ミンネでレビューを書いてくれない理由と書いてもらう方法
ハンドメイドアプリのミンネ(minne)で購入者がレビューを書いてくれない理由は何なのか、そしてレビューを書いてもらうためにはどうすれば良いのでしょうか。
購入してくれた作品が気に入ってもらえたか不備はなかったかなど、販売者はとても気になるものです。
せっかく作った作品ですから、何かしらフィードバックがあると嬉しいもの・・・とはいえ、なかなかそれが得られることは少なく、悩んでいる作家も多いのが現状です。
ミンネのレビューとは
ミンネをはじめとしたハンドメイドショップに限らず、楽天やamazonなどの大手通販サイトでも商品レビューはおなじみです。ミンネのレビューも同様で、簡単に言ってしまえば「作品を購入した人が、その作品の感想や批評を書く機能」のことです。
ミンネでは星5つ判定とコメントで評価をする機能となっており、書いたレビューは作家ページに公開表示され、新たな購入者への参考情報となります。
購入者にとってのレビューは、作家・作品選びの基準です。
相手も見えず実物を手に取ることができない通販において、購入者にとって何より信頼のおける情報は「口コミ」です。
購入者はレビューの星の数や感想から「良い作品をトラブルなく購入し、満足できるかどうか」を判断します。
「作品写真と実物との違い」や「梱包状態」や「どんなラッピングか」などの目に見えない部分は、実際にその作品を購入し手元に届いた人からのレビューでしか知ることができません。
作家ページに公開されているレビューはそれらを知ることができる情報収集の場であり、信頼できる作家かどうかのバロメーターとなっています。
出品者である作家にとってのレビューは、その内容の良し悪しにかかわらずメリットしかありません。
良いレビューは購入者に対して何よりも強力な宣伝となります。
実際に購入した人からの感想ですから、作品やショップへの嘘偽りや誇張のない評価と言えるでしょう。レビューを通じて顧客満足度を知ることができるというわけです。
悪いレビューがついても、それに対し真摯に対応する姿勢を、レビューを見ているすべての人に見せることで「信頼できる作家である」ことをアピールすることができます。
購入者がレビューを書かない理由
購入者にとってレビューを書くことは必須ではなく、書かない理由は購入者の数だけあり、いろいろな理由が考えられます。・書こうと思って忘れていた
・公開されるのが嫌だから
・他の人が書いていないから
・作品や対応がイマイチだった
・どう書けばいいか分らない
・書くのが面倒くさい
他にもあると思いますが、あまり深い理由はありません。もちろんレビューは強制ではないので、書くかどうかは購入者次第です。
レビューを書いてもらえる割合は作家によりますがだいたい30%ほど。
「良いレビューがあったら奇跡」「レビューがなくても普通」「悪いレビューも改善点を教えてもらえてありがたい」くらいの気持ちでいることも大切です。
購入者にレビューを書いてもらう方法
レビューを書いてもらう為の方法を、メリットとデメリットを含めいくつかご紹介しましょう。1.凝ったラッピングにしてみる
華やかなラッピングでアピールする方法です。
【メリット】
・ラッピングが凝っていると書いてもらう事で、ギフト目的の購入者が増える。
【デメリット】
・包装資材の在庫や価格管理が大変になる。
・凝りすぎると、売れれば売れるほど負担が増す。
・作品よりラッピングが悪目立ちすると、ちぐはぐな印象を与える。
凝りすぎれば金銭的にも時間的にも自分の首を絞めることになるので、合理的かつ安価でオリジナリティのあるラッピングを研究して、差をつけられるようにしましょう。
2.オマケをつける
作品とは別にオマケをつけることで、お得感を出してレビューを書いてもらう方法です。
【メリット】
・オマケの分で得をしたと感じレビューが増える。
【デメリット】
・当たり前にオマケを付けるショップだと思われてしまう。
・オマケが貧相だと作品まで安っぽく見えてしまう。
・オマケの分、原価が高くなり儲けが少なくなる。
・やめるタイミングがわからなくなり、負担が増える。
オマケと言っても市販品を付けるとかえって不満が増します。手間もかかるので期間や先着人数を決めて行うには良い方法です。
3.次回使える特典をつける
レビューを書いてくれたら、次回購入時に割引・送料無料・オマケなどの特典を付ける方法です。
【メリット】
・特典を目的にレビューの数が増える。
【デメリット】
・割引や送料無料の場合は、特典専用ページを作成し対応する必要があるので、手間が増える。
・特典目的のレビューになるので、購入者へのアピールにはつながらない場合が多い。
4.「レビューをお願いします」と書いてみる
サンキューカードやメッセージでレビューをお願いする方法です。
【メリット】
・直接お願いされるので、レビュー数が増える
【デメリット】
・「頼まれたから書いた」という印象を受ける、内容の薄いレビューになる。
これらの方法はレビューが増えるというメリットはありますが、デメリットも地味に大きく、後々辛くなるものばかりです。
オマケや送料無料目的のレビューが50件あるよりも、「この作品を買って本当に良かった!」とわかる、心からのレビューが10件並んでいる方が購入者としては参考になります。
そうしたレビューを書いてもらうためには裏ワザや付け焼刃的な方法ではなく、基本に立ち返ることが大切です。
・品質を重視して、良い商品のみを販売する。
(オマケに頼らず自信のある作品だけを送る)
・メッセージや問い合わせには誠意を持って対応する。
(ショップに対する信頼と満足度を高めて、イメージアップにつなげる)
・丁寧にラッピングをすること。
(オリジナリティを大切に、届いた時に嬉しくなるように)
・サンキューカードは心をこめて丁寧に書く。
(受け取った購入者の心が温かくなる内容で)
作品の購入者が「自分がどんなに素晴らしい体験をしたか、レビューを書いて他の購入者にも知らせたい!」と思ってもらえるような作家になることが、レビューを書いてもらうための王道であり、一番の近道と言えるでしょう。
関連:ミンネ(minne)で売れないときの対処法
ミンネのイベントの特徴!開催場所・参加方法・出展条件など
ハンドメイドアプリのミンネ(minne)で東京都や大阪府や福岡県など全国で開催されているイベントの、開催場所・参加方法・出展条件などその特徴についてです。
ミンネは作家と購入者がインターネットを通じて繋がるサービスですが、2016年からミンネが主催する最大の作品販売イベントとして「minneのハンドメイドマーケット」を開催しています。
その他にも全国各地で様々な販売イベントを開催し、作家と購入者が実際に会って直接作品を購入し交流できる場を設けています。
ミンネのイベントとは
最も大きなイベントである「minneのハンドメイドマーケット」では、普段はミンネ上で取引をしている作家と購入者が一堂に会し、作品販売やたくさんの参加型イベントでミンネの世界を体感することができます。このイベントではアクセサリーやインテリア雑貨、ファッションアイテム、ステーショナリーなどのハンドメイド作品ブースだけでなく、素材にこだわったパンや焼き菓子、ジャムなど、手作りの美味しい食べ物ブースも用意されています。
さらには、ワークショップとして作家に直接ハンドメイド作品作りを教わることができる、体験ブースまであり、ハンドメイド作品を購入するだけでなく実際に作って楽しむこともできます。
同時開催の「日本ホビーショー」と併せて約20万人が来場する、国内最大級のハンドメイドイベントです。
その他のイベントとしては、全国各地のハンドメイドイベントやマルシェへの参加を始め、ファッションビルやデパート、様々なショップなどとコラボしての出展販売があります。
こうしたイベントは購入者が直接作品を見て購入することができるだけでなく、作家が購入者の意見や感想を直接聞くことができ、両者にとって貴重な場となっています。
イベントの開催場所
ミンネが主催する最も大きなイベントの「minneのハンドメイドマーケット」は、2016年から東京ビックサイトで開催されています。ファッションビルの「PARCO」とコラボした「ミンネとパルコのミエルツアー」では札幌/仙台/渋谷/広島/福岡の全国5か所の「PARCO」で、開催されました。
その他では大きなイベントが多い東京都、ミンネ発祥の地である福岡県や、横浜市、大阪府、京都府、鹿児島県、新潟県など全国津々浦々で販売イベントが開催されています。
販売イベントは他のハンドメイドイベントにブース参加する形で開催され、全国各地から何万人も集まるような大きなイベントはもちろん、地方で開催される比較的小さなイベントにも参加しています。
イベントの参加方法
購入者として参加するのに特に難しい事はありません。デパートなどとのコラボイベントや地方開催のあまり大きくない販売イベントの場合は、その場に直接出かけて行けば作品を購入することができます。
ただし「minneのハンドメイドマーケット」や「デザインフェスタ」などの大きな会場で行われるイベントの場合は、入場チケットの購入が必要な場合があります。
いずれの場合もホームページやフライヤー等をしっかり確認しましょう。お目当ての作家の展示場所や開催時間なども掲載されていますので、見ておいて損はありません。
出品者として参加する場合は、参加したいイベントに応募する必要があります。
ミンネの販売イベント情報をチェックしておきましょう。参加したいイベントがあったら応募要項をよく読み、イベントごとに定められた出展条件を確認して期限内に応募フォームから応募する必要があります。
イベントの出展条件
出展条件はもちろんイベントによって違いますが、参考までにとある地方で開催されたイベントの出展条件は以下の内容でした。「・minneにて作品を5点以上登録されている方
・イベント中、1日以上会場にお越しいただける方(売場に立っていただける方)
・搬入・設営(出展日の午前8時半より予定)及び搬出(出展日の21:00以降
・作品の展示は作家さまにて行っていただきます。
・展示用什器のご用意はございませんので、作家さまにて持ち込みをお願いいたします。」
「minneで5点以上登録があること」「1日以上会場に来られること」と、出展条件は易しいように見えます。
ですが当日の販売はもちろんのこと、展示用什器と作品の早朝搬入と夜間搬出、会場までの運搬手段や当日販売する作品の制作など、応募の為にクリアすべき条件は多いと言えます。
なお、応募多数の場合は抽選で参加者を決めるのではなく、ミンネスタッフや開催会場スタッフによる選定が行われ、そこで出展できるかどうかが決まります。
出品者としてイベントに参加する場合は、事前の準備と心構えがとても大切です。
関連:フリーマーケット開催情報一覧(東京・大阪・福岡など47都道府県を完全網羅)
ミンネで破損した商品が届いたときに返品返金を依頼する方法
ハンドメイドアプリのミンネ(minne)で購入した商品が壊れていた場合や違う商品が届いた場合などに出品者に返品返金を依頼する方法についてです。
1点もののハンドメイド作品を購入し、数日間到着を楽しみに待ち、わくわくしながらいざ開封してみたら壊れていた・・・。
こんな哀しい経験はしたくないものですが、ハンドメイド作品には繊細なものも多いので、破損した状態で届いてしまう事もあります。
そんな時に出品者にどのように返品返金依頼をするのかをご紹介します。
返品返金できる商品とできない商品
ミンネの特定商取引法に基づく表記には次のようにあります。「返品不可。お客様のご都合による作品の返品は受け付けません。作品の欠陥、数量不足、滅失その他作品に瑕疵がある場合には、出品者の責任にて作品の返品又は交換を行います。」
簡単に言ってしまえば、
1.原則的に返品はできません。
2.購入者都合での返品はできません。
3.作品に欠陥があるなど、出品者側に過失がある場合に限って、出品者の責任で返品または交換ができます。
つまり「色が気に入らない」「イメージしていたものと雰囲気が違う」「もういらなくなった」といった、購入者の都合による返品は一切受け付けてもらえません。
これは実際の店舗で商品を購入する際と同じことです。
届いた商品が壊れていた場合は?
壊れているものを送ったとは考えられません。配送中に破損したと考えるのが妥当です。この場合は、作品の作りが甘くもともと脆かった可能性や、しっかり梱包されておらず壊れてしまった可能性があります。
これは出品者の過失と判断してOKなので、返品または交換を依頼することができます。
出品者によっては「定形外郵便は、配送時に紛失・破損した場合の補償はございません」と注意喚起している場合があります。
出品者がこのような注意喚起をしている場合だと、購入者に過失がなくても「注意文を載せている」と出品者が返品に応じてくれない可能性がありますが、この場合でも出品者に返品返金を依頼してください。
ミンネでは「配送中の紛失・破損などについては、配送業者による補償の有無にかかわらず、作家さま自身の責任と負担によって購入者さまとお話合いの上、適切に交換・修補などをおこなっていただく必要があります(利用規約第18条・第20条)」と定めています。
特に高額な作品や、繊細で壊れやすい作品を購入した場合などは、多少送料がかかっても追跡や補償のついている配送方法を選択すると良いでしょう。
出品者に返品返金を依頼する方法
運営者側のミンネで返品や返金について何か行うことはしません。返品返金をするのかは、すべて作家の判断に委ねられていますし、作品の取引に関しては購入者と出品者間で解決するようになります。
到着した作品が壊れていた場合は作家へ直接連絡する必要がありますので、その方法をご紹介します。
作家へ連絡の際、購入者側の注意点は2つあります。
1.破損の証拠を取っておくこと。
破損している作品をあまり触らずに、スマホやデジカメで写真を撮っておきましょう。角度を変えて何枚か撮影しましょう。
2.大至急、作家へ連絡すること。
連絡は早ければ早いほどお互いの為に良いので、連絡時間を気にする必要はありません。深夜や早朝でも、到着した作品を確認した時点ですぐに連絡しましょう。
それはなぜでしょうか?
例えば、到着してから10日も経ってから「壊れていました」と連絡したらどうでしょう?もし自分が作家なら「使って壊したのでは?」と疑いたくなるはずです。
作品が届いたらすぐに状態を確認して、問題があれば証拠として写真を残す。そしてすぐに作家へ画像つきで伝える。これが返品返金で最も大切なことです。
返品返金を依頼するときの例文
特に難しいことを考える必要はありません。淡々と破損の事実と返品返金の依頼だけを行いましょう。作家への連絡は、会員ページの「買ったもの」ページにある「販売者にメッセージ」から行います。
届いたピアスが壊れていた場合の例文です。
—–
〇〇(作家名)様
×月×日に購入いたしましたピアスですが、
到着時に破損していました。
パーツが折れ、全く使用できない状態です。
画像を添付いたしましたのでご確認ください。
申し訳ありませんが商品に信頼がもてませんので、
交換ではなく返品と返金を依頼いたします。
ご対応のほど、よろしくお願いいたします。
—–
ミンネのシステム上、返品や返金には時間がかかることが多いようです。
不要なトラブルを避けるためにも、購入者は追跡や補償がついている配送方法を選び、出品者はエアキャップや段ボール箱に入れるなどの破損対策をしっかり行うなど、互いに注意しながら取引を行うことをおすすめします。
ミンネ(minne)で無言キャンセル方法と無言キャンセルされたときの対処法
ハンドメイドアプリのミンネ(minne)で購入者が未払いのまま自動で無言キャンセルする方法と、出品者が無言キャンセルされたときの対処法についてです。
ミンネでは、注文確定後のキャンセル・返品は原則として出来ません。
ですが、作品が発送前で購入者・販売者(作家)双方が同意された場合は注文のキャンセルが出来ます。
双方の同意のもと、キャンセル手続きが必要な場合は、必ず販売者(作家)が【注文ID】【キャンセル理由】を明記して、お問い合わせフォームから連絡することになります。
その他のキャンセル方法として「無言キャンセル」と呼ばれている方法があります。
前述の双方合意で進めるキャンセルのように、ミンネが公式に認めている方法ではありませんが、特に難しい手続きもなく自動でキャンセルとなります。
ミンネの無言キャンセルとは
ミンネには購入した作品への支払いに期限があり、着金期限と呼ばれています。既定では購入確定後10日以内(コンビニ支払いの場合は3日以内)とされ、購入者は着金期限日までに作品代金を支払う必要があります。
また販売者はトラブル防止の為、購入者からの入金が確認されるまで発送手続きができません。
なんらかの原因でこの期限を経過すると、購入した作品は自動的にキャンセル扱いとなります。
この自動的にキャンセルとなる仕組みを利用し、販売者へ連絡をせずにキャンセルする方法が「無言キャンセル」です。
購入者が無言キャンセルする方法
無言キャンセルになるのは、着金期限を過ぎた場合のみですので、購入後の【支払い設定】のステップで「銀行振込で支払う」「ゆうちょ振替で支払う」「コンビニで支払う」のいずれかを選択する必要があります。選択したのち、着金期限まで入金が確認されない場合に「無言キャンセル」となります。
キャンセルの手数料はかかりません。
また「無言キャンセルを繰り返し、販売者からの通報が度々あるとアカウントが取り消される」という“噂”はありますが、利用規約には無言キャンセルについての記載はありません。
さらにメルカリやラクマのような「評価」は販売者へのレビューにしかなく、販売者が購入者を評価することはできない状態ですので、実質ペナルティは無いといってもいいでしょう。
なお、ミンネでは2016年10月31日から「無言キャンセル」が起る、即時決済ではない支払方法(銀行支払い、ゆうちょ支払い、コンビニ支払い)を選んだ場合でも、購入者の氏名や電話番号などが表示されるように仕様変更を行いました。
この仕様変更に伴い、販売者は購入者へ直接連絡ができるようになりました。「未払い状態での匿名性」は無くなったと言えます。
明確なペナルティが無い「無言キャンセル」は販売者(作家)側からは「迷惑行為」の一つと位置づけられており、トラブルも多数起きているようです。
購入はしたけれど何らかの理由で入金できない場合は、一言でもいいので販売者に「キャンセルします」と連絡する方が良いでしょう。
出品者が無言キャンセルされたときの対処法
注文が入った作品はいくら代金が支払われていなくても、ギャラリー上の表示は“SOLD OUT”となります。ですから注文時から期限切れキャンセルになるまでの最長10日間は在庫ゼロとなりますし、もしその作品がキャンセルとなった場合は販売の機会を10日間失う事になります。
別の買い手がつく可能性や、クリスマスやバレンタインなどのシーズン限定商品だった場合を考えると大きな損失になります。
そこで無言キャンセルへの対策をいくつかご紹介します。
1.購入前に注意喚起をする
購入者に事前に注意を促したい場合は、ギャラリーページのトップに、「購入前にお読みください」というページを掲載する方法があります。
多くの作家がこうした注意喚起ページを作り、ギャラリーのプロフィールに掲載しきれない様々な注意事項を購入者へお知らせしています。
その中に「無言キャンセルをお断りいたします」「無言キャンセルをされた方とのお取引はお断りします」といった内容を掲載することで、購入前に無言キャンセルについて注意を促すことができます。
2.購入者の勘違いを防ぐ
イタズラなど悪意を持って無言キャンセルを行われては困りますが、意外と多いのが「後払いだと思っていた」というパターンです。
商品と一緒に振込用紙が届き、それで入金すると勘違いしている方や、商品到着後にコンビニや銀行から支払いをすると勘違いしている方などです。
勘違いの可能性を考慮して、購入連絡の直後に「ご入金の確認が出来次第、発送させていただきます」というメッセージを送ってみましょう。
最初の連絡の後も「銀行振込で支払う」「ゆうちょ振替で支払う」で入金されない場合は、数日待ってから「着金期限の日付」「キャンセルしたい場合は連絡をください」とメッセージをしてみましょう。
キャンセルしたい場合はその旨連絡が来ることが多いようです。
例)購入連絡直後に連絡する場合の文例
「〇〇(購入者本名)様
このたびは××ショップの作品を
ご購入くださいまして、ありがとうございます。
ご入金が確認され次第すぐに作品を発送いたします。
何かご不明な点はお問い合わせください。
どうぞよろしくお願いいたします。」
例)未入金で数日経過してから連絡する場合の文例
「〇〇(購入者本名)様
お世話になっております。
着金期限は×月×日となっております。
土日・祝日を挟みますと着金期限までに
ご入金が確認できない場合がありますので、
失礼とは存じますが、再度ご連絡させていただきました。
お忙しい中恐縮ですが、よろしくお願い申し上げます。
なお、購入をキャンセルしたい場合はご連絡ください。
対応させていただきます。」
3.あまり気に病まない
無言キャンセルをされれば心が痛み、落胆もするでしょう。それが何度もあれば「いい加減にしてほしい!」とイライラしてしまうこともあるでしょう。
しかし、残念ながら無言キャンセルは割とよくあることのようです。
あまり気に病まずに「縁が無かったのだ」と受け流し、ストレスをためないようにすることも対策として大切な事です。
関連:ミンネ(minne)で売れないときの対処法
ミンネ(minne)のピックアップ作品の基準とピックアップされないときの対策
ハンドメイドアプリのミンネ(minne)でピックアップ作品に選ばれる基準と、全然ピックアップされないときの対策についてです。
ハンドメイドアプリのミンネ(minne)のアプリを見ていると「注目作品のピックアップ」というものが目に留まります。
「ピックアップ」とはminneスタッフがトレンドや季節感を意識しながら全カテゴリーから作品を選んで、トップページに表示させるサービスです。
ミンネのトップページに表示されるので非常に目を引きますし、購入者からのアクセスも増えます。
ピックアップは出品者にとって喉から手が出るほど欲しいものではないでしょうか?
そんな購入者へのアピールとしてこれ以上ない「作家にとって憧れの場所」であるピックアップに掲載される基準と、掲載されない場合の対策についてご紹介します。
ピックアップ作品に選ばれるメリット
何より大きなメリットは、より多くの人に作品を見てもらうことができるということです。ミンネでは1日1万点以上が新しく出品されているので、自分の出品した作品はどんどん埋もれていってしまいますが、トップページに表示されるピックアップに選ばれることで、購入者が常に自分の作品を目にすることになります。
また、購入者としても「ピックアップに入るくらい良い作品」という目安になり、「お気に入りが増える」「注文が入る」「フォローされる」など、メリットは沢山あります。結果、実際に販売につながっている方もたくさんいます。
ピックアップ作品に選ばれる基準
ミンネ通信によると、「minneで売れる作品ガイド」に沿って販売されている作家はピックアップに選ばれる作品が多いそうです。また、掲載されている作品は、品質の高さや写真の見栄えに加え、スタッフが自分の感性を頼りに選び取っているそうです。
4作品をピックアップするために、作品を「新しい順」に並べて、多い時でおよそ1000アイテムはチェックして決めていくようです。
実際に作品を選ぶ基準としては、次の4点が挙げられます。
1.作品の品質の良さ。
2.1枚目の写真が大切。
3.オリジナリティがあり、ハンドメイドじゃないとできない遊び心を感じるもの。
4.自分が欲しいと思えるかどうか。
以上を踏まえると、とにかく「見た目が命」ということが分かります。写真撮影の時は次の3点に気を付けましょう。
1.ピントがあっていること
拡大してもピンボケしていないことが大切。しっかり確認しましょう。
2.白飛びや色味の偏りがないこと
蛍光灯の光で全体的に写真の色が緑がかっていたり、露出オーバーで色が白く飛んだ写真は、まず選ばれません。実際の作品の色と異なったものに見える可能性があるためです。
また、カメラアプリでよくあるフィルタのようなトイカメラ風の色味フィルタがかかったもの、四隅が暗くなっているものも避けているそうなので、過度に加工された作品写真が選ばれることはないようです。
3.作品の魅力や雰囲気が伝わるように
作品が際立っていて魅力がわかりやすく、背景がシンプルであることも重要です。
ピックアップされないときの対策
自分なりに写真も工夫しているし、説明文もしっかり書いているのにピックアップされない。そんな時はピックアップされている作家や、人気作家のページを見ると良いでしょう。自分のページとの違いがわかりやすいはずです。
また、ミンネでは毎月数回、作家向けの勉強会を開催しています。ミンネのホームページから確認し、近くで開催されるときは参加してみるのもいいでしょう。
作家向け勉強会は動画「価格・撮影・説明文どうすればいい?minneのハンドメイド勉強会まとめ」で公開されていますし、PDF資料もあります。
作品撮影は準備も多く、創作活動に割く時間を削らなければいけないため、なかなか骨の折れる作業ですが、購入者や運営スタッフが「いいな」と判断するのは最初の1枚ですので、選ばれる基準や傾向を探って、より多くの人に見てもらえるように自分のページや作品写真を見直しましょう。
なお、ミンネでは2016年10月6日に「ピックアップ掲載作品申請フォーム」を公開しました。(現在は終了)
掲載に必要な条件が載っていますので、しっかり確認して申請フォームを利用し、ピックアップ掲載を目指しましょう。
関連:ミンネ(minne)で売れないときの対処法
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