スマートレターとレターパックライトの違いを完全比較



どちらもコンビニや郵便局で専用封筒を購入し、全国一律の安い料金で送ることが出来るスマートレターとレターパックライトの違いを徹底的に比較しました。

レターパックにはレターパックライトとレターパックプラスという2つのサービスがありますが、今回は料金が安く、サイズ的にもスマートレターに近いレターパックライトを比較対象として挙げています。

料金・重量・サイズだけでなく、発送場所・速達有無・配達される曜日の違いなどにも触れていますので、このページを見ることでスマートレターとレターパックライトの違いを知ることが出来るはずです。

スマートレターとレターパックライトの比較

比較項目 スマートレター レターパックライト
料金 180円 370円
重量 1kg以内 4kg以内
サイズ 縦25cm、横17cm、厚さ2cm以内 縦34cm、横24.8cm、厚さ3cm以内
信書送付 可能 可能
現金送付 不可 不可
伝票
追跡 不可 可能
書留 不可 不可
問い合わせ番号
発送場所 郵便窓口、ポスト 郵便窓口、ポスト
封筒販売場所 郵便窓口、コンビニ 郵便窓口、コンビニ
支払方法 現金・キャッシュレス 現金・キャッシュレス
梱包方法 専用封筒のみ 専用封筒のみ
着払い
時間帯指定
土日祝日配達
損害賠償
大口割引
配達先 郵便受け 郵便受け
速達
配達日数 翌々日・3日後 翌日

料金・重量・サイズの違い

スマートレターとレターパックライトはどちらも安い料金で送ることが出来ますが、スマートレターは180円、レターパックライトは370円とその値段は2倍以上の違いがあります。

◼︎スマートレターの専用封筒

日本郵便 スマートレター






◼︎レターパックライトの専用封筒

日本郵便 レターパックライト






その分、重量とサイズはスマートレターよりもレターパックライトの方が大きな荷物に対応しており、少し厚みのある通常の本を送る場合にはスマートレターのサイズには対応しておらず、レターパックライトを利用する必要があります。

追跡サービスの有無



スマートレターとレターパックライトの一番の違いは追跡サービスの有無です。

追跡サービスとは配送中の荷物が今どこにあるのか、各荷物に割り当てられた追跡番号を使って郵便局のホームページや当サイトのトップページにあるおみくじ追跡で確認することが出来るサービスで、ネット通販などで商品を購入する人の多くがこのサービスを利用します。

そのため、この追跡サービスが付いていない発送方法は不安だと思われることが多々あり、荷物を受け取る人とトラブルを起こしたくない場合は追跡サービスが付いているレターパックライトの利用をおすすめします。

参考までにレターパックライトで発送され配達まで完了した過去の実際の追跡結果は以下の通りです。

◼︎兵庫県から広島県に配達されたレターパックライト

状態発生日 配送履歴 取扱局 県名等
03/23 11:53 引受 川西郵便局 兵庫県
03/24 05:28 到着 安佐南郵便局 広島県
03/24 11:52 お届け先にお届け済み 安佐南郵便局 広島県

兵庫県から3月23日(金曜日)のお昼に発送されたレターパックライトは、次の日の3月24日(土曜日)のお昼に広島県の配達先の住所に配達が完了しています。

◼︎青森県から熊本県に配達されたレターパックライト

状態発生日 配送履歴 取扱局 県名等
02/14 13:28 引受 むつ郵便局 青森県
02/16 05:47 到着 八代郵便局 熊本県
02/16 16:04 お届け先にお届け済み 八代郵便局 熊本県

青森県から2月14日(水曜日)の午後に発送されたレターパックライトは、2日後の2月16日(金曜日)の夕方に熊本県の配達先の住所に配達が完了しています。

◼︎大阪府から大阪府に配達されたレターパックライト

状態発生日 配送履歴 取扱局 県名等
02/10 12:09 引受 大阪西郵便局 大阪府
02/11 03:36 到着 吹田郵便局 大阪府
02/11 12:42 お届け先にお届け済み 吹田郵便局 大阪府

大阪府から2月10日(土曜日)のお昼に発送されたレターパックライトは、翌日の2月11日(日曜日)のお昼に大阪府の配達先の住所に配達が完了しています。

◼︎山口県から山口県に配達されたレターパックライト

状態発生日 配送履歴 取扱局 県名等
05/23 12:34 引受 山口中央郵便局 山口県
05/24 06:33 到着 岩国郵便局 山口県
05/24 16:04 お届け先にお届け済み 岩国郵便局 山口県

山口県から5月23日(火曜日)のお昼に発送されたレターパックライトは、翌日の5月24日(水曜日)の夕方に山口県の配達先の住所に配達が完了しています。

◼︎埼玉県から兵庫県に配達されたレターパックライト

状態発生日 配送履歴 取扱局 県名等
05/18 11:15 引受 大宮宮町郵便局 埼玉県
05/19 13:22 到着 高砂郵便局 兵庫県
05/19 15:50 お届け先にお届け済み 高砂郵便局 兵庫県

埼玉県から5月18日(木曜日)の午前中に発送されたレターパックライトは、翌日の5月19日(金曜日)の午後に兵庫県の配達先の住所に配達が完了しています。

専用封筒を購入出来るコンビニは同じ

レターパックを購入出来るコンビニ レターパックを購入出来ないコンビニ
○ ローソン △ セブンイレブン
○ ミニストップ △ ファミリーマート
○ サークルK・サンクス × スリーエフ
○ セイコーマート × 生活彩家
○ デイリーヤマザキ × ポプラ

スマートレターとレターパックライトを多くの人が利用する最大の理由として、どちらも24時間営業しているコンビニで専用封筒を購入することが出来るという点があります。

郵便局の窓口でもスマートレターとレターパックライトの専用封筒を購入することが出来ますが、平日の郵便局の営業時間は9:00から17:00までという店鋪が多く、日中仕事をしている方にとっては非常に利用しにくいという点があるため、コンビニで専用封筒を購入する人が多いというわけです。

利用出来るコンビニも多く、スマートレターとレターパックライトの専用封筒を買えるコンビニではローソン・ミニストップ・セイコーマートがあります。

また、スマートレターの場合なのですが、基本的には置いていないのですが、セブンイレブンとファミリーマートでも取り扱っているお店が一部あります。

関連:スマートレターの専用封筒を購入出来るコンビニ一覧

関連:レターパックの購入と発送が出来るコンビニ一覧とかいろいろ

スマートレターの専用封筒を購入出来るコンビニ一覧



セブンイレブン・ローソン・ファミリーマートなど全国にあるコンビニの中でスマートレターの専用封筒を購入することが出来るコンビニについてです。

スマートレターの送り方は簡単で、コンビニで1枚180円で売っている専用封筒を買って、送るものをその専用封筒の中に入れて、郵便局または郵便ポストに投函することで送ることが出来る簡単な送り方です。

ローソンなど店内に郵便ポスト(箱)が置いてある店鋪ではそこから出すことが出来ます。

東京都などの都心部のコンビニだけでなく、地方(田舎)の都道府県のコンビニでもスマートレターの専用封筒が販売が開始されましたので、スマートレターの専用封筒を購入することが出来るコンビニをご紹介します。

スマートレターの基本情報

スマートレターを購入することが出来るコンビニをチェックする前に、送る荷物がサイズオーバーなどでスマートレターに対応していない可能性もあるため、まずはスマートレターの基本情報をご確認ください。

項目 詳細
料金 180円
大きさ・厚み・重量 25cm×17cm・2cm・1kg以内
購入出来る場所 郵便局・コンビニ
差し出し場所 郵便局・郵便ポスト
追跡・補償・速達 なし


スマートレターは180円という安い料金で送ることが出来るサービスですが、注意しなければならない点は大きさが25cm×17cm以内、厚みが2以内、重量が1kg以内のものしか送ることが出来ないという点です。

具体的には図書カードやQUOカードといった厚みがなくサイズも小さいものは確実に送ることが出来ますが、本・CD・DVD・服など衣類の場合はサイズ的に送れるものと送れないものがありますので、事前にサイズを確認しましょう。

そしてスマートレターには追跡番号がないため郵便局の追跡システムを利用した荷物の追跡を利用することが出来ず、盗難や破損などに対する補償もないため、高価な品物を送るのには向いていません。

スマートレターを購入出来るコンビニ一覧

スマートレターを購入出来るコンビニ スマートレターを購入出来ないコンビニ
○ ローソン × デイリーヤマザキ
○ ミニストップ △ ファミリーマート
○ サークルK・サンクス × ポプラ
○ セイコーマート × スリーエフ
△ セブンイレブン × 生活彩家


スマートレターの専用封筒を購入することが出来るコンビニはローソン、ミニストップ、セイコーマートで、こちらではレターパックライトとレターパックプラスの専用封筒の販売も行われています。

セブンイレブンとファミリーマートは店鋪によって置いてあるところと置いていないところがありますので、店員さんにスマートレターを置いているか確認してみましょう。

また、上記で○が付いているコンビニについても店長さんの意向で、スマートレターの専用封筒を置いていない店鋪もあるのでご注意ください。

コンビニでの購入方法

日本郵便 スマートレター






スマートレターをコンビニで買う方法は簡単で、レジにいる店員さんにスマートレターの専用が欲しい旨を伝えるだけで、レジの奥にある棚からスマートレターの封筒を出してくれます。

料金は1枚あたり180円で、そのコンビニに在庫があれば1枚だけはもちろん何枚でも買うことが出来ます。

店員さんが間違えてレターパックライトまたはレターパックプラスの封筒を用意してしまうことがあるので、支払う料金と封筒の種類が合っているかその場で確認するようにしましょう。

コンビニ以外でスマートレターを買える場所



ローソン・ミニストップ・セイコーマート・セブンイレブンといったコンビニ以外でスマートレターの専用封筒を買うことが出来る場所としては、郵便局の窓口、24時間営業や土曜日・日曜日も営業している郵便局の時間外窓口であるゆうゆう窓口があります。

もし自宅の近くにあるコンビニにスマートレターの専用封筒を販売していない場合は確実に買うことが出来る郵便局の窓口とゆうゆう窓口を利用することをおすすめします。

また、ネット通販のAmazonでも日本郵便が直接スマートレターの専用封筒を販売しているので、コンビニや郵便局まで買いに行くのが面倒だという方はネットでの購入をおすすめします。

関連:レターパックの購入と発送が出来るコンビニ一覧とかいろいろ

スマートレターを着払いで送る方法



郵便局と郵便ポストから安い料金で送ることが出来るスマートレターを着払いで送る方法についてです。

着払いとは荷物を送る人が送料を送るのではなく、荷物を受け取る人が受け取るときに送料を現金で支払う発送方法で、日本郵便のゆうパックやヤマト運輸の宅急便では多くの方に利用されています。

しかしゆうパックと宅急便とは違い、スマートレターには着払いというオプションサービスが付いていないため、スマートレターを送る人が送料を無料にするためには送る前に一工夫凝らす必要があります。

スマートレターを着払いで送れない理由



ゆうパックや宅急便の場合は荷物を差し出す際に送り状ラベル(伝票)に品目など送る荷物の情報と送る相手の住所や氏名そして電話番号などを記載するのですが、その際に着払い伝票と通常の発払い伝票というものがあるため、荷物を差し出す際に着払いで送る旨を伝えることで着払いを利用することが出来ます。

しかしゆうパックと宅急便とは違い、スマートレターの場合は事前に郵便局やセブンイレブンやローソンなどのコンビニでスマートレター専用封筒を購入し、その中に送る荷物を入れて差し出す仕組みとなっており、その専用封筒以外の料金は一切掛からず送ることが出来ます。

つまりスマートレターの専用封筒を購入するということは着払いではなく、荷物を送る人が料金を支払う発払いとなってしまうわけです。

スマートレターを着払いで送る方法

スマートレターを着払いで送るためには、スマートレターの専用封筒を荷物を送る人が購入するのではなく、荷物を受け取る人が購入するということをやらなければなりません。

具体的な手順は以下の通りです。

(1)スマートレターで荷物を受け取る人が郵便局かコンビニで専用封筒を購入する→スマートレターを送ってくれる人に購入した専用封筒を宅配便・郵便で送る→送られて来た専用封筒に荷物を入れて発送する。

(2)スマートレターで荷物を受け取る人がネット通販のAmazonでスマートレターの専用封筒を購入する→配送先をスマートレターを送ってくれる人にする→送られて来た専用封筒に荷物を入れて発送する。

日本郵便 スマートレター






ご覧の通りこの手順を踏んだ場合、掛かる手間も総合的な送料も増えてしまうためおすすめは出来ません。

ゆうメールの着払いがおすすめ



スマートレターと同じくらいの大きさの荷物に対応しており、送料もゆうパックや宅急便と比べて安く着払いを利用することが出来る送り方に日本郵便のゆうメールというものがあります。

ゆうメールは150g以内なら全国一律180円、250g以内なら全国一律215円、 500g以内なら全国一律360円というゆうパックや宅急便に比べるとかなり安く送ることが出来て、着払いオプションとしてこれらの料金に+26円掛かってきますがそれでも十分安く着払いで送ることが出来ます。

ゆうメールの着払いに関する料金、送ることが出来る場所、そして送り方については以下の関連ページにまとめていますので利用される方はご確認ください。

関連:ゆうメール着払いの送り方を徹底解説!料金・書き方・ポスト投函方法など

スマートレターの配達日数!土曜日・日曜日の配達についても



日本全国の郵便局、そしてセブンイレブンやローソンといったコンビニでも専用封筒が販売されているスマートレターが送った相手に届くまでの日数についてです。

スマートレターは東京都から大阪府、東京都から福岡県といったように全国のどこに送っても一律180円で送ることが出来る安くて便利な配達方法です。

スマートレターの配達日数を知るうえで「土曜日と日曜日と祝日のスマートレターの配達」と「スマートレターの配達方法」という2つの重要なポイントがありますので、具体的な配達日数について触れる前にまずはこれらをご確認ください。

土曜日と日曜日と祝日の配達について



スマートレターの配達日数を知る上で注意しなければならない点は、スマートレターは配達される日と配達されない日があるということです。

価格が安いスマートレターの場合は同じ日本郵便のサービスであるゆうパックとは違い、配達されるのは平日だけで、土曜日・日曜日・祝日(休日)の配達は行われません。

つまり日数的には届いていてもおかしくないのに間に土曜日と日曜日と祝日があることによって配達されるのが遅くなってしまうことが十分考えられるというわけです。

配達方法は郵便受けへの投函



スマートレターの配達方法は玄関までダンボールを持って来てくれるゆうパックとは違い、一軒家やマンションの郵便受けに投函される形で配達されます。

郵便受けを自分で確認しない限り届いたことが分からないサービスであるため、発送されたスマートレターがいつまで経っても届かないと思っている方は今一度自宅の郵便受けを確認しましょう。

ちなみにスマートレターの専用封筒は以下の封筒です。

日本郵便 スマートレター





スマートレターの配達日数

ここでは例として、東京都から愛知県・大阪府・福岡県など各都道府県に送った場合に届くまでの目安の日数を掲載しています。

差出場所 届ける場所 差出時間 届く日
東京都 東京都 午前 翌々日
東京都 東京都 午後 翌々日
東京都 愛知県 午前 翌々日
東京都 愛知県 午後 翌々日
東京都 大阪府 午前 3日後
東京都 大阪府 午後 3日後
東京都 広島県 午前 3日後
東京都 広島県 午後 3日後
東京都 福岡県 午前 3日後
東京都 福岡県 午後 3日後
東京都 沖縄県 午前 3日後
東京都 沖縄県 午後 3日後

東京都から愛知県に送っても、東京都から大阪府に送っても、基本的にスマートレターは翌々日か3日後には届くサービスとなっています。

午前中に送った場合と午後に送った場合では届く日が変わってくるので、早く相手に届けたい場合は午前中に送ると良いでしょう。

午前の差し出しとして扱われるのは郵便局の窓口に12時まで、午後の差し出しとして扱われるのは17時までに差し出したスマートレターで、午後17時を超えて差し出したスマートレターは翌日の午前に差し出されたスマートレターとして扱われます。

注意しなければならない点は上記でも触れていますが、スマートレターが配達されるのは平日だけで、土曜日・日曜日・祝日(休日)は配達されないという点です。

金曜日の午後にスマートレターを差し出しても土曜日や日曜日には配達されず、その次の月曜日の配達となってしまうので注意してください。

郵便ポストよりも郵便局から出した方が早い



郵便窓口ではなく、街中にある郵便ポストにスマートレターを投函して差し出す際には少し注意が必要で、郵便窓口よりもこの当日配達締切時間が少し早くなります。

その理由として郵便ポストには郵便局の人がポストまで投函された郵便物を取りに来る集荷時間があるからで、人通りが多い場所でも平日だとだいたい午前1回と午後3回の計4回です。

集荷タイミングについて、3つほど実例を挙げると以下の通りです。

【東京都】セブンイレブン世田谷砧4丁目店近くのポスト

平日 土曜 休日
09:30 09:30 09:40
14:00 14:00 14:40
16:40 16:40
18:40 18:40

東京都世田谷区にあるセブンイレブン世田谷砧4丁目店近くにあるポストの集配回数は、平日と土曜日が1日4回、日曜日祝日が1日2回となっています。

【宮崎県】宮崎県延岡市幸町二丁目のポスト

平日 土曜 休日
10:15 10:15 13:00

宮崎県延岡市幸町二丁目100にあるポストの集配回数は、平日と土曜日は朝のみの1日1回、日曜日祝日も朝のみの1日1回となっています。

【神奈川県】神奈川県庁新庁舎前のポスト

平日 土曜 休日
10:55 10:45 10:20
14:30 14:35 16:05
18:25 18:40

神奈川県庁新庁舎前(神奈川県横浜市中区北仲通)にあるポストの集配回数は、平日が1日3回・土曜日が1日3回・日曜祝日が1日2回となっています。

もし午後の一番遅い郵便ポストの集荷時間が終わっていた場合は次に集荷に来るのは翌日の朝となってしまうため、スマートレターの配達日数に大きな影響を与えることになります。

郵便局の人がポストまで投函された郵便物を取りに来る詳細な集荷時間については郵便ポストの場所により違い、その時間は各郵便ポストに記載されているので郵便ポストからスマートレターを差し出す人は確認することをおすすめします。

関連:スマートレターの受け取り方と受け取り拒否をする方法

ミニレター(郵便書簡)の料金・サイズ・重さ・厚さ



郵便局で専用封筒を購入し送るミニレター(郵便書簡)の料金、そして送ることが出来るサイズ・重さ・厚さについてです。

安く送ることが出来る方法としては、現在は廃止されましたがヤマト運輸のクロネコメール便、そして現在も多くの人に利用されている普通郵便(定形郵便・定形外郵便)などがあります。

しかし、ミニレター(郵便書簡)はこれらのサービスよりも安く送ることが出来るサービスです。

配送事故や盗難時の補償や追跡番号による追跡機能はないのですが、安く送るという点においては日本一安く送ることが出来る送り方と言えます。

ミニレター(郵便書簡)の料金



ミニレター(郵便書簡)の料金は日本全国どこに送っても全国一律63円です。

この料金はミニレター(郵便書簡)の専用封筒の料金となっており、ミニレター(郵便書簡)の送料は専用封筒の料金だけで、別途切手の購入といった追加料金は一切ありません。

郵便局の窓口またはネット通販でミニレター(郵便書簡)の専用封筒を購入し、そのまま窓口に差し出すか、郵便ポストに投函することで送ることが出来ます。

ミニレターと同様に専用封筒があるレターパックとスマートレターはローソン・ミニストップ・セイコーマートといったコンビニでも販売していますが、ミニレターの専用封筒はコンビニでは販売していません。

日本郵便 ミニレター 郵便書簡






郵便局から同じく安く送ることが出来る普通郵便の料金は日本全国どこに送っても全国一律84円〜なので、このミニレター(郵便書簡)の63円という料金がいかに安いかが分かります。

普通郵便と同じですが、料金が安い代わりに補償や追跡機能は付いていないので注意しましょう。

ミニレターにも追跡を付けて送りたい場合には160円のオプション料金を払って特定記録、追跡だけでなく書留扱いにして安全に送りたい場合は320円のオプション料金を支払って簡易書留を付けて送ることをおすすめします。

関連:料金や賠償額など簡易書留と一般書留の違い

ミニレター(郵便書簡)のサイズ・重さ・厚さ



ミニレター(郵便書簡)で送ることが出来るサイズは16.4cm×9.2cm以内、重量が25g以内、厚みが1cm以内のものです。

ただし、ミニレターの専用封筒本体の重量は4gなので、実質送れる荷物の重量21gまでとなりますのでご注意ください。

また、厚みが1cmを超えてしまうと定形外郵便(規格内)扱いとなり、料金不足となりますのでご注意ください。

ミニレター(郵便書簡)で送ることが出来る品目



ミニレターで送ることができる品目は、ミニレターの専用封筒のサイズの縦16.4cm・横9.2cm以内に収まり、かつ厚さ1cm以内・重量25g以内に収まる品目となります。

具体的に送れる品目としては、以下のようなものがあります。

ピアスやネックレスなど小さなアクセサリー・ラバーストラップ(ラバスト)・指輪・カード・缶バッジ・L判までの写真・Simカード・紐状の携帯ストラップ・遊戯王などのトレカ数枚

特にミニレターでは、チケット・金券・クオカード・商品券・青春18きっぷ・図書券・旅行券といったいわゆるサイズが小さい金券の発送に利用されます。

また、サイズ的には現金も送ることが出来ますが、ミニレター(郵便書簡)での現金の発送は禁止されており、現金を送るためには後述する定形郵便に現金書留を利用する必要があります。

日本郵便ではX線によるチェックも行っているので、表面上では透けて見えてなくとも、現金を入れていた場合はX線で発覚してしまうのでご注意ください。

なお、ミニレターは信書も送ることが出来ます。

信書というのは領収書・納品書・免許証といったように個人情報が記載されている書類で、この信書を送ることが出来るサービスは限られているため、信書を送ることが出来るという点が料金が安いのと同様に、ミニレター(郵便書簡)を利用するメリットの1つとなっています。

関連:ミニレターで送れるもの送れないもの!信書と現金の可否も解説

サイズと重さをオーバーしたら

ミニレターを送る際、厚みが1cm以上になってしまったり、重量が25gをオーバーしてしまった場合、どのような対応が取られるかは窓口で発送した場合とポスト投函で発送した場合によって異なります。

◼︎郵便局の窓口から送る場合



窓口からミニレターを発送する際は必ず規定サイズ以内に収まっているか厚みのある荷物の場合は厚さ測定定規で測った上で、重量も秤で量られます。

この際、規定サイズよりもオーバーしていることがわかった場合はその旨が伝えられ、ミニレターとしては差し出せないので、普通郵便ので定形外郵便(規格内)で送るように言われます。

そのまま定形外郵便で送る場合は送料が足りないので、重量50g以内の規格内の場合は、追加で58円を現金か切手、またはクレジットカード・電子マネー・スマホQRコード支払い等のキャッシュレス決済で支払う必要があります。

◼︎郵便ポストに投函して送る場合



ポスト投函して発送したミニレターがサイズオーバーしていた場合は、差出人の家の近くのポストから発送していれば料金不足として差出人に返送となります。

しかし、差出人の家から離れたポストから発送していた場合はそのまま配達が行われた上で、受取人に定形外郵便としての不足料金分の57円が請求されてしまいますのでご注意ください。

サイズオーバー時の代替案は定形郵便

定形郵便の基本情報
送料 84円〜
サイズ 50g以内
発送場所 郵便局の窓口・郵便ポスト
追跡番号 なし
着払い なし
補償 なし

ミニレターの規定サイズは縦16.4cm・横9.2cm・厚み1cm・重量25g以内と、かなり小さい荷物までしか送ることができないので、これよりも小さな荷物を送りたい場合は、代わりの送り方として普通郵便の定形郵便で送ることをおすすめします。

透けない封筒 テープ付 長形3号






定形郵便は縦最大23.5cm・横12cmまでのサイズで送れる発送方法で、厚みは1cm以内、重量は50g以内まで対応してます。

また、定形郵便の場合はミニレターのように専用封筒は用意されていません。そのため、一般的には長形3号のような市販されている封筒を用意した上で、その中に梱包して発送する必要があります。

その他の配達日数の目安などは基本的にミニレターと同じで、2日程度で到着するので、ミニレターと定形郵便で送るのを迷った際は一般的な定形郵便で送ることをおすすめします。

なお、定形郵便でも厚み1cm以内といった点は変わらず、重量も50gまでしか対応していないので、もっと大きな荷物を送りたい場合は同じ普通郵便の定形外郵便で送るようにしてください。

関連:定形郵便の送り方

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