チケット流通センターでよくあるトラブル事案とその解決方法
チケットの個人間売買が出来るチケット流通センターで買い手と売り手のよくあるトラブル事案とその解決方法についてです。
買い手側でよくあるトラブルは売り手からの発送完了連絡がこない、席が良くなかった、チケットが届かない、入場不可になったなど。
売り手側でよくあるトラブルは、受取完了処理をしてもらえない、買い手がなかなかチケットを受け取ってくれない、記載ミスでキャンセルされた、高いキャンセル料を請求されたなどがあります。
買い手側のトラブル
1.売り手からの発送完了連絡がこない入金したにも関わらず、発送期限より2日以内に「発送完了連絡」もしくは「発送遅延連絡」がこない場合です。
◼︎事前防止策
入金の連絡を売り手が見逃している可能性がありますので、入金後は連絡ボードから「入金を完了しました。お忙しい中恐縮ですが発送をお願いします。到着を楽しみにお待ちしております」などとメッセージを送りましょう。
◼︎解決策
期日を過ぎても連絡が来ない場合は、取引をキャンセルすることができます。キャンセルすることでチケット代金、事務手数料、あんしん配送サービス利用料を全額返金してもらえます。
2.チケットが届かない
発送完了連絡はあったのに、到着期限までにチケットが届かない場合です。
◼︎事前防止策
連絡ボードから「チケット到着期限は○日となっております。なにとぞよろしくお願いします」とメッセージを送信し、到着期限を印象付けて間に合うように発送してもらいましょう。
◼︎解決策
到着期限までに届かなかった場合、取引をキャンセルすることができます。キャンセルすることでチケット代金、事務手数料、あんしん配送サービス利用料を全額返金してもらえます。
3.購入したチケットで「入場不可」になった場合
◼︎事前防止策
塗りつぶしありのチケットや、異性名のチケット、転売に対して厳しい対処をしている公演のチケット入場ができなくなる可能性が高いため購入しないようにしましょう。
◼︎解決策
受取完了処理後、チケット流通センターがチケット代金を売り手へ支払った後は、チケット流通センターは取引に一切関与しません。取引中チケット一覧の「お問合せフォーム」より、売り手情報開示希望であることとその理由を連絡し、チケット流通センターから承認されれば売り手の情報が開示されますので、売り手と直接連絡を取り合って話し合いで解決しましょう。
4.座席未定のチケットを受取ったが悪い席だった
◼︎事前防止対策
売り手やチケット流通センターの問題ではないため、特になし。
◼︎解決策
座席未定チケットの場合、ファンクラブ先行予約や優先席などと掲載されていても、良席という保証は一切ありません。また、チケット申し込み時に座席種の区別がない公演の場合、立見席での観覧となる場合があることも含めて了承したうえで取引に臨みましょう。
5.公演や試合が中止になった
◼︎事前防止対策
売り手やチケット流通センターの問題ではないため、特になし。
◼︎解決策
【紙チケットで郵送・宅配便もしくは直前取引(手渡し)又は発券番号取引の場合】
「公演主催者から正式な中止・延期・振替の発表があった日」の前日までに、売り手から発送完了連絡がされていない取引は取引中止となります。(但し、チケット流通センターから売り手への送金が完了しているものを除く。)
<紙チケットで未発送>
チケット流通センターより買い手へチケット代金を返金します。
<紙チケットで発送済、又は買い手が受取済>
・紙チケットの郵送・宅配便の場合
買い手はチケット流通センターが指定する期日までに、必ず受領者の確認が可能(受領印、受領サイン取得が必要)な「書留郵便」「簡易書留」等を利用して売り手へチケットを返送。指定された期日を過ぎると返金されないので注意しましょう。
<紙チケットの直前取引(手渡し)か発券番号での取引>
チケット流通センターから取引解除の電子メールを売り手及び買い手に送信した日から14日以内に、連絡ボード上でチケットの返還に必要な事項を合意し、その内容に従い買い手は売り手にチケットを返送。なお、チケット返送をチケット流通センターが確認できない場合は、チケット代金は売り手に送金され、買い手への返金はされません。14日以内に合意が不可能な時は、チケット流通センターがチケット代金等の処理について判断します。
【電子チケットでの取引の場合】
「公演主催者から正式な中止・延期・振替の発表があったことをチケット流通センターが確認した時点」で取引中止とし、買い手に返金。(但し、チケット流通センターから売り手への送金が完了しているものを除く。)
上記以外の取引は、チケットの払い戻し・返金等については売り手・買い手が直接やり取りし、双方の話し合いで解決する必要があります。
【あんしん配送サービスを利用した取引の場合】
主催者からの発表時に、チケットがチケ流配送センターにある(または売り手から配送中)場合、チケ流配送センターから買い手へチケットを届けた後、上記のルールに従って返金等の手続きがされます。あんしん配送サービスの利用時でも、払い戻し返金等に売り手の連絡先が必要な場合は、売り手情報を開示します。(ご利用規約第3条)取引が中止になる場合でも、売り手の発送完了連絡後は、あんしん配送サービス利用料は返金されません。
6.注文したチケットとは異なるチケットが届いた
◼︎事前防止対策
入金前なら取引中チケット一覧の「お問合せフォーム」から、入金後なら「連絡ボード」から、売り手の発送前に「○○の公演チケットで、席はX席の○番でお間違いないでしょうか?」などと連絡し、再度確認を促しましょう。なるべくなら郵送・宅配便取引などのキャンセルができる取引を選択しましょう。
◼︎解決策
【郵送・宅配便の取引の場合】
「受取完了連絡」をせずに、取引中チケット一覧の「お問合せフォーム」より連絡しましょう。チケット流通センターが売り手に確認してくれます。
【直前取引(手渡し)・電子チケット・発券番号の取引の場合】
速やかに「送金停止依頼」をした後、「連絡ボード」にて売り手と直接やりとりをして解決しましょう。
7.到着した封筒の中にチケットが入っていなかった
◼︎事前防止対策
入金前なら取引中チケット一覧の「お問合せフォーム」から、入金後なら「連絡ボード」から、発送前に「以前、別な取引でチケットが入っておらずキャンセルした経験がある為、お手数ですが発送前に確認をお願いいたします」と送信し、注意を促しましょう。
◼︎解決策
取引の「お問合せフォーム」よりチケット流通センターに問い合わせましょう。
関連:チケット流通センターの問い合わせ用の電話番号とメールフォーム
売り手側のトラブル
1.買い手に受取完了処理をしてもらえない◼︎事前防止対策
発送後、連絡ボードから「○日に発送いたしました。到着後は受取完了の処理をお願いいたします」と買い手へ連絡してみましょう。
◼︎解決策
下記の期日を過ぎ、取引でトラブルがない場合は、チケット流通センターで受取完了処理をしてくれます。
【受取処理期日】
・郵送・宅配便
チケット受取後2日以内
・直前取引(手渡し)・電子チケット
公演日当日まで
・発券番号
入金確認日が発券開始前:発券開始から2日以内
入金確認日が発券開始後:発送完了連絡から2日以内
【郵送・宅配便/直前取引(手渡し)/電子チケットでの取引】
上記期間内に受取完了処理が行われず、送金停止依頼(直前取引(手渡し)や電子チケットの場合)もない場合は、チケットに問題がなかったものと判断され、チケット流通センターにて代行処理が行われ、その後チケット代金が支払われます。
※土日祝日にあたる場合は、翌営業日の代行処理となります。
【発券番号での取引】
上記期間内に受取完了処理が行われず、送金停止依頼もない場合はお問合せフォームより連絡しましょう。(その際、発券期間が確認できる証憑を提示する必要があります。)
2.買い手がなかなかチケットを受け取ってくれない
◼︎事前防止対策
発送後、連絡ボードから「○日に発送いたしました。追跡番号は○○○○○です。この番号で配達状況確認ができますのでご確認ください。不在の場合は不在表が入りますので、お早めにお受け取りください」と買い手へ連絡してみましょう。
◼︎解決策
郵送・宅配便で発送した取引について買い手が長期間チケットを受取らない場合は、チケット流通センターから買い手へ確認メールが送信されます。なお、差出人へ返送になった場合は、送料買い手負担(着払い)で再送の手続きを行います。返送になった事により開催に間に合わなくなったとしても、利用規約に基づく取引をしていればチケット代金は売り手へ支払われますので安心してください。
3.発送はしたが、荷物番号がわからなくなってしまった
◼︎事前防止対策
受取完了連絡があるまで、控えを必ず取っておきましょう。
◼︎解決策
配達状況の確認ができる発送方法での発送が義務付けられていますので、発送を行った郵便局等に確認しましょう。何月何日の何時ごろに発送した荷物だと伝えれば、配送業者の控えからわかるはずです。
なお、配達状況の確認ができないとチケットの到着確認ができず、代金の支払いがされない場合がありますので注意しましょう。
4.記載ミスでキャンセルされた
記載漏れなどで、買い手にキャンセルされた場合です。
◼︎事前防止対策
チケット流通センターは売り手が不利なシステムのサイトだということを認識し、チケット掲載時の内容は「全て」「記載漏れなく」「間違いなく」「しつこいくらいに」記載しましょう。
◼︎解決策
内容相違が判明した時点で、マイページの取引中チケット一覧の「お問合せフォーム」より早急にチケット流通センターまで連絡しましょう。買い手への在庫あり連絡後に内容相違が判明し、取引がキャンセルになった場合は規定のキャンセル料を支払わなければなりません。なお、買い手から座席の詳細開示要求があった場合、座席トラブルを防止するためにも支障がない範囲で開示に協力するとよいですが、ルールに基づいた掲載をしている場合、入金前までは開示義務はありません。開示できない場合はその旨を買い手へ連絡しましょう。
5.高いキャンセル料を請求された
◼︎事前防止対策
売り手による在庫有りの連絡後、売り手側の原因(チケットの不在、利用規約・規定違反の掲載内容不備・手違い・記載ミスを含む)により、キャンセルとなった場合は、チケット流通センターへキャンセル料を払う義務があることを、しっかり認識する。
特にチケエク(チケットエクスプレス)取引や、座席未定チケットの場合はチケット売価と同じ額のキャンセル料を請求されるため、些細なミスも無いように掲載前に再三にわたる確認をしましょう。また、発送期限から2日以内に発送または発送完了連絡がない場合もキャンセルされます。発送までのスケジュールもしっかり確認しましょう。
◼︎解決策
キャンセル料を請求され、未払いでいると事務局から督促メールが届き、それも無視して支払わずにいると強制退会になります。強制退会後は再登録もできなくなります。利用規約に同意したうえでチケット流通センターを利用している以上、原則としてその内容に従う必要はありますが、あまりにも不当なキャンセルによりキャンセル料を請求されているのであれば、「消費者生活センター」(局番なしの『188』または0570-064-370)へ相談しましょう。
関連:チケット流通センターの会員登録方法とエラーで登録できないときの対処法
チケット流通センターの本人確認方法!更新され照合完了する日数など
チケットの個人間売買が出来るチケット流通センターの売り手と買い手の本人確認方法(本人確認コード)の流れ、本人確認の照合が完了するまでの日数についてです。
チケット流通センターでは偽造チケットの販売等に関するトラブルやなりすましを防止するため、売り手の本人確認を利用規約で定めています。
チケット流通センターが売り手の身元確認を行うことで、買い手が安心して注文することができますし、詐欺などを未然に防ぐことができるからです。
本人確認コードとは
チケット流通センターでの本人確認の際に必要な番号が「本人確認コード」と呼ばれるものです。この本人確認コードを入力しないと登録情報の照会確認手続きが終わりません。本人確認が終わるまでチケット代金は支払われず、チケット掲載時にも一定の制限がかかる場合があります。
本人確認コードはWEB申請を行うことで登録住所宛てに配達される、「本人限定受取郵便(特定事項伝達型)」に記載されています。
この本人確認は一度登録したら無期限有効ならば楽なのですが、犯罪やトラブルを未然に防止するという観点から、1年間の有効期限が設けられており、1年ごとの更新が必要です。
本人確認を行うための、「本人限定受取郵便」による手続き費用は、初回と申請日の翌日から300日以内で2回までは無料です。3回目以降の申し込みを行う場合は、申込み1回につき864円(税込)がかかります。
本人確認の有効期限内であっても婚姻や引っ越し等で氏名・住所が変更になり、会員登録内容を変更した場合はその都度本人確認手続きが必要になります。
なお、1年ごとの更新の場合、本人確認手続きは無料で、マイページの「売り・取引中ページ」で有効期限のお知らせがされます。有効期限の1か月前から更新手続きが可能ですので、早めに更新申請を行いましょう。
売り手の本人確認
スマートフォンでの本人確認の手続き方法についてご紹介します。【本人確認コード申請の流れ】
1.「Safari」もしくは「Chrome」などのブラウザで「チケット流通センター」と検索します。
2.検索結果が表示されます。検索結果の一番上にある「チケット流通センター」をタップします。
3.チケット流通センターのホームページのトップページが表示されますので、ログインをタップします。
4.メールアドレスとパスワードを入力し、ログインボタンをタップします。
5.ログインしたら、右上のメニューボタンをタップし、「会員情報変更」をタップします。
6.会員情報変更画面から「本人確認コード申請」をタップします。
7.画面をスクロールしながら申請にかかる手順や注意事項などを確認し、ページ下部の「本人確認コードを申請する」をタップします。
8.本人確認コード申請フォーム画面の郵便番号・住所・氏名に間違いがないか確認し、「上記の住所で本人確認コードを受け取る」をタップします。
なお、本人確認コードの申請が終わらないと、チケットの掲載はできません。
【本人確認コードの受け取り方】
チケット流通センターでは「なりすまし」を防ぐため、本人確認コードは「本人限定受取郵便(特定事項伝達型)」で配達されます。これはその名の通り本人しか受け取れない郵便物です。家族や代理人、同居人が受け取ることはできません。
この「本人限定受取郵便(特定事項伝達型)」を受け取る方法も併せてご紹介します。
1.郵便局の配達支店から、到着通知書が送付されます。(電話で連絡が来る場合もあります)
2.窓口で受け取るか自宅へ配送するかを選びます。自宅への配達を希望する場合は、配達希望日時を選び、到着通知書に記載されている配達支店へ連絡します。
3.受取時に必要な本人確認書類などを用意します。
・本人確認書類(1点)
氏名、住所および生年月日の記載があるもの
・印鑑(サイン可)
・到着通知書(配達の場合は不要)
窓口で受け取る場合、到着通知書または不在配達通知書を提示しないと受け取ることができません。また、本人確認書類のコピーをとります。
配達の場合、本人確認書類の記号番号などが記録されます。(記録を拒んだ場合は郵便物を渡してもらえないことがあります。)
■受取時に利用可能な本人確認書類
いずれか1点(氏名、住所および生年月日の記載があるもの)
・旅券(パスポート)
・運転免許証
・写真付き住民基本台帳カード
・在留カード
・特別永住者証明書
・官公庁や特殊法人等が発行した身分証明書で写真付のもの
・健康保険、国民健康保険または船員保険等の被保険者証
・共済組合員証
・国民年金手帳
・年金手帳
・公の機関が発行した資格証明書で写真付のもの(療育手帳、身体障がい者手帳等)
・届出避難場所証明書(郵便物を受け取る日前6か月以内に作成されたものに限ります。)
【確認コードの入力】
確認コードを記載した書類(本人確認書類)を受け取ったら、記載されているコードを入力して登録情報の照会を行います。
1.チケット流通センターのホームページのトップページから、ログインをタップします。
2.メールアドレスとパスワードを入力し、ログインボタンをタップします。
3.ログインしたら、右上のメニューボタンをタップし、「会員情報変更」をタップします。
4.会員情報変更画面から「本人確認コード入力」をタップします。
5.本人確認書類に記載されている「本人確認コード」を入力してください。
以上で、本人確認コードの入力が完了しました。
【注意事項】
■本人確認コードの申請から、手続き完了までは日数がかかります。
本人確認書類は、原則として申請日から2営業日以内にチケット流通センターから発送されますが、申請が金曜日だった場合、チケットの発送が休み明けになる場合もあります。
月曜日に申請し、水曜日に発送され、翌日の木曜日に到着通知書が届いたとしましょう。本人限定郵便を窓口で受け取ればその日のうちに確認コードの入力ができますが、配達を希望した場合は受け取りまでさらに1日以上日数がかかります。
つまり、どんなに急いでも申請から確認コード入力までは4日程度かかると考えて良いでしょう。さらに確認コード入力後の登録情報照会に数日かかる場合もありますので、申請から本人確認完了までは1週間程度かかる可能性もあります。
週末や祝日をはさんだり地方在住だったりした場合日数がさらに伸びますから、余裕をもって申請を行うことが大切です。
■本人確認コードが掲載されている本人限定受取郵便が不在等で受け取れなかった場合は郵便局で保管されますが、保管期間は10日間となっていますので早めに受け取るようにしてください。
■本人確認コードの有効期限は発行日の翌日から21日間となっています。有効期限内に手続きをしてください。
■本人確認が完了していない売り手のチケット情報には「このチケットの売り手は本人確認手続き中です」と表示されます。
買い手の本人確認
買い手の本人確認は特にありません。ですが初めてのチケット購入時には会員情報として住所・氏名・電話番号・生年月日を入力が必須です。これらの入力が終わっていないと購入は一切できません。ここで虚偽の情報を入力すれば、当たりまえですが手元にチケットは届きません。
なお、この個人情報はチケットの郵送時に使用されますが、あんしん配送サービスを利用し、間にチケット流通センターを挟んで取引することで匿名取引が可能となり、売り手に自分の個人情報を知られることなく取引を行うことができます。
別途料金はかかりますが売り手に自分の個人情報を知られずに取引を行いたい方は利用するとよいでしょう。
関連:チケット流通センターの電子クーポンの入手方法と使い方
チケット流通センターの電子クーポンの入手方法と使い方
チケットの個人間売買が出来るチケット流通センターでチケットを通常よりも安い割引価格で購入することが出来る電子クーポンの入手方法と使い方についてです。
チケット流通センターで使える電子クーポンは様々なキャンペーンで特定のチケットを購入したり、期間中に取引を行ったり、スタンプを集めたりと、条件をクリアすることでプレゼントされます。
買い手が購入する際にお得に購入できるのはもちろん、売り手も各種手数料に対して使用することが可能です。
電子クーポンとは
チケット流通センターの電子クーポンとは、所定の条件を満たした会員に対して、チケット流通センターがサイト上で発行するお得なクーポンのことを言います。このクーポンをあらかじめ決められた方法に従って利用することにより、事務手数料や仲介手数料について値引きを受けることができます。
電子クーポンがどんな条件で会員に付与されるのかは、チケット流通センターが行うキャンペーンごとに違ってきます。
また、チケット代金そのものではなく各種手数料に対して使用できる(売り手に損がないような仕組みになっている)のも大きな特徴と言えます。
過去の電子クーポン
チケット流通センターにおける電子クーポンサービスは2016年11月から開始されました。過去にはキャンペーン第一弾として「新規会員登録キャンペーン」が開催され、期間中に新規会員登録と会員情報入力を完了すると、すぐに利用できる「売り手専用クーポン」がプレゼントされました。
これはチケット発送時に利用でき、仲介手数料から1,000円分値引きされるクーポンでした。
また、「年末年始お取引ありがとうキャンペーン」として、取引を行った売り手・買い手の全員に、300円分のクーポンが発行されたこともありました。
こちらは売り手の仲介手数料のみならず、買い手の事務手数料も値引きできるクーポンでした。
ある特定のチケットを取引された会員にプレゼントされた「お客様感謝祭キャンペーン」もありました。
期間中に特定の公演チケットを取引することで、売り手・買い手の双方が各種手数料に使用できる500円分のクーポンが発行されました。
電子クーポンの入手方法
それでは、電子クーポンの入手方法について順を追ってご紹介します。1.「Safari」もしくは「Chrome」などのブラウザで「チケット流通センター」と検索します。
2.検索結果が表示されます。検索結果の一番上にある「チケット流通センター」をタップします。
3.チケット流通センターのホームページのトップページが表示されますので、ログインをタップします。
4.メールアドレスとパスワードを入力し、ログインをタップします。
5.マイページが表示されますので、左上の「チケット流通センター」のロゴをタップしましょう。
6.クーポンキャンペーンが行われている場合、バナーがトップページに表示されますのでタップしましょう。
7.キャンペーンページが表示されます。「クーポンを獲得」ボタンをタップしましょう。
8.クーポン獲得画面が表示されます。獲得したクーポンを確認しましょう。画面右上の「メニュー」をタップします。
9.メニュー画面の下部にある「マイページトップ」をタップしましょう。
10.マイページが表示されます。クーポン枚数が増えていることがわかります。「クーポン」をタップしましょう。獲得したクーポンを確認できます。
11.クーポンの詳細は該当クーポンの「クーポン詳細」をタップしましょう。
12.クーポンの有効期間や、利用できる条件、利用可能な公演などについて確認することができます。
・電子クーポンはスマートフォン及びアプリ、パソコンでの取引がプレゼント対象です。入手したい方は注意しましょう。
・キャンペーン以外の入手方法としては、「チケ流スタンプ」があります。これはチケットを売買することで貯まるスタンプカードで、売買のたびに1~4個の「チケ流スタンプ」が発行され、マイページ内のスタンプカードが20個貯まっていっぱいになると、チケット売買がお得になるクーポンに交換することができるものです。
電子クーポンの使い方
それでは、買い手の場合の電子クーポンの使い方についてご紹介します。1.まずは商品を購入します。チケット流通センターにログインして欲しい公演チケットを検索し、見つけたら「注文へ」をタップします。
2.購入予定のチケット詳細情報画面が表示されます。公演名、枚数、代金や注意事項を確認しましょう。
3.画面をスクロールすると登録チケット購入フォームが表示されます。取引方法や支払い方法を確認しましょう。問題なければ「確認画面へ」をタップします。
4.注意事項が表示されます。座席未定チケットや入金後のキャンセルができないことなどが書かれていますので、よく読みましょう。
5.再度「チケット詳細情報」が表示されます。本当に間違いないか確認しましょう。
6.さらに「注文内容」が表示されます。枚数や合計代金の確認を行い、利用規約を読んで問題が無ければ「規約に同意の上、注文する」をタップします。
7.お取引内容確認画面が表示されます。再三にわたって確認を促されます。この画面ではまだ支払い手続きは完了していません。またブラウザの戻るボタンはエラーになるので使用しないでください。
8.支払金額の合計が表示され、「支払い方法選択画面」が表示されますので支払い方法を選びましょう。クーポンを所有している場合は、ここで利用したいクーポンを選択することができます。
9.8で選択した支払い方法に従って、チケット代金と手数料の合計を支払いましょう。
利用済みのクーポンは、そのクーポンを使った取引の「取引画面」で確認することができます。
なお、クーポンの値引き額が手数料の金額を上回る場合でも(例えば500円割引クーポンを手数料が300円の取引で利用したとしても)、差額分の返金または繰り越しはできませんのでご注意ください。
チケット流通センターの退会方法と退会後の再登録方法
チケットの個人間売買が出来るチケット流通センターを退会する方法とその際の注意点、そして退会後の再登録についてです。
退会したいと思ってトップページやマイページを探しても退会のための項目が載っていません。
また公式FAQにも退会に関する項目は掲載されていませんので、「もしかして退会できないのではないか」と焦ってしまう方もいるようです。
このページではチケット流通センターからスムーズに退会するための注意事項と退会の方法、再登録についてまとめました。参考になさってください。
退会する前の確認事項
退会する前に、きちんと確認しておかなければならないことがあります。まず、チケット流通センターでの取引がすべて終了するまで退会処理はできません。これには「チケットの掲載」も含まれます。
あなたが売り手の場合、チケットがまだ購入されていなくても、チケットを出品中の場合は退会できません。ログインし、マイページの「売り・取引中チケット」から「掲載中」タブをタップし、すべて掲載を取りやめましょう。
また、まだ売上金が振り込まれていない場合は、売上金の振込みを待ったうえで退会することを強くお勧めします。
あなたが買い手の場合で取引中の場合は、「受取完了連絡」を済ませて取引を完了させましょう。
チケット流通センターは月会費もかかりませんし、取引が成立しなければ手数料も発生しませんので、退会を勧める理由はありません。
特に売り手の場合、退会してしまうと郵送での本人確認もやり直しになってしまいますので、安易に退会・再登録を繰り返すことの無いように注意してください。
チケット流通センターの退会方法
チケット流通センターから退会する方法について順を追ってご紹介します。1.「Safari」もしくは「Chrome」などのブラウザで「チケット流通センター」と検索します。
2.検索結果が表示されます。検索結果の一番上にある「チケット流通センター」をタップします。
3.チケット流通センターのホームページのトップページが表示されますので、ログインをタップします。
4.マイページが表示されますので、右上のメニューボタンをタップします。
5.表示されたメニュー画面をスクロールして、下の方にある「会員情報変更」をタップします。
6.「会員情報変更画面」が表示されます。画面をスクロールして、下の方にある「会員登録解除」をタップしましょう。
7.「チケット流通センター会員登録を解除しますか?」と表示されます。「会員登録解除」をタップしましょう。
これで、チケット流通センターからの会員登録が解除され、退会することができます。
退会後の再登録方法
「退会後に再登録しようと思ったのに、同じ電話番号や同じ端末からでは登録が出来なくなってしまった」このようなサイトもよくあるようですが、チケット流通センターでは、退会前に登録していた情報で再登録することが可能です。ただし再登録といってもそのような項目があるわけではなく、また新たに会員登録をすることになります。
簡単に会員登録についてご紹介します。
1.「Safari」もしくは「Chrome」などのブラウザで「チケット流通センター」と検索します。
2.検索結果が表示されます。検索結果の一番上にある「チケット流通センター」をタップします。
3.チケット流通センターのトップページが表示されます。画面上部にある「会員登録」をタップします。
4.「新規会員登録」画面が表示されます。画面を少しスクロールして、「メールアドレスで登録」で「メールアドレス」と「登録パスワード」を入力しましょう。入力できたら「登録」をタップしましょう。
5.「登録」をタップすると、「確認メールを送信しました」という画面が表示されます。先ほど入力したメールアドレス宛てに確認メールが届いていますので、見てみましょう。
6.登録したメールアドレスに届いている確認メールを開き、掲載してあるURLをタップしましょう。URLの有効期限は3時間だけですので、登録し次第早めに手続きをしましょう。
7.6のURLをタップすると、「会員登録」画面が表示されます。2で登録したパスワードを入力し、「会員登録完了」ボタンをタップしましょう。本登録が完了します。
チケット流通センターの転売目的の購入者と販売者の見分け方
チケットの個人間売買が出来るチケット流通センターで、チケットを転売する目的での購入者や販売者の見分け方と、転売に関するチケット流通センターの見解についてです。
転売とは、買い取った物をさらに他に売り渡すことを言いますが、転売はあまりいいイメージを持たれてはいません。
貴重なチケットを買い手の足元を見るような高値で売り捌いて、差額で利益を得ていると思われているのが主な理由です。「利益目的の転売」に対して世間の目は冷徹であり、転売目的のチケット購入はダフ屋行為にあたります。
もちろんそうではなく、ただ単に都合がつかなくなったチケットを誰かへ譲りたいだけの転売もあります。「利益を目的としない転売」ということです。
しかし良かれと思って安価で出品したチケットが他で高値で売られていたらいい気持ちはしませんよね。チケット流通センターを利用する際に、転売目的の購入者と販売者を見分けるにはどうしたらいいのかをこのページではご紹介します。
チケット流通センターの転売に対する見解
チケット流通センターはチケットを販売しているサイトではありません。売り手と買い手をつなぐことでチケットの個人間売買を助けることで手数料を得ています。公式ホームページには「転売目的で購入したチケットの掲載及び、転売目的でのご注文は固くお断りさせていただきます」とあります。
つまり「転売して利益を得るためにチケットを売買すること」は禁止ということです。
そのため利用規約には「転売目的に購入され、法令(各都道府県の条例を含みます。)に違反に該当する可能性があると弊社が推測するとき」は、チケット流通センター側で当該チケットの掲載を削除できるものとし、取引中の場合には、直ちにキャンセルすることができるとあります。
例えば、とある出品者が「同一アーティストの全国各地で開催される公演のチケットを大量に出品している」としましょう。
普通に考えて「行くためにチケットを買ったけれど都合が悪くなった」とは思えません。こうした場合には、チケット掲載の削除をされる可能性が高いと言えます。
いくら個人間売買を助けるサイトといっても、迷惑防止条例(ダフ屋行為の禁止)に抵触する行為を黙認するわけにはいかないからです。
この、迷惑防止条例で禁止されているダフ屋行為は以下の二つを指します。
1.公衆の場で、チケット類を他者に転売、または転売しようとすること。
2.転売目的でチケット類を公衆に対して発売する場所において購入する、または購入しようとすること。
チケット流通センターが「転売目的で購入したチケットを掲載すること」「転売目的でチケットを注文すること」を禁じているのはこのダフ屋行為に抵触し、迷惑防止条例に違反する犯罪行為で刑事罰の対象となり、未遂の場合も処罰されるからです。
チケットの売買はあくまでも「不要になったもの」を、適正な価格で行うにとどめたほうが賢明と言えるでしょう。
転売目的の購入者の見分け方
転売するためにチケットを購入する購入者を見分ける方法ですが、たとえばメルカリやヤフオクなどのように「良い・普通・悪い」の評価があればその買い手が安心して取引できる相手かどうかがわかります。購入履歴を見ることができ、同じチケットを大量に購入していたり、同じ日に開催される別な公演のチケットを購入したりしていることがわかれば、転売目的の購入者だということもわかります。
しかしチケット流通センターでは売り手買い手に関わらず、利用者の評価システムがありません。さらには不審な利用者をブロックするシステムもありません。怪しそうな人や取引したくない相手をあらかじめ排除することができないのです。
出品したチケットを購入した相手が、自分で使うための購入なのか、転売目的なのかを販売する前に知ることはできませんし、売り手が自己都合で取引をキャンセルすれば、高額なキャンセル料の支払い請求が待っています。
チケット流通センターでは買い手が他所で転売する目的で購入しようとしていても、見分けることができないのが現状です。
転売目的の出品者の見分け方
では逆に、「チケットを転売目的で出品しているかどうか」を見分けるコツはなんでしょうか?チケットが取りづらいジャニーズの公演や、人気アーティストのライブ、宝塚や劇団四季などの人気公演の良席は定価の数倍から数十倍が設定されていることがあります。
とあるジャニーズの公演チケットは1枚400,000円に設定されていましたが、このように定価よりもはるかに高額な値段で売られているものは、ほぼ間違いなく利益目的の転売とみなしてよいでしょう。
安価にチケットを購入したいのであれば、チケット流通センターには「得チケ情報」というページがあり、1枚当たりの価格が「定価+1,000円以下」のチケットを「お得チケット」として掲載しています。
これは公演日が間近に迫っていて、とにかく不要になってしまったチケットを安くてもいいから売りたい方や、利益目的ではなく手数料と送料だけを負担してもらえればチケットを譲っても構わないという方などが、定価に数百円をプラスして販売していることが多いようです。
チケット検索の際「お得チケット」にチェックを入れておくと探しやすくなりますし、転売目的の出品者を避けて購入することができますので、ぜひ参考にしてみてください。
関連:チケットキャンプで転売している人を見分ける方法
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