レターパックを偽名で送るリスク!差出人と宛名それぞれ解説



レターパックプラスやレターパックプラスをペンネームや偽名で送ってもちゃんと届くのか、レターパックの差出人と宛名それぞれの偽名で送るリスクを解説します。

日本郵便ではレターパックの発送時に記載する氏名は、差出人・宛名いずれも本名であることが原則求められているので偽名を書くことは正しく届かないリスクが高く、おすすめできません。

しかし、その偽名が作家や漫画家などの方のペンネームであり、その名前宛に郵便物が大量に送られているようなケースであれば、本名以外を記入していても問題なく到着します。

レターパックの差出人を偽名で送るリスク



レターパックでは差し出す際に、原則差出人本人の住所と氏名を記入するように求められており、氏名も本人であることが求められています。

しかし、実際には差出人の名前を偽名にして送られていることも度々あるのも事実で、多くの荷物は問題なく宛先まで到着しています。

その理由として、差出人の住所や氏名はあくまで宛名不明などのときに差出人に返送するために使用されるため、宛先情報さえ正しく記載されていれば、問題なく宛先まで到着します。

また、レターパックを偽名で送っていたとしても、差出し時にチェックが行われる窓口からの発送でもその偽名がカタカナのアニメキャラクターの名前など明らかに本名でないことがわかるようなものでもない限り、偽名だとわからないので、そのまま送れてしまいます。

しかし、反対に万が一発送したレターパックの宛先情報が間違っていたり、保管期間切れなどにより返送されてしまった場合、返送先となる情報が正しくないため、返送が行われない可能性が高くなってしまいます。

そのため、万が一の返送時のためにもレターパックの氏名は本名を記載することをおすすめします。

レターパックの宛名を偽名で送るリスク



差出人とは反対に、レターパックの宛名を偽名にして送る場合、基本的には宛先まで正しく届かないと思っておいたほうが良いでしょう。

配達を行う郵便局ではそれぞれの家ごとの名簿のようなものがあり、その名簿に基づき配達先の人の存在を確認して配達を行っています。

そのため、偽名で送ってしまった場合はその郵便局にある名簿に存在しない名前であるため、ただの住所を間違えた他処宛ての郵便物かと判断し、配達を行わない可能性が高くなります。

ただし、宛先の人が作家や漫画家など本名とは別に仕事上のペンネームを持っている方で、ペンネーム宛てで郵便物がたくさん送られてくるような人であれば問題なくそのペンネーム宛でもレターパックは到着します。

あくまで、宛名としてふさわしくない偽名は、差出人と受取人双方くらいにしか通じない名前もので、世間的にも認知されている名前であれば本名と同じように問題なく到着します。

偽名で届かなかった過去の実際の追跡結果

参考までにレターパックの宛名を偽名にしてしまったことにより、宛名不明として差出人に返送となってしまったレターパックプラス・レターパックライトの過去の実際の追跡結果を以下に掲載します。

◼静岡県から発送されあて所が不明のため返送となったレターパックプラス

状態発生日 配送履歴 取扱局 県名等
01/22 14:13 引受 静岡南郵便局 静岡県
01/23 04:18 到着 豊中郵便局 大阪府
01/23 差出人に返送 豊中郵便局 大阪府
01/24 12:45 到着 静岡南郵便局 静岡県
01/24 到着 静岡南郵便局 静岡県
01/24 19:06 差出人に返送済み 静岡南郵便局 静岡県

1月22日(火曜日)の午後に静岡県静岡市から発送されたレターパックプラスは、あて所が不明のため返送となり、翌々日の1月24日(木曜日)の夜に発送元である静岡県静岡市に返送が完了しています。

◼埼玉県から発送されあて名不完全のため返送となったレターパックライト

状態発生日 配送履歴 取扱局 県名等
10/10 16:28 引受 花崎駅前郵便局 埼玉県
10/11 05:08 通過 座間郵便局 神奈川県
10/11 差出人に返送 座間郵便局 神奈川県
10/13 05:54 到着 加須郵便局 埼玉県
10/13 11:21 差出人に返送済み 加須郵便局 埼玉県

10月10日(火曜日)の夕方に埼玉県加須市から発送されたレターパックライトは、あて名不完全のため返送となり、10月13日(金曜日)の午前中に発送元である埼玉県加須市に返送が完了しています。

関連:レターパックの電話番号の必要性と自分と相手の番号無記入で送るリスク

レターパックの仕訳・勘定科目と消費税の課税非課税を現役経理が解説



レターパックライトとレターパックプラスを購入したときの仕訳はどう行えばよいのか、実際に税務署で確定申告をした経験がある株式会社セラーバンクの経理担当が、使用する勘定科目、消費税の課税非課税などをすべて解説します。

このページで解説している仕訳や消費税の取り扱いは、郵便局やコンビニで現金支払いで買った、青い封筒で1枚370円のレターパックライトと、赤い封筒で1枚520円のレターパックプラスを対象としています。

金券ショップなどで安く買ったレターパックの仕訳、書き損じなどにより郵便局で交換したレターパックの仕訳はまた異なりますのでご注意ください。

レターパックの勘定科目



レターパックの仕訳を行う際に一般的によく使用する勘定科目は「通信費」と「貯蔵品」です。

レターパック購入時の仕訳を行う際の勘定科目は「通信費」として計上するのが一般的で、「荷造運賃」はレターパックを含む切手など郵便関連の勘定科目として一般的には使用しませんが、会社の事業方針などによってはこちらを使用しているところもあります。

決算期末時の棚卸しの仕訳を行う際の勘定科目は「貯蔵品」として計上するのが一般的で、「通信費」を「貯蔵品」に振り替えます。

レターパックの仕訳



1枚370円のレターパックライトの購入時と決算時の仕訳は以下の通りです。

◼︎郵便局の窓口でレターパックライトを10枚購入し現金で支払いをした

借方 金額 貸方 金額
通信費 3,700 現金 3,700

◼︎決算日にレターパックライトが2枚未使用で事務所に保管されている

借方 金額 貸方 金額
貯蔵品 740 通信費 740

1枚520円のレターパックプラスの購入時と決算時の仕訳は以下の通りです。

◼︎コンビニのローソンでレターパックプラスを20枚購入し現金で支払いをした

借方 金額 貸方 金額
通信費 10,400 現金 10,400

◼︎決算日にレターパックプラスが10枚未使用で事務所に保管されている

借方 金額 貸方 金額
貯蔵品 5,200 通信費 5,200

レターパックの消費税



レターパックの消費税については、購入時ではなく、実際にそのレターパックで郵便物を送った際の使用時の課税仕入れとなります。

しかしながら、レターパックの封筒を転売などはせずに自ら使用するものについては継続適用を条件として購入時の課税仕入れとして処理することが認められているので、会社の経理等の実務では購入時の課税仕入れとして処理することが一般的です。

郵便局やコンビニでレターパックの封筒を購入した際のレシート上では、消費税は0円と記載されており、非課税となっていますが、実務では消費税込みの内税金額として処理します。

なんでレシート上で非課税となっているのか、その理由としては、消費税法第6条で「国内において行われる資産の譲渡等のうち、別表第1に掲げるものには、消費税を課さない」と記載されており、レターパックを含む郵便切手類がこれに該当します。

そのため非常に特殊ではありますが、レターパックを購入した事業者の立場からすると、購入時には消費税は払っておらず、使用時に消費税を払うということになります。

関連:レターパックのビジネスマナー!宛名の書き方や書類の入れ方など徹底解説

レターパックで現金を送るのがバレる理由と現金送付が違法である理由



レターパックライトやレターパックプラスで現金を送るのがバレるその理由と郵送での現金送付が違法である理由について解説します。

レターパックで紙幣や小銭などの現金を送ってもバレないと思っている人は多いのですが、実際には高い確率でバレてしまい、さらに最悪の場合だとレターパックで現金を送ると法律違反で罰せられる可能性もあります。

日本郵便で唯一現金を送ることができるのは現金書留のみなので、現金書留を送る際には必ず現金書留を利用するようにして下さい。

レターパックの現金送付に関する法律



日本郵便では、郵便法によりレターパックでの現金を送付することは固く禁じられています。

レターパックだけでなく、普通郵便・ゆうメール・クリックポスト・スマートレター・ゆうパケット・ゆうパックなど、現金書留以外の全ての送り方で現金を送ることは禁止されます。

日本郵便の送り方で唯一現金を送ることのできる送り方は、後述する現金書留のみのため、現金を郵便で送る際は必ず現金書留を利用して下さい。

なお、レターパックは後述するように、日本郵便のサービスの中でも特に現金を送る際に利用されることの多い送り方のため、以下のようなレターパックの専用封筒には「レターパックでは現金を送ることはできません」といった文言が明確に記載されています。

日本郵便 レターパックライト





レターパックで現金を送るのがバレる理由



レターパックで現金を送った際、高確率でそのことが発覚する理由として、郵便局ではレターパックの現金封入を防ぐ目的でX線での検査を行っていることが挙げられます。

特にレターパックの場合、詐欺グループが被害者に対し現金を送らせる手段としてレターパックで送るように指示していることが多いため、詐欺を防ぐためにもX線での検査を他の送り方よりも厳重に行っています。

さらに、日々郵便物を扱っている郵便局員の手感覚は鋭いため、紙幣・小銭いずれを送る場合であっても封筒の手触り感により、現金が封入されていることが簡単にわかってしまいます。

以上のようなX線検査と手触りによるチェックの2点がレターパックで現金を送るとすぐにバレてしまう理由となっています。

現金を送ったのがバレたらどうなるのか



前述したとおり、レターパックで現金を送ろうとしても高確率でバレてしまいます。

そして、レターパックを現金で送るケースは詐欺グループによる指示の事例がとても多いため、現金が封入されていることが発覚したレターパックについては、即刻警察に通報の上、差出人に返却となります。

差出人への返却の際も、通常の郵便物の返送とは異なり、差出人を保管されている郵便局まで呼び出した上で、状況を説明してもらった上での返却となります。

さらに、詐欺かどうかに関わらず、レターパックでは本来現金を送ること自体が禁じられているため、詐欺でなかった場合にも郵便局員による厳重な注意を受けることとなります。

また、差出人本人に詐欺にあっている自覚がなかったとしても、詐欺だと疑われるような事例であれば郵便局により警察に届けられる場合もあります。

詐欺の場合はもちろん、受取人である詐欺師は犯罪として罰せられますが、最悪の場合は差出人本人も法律により罰せられてしまう事例もあります。

このような理由からも、レターパックで現金を送ることが絶対にやらないようにして、現金を送る際は次で解説する現金書留をご利用下さい。

現金を送るなら現金書留の一択



前述してきたように、レターパックなど日本郵便のほとんどの送り方では現金を送ることは禁止されており、最悪の場合は悪気がなくとも差出人または受取人のいずれかが罰せられてしまう可能性もあるので、絶対に現金は送らないようにして下さい。

日本郵便の送り方で、唯一現金を送ることができるのは現金書留のみとなっています。

現金書留は、厳密にいえば定形郵便または定形外郵便といった普通郵便につけるオプションで、現金書留を付けた普通郵便であれば、問題なく現金を送ることができます。

現金書留を送る際は、上記画像のような現金書留専用封筒を21円で購入した上で、その中に送る現金を封入して発送します。

専用封筒には上記画像の左のような小さめの定形郵便用のものと、右のような大きめの定形外郵便用の2種類が販売されていますが、いずれも21円と金額は共通です。

なお、発送の際には追跡番号の発行などの手続きが必要なため、必ず郵便局の窓口から行う必要があります。

ただし、現金書留の送料は普通郵便+現金書留の合計額のため、最も小さくて安い定形郵便の25g以内の荷物で送る場合であっても519円からと、それなりに送料は高くなってしまいます。

レターパックライトの送料370円に比べると高くなってしまうので、現金を送る際は、本当に郵送で送る必要があるのか、銀行振込などと比べてどちらが良いのかを比較検討した上で、郵送を選択する際には現金書留を必ず利用するようにして下さい。

関連:レターパック送金詐欺に注意!レターパックで送れるもの送れないもの

郵便局の航空輸送禁止シールが貼られた理由と該当品目



郵便局からレターパックライト・レターパックプラス・ゆうパックなどの郵便物を送った際にダンボールや封筒に航空輸送禁止シール(ラベル)が貼られた理由についてです。

航空輸送禁止シールはその名の通り荷物の航空輸送を禁止し、陸路による輸送などに変更することを意味するシールで、荷物の引受後郵便局の内部で貼り付けられるシールなので、一般の方が手にすることはありません。

また配達前には必ず剥がされることになっているので、万が一到着した荷物に貼り付けられていたとしても、ただ単に剥がされるのが忘れてしまっただけとなります。

航空輸送禁止シールとは


航空輸送禁止シールとは、ゆうパックやレターパックライト、レターパックプラスなど航空輸送が行われる郵便物に時々貼り付けられるシールで、その名の通り貼り付けた荷物の航空輸送を禁止し、陸送や船輸送するように指示するためのシールです。

ゆうパックやレターパックなどでは、東京都から北海道、東京都から沖縄県まで等、離れた距離間で送る際、配達時間の短縮のために陸路による輸送ではなく航空輸送されます。

しかし、ライターなど引火する恐れのある物品が送る荷物に含まれていた場合、航空輸送される距離であっても安全のため、航空輸送されずに陸送に変更となります。

◼航空輸送禁止シールの入手方法

航空輸送禁止シールは通常の割れ物シールや取扱い注意のシールのように、郵便局の窓口やコンビニではもらうことができず、一般の方が手にすることはありません。

あくまで貼られるタイミングは引受後であり、引受後の内容品や郵便物の梱包の外観、X線による検査の結果から郵便局員が判断し、航空輸送禁止の必要を感じた荷物のみに貼り付けます。

なお、日本郵便発行のものでなくとも、航空輸送禁止の旨が伝われば良いので航空輸送して欲しくない荷物を送る際は、自分でシールを作成するなどしても問題ありません。

ただし、基本的に内容品の欄に航空輸送禁止のものがちゃんと記載されていれば航空輸送は行われなくなるので、安易に一般の方が航空輸送の可否を判断するよりも、内容品だけを正確に記入するようにして郵便局の方に判断を任せるほうが良いでしょう。

航空輸送禁止シールが貼られた理由

自宅に到着したゆうパックやレターパックに航空輸送禁止シールが貼られていた場合、考えられる理由としては以下のような原因が考えられます。

◼内容品が航空輸送できない禁止物品だった

航空輸送禁止シールが貼られる一番の理由は、ゆうパックやレターパックプラスなどの品名欄に航空輸送が禁止となる物品が記載されていたケースです。

航空輸送が禁止されている商品の一例としては、花火やクラッカーなどの火薬類、マッチや炭などの可燃性物質、オイルライターや香水、マニキュアなど引火性のある物品となります。

また、品名欄にただ「日用品」といったようにざっくり記載した場合や、「衣類等」といったように等や他といった曖昧な記載をしてしまっただけでも、安全のため航空輸送が禁止されることがあります。

そのため、品名の欄は正しく正確に記載するように心がけて下さい。

ただし、これらの物品を送る際に航空輸送禁止されたくないからといって品名欄に記載しないことの方が問題となるので、送る際は少し時間のかかる陸送になるのを想定の上で、品名欄に記載して下さい。

◼梱包材に航空輸送禁止マークなどがあった

品名に一切可燃性の物品等が記載されていなくとも、梱包材に「取り扱い注意」や「火気厳禁」などといったシールが貼られていた場合でもその荷物は航空輸送が禁止となります。

そのため、ゆうパックで荷物をダンボールで送る際は梱包材に使用するダンボールにこのようなシールが貼られていないかちゃんと確認するようにして下さい。

万が一意図しない意味のシールが貼られていた場合には剥がしたり、直接印刷されていた場合にはガムテープなどで隠すようにして対策して下さい。

◼X線検査で引っかかった

ゆうパックやレターパックでは荷物をX線を使用してチェックが行われますが、この際に航空輸送禁止に該当しそうな物品が一つでも確認できた場合は、航空輸送禁止となります。

実際に航空輸送禁止の物品でなくとも、X線によるチェックで紛らわしければ航空輸送禁止にされてしまうこともあるので実際の対策は難しいです。

ただし、化粧品を送る際にアルコール不使用な物品であればその旨も記載しておくなどすると、航空輸送禁止となるリスクがある程度までは下げられます。

航空輸送禁止になった過去の実際の追跡結果

参考までにレターパックライトとレターパックプラスで送られ、航空輸送禁止となり陸路による輸送となった郵便物の過去の実際の追跡結果を以下に掲載します。

◼福岡県から大阪府に2日で配達完了したレターパックライト

状態発生日 配送履歴 取扱局 県名等
03/31 19:28 引受 博多北郵便局 福岡県
03/31 通過(車又は船輸送に変更) 博多北郵便局 福岡県
04/02 03:40 到着 茨木郵便局 大阪府
04/02 10:10 お届け先にお届け済み 茨木郵便局 大阪府

3月31日(金曜日)の夜に福岡県福岡市から発送されたレターパックライトは、翌々日の4月2日(日曜日)の午前に配送先である大阪府茨木市に配達が完了しています。

◼岡山県から山形県に2日で配達完了したレターパックライト

状態発生日 配送履歴 取扱局 県名等
01/18 12:32 引受 岡山中央郵便局 岡山県
01/18 通過(車又は船輸送に変更) 岡山中央郵便局 岡山県
01/20 06:31 到着 新庄郵便局 山形県
01/20 10:46 お届け先にお届け済み 新庄郵便局 山形県

1月18日(木曜日)のお昼に岡山県岡山市から発送されたレターパックライトは、翌々日の1月20日(土曜日)の午前に配送先である山形県新庄市に配達が完了しています。

◼福岡県から石川県に1日で配達完了したレターパックプラス

状態発生日 配送履歴 取扱局 県名等
01/29 14:03 引受 新福岡郵便局 福岡県
01/29 通過(車又は船輸送に変更) 新福岡郵便局 福岡県
01/30 13:04 到着 松任郵便局 石川県
01/30 ご不在のため持ち戻り 松任郵便局 石川県
01/30 配達希望受付 インターネット・IVR
01/30 20:18 お届け先にお届け済み 松任郵便局 石川県

1月29日(月曜日)の午後に福岡県福岡市から発送されたレターパックプラスは、翌日の1月30日(火曜日)の夜に配送先である石川県白山市に配達が完了しています。

◼千葉県から愛媛県に2日で配達完了したレターパックプラス

状態発生日 配送履歴 取扱局 県名等
12/11 10:50 引受 八千代台ユアエルム郵便局 千葉県
12/11 通過(車又は船輸送に変更) 松戸南郵便局 千葉県
12/13 06:15 到着 新居浜郵便局 愛媛県
12/13 10:06 お届け先にお届け済み 新居浜郵便局 愛媛県

12月11日(月曜日)の午前に千葉県八千代市から発送されたレターパックプラスは、翌々日の12月13日(水曜日)の午前に配送先である愛媛県新居浜市に配達が完了しています。

関連:通過(車又は船輸送に変更)の意味と配達までの日数

レターパックの補償金額と補償内容!紛失率はかなり低い



レターパックライトとレターパックプラスは配送事故による損害賠償はあるのかないのか、レターパックの補償金額と補償内容についてです。

レターパックでは、レターパックライト・レターパックプラスのどちらにも補償サービスはありません。そのため、万が一レターパックで送った荷物が配達途中で紛失されてしまった場合には、内容品の補償代金を受け取ることもできません。

どうしてもレターパックと似たようなサービスでかつ、補償サービスも絶対にほしいといった場合にはヤマト運輸の宅急便コンパクトで送る方法もおすすめです。

レターパックに補償がない理由



レターパックライト・レターパックプラスともに補償サービスがない理由については、サービスの質に対して送料がかなり安いからとなっています。

レターパックは、速達並みの早さを誇るサービスなので、ほとんどのケースで発送の翌日には配送先まで到着します。この配達スピードはかなり驚異的で、日本郵便のサービスの中でもかなりの早さを持っています。

それにもかかわらず、レターパックライトは370円、レターパックプラスは520円と送料はかなり低く設定されています。

比較対象として実際の速達郵便の料金を挙げると、25g以内の定形郵便に速達のオプションを送った場合で374円と、これだけでもレターパックライトの方が安く設定されているのがわかります。

さらに上記の定形郵便が縦23.5cm・横12cmのサイズで25gまでの荷物で374円の送料なのに対し、レターパックライトではA4サイズの専用封筒に入るサイズまでOKで、重量も4kgまで入れることができます。

また、レターパックプラスの方になると、受け渡し時にも対面手渡しとなり、書留と同様のサービスになっています。

このようにレターパックはサービスの質に対して送料がかなり安いことから、価格を抑えるために補償サービスまでは付いていないことになっています。

メルカリ・ラクマ・ヤフオクの場合



前述したように、レターパックでは補償サービスがないため、内容品についての損害賠償は行われません。

ただし、万が一紛失や毀損が起こり、なおかつ郵便局が責任を負うべきと判断された場合には運送料相当額の370円もしくは520円のみが返還されます。

ヤフオクやメルカリ、ラクマといったオークションやフリマアプリでの商品の取引の際にレターパックを利用し、万が一商品が紛失してしまった場合には、以下のようなそれぞれのサービスごとの補償サービスが適用されるケースもあります。

◼ヤフオクのあんしん補償

ヤフオクをはじめとするYahoo! JAPANのサービスには「お買いものあんしん補償」というYahoo!プレミアムなどYahoo!の有料会員向けの補償サービスがあります。

万が一、ヤフオクでの取引で送ったレターパックが紛失してしまった際には、これを活用すると補償を受けられる可能性があります。

あんしん補償サービスでは、ヤフオクの場合だと出品者であれば送料分や修理金額分の補償額、落札者であれば購入金額の50〜80%の補償額を受け取ることができます。

必ずしもレターパックが紛失したからと言って補償を受け取れるとは限りませんが、いざというときのために覚えておくと良いでしょう。

◼メルカリの事務局補償

メルカリでは、事務局補償という補償サービスがあります。

こちらは出品者と購入者双方の意見が食い違うなどしてトラブルになった場合に、メルカリ事務局によって取引がキャンセルされ、出品者には売上金分が、購入者には購入代金分がそれぞれ補償されるといったものです。

上記したヤフオクのあんしん補償と同様、メルカリの取引で送ったレターパックが紛失したからといって、必ずしも事務局補償が受け取れるとは限らず、また何度も事務局補償を受けている人は最悪アカウント停止になってしまうこともあります。

利用しないに越したことはありませんが、いざというときのために覚えておくと良いでしょう。

◼ラクマあんしん補償

ラクマではラクマあんしん補償という紛失補償サービスがあります。

こちらは万が一商品が紛失して届かないといったトラブルが発生した際に、ラクマのカスタマーサポートが購入者・出品者それぞれに商品代金分などを補償するサービスとなっています。

ただし、このラクマあんしん補償を利用するためには、商品の発送方法がラクマオリジナルのかんたんラクマパックを利用していることが条件となっています。

そのため、今回のようなレターパックで送った商品が紛失してしまったという場合には、ラクマあんしん補償を受けることはできませんのでご注意下さい。

レターパックの紛失率



レターパックには補償サービスがないとはいえ、レターパックの紛失率は限りなく低く、実際には0.00001%ほどにしかありません。

特にレターパックプラスになると、受け渡し時がインターホンを鳴らしてからの玄関先での対面手渡しとなっています。また、不在時にはその荷物は郵便受けには投函されず持ち帰りとなり、代わりに不在通知表が投函されます。

そのため、レターパックプラスでは郵便受けに投函されている荷物が盗難されるリスクについては0であり、より紛失率は低くなっています。

このように実際のレターパックの紛失率は限りなく低いため、あまり紛失率について心配するのではなく、補償サービスがある他のサービスに切り替えるよりも安い料金で送れるレターパックで送ることをおすすめします。

ただし、現金・貴金属や宝石のような貴重品についてはそもそもレターパックで送ることはできないように禁止されているので、補償サービスがあるないにかかわらず、送らないようにして下さい。

このような現金や貴重品を送る際は、現金書留もしくは、ゆうパックにセキュリティーサービスを付けたセキュリティーサービスを利用して送るようにして下さい。

レターパックに近くて補償がある送り方

宅急便コンパクトの基本情報
送料 650円〜
サイズ 専用ボックス
発送場所 ヤマト運輸営業所・コンビニ
追跡番号 あり
補償 あり

宅急便コンパクトは、ヤマト運輸(クロネコヤマト)のサービスで、通常の宅急便よりも、より小さな荷物を送るのに適したサービスです。

宅急便コンパクトを送る際はヤマト運輸の営業所もしくはセブンイレブン・ファミリーマートなどといったヤマト運輸取り扱いのコンビニで70円で販売されている宅急便コンパクト専用ダンボールを購入し、その中に荷物を梱包して発送します。

以下のような専用の梱包材を入手してその中に入れて送るといった手順は、レターパックとも同じなので、レターパックに慣れている方にも馴染みやすいかと思います。

宅急便コンパクト 専用 梱包箱






レターパックにはない特典として、宅急便コンパクトでは3万円分までの補償サービスがあります。

万が一宅急便コンパクトで送った荷物が紛失や破損してしまい、かつそれがヤマト運輸側に過失があると判断された際には、上限を3万円として商品代金分が補償されます。この補償サービスはレターパックにはない魅力といえます。

ただし、宅急便コンパクトの送料は最低料金650円で、発送元と配送先の距離に応じて変わってきます。レターパックプラスでは日本全国一律520円で送れてしまうので、送料は断然レターパックの方が安く設定されています。

そのため、レターパックでは送れないようなサイズや、どうしても補償サービスを付けて送りたいといった場合に宅急便コンパクトの利用を検討すると言いでしょう。

宅急便コンパクトの過去の実際の追跡結果

参考までに宅急便コンパクトで発送され配達までが完了した荷物の過去の実際の追跡結果を以下に掲載します。

宅急便コンパクトはこのようにレターパックライト・レターパックプラスと同様に荷物の追跡が行える追跡サービスも付属しています。

◼熊本県から和歌山県に1日で配達完了した宅急便コンパクト

荷物状況 日付 時刻 担当店名
発送 08/22 15:58 荒尾センター
作業店通過 08/23 10:34 和歌山ベース店
配達完了 08/23 18:04 紀州橋本東センター

8月22日(水曜日)の午後に熊本県荒尾市から発送された宅急便コンパクトは、翌日の8月23日(木曜日)の夕方に配送先である和歌山県橋本市に配達が完了しています。

◼秋田県から静岡県に1日で配達完了した宅急便コンパクト

荷物状況 日付 時刻 担当店名
発送 08/22 14:11 横手卸町センター
作業店通過 08/23 09:37 静岡ベース店
配達完了 08/23 14:04 沼津下香貫センター

8月22日(水曜日)の午後に秋田県横手市から発送された宅急便コンパクトは、翌日の8月23日(木曜日)の午後に配送先である静岡県沼津市に配達が完了しています。

◼富山県から三重県に1日で配達完了した宅急便コンパクト

荷物状況 日付 時刻 担当店名
発送 08/22 15:44 富山経堂センター
作業店通過 08/23 03:52 三重ベース店
配達完了 08/23 13:47 松阪曽原センター

8月22日(水曜日)の午後に富山県富山市から発送された宅急便コンパクトは、翌日の8月23日(木曜日)の午後に配送先である三重県松阪市に配達が完了しています。

◼福島県から富山県に1日で配達完了した宅急便コンパクト

荷物状況 日付 時刻 担当店名
発送 08/22 16:46 郡山富田センター
作業店通過 08/22 20:12 福島ベース店
配達完了 08/23 15:20 婦中センター

8月22日(水曜日)の夕方に福島県郡山市から発送された宅急便コンパクトは、翌日の8月23日(木曜日)の午後に配送先である富山県富山市に配達が完了しています。

◼福島県から静岡県に1日で配達完了した宅急便コンパクト

荷物状況 日付 時刻 担当店名
発送 08/22 16:23 相馬センター
作業店通過 08/23 04:17 静岡ベース店
配達完了 08/23 11:06 富士宮万野原センター

8月22日(水曜日)の夕方に福島県相馬市から発送された宅急便コンパクトは、翌日の8月23日(木曜日)の午前に配送先である静岡県富士宮市に配達が完了しています。

関連:宅急便コンパクトの送り方

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