手渡しなら無料!チケットキャンプの送料





ミクシィグループが運営する国内最大級のチケット取引サイトであるチケットキャンプ(チケキャン)での送料についてです。

チケットキャンプで取引したチケットを受け渡すにはほとんどの場合で配送業者を利用することになります。そうなると必ず発生するのが送料です。

国内で利用できる配送業者はヤマト運輸や日本郵便、佐川急便といったあたりが有名です。またそれぞれの業者でいくつかの配送方法があります。

例えば日本郵便であれば普通郵便(定形・定形外)、レターパックライトとプラス、ゆうパック、ゆうメール、クリックポストなどです。

これらの発送方法はそれぞれ値段がすべて異なりますが、出品情報で「送料別」に設定されている場合には購入者に請求される送料は一律で510円です。

送料は配送方法で異なるのに請求される送料はなぜ一律なのか、そのあたりを詳しく見ていきましょう。

(追記)チケットキャンプは2018年をもってサービスが終了しました。

送料の負担者

まずは送料の負担者についてですが、チケットの出品時に売り手負担か買い手負担か選ぶことが出来ます。

チケットキャンプでのチケットの出品時の送料の設定は「送料込」「送料別」「なし」の3種類があります。

「送料込」は商品代金に送料が含まれているため購入者に追加の支払いはありません。

「送料別」は商品代金とは別に送料を購入者が負担しその額は510円です。購入者は商品代金と送料をチケットキャンプで支払い、出品者は元払いでチケットを発送します。送料が購入者負担であるからと言って、着払いで送るわけではありません。

「なし」は手渡しでの受け渡しの場合や電子チケットのように配送が必要ないチケットの場合の設定です。もちろん送料は発生しません。

利用できる配送方法の制限

チケットキャンプで利用できる配送方法の制限についてです。

チケットキャンプではどんな配送方法でも使えるわけではなく、使えるものと使えないものがあります。

具体的には以下の通りです。

・使える配送方法

レターパックプラス書留・簡易書留ゆうパック宅急便

・使えない配送方法

レターパックライト、普通郵便(定形・定形外)、クリックポスト、ゆうメール、ネコポス、その他追跡記録が付かない配送方法全て

チケットキャンプで販売したチケットを郵送する場合には追跡番号があって配達記録が付く上に、さらに確実に相手が受け取ったとわかる対面渡しの配送方法で送る必要があります。

上記のものはチケットキャンプのホームページに示されているものですが、同一の基準で判断すれば佐川急便の飛脚宅配便やヤマト運輸のはこBOONも使えることになります。

送料が安い配送方法について

出品者側からすると同じ送料が貰えるのであれば、安い配送方法を利用して貰える送料との差額を儲けにしたいと考えます。

そこでチケットキャンプで利用できる配送方法を比較してみましょう。

候補としては、定形郵便の簡易書留、定形外郵便の簡易書留、レターパックプラス、ゆうパック、宅急便あたりです。

定形・定形外郵便とレターパックプラスは固定金額ですが、ゆうパック、宅急便に関しては、発送元と先の距離で価格が異なりますので、最安値の同県内への発送とします。

以下がそれぞれの価格の比較となります。持ち込み割引が適用できるものはした後の価格となります。

簡易書留(定形郵便に追加):392円
簡易書留(定形外郵便に追加):430円
レターパックプラス:520円
ゆうパック:810円〜
宅急便:930円〜

以上よりチケットキャンプで最も安くチケットを送ることができるのは、定形郵便の簡易書留であると言えます。

関連:定形外郵便の送り方


送料が一律で510円の理由

購入者が送料を負担する場合に、その送料が実際にいくらかかったとしても請求額が一律で510円の理由についてです。

利用できる配送方法は前述の通りですが、その中でもチケットキャンプ運営が販売者に利用するように勧めているのはレターパックプラスです。

レターパックプラスは専用の封筒を購入し、それに商品を入れてポストへ投函するか郵便局から発送することができる配送方法です。

追跡記録が付きますし、商品を対面で相手に受け渡してくれるため郵便受けに投函される配送方法と比べて確実に相手に届きます。

また日本国内であればどこからどこへ送っても料金は一律であり、そしてその料金が510円です。

つまりチケットキャンプの送料はレターパックプラスを利用することを前提に設定されています。

関連:レターパックプラスの送り方

また他にも利用できる配送方法があるにもかかわらずレターパックプラスの料金に一律で設定されている理由は分かりやすさを優先した結果です。

ですからレターパックプラス以外を利用して実際の送料が510円を超えても追加で料金を請求することはできません。逆に料金が510円を下回ったとしても代金を返金する必要もありません。

そのため販売者はレターパックプラスで送らなければならないわけではなく、安く送りたいのであれば定形郵便に簡易書留で送ることもできますし、保証を付けたいのであれば一般書留やゆうパック、宅急便で送るという選択肢もあります。

ちなみに「送料別」に設定していたチケットを直接受け渡しするなどして送料が実際にはかからなかった場合でも送料を返金する必要はありません。

またその場合に購入者と販売者が話し合って返金することになったとしてもチケットキャンプ上からでは手続きができないため、返金方法も話し合って決定しましょう。

関連:レターパックの購入と発送が出来るコンビニ一覧とかいろいろ




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