保していることを前提とした「即決取引」、在庫が無いかもしれない「在庫返答取引」、購入者が自分が購入したい条件を出してそれに販売者が応じる形の「リクエスト」です。

そしてチケットを用意できなかった場合の対処法に関してはタイミングによって大きく2つに分けられます。

1.在庫返答取引の在庫の返答前のタイミング
2.即決取引またはリクエストで取引開始後または在庫返答取引で在庫返答後のタイミング

それぞれについて詳しく見ていきましょう。

1.在庫返答取引で在庫の返答前の場合

在庫返答お取引で返答前のタイミングでチケットが用意できないことが判明した場合には、在庫が無いことを注文者に対して知らせるだけでOKです。

そもそも在庫返答取引は、在庫が無い場合や手に入るかどうかわからない場合、他のサイトで並行して販売している場合のようにチケットの在庫が確実ではない時の出品方法ですから、在庫が無いことも想定しています。

ですのでチケットが用意できなくても特にペナルティはありません。

2.在庫を用意しなけらばならない状況の場合

規約上、チケットの在庫を必ず用意しなければならない状態なのに用意できなかった場合についてです。

具体的には「在庫返答取引で在庫有りと返答した後」「即決取引で注文が入った後」「リクエストに対して販売申請し取引が成立した後」です。

これらの場合には必ずチケットを用意しなければなりませんが、もし用意できなかった場合の対処法としては2通りが考えられます。

一つはキャンセル手続きを行って取引をキャンセルする方法です。

チケットストリートの取引は基本的にはキャンセルをすることができませんが、仕方なくであれば出品者からのみキャンセルが可能となっています。

ただしペナルティとしてキャンセル料を払わなければなりません。キャンセル料はチケットの公演までの残り期間によって異なります。詳しくは後述いたします。

そしてもう一つはチケットストリートやヤフオク!、チケットキャンプなどを用いてチケットを用意する方法です。要は転売です。

キャンセルの場合は売上金が入ってこない上にキャンセル料を支払わなければならないため、状況次第ではかなりひどいことになります。

一方でどこかから購入してくるのであればその購入代金は支払う必要はありますが、売上金は入ってきますからキャンセルよりはましな結果になりやすいです。この点に関しても詳しくは後述します。

キャンセル料

出品者からのキャンセル料は取引形態と公演までの残り期間により異なります。

1.在庫返答取引で在庫有りと返答して2日以内で、さらに公演まで14日以上ある場合

この場合のキャンセル料は「チケット代金の15%」または「1500円」のうち高い方、となっています。(いずれも税別)

2.上記1以外の場合で公演まで14日以上ある場合

つまり詳しく書くと、公演まで14日以上ある状態で、さらに即決取引またはリクエストで取引開始後の場合と在庫返答取引で在庫有りと返答して2日以上経っている場合ということです。

この場合のキャンセル料は「チケット代金の30%」または「3000円」のうち高い方、となっています。(いずれも税別)

3.公演まで14日以内の場合

取引方法に関わらずチケットの公演日まで14日以内の場合です。
この場合のキャンセル料は「チケット代金の100%」となっています。(税別)

ちなみにどこかから買って来てチケットを用意するか、おとなしくキャンセルするかを選択する際にはどちらの方が安く済ませることができるかということを考える必要があります。

損得の計算は以下の式で行います。
「売上金 – 仕入れ代金 – キャンセル料 」

例えば1万円(税別)で売れたチケットを用意できなかったとしましょう。既に公演日まで14以内であるとします。

この場合にキャンセルするとキャンセル料が1万円 + 税かかります。また取引はキャンセルされていますので売上金は入ってきません。しかし用意できなかったということは、仕入れを行っていないので仕入れ代金もかかっていません。損得計算式に当てはめますと「0 – 10,800 – 0 = -10,800」となり10800円の赤字となります。

一方でどこかから買ってくる場合には、チケットストリートでの取引は完遂できるので売上金が入ってきます。1万円のチケット代金に対して5% + 税の手数料を引かれますから入金額は9460円です。

またキャンセルもしないのでキャンセル料もかかりません。しかしチケットの仕入れを行うためチケット代金がかかります。損沢計算式に当てはめますと「9460円 – 0 – 仕入れ代金」となります。買って来た方が得、というのを式にしますと以下の通りです。

9460円 – 仕入れ代金 > -10800

整理すると 「仕入れ代金 < 20260円」となります。つまり仕入れ代金が20260円よりも安ければどこかから仕入れて来た方が得、といえます。

ただしこの場合の問題は条件に合うチケットがあるかどうか、と発送が間に合うかどうかと言ったあたりになります。

チケットストリートで評価や出品者情報が表示されない理由



ジャニーズやEXILEといったライブのチケットが個人売買されているチケットストリート(チケスト)で評価や出品者情報が表示されない理由についてです。

ヤフオク!やメルカリと言った個人間取引サイトにおいて商品を購入する場合には、不誠実な取引相手と取引をしないため、ひいては詐欺などの被害から自身を守るために購入前に必ず相手の評価を確認します。

評価はそれまでの取引を記した履歴書のようなものなので、相手を知るための情報としてはかなり信頼がおけます。

チケットストリートも個人間取引サイトですから当然販売者の評価やプロフィールといった出品者情報を確認するのが普通です。

しかしなぜかiPhone・Androidといったスマホ版、PC版(パソコン版)ともに評価どころかプロフィールのような出品者の情報でさえ確認することができません。

これでは信頼のおけない相手と取引をしなければならず購入者としては困りますが、このようなシステムにしているチケットストリートの運営には何かしらの考えや理由ががあるはずです。

(追記)チケットストリートは2021年5月31日をもってサービスが終了しました。

運営の発表している理由

評価制度が無いことについてホームページで次のような表記をしてあるページがあります。

“チケットストリートでは出品者様の本人確認を厳格に行っております。当サイトのルールに違反された方には一切の利用をお断りいただくなどの対応を行っているため、評価制度の導入は行っておりません。どちらのチケット出品でも安定した安心を提供できるよう管理しています。”(よくある質問「出品者の評価制度」ページより)

つまり出品者の本人確認を行い、違反者をきちんと排除しているので評価システムは必要ないということです。

たしかに本人確認と違反者の排除を徹底していればかなりの安全度を確保できるといえます。

ただこれは評価の確認によってある程度自分で自分の身を守ることができる他のサイトと違い、チケットストリートでは安全管理はほぼ全て運営任せとなるため、安心して使えるかどうかというのは運営への信頼度によるところとなります。

ではなぜこのような仕組みにしているのでしょうか?

安心プラスオプションの存在

一般的に言ってチケットストリートの運営が信頼できるかどうかなんて、実際の知り合いでもありませんし、運営に対しての信頼できるソースも手元にあるわけではないのでわかるものではありません。

しかしユーザーがそのような心境になることはある程度は運営の狙いである可能性が高いのです。

というのも「安心プラス」というオプションの存在があるためです。

安心プラスオプションは匿名発送を可能にすることや、入場できなかった時の補償など取引に「安心を与える」内容となっています。

言い換えればこのオプションを使う人は取引に不安を感じている人です。不安を感じないならばオプション料金を払ってまで使いません。

ですので安心プラスオプションを購入者に使ってもらうためにはある程度取引に不安を感じてもらう必要があるのです。

そこで評価を出さない、自己紹介文も見せない、質問もやりづらくしてコミュニケーションを取らせない、など他の個人間取引サイトとは違う方向性のサイト構成にしているのです。

ヤフオク!やメルカリなどの他サイトで慣れたシステムが無ければ、インターネット取引になれている人であっても不安を感じます。

安心プラスの最低料金は1000円(税抜き)ですから運営に入る金額としては1万円の取引の手数料に相当します。

全ての取引に安心プラスを付けてもらえれば全取引の平均購入価格が1万円ずつ上がるのに相当するということです。最低価格の場合でもその額ですのでかなり大きなことです。

ですので評価などの出品者情報を確認できないのは安心プラスオプションをユーザーに使ってもらうため、と考えるのがかなり有力です。

実際の安全性は?

評価が無いのが安心プラスオプションを使わせるため、という前提で考えるのであればチケットストリートはかなり安全な可能性が高いと考えられます。

というのも、ユーザーは安心プラスを利用するが、実際に補償が適用されるような問題が起きないのが運営が一番儲かるパターンです。この状態は、問題が起きないのですからいわゆる安全な状態といえます。

逆に安全でない状態で、ユーザーが安心プラスを利用するパターンを考えます。安全でない状態というのは、チケットが届かなかったり入場ができなかったりといった、実際に補償が適用される問題がよく起こる状態の事です。

この場合はユーザーに安心プラスを使われていなければ払わなくてもいいお金を、安心プラスを使われているために払わなければならない状態ですので、最も運営が損をするパターンです。

前者は安心プラスをユーザーが使うことで運営が得をする状態、後者は運営が損をする状態です。運営は利益を求めるはずですから当然前者である可能性が高いわけです。

よって運営が安心プラスを使わせるように仕向けているということは、チケットストリートは実際はかなり安全であると考えることができるというわけです。

関連:チケットストリートで安心プラスを使う方法・メリット・手数料

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