チケットキャンプで転売している人を見分ける方法




ミクシィグループが運営する国内最大級のチケット取引サイトであるチケットキャンプ(チケキャン)で転売している人を見分ける方法です。

転売とは、広義には一方から購入したものを他方へ売り渡す行為のことを言います。しかしそれらはさらに「利益が目的ではない転売」と「利益が目的の転売」との二つに分かれます。

前者は例えば定価で購入したチケットを定価以下で販売する場合が該当します。チケットぴあなどで購入したコンサートチケットをその日の都合が悪くなったからチケットキャンプで売るといった場合などです。

後者は定価で購入したチケットを定価以上で販売する場合や、定価以下で購入したチケットを定価で販売する場合です。例えばファンクラブ限定チケットや数量限定チケットは、抽選などもありオークションでは高騰することがほとんどですので、これらを定価で手に入れチケットキャンプで定価以上で販売する場合などです。

チケットキャンプは発券をしているサイトではないので広義にはほぼ全ての出品者が転売しているわけですが、このページでは利益目的でチケットを転売している人を見分ける方法を見ていきます。

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チケットの価格

まず見るのは出品されているチケットの価格です。

定価よりも高い値段で売られているものはほぼ100%の確率で利益目的の転売です。

さらにチケットキャンプでは公式サイトのよくある質問「“手数料”に関するよくある質問」にあるように定価よりも高い値段だと取引手数料が発生します。(2017年3月に定価以下チケットも取引手数料が掛かるようになりました)

定価よりも高値での出品で利益目的ではない可能性があるのは、販売額からチケットキャンプに支払う手数料を引いた額が定価以下になる程度に調整されている場合だけです。

チケットキャンプは定価以下での出品であれば「定価以下」の表示がされているので非常にわかりやすくなっています。



また定価以上で販売する場合でもチケット自体を高値で販売する場合とチケットを発券する権利を販売する場合の二つがあります。

前者はチケットキャンプでの販売価格にチケット代自体が入っているため、その価格を払えばチケットが手に入るという分かりやすさと手間の少なさがあります。しかしデメリットとしては販売額にチケット代が含まれるためチケット代の部分にまで手数料がかかる点が挙げられます。

チケットキャンプは購入者も手数料を払う必要があるためこの点は販売者にとっても購入者にとってもデメリットです。

後者の場合は権利のみの販売ですのでチケット代は別途必要になります。一方でそのおかげでチケット代には手数料はかからないためチケット代込みの販売に比べて手数料が安くなります。

利益目的で転売する場合はこの両者が見られますが、後者のチケット代別での販売方法の方が手数料も少なく、さらに販売者は先にチケット代を払う必要が無いので転売者には有利になっています。また表示価格も小さくなるので安い順に並べた場合に上位に来る点も有利な点です。

評価の数

価格以外の点での見抜き方では評価の数を見るのも有効な方法です。

評価数が99を超えている場合はほぼ100%営利目的の転売者です。

というのも営利目的でない例として「自分が行こうと思って購入したコンサートのチケットを都合が悪くなったのでチケットキャンプで販売する」という場合が挙げられますが、このようなことが数年で100回以上あるとは通常は考えられません。

ですので評価数が99を超えている場合は転売を生業にしている人であると考えるのが普通です。

仮に定価以下で合った場合でもそのような人が販売している場合は、ヤフオク!などでさらに安く購入したものであったりという可能性が高いわけです。

同一チケットの複数出品

席が違うだけで全く同一日時の同じグループのコンサートであったり、同じスポーツイベントのチケットを複数個出品している場合です。

確かに人気が高く抽選確率が低いチケットの場合はファンクラブとぴあやローソンチケットなど何箇所かで同じチケットを申し込むため稀に必要以上に当選してしまいチケットが余ることはあります。

しかしこのような場合はせいぜい余分なチケットは多くて2、3組程度です。10や20といった大量の同一チケットを販売している場合はどこかから仕入れてきて販売していると考えるのが妥当です。

転売は必ずしも悪ではない

ちなみに転売は悪いイメージが多いですが、すべての転売が悪いというわけではありません。

近所の古着屋で服を買ってオークションで売ってお金を稼ぐ場合、その服はオークションに出されなかった場合にはその購入者は買うことはできなかったわけですので転売者は欲しい人に欲しい商品を提供しているので誰も損はせず一般的には良い転売者です。

しかし競争率が高いチケットを定価以上で販売する場合は話が違います。利益目的の転売者は純粋にそのコンサートやイベントに行きたい人の枠を奪う形で商品を手に入れています。

これを欲しい人が定価以上の転売額で購入するわけですが、転売者がいなければ本来は定価で手に入れることができていたわけです。

この二つの例では前者が転売者として問題のない例で後者が問題のある例です。

もちろんこれも一概には言えるわけでは無く、前者の場合でもブックオフせどりのように流行になってしまった結果、後者に近いことになっているものもありますし、後者の場合でも抽選に漏れてしまったけど転売者がいるおかげでそのコンサートに行けるという人もいます。

安く買って高く売るのは商売の基本ですから転売も節度を持って行うことが大切であると言えそうです。

転売は法律違反になる?

前述の転売が悪かどうかというのを少し法律を交えた視点からも見てみます。

一般的にセドリなどに代表される転売に関しては、古物商がなければ営利目的で繰り返し行う事は法律違反となります。ということは古物商をもっていればチケット転売しても大丈夫ということなのでしょうか?

チケットの転売に関しては少しだけ事情が異なります。実はチケットの場合にはダフ屋行為の取り締まりを目的とした条例などの中に「販売を目的としてチケットを購入すること」を禁止するものがあり、古物商を持っていたとしてもこの条例に引っかかって立件されることがあります。

またそれ以外にも詐欺として逮捕された例もあります。

以下は2017年6月の逮捕の例です。

「人気バンド・サカナクションの公演の電子チケットを転売目的で購入したとして、兵庫県警サイバー犯罪対策課は7日までに和歌山市在住の無職・小西正敏容疑者(43)を詐欺の容疑で逮捕、送検した。電子チケットの不正な高額転売による逮捕は全国初。 同課によると、小西容疑者は昨年9月、インターネットで同バンド公演の電子チケット2枚を転売目的で購入。転売サイトに計7万4000円で出品した疑いがもたれている。2014年以降、約6000万円を転売行為で売り上げていたという。」

チケットの転売で詐欺罪が適用されるのは非常に稀な例ですが、この事件の場合には逮捕された男性がチケットデータが入った自分のスマホを購入者に貸し出していたとのことなので、コンサート事業者を騙して利益を得たとする解釈で詐欺での立件という事だと推測されます。

音楽業界は転売に対してかなりの対策を行っています。その中には、法に触れている転売者を見つけて警察に通報したり、実際に自分が購入者としておとり捜査的な方法を用いる、というものも含まれている可能性があります。

チケットの定価と、市場のチケット価格が異なっている限り転売はなくならないと考えられますが、業界の頑張り次第では減っていくことはあるかもしれません。

関連:チケットキャンプで定価以上で売る行為は違法か徹底考察


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