メルカリの「いいね!」の意味とは?付け方と取り消し方



iPhoneやAndroid等のスマホ用フリマアプリのメルカリの「いいね!」の意味と、いいね!をつける方法・取り消す方法についてです。

メルカリの機能の一つとして用意されている「いいね!」ですが、購入者側からすればどのような時に利用すればいいのかわかりにくく、また出品者側からしてもいいね!が付いたところで売れたわけではないわけですからどうすればいいのか難しいものです。

この微妙で無意味そうな機能に見えるいいね!の意味と、そのつけ方と取り消し方を見ていきましょう。

いいね!の意味



メルカリにおける「いいね!」は同様の名称の機能があるFacebookのそれとは意味合いが違ってきます。

どちらかといえばヤフオク!にあるウォッチリスト、つまりはお気に入り機能に近いと考えると分かりやすいと思います。

メルカリで欲しい商品を見つけて後で見ようと思っても日々出品される大量の商品に埋もれて2度と見つけることができなくなってしまうなんてことは日常茶飯事です。

そこでその商品に「いいね!」を付けることで後ほどメニューの「いいね!一覧」から該当商品に容易にたどり着くことができます。

いいね!の付け方と消し方

「いいね!」の付け方です。

該当商品のページに行きます。すると商品の写真の下あたりに値段や商品名が書いてあり、その下に「いいね!」「コメント」というボタンがありますので「いいね!」を押します。

いいね!が押されると図のようにハートマークに色がつくのでわかると思います。



「いいね!」の消し方です。

付け方と同様に該当商品ページに行き「いいね!」ボタンを押すといいね!が取り消されます。

取り消された場合にはハートマークから色が消えます。

いいね!を付けた商品の一覧を見る方法

いいね!の一覧にはマイページ画面から行きます。

1.まずはメルカリのアプリを起動させ、トップ画面の右下にある「マイページ」を押します。



2.マイページ画面の上部に「いいね!・閲覧履歴」があるのでそちらを押します。



3.「いいね!・閲覧履歴」画面の「いいね!一覧」に自分が「いいね!」を押した商品が縦に表示されています。さらに詳しく見たい商品はタップをすればその商品のページを見ることができます。


いいね!を使う時の注意点



簡単に付けたり消したりができる「いいね!」ですが、むやみに付けて回るのはお勧めしません。

というのもいいね!が付くたびに出品者にはアラートが送られます。

このアラートは単純にうるさいというだけでなく、いいね!アラートはコメントによるアラートと共通な上に、大量に出品している方などは日に数十も数百もアラートが来るため返信しなければならないコメントのアラートが埋もれてしまうという可能性もあります。

ですのでFacebookのノリでいいね!を付けて回るとブロックリストに入れられることも考えられますのでご注意ください。

出品者から見た「いいね!」の意味



出品者から見たいいね!の意味についてです。

いいね!は出品者にとって、一般的にはその商品がどの程度の人に興味を持たれているのかという目安になります。

とはいっても、本当に目安になっているかどうかも怪しいところで、いいね!が付いたからと言って商品が売れるとも限りませんし、多くのいいね!を獲得する商品に一切コメントがつかない、結局誰も買ってくれないということもあります。

購入者側からすれば他商品との比較や値下げ待ち、とりあえずのお気に入りといったそれぞれの意図があるはずですが、出品者からすればどんな意図でのいいね!かわからないため、実際のところは出品者にとっては迷惑な機能とさえ言えるものとなっています。

ツイッターなどで「メルカリ いいね」などで検索してみれば出品者の本音を見ることができます。

そもそもいいね!の通知を止めることができるのであれば出品者は特に迷惑とも思わないはずですが、メルカリではいいね!の通知を止めることができないため余計に迷惑に思う出品者が多いというわけです。

関連:専用ページを作る!メルカリの値下げ交渉のやり方とコツ

メルカリで過去の購入履歴を見る方法と消す方法



iPhoneやAndroid等のスマホ用フリマアプリのメルカリで過去に購入した商品の履歴を見る方法と消す方法についてです。

ヤフオク!、フリル、ラクマ、BUYMAなど一般人同士が物をやり取りできるサイトやアプリは多数ありますが、iPhoneやAndroidのスマホに特化し簡易な操作性と一目でわかるそのわかりやすさから多くの年齢層に広く浸透しているメルカリは、それらとは同じようで一線を画すアプリであると言えます。

そんなメルカリで購入した商品の一覧が見たい、今まで購入した商品を確認したい、取引相手にメッセージを送りたい、などの場合に表示するページが「購入履歴」のページです。

また「自分が購入した商品ページがSold Out状態で残っているのが嫌だ」などの理由で購入履歴を消したい、購入した商品のページを消したいという場合もあります。

それでは購入履歴のページを見る方法と消す方法をご紹介していきます。

取引の分類



メルカリにおいて購入商品のページには2通りのページがあります。

取引が終了していない状態である「取引中」のものと、取引が完了した「過去の取引」のものです。

前者は、出品者が購入者(今回は自分)を評価するまでが取引であるため支払いが済んでいても商品を受け取っていても出品者が評価をするまでは「取引中」という扱いになります。

取引を終了させるまではこのページを参照することとなります。

後者については、出品者が購入者を評価するまできちんと取引が完了したものが「過去の取引」という扱いになります。

取引後にお礼のメッセージを送ったり、終了した取引の内容を確認したりする際にこのページを参照します。

購入履歴を見る方法

1.メニュー画面より「ホーム」「ニュース」「いいね!一覧」「出品した商品」「購入した商品」「設定」「ガイド」「お問い合わせ」「招待してポイントGET」と並んでいるので「購入した商品」を押します。



2.最初に「取引中」の画面が表示されます。現在進行形で取引中の購入商品の一覧が表示されますので必要に応じてページを参照しましょう。



3.取引が完了している「過去の取引」を見たい場合は上段右側の「過去の取引」を押すと表示されます。お礼のメッセージなどを送る場合は該当ページを押して参照しましょう。


購入履歴を消す方法・購入商品ページを消す方法



購入履歴を消す方法に関しては特に方法はありません。履歴のページを開けばいつでも過去の取引履歴を見ることができます。

しかし購入した商品のSoldOut状態のページ自体を消去することはできます。

方法としては、商品ページの削除は出品者にしかできないので出品者にメッセージを送信して削除を依頼します。

出品者がメルカリを利用しているいわゆるアクティブユーザーであり、自分が送信したメッセージが失礼なものでなければたいていの場合には削除に応じてくれます。

出品者が商品ページの削除方法がわからないという場合には以下の手順を教えてあげましょう。

→メニューを開く
→設定をタップ
→売上・振込申請をタップ
→売上履歴をタップ
→該当の商品をタップ
→この商品を削除するをタップ

以上で商品ページの削除ができます。

ちなみに商品ページが削除されても、購入履歴を見るとその商品の取引履歴は残っています。

関連:メルカリのSOLD OUTとは?検索結果から除外する方法

手数料無料!メルカリのクレジットカードでの購入方法



iPhoneやAndroidのスマートフォン用フリマアプリのメルカリで購入した商品代金をクレジットカード払いする方法についてです。具体的なやり方はもちろん、手数料、分割支払い、セキュリティについても触れています。

とりあえずメルカリをダウンロードして、欲しい商品を見つけたものの支払い方法が分からないというのはよくあることです。

メルカリの支払い方法として銀行ATM振込やコンビニ払いなど何種類もありますが、今回はその中でも一番使用者が多いであろうクレジットカード払いをする方法について説明いたします。

クレジットカードは、コンビニ払いや銀行ATM支払いと違い、商品購入と同時に決済が完了するため最もスムーズに取引を行うことができる支払い方法ですので覚えておいて損はありません。

クレジットカード支払いの手数料と注意点



まず手数料についてですが、クレジットカードでの支払いでは手数料は一切かからず無料です。

メルカリの支払い方法はクレジットカード支払い以外にもいくつかありますが、手数料が無料なのはクレジットカード支払いとポイント支払い、売上金払いなどの一部支払い方法のみです。

利用可能なカードブランドについてですが、当初から利用できたVISAとMasterCardに加えて、2016年11月よりJCB、DinersClub、Discoverの3種類が加えられ合計で5種類のカードブランドが利用できます。

メルカリで利用可能なクレジットカードのブランドは以下の通りです。

・VISA
・MasterCard
・JCB
・DinersClub
・Discover

ただしセゾンカードについては以下のブランドが利用できます。

・VISA
・MasterCard
・JCB
・AMEX

大手ではAMEXがセゾンカードを除いては利用することができません。

また発行枚数世界一の中国銀聯カードも利用することはできません。

クレジットカードには毎月利用可能な額に限度が設定されています。限度額を超えての利用をしようとするとエラーが出て決済が完了しませんので、上限額を超えていないか確認しましょう。

また有効期限にも注意が必要です。クレジットカードには有効期限があり、有効期限を超えてしまったカードについては利用できませんので、上記の限度額と一緒に確認しておきましょう。

有効期限はカードの表面に「01/21」の様に記載されています。この例ですと2021年の01月までという意味です。

またカード自体が利用可能であることを確認しておく必要があります。

というのも、カードを紛失したなどしてクレジットカードの機能を停止していた場合に、そのカードを利用してメルカリで商品を購入してしまうとカードの不正利用の疑いがかけられてしまい、アカウントが利用停止処分にされてしまうことがあります。

分割払い、リボルビング払い



メルカリでのクレジットカード支払いにおいては一括払いだけでなく分割払いもできます。

分割回数は3回・5回・6回・10回・12回・15回・18回・20回・24回払いの中から選択できます。

分割払いの手数料に関しては、メルカリが請求する手数料はありませんが各カード会社が請求する利息が発生します。

利息の額はカード会社ごとに異なりますので、カード会社のホームページなどを参照して下さい。

リボルビング払い(リボ払い)はメルカリでは利用できません。

ただし、クレジットカードによっては後から支払いをリボ払いに変更することができますので、こちらの場合もカード会社のホームページなどを参照してください。

クレジットカードでの具体的な購入方法

それでは具体的にクレジットカード支払いでの商品の購入方法です。

1.買いたい商品を見つけたら「購入手続きへ」を押します。



2.購入手続きのページにて「支払い方法」を選択します。



3.「コンビニ/ATM」と「クレジットカード」とあるので「クレジットカード」を選びます。



4.クレジットカード情報を入力します。セキュリティコードは裏面に記載されている番号のの最後の3桁です。



5.初回のみ住所登録が出ますので住所を登録しましょう。



6.クレジットカードを選択すると分割払いの回数が選択できるようになります、変更する場合は「クレジット支払い回数」を押します。



支払い回数の変更は1回〜24回で変更ができます。



7.確認画面が出るので「購入する」を押します。

購入後は商品を受け取るまでは特にやることはありません。商品を受け取ったら相手を評価して取引終了です。

セキュリティについて



クレジットカード決済におけるセキュリティについてです。

メルカリはCtoCサービス、つまりは業者でない一般の人同士の取引を仲介するアプリですが、まだ一度も利用したことの無い方の心配の種として、クレジットカードに関するもので一番多いのは「クレジットカードの番号やその他の情報を取引相手に知られないか?」ということです。

結論から言えば相手には一切クレジットカード番号などの情報は渡りません。

というのもメルカリの決済のシステムはメルカリの運営が購入者からお金を預かる→購入者が商品を受け取ったら(出品者を評価したら)出品者にお金を渡すという段階を踏んだものであり、直接取引相手にお金が渡らないようになっています。

ですのでクレジットカードの情報も相手には一切伝わることはありません。

クレジットカードなら楽天カードがおすすめ



メルカリでは支払い方法はいくつかの中から選ぶことができますが、一番のおすすめはやはりクレジットカード支払いです。

というのもクレジットカード以外の支払い方法に関しては、すべて100円の手数料がかかりますし、さらにコンビニ支払いや銀行ATM支払いに関してはわざわざ支払うために出かけなければなりません。

その点、クレジットカード払いであれば家から出ることなく手数料無料で即時決済が可能なのでメルカリでの支払い方法としては最も優秀であると言えます。

そしてネット通販やフリマアプリで買い物をする人におすすめするクレジットカードは「楽天カード」です。

メルカリで購入した代金の1%が楽天ポイントとして貯まり、貯まったポイントを1ポイント1円として楽天市場やフリマアプリラクマでの買い物に利用することが出来ます。

年会費無料で今なら新規入会時に8,000ポイントが付与されるキャンペーンが行われていてメリットしかありません。

関連:ローソンなどメルカリでコンビニ支払いする方法

再開出来る?メルカリで無期限のアカウント停止になる理由



iPhoneやAndroid等のスマホ用フリマアプリのメルカリで無期限アカウント停止にされる理由と、アカウント停止になった場合の対処方法についてです。

メルカリは誰でも簡単・手軽に利用できることが最大の売りです。しかしそれゆえに利用規約や禁止事項を一切確認せずに利用しているというユーザーもかなりの数に上ります。

メルカリの利用規約を読まないということは、メルカリでは何がルール違反なのかも知らないで利用しているということなのでいつ規約違反をしてもわからない状態であると言えます。

規約違反をしたからと言ってすべてで無期限のアカウント停止(利用停止)になるわけではありませんが、違反内容しだいでは一発でアウトというものもあります。

どのような違反をすればアカウント停止になるのか、またアカウント停止状態になった場合の対処法としてはどのようなものがあるのか見ていきましょう。

メルカリ運営事務局の判断



前提として「ここまではOK、ここからは無期限の停止処分」という確実な線引きは無いということです。

これは無期限の停止にするかどうかはユーザーの禁止行為等に対しメルカリ運営事務局の判断となっており、その基準が公開されていないからです。

ですのであくまでもこの記事では収集した前例情報を元に「無期限停止になりやすい行為」として紹介していきます。

ここに書かれていな違反だから絶対に無期限停止にならないというわけではないので注意してください。

無期限停止になりやすい行為



・短い時間での大量出品

基本的にメルカリのサーバーに負荷をかける行為はメルカリがユーザーを排除する理由となりますが、その中でも短時間での大量出品はメルカリが特に嫌がる行為です。

さらに表示順位を上位にしたいからと同じ商品を出品・削除を何度も行うとアカウント停止の確率が上がります。

外部ツールなどを利用して自動再出品などをしているとこの状態になりやすいので十分に注意をしておきましょう。

・FBAマルチチャンネルなど外部サービスの利用

メルカリでは出品者が自分以外の第三者へ購入者の個人情報を渡すことを明確に禁止しています。

しかしAmazonのFBAマルチチャンネルを含む発送代行業者へメルカリの商品配送を依頼する場合には必ず購入者の情報を渡さなければなりません。

そのためFBAマルチチャンネルなどの外部業者へ配送を代行してもらった場合には利用停止措置が取られる可能性が高いです。

・偽ブランドの出品・販売

偽ブランド品の販売は明確な規約違反ですが、それ以前に日本国の法律違反であり商標権の侵害および詐欺罪にあたります。

国法や条例に違反する規約違反はその他の規約違反よりも厳重なペナルティを課される傾向があるため無期限停止になる可能性は高いです。

ちなみに本物か偽物かわからないからノーブランドで売る行為も同様です。

・著作権、商標権の侵害

上記と似ていますが、たとえば勝手に商標物(ディズニーのキャラクターやポケモンなど)や許可を得ずに他人の書いた絵を使ったTシャツを作り販売するなどの行為がこれに当たります。

上記同様法律違反でもあるため無期限停止処分となる可能性は十分高いです。

・アダルト商品の出品・販売

これはメルカリを利用するユーザーの年齢が18歳以上とは限らないための規約であり、18歳未満の顧客に対しアダルトグッズを販売することは風営法違反となるため上記同様法律違反による厳重なペナルティの対象となる可能性が高いです。

・複数アカウントの所持

メルカリでは一人で複数アカウントを所持することを禁止しています。そのため1人のユーザーが複数のアカウントを利用していることが判明した場合にはすべてのアカウントが利用停止処分となります。

複数アカウントについては、銀行口座や電話番号、スマートフォンの個体識別番号やIPアドレスなどにより紐づけられて判断されます。

・軽度な違反を繰り返した場合

出品禁止物を出品したり自己ルールの設定による取引などで何度も何度も運営から注意を受けたり出品停止になったり出品物の削除を受けたりしても改善がみられないなどの場合、無期限の利用停止処分になる場合があります。

・ポイントの不正取得

メルカリでは紹介によるポイント付与の制度を用意しています。

しかし同一人物がポイント欲しさのためにアカウントを量産し紹介ポイントを獲得するような行為は、メルカリ運営事務局を騙して損害を与え自分は利益を得る行為、つまり詐欺行為に当たるため厳重なペナルティの対象となります。

・アカウントの不正利用が疑われる場合

例えば利用停止中のクレジットカードを使用した場合や商品の受け渡しのない取引による現金の移動、他の人から出品を依頼されたものを代理出品したなどの場合です。

理由は違法性か悪質性のどちらか

上記より無期限利用停止になりやすい条件として考えられるポイントは「違法性」「悪質性」の二つのうち少なくともどちらかを満たしているかどうかという点です。

もし規約違反をして無期限利用停止の処分を受けたが、なぜそんなにも厳重な処分をされたのかわからない場合は上記の二つの基準を少し考えてみましょう。

再開は出来ない



メルカリで無期限のアカウント停止となった場合は強制退会扱いとなり再開することは出来ません。

売上金が残っていても裁判でも起こさない限り無期限のアカウント停止措置を受けた場合は没収されてしまうためご注意ください。

ペナルティを受けた取引以外の売上金でも、振り込み申請後であっても、没収対象となります。

アカウントを無期限停止された時の対処法



復活が難しい以上、対処方法としてはアカウントを新規に取得するのが一番早いです。

ただし無期限停止となったアカウントで利用していたメールアドレス、電話番号、住所、スマートフォンの識別番号、銀行口座、クレジットカードなどがブラックリスト入りします。

つまりアカウントの再取得時に同じものを利用するわけにはいかないため、それぞれ新しいものを用意しなければなりません。

再登録で必要なこと
・スマートフォンを新たに購入する。(新規の識別番号、メールアドレス、電話番号)
・新しい銀行口座を用意する。(新規の銀行口座)
・親戚や知人の住所を登録させてもらう、または引越しをする、レンタルオフィスを利用するなど。(新規の住所)

名前に関しては、同姓同名はよくあることですので特に気にする必要はありません。

これらを用意したうえで再登録をしましょう。

また販売を親や友人に代行してもらうという方法もあります。

自分で行うよりもコストがかかりますが、メルカリに再登録する必要もありませんし、時間が浮きますので場合によってはその方がいい可能性もあります。

関連:メルカリに出品出来ない禁止されている商品

メルカリとヤフオクの手数料の違い



iPhoneやAndroidのスマートフォン用フリマアプリのメルカリと、国内最大のオークションサイトであるヤフオク!との手数料の違いについてです。

メルカリもヤフオク!もCtoCサービス(一般人同士の取引サービス)においては国内最大級の取引量を誇ります。

業者ではない一般の方が、インターネットを通じて手元にあるものを誰かに対して売りたいと思ったときには多くの場合はこのどちらかのサービスを利用することになります。

どちらのサービスを利用するかということを考えたときに、出品者であっても購入者であっても気になるのはやはり手数料に関してです。

手数料が高ければどんなにいいサービスであっても使いたくはありませんし、逆に安ければ利用にあたってハードルは低くなります。

両者にはそれぞれ購入手数料、販売手数料、出品手数料、登録手数料など様々な手数料がありますが、メルカリとヤフオク!とでそれぞれが具体的にはいくらぐらい違うのか見ていくことにしましょう。

メルカリとヤフオクの手数料


◼︎出品者の手数料

メルカリ ヤフオク
出品手数料 0円 0円
販売手数料 10% 8.64%
その他(出品) 0円 プレミアム会員料498円/月
別途オプション手数料

※ヤフオク!のフリマ出品の販売手数料はプレミアム会員であれば8.64%、プレミアム会員でなければ10%です。

◼︎購入者の手数料

<メルカリ>
手数料100円の支払い方法:コンビニ支払い・銀行ATM・dケータイ払いプラス・auかんたん決済・ソフトバンクまとめて支払い

手数料無料の支払い方法:クレジットカード・ポイント支払い・売上金支払い

<ヤフオク>
手数料無料の支払い方法(かんたん決済):Yahoo!マネー/預金払い・クレジットカード・インターネットバンキング・PayPay銀行支払い・コンビニ支払い・銀行振込

ただしヤフオク!の自動車や不動産などの特定カテゴリについては、支払い方法と落札価格により0円〜5.4%の手数料がかかります。

また銀行振込で銀行側が徴収する手数料に関しては無料ではない場合もあります。

結局どっちが手数料安いの?



出品者側からの観点では一番の差は販売手数料、つまり売上から引かれる手数料の違いです。

メルカリでは10%ですがヤフオク!では8.64%です。

1万円の商品が売れた場合メルカリでは9千円手元に残りますがヤフオクでは9136円残ります。月100万円売り上げる販売者ともなるとその差は13,600円にもなります。

ただし、ヤフオク!はプレミアム会員にならないと販売できないため総手数料でいえば、月3.5万円程度までの販売であれば大して変わらないかメルカリの方が安くなります。

またヤフオクでもフリマ形式の出品ができ、これに関してはプレミアム会員にならなくても出品できますが、その場合の手数料は10%ですのでメルカリと特に変わりはありません。

購入者側からの観点では一番の差は、ヤフオクでは購入手数料は無料なのに対して、メルカリには購入手数料有料の支払い方法がある点です。

例えば多くの人が利用するコンビニ支払いに関して、メルカリでは100円の手数料がかかるのに対してヤフオク!では手数料がかかりません。

メルカリではクレジットカード、ポイント、売上金の3つの手数料無料の支払い方法がありますが、ポイントと売上金は利用できるユーザーが限られているので、手数料無料の支払い方法は実質クレジットカードだけと言えます。

それに対してヤフオク!ではすべての支払い方法が手数料無料ですので、クレジットカードを利用しないのであれば購入者にとってはヤフオク!の方が手数料が安いと言えます。

時代とともに変わる手数料



ちなみに以前まではヤフオク!では、かんたん決済のクレジットカード払いなどで支払金額の数%の手数料がかかるなど、購入者側にも比較的負担のかかる手数料システムがありました。

というのもクレジットカード払いをした場合、クレカ払いを導入している企業は代金の一部をクレジットカード会社に支払う必要があります。

以前までは、そのカード会社に支払う手数料をメルカリでは出品者に、ヤフオク!では購入者に転嫁していたわけです。

ヤフオク!がクレジットカードの手数料を無料にし、代わりに5%だった販売手数料を8%に引き上げたのは、メルカリと同じくこの手数料を購入者ではなく出品者に支払わせるという方向にしたということです。

ただそれだけではなくメルカリでは購入者が支払っているコンビニ支払いの手数料などもヤフオク!では販売手数料に組み込むことで購入者への優遇でメルカリとの差別化を図っていることが伺えます。

手数料という点に関しての差は上記のとおりですが、商品自体の相場の違いや利用できる支払い方法の違いなどのように違う点も様々なので、出品するなら絶対こっち、というように安直には言えないのが現状です。

関連:メルカリ招待コードはどこ?メルカリに招待してもらう方法

スポンサードリンク


Page 54 of 59First5253545556

このページの先頭へ