チケットキャンプで出品と落札の相場価格を調べる方法



ジャニーズやAKB48、EXILE、三代目 J Soul Brothersといったライブのチケットが出品されているチケットキャンプ(チケキャン)で出品と落札の相場価格を調べる方法についてです。

チケットキャンプにチケットを出品する際に価格を決めますが、出品価格が高すぎても落札してもらえませんし安すぎると得らるはずの利益が少なくなります。

そこで出品時には実際に売買されている価格帯、つまり相場を参考にすることでちょうどいい値段で出品することができます。

チケットキャンプでは落札されたチケットを一覧表示することができ、これがいわゆる落札相場となるので出品価格を決める際にはこれを活用します。

またチケットを落札する際に損しないためにも相場を知っておくことは重要ですので同様に相場の一覧表示を活用します。

(追記)チケットキャンプは2018年をもってサービスが終了しました。

落札相場の表示方法

チケットキャンプでの相場の表示方法です。

1.まずはチケットキャンプのトップページを表示し、ページ上部にある検索窓に相場を検索したい「アーティスト名」または「公演名」を入力して「検索」をクリックします。入力をすると検索窓の下にサジェスト(予測表示)で候補が出ますのでその中から選んでも構いません。



2.アーティスト名で検索した場合には公演の一覧が表示されます。ここではEXILEで検索しています。一覧中から相場を調べたい公演名または公演日を選択します。



3.選択した公演の出品されているチケット一覧が表示されます。ここで「枚数(全て)」「席種(全て)」「購入可を優先」「安い順」と並んでいるところから「購入可を優先」をクリックして選択肢を表示し「取引相場」をクリックします。



4.取引中または取引完了のチケットの一覧が表示されます。これらは誰かが実際に購入したチケットですのでこれが相場となります。



以上で落札相場の表示ができました。

ちなみに相場の一覧の部分では「アリーナ席だけの相場」「スタンド席だけの相場」のように条件を絞って表示させることもできます。

表示の方法は「枚数(全て)」「席種(全て)」「取引相場」「安い順」と並んでいる部分で絞りたい条件をクリックして選択することでできます。

注意点

注意点としては上記の相場は既に誰かが購入したチケットの相場ですから、現在出品中のチケットの相場とは微妙に異なることがほとんどです。

イベントまでの残り時間などで相場はどんどん変わってくるものですので、落札相場だけでなく現在出品されているチケットの値段も参考にしながら出品価格を決める方が無難です。

またこの相場の調べ方は一般的な相場の調べ方であり、特殊条件下では相場からだけでは価格を付けることができません。

例えばコンサート当日にチケットを販売する場合にはいくらで売れるのか非常に読みづらいです。定価の数倍で売れることもあれば、定価の半額でも売れ残ることもあります。

というのも、そのコンサートにどうしても行きたい購入者がいてコンサート当日までチケットが取れていなければ当日に定価の数倍でも買いますが、そういう人がいなければ期限の切迫しているチケットは売れにくいものです。

この場合でも相場を調べるのもある程度は有効であるものの、時間が切迫しているので相場通りでも売れるかどうかはかなり運次第です。どうしても売り抜けたいのであれば妥協も必要です。

出品中の商品を安い順に並べる

チケットの買い手として相場を参考にする場合には、前述のようにして相場情報を表示しつつ安い順に並べて参考にしていきます。

この際に以前は「チケット代別途」という出品方法があったせいで、安い順に並べた際に「チケット代別途の代金」と「チケット代込みの代金」の商品が混ざって表示されていました。

つまり同じ1万円で出品されているチケットでも、チケット代をさらに請求されるチケット代別途と、その1万円にチケット代も含まれている商品が安い順に並べた際に隣同士で並んで表示されるという事がありました。

現在ではチケット代金別途での出品がなくなったためこのようなことはありませんが、以前はこの点を注意して利用しなければなりませんでした。

他のサイトでの相場の扱い

他のサイトでも取引相場というものを調べることはできるようになっています。

例えばオークション最大手のヤフオク!では、相場検索機能が備わっています。

2014年以前は、取引相場は外部サイトのオークファンなどでなければ調べることができませんでしたが、ヤフオク!が取引相場の検索機能を導入したことで、ヤフオク!内でも過去の取引データを見ることができるようになりました。

相場検索のページで、相場を知りたいワードを入力すれば一覧として見ることができます。

またフリマアプリ最大手のメルカリでも過去の取引価格を見ることができます。

メルカリでは初期設定では現在販売中の商品と、すでに販売済みの商品が混ざって表示されますが、すでに売れてしまった商品だけを選択して表示することができますので、これが相場検索として利用できます。

このようにチケットキャンプを含めたどこのサイトでも相場を見ることができるのが一般的となっています。

これは以前はあまり考えられないことでしたが、サイトや販売方法、さらにユーザーの在り方が多様化する中で販売者が使いやすい環境を作ることでユーザーを増やそうという流れからなのだと考えられます。

つまり少数の売り手と多数の買い手というモデルだった過去の販売形態が、現在は多数の買い手と多数の売り手、もっと言えば多くのユーザーが売り手と買い手の両方となるモデルとなっているため、少数のプロの売り手だった過去よりも相場検索などを簡単にしないとサイトを使ってもらえなくなるというだと言えます。

関連:オークファンピンチ!ヤフオクの落札相場検索がかなり便利

チケットキャンプで値下げ交渉は出来るのか?



嵐やAKB48、EXILE、三代目 J Soul Brothersといったライブのチケットが出品されているチケットキャンプ(チケキャン)で値下げ交渉はできるのかどうかについてです。

チケットキャンプでの値下げ交渉はトラブルの原因となったりリクエスト中の人に対して悪いとの理由から、運営からはしてはならないと表明されています。

しかし実際には値下げ交渉はそこそこの頻度で行われており、特にトラブルが起こっているといった様子はそれほどはありません。

どのような場合なら値下げ交渉ができるのか?どのように値下げ交渉をすればよいのか?を具体的に見ていきましょう。

(追記)チケットキャンプは2018年をもってサービスが終了しました。

値下げ交渉ができる出品

取引成立後の値下げ交渉は公式で禁止されています。

また取引成立前の値下げ交渉であっても出品者が不快に思ったなどの場合で運営に通報でもされてしまえば、運営の判断次第ですが荒らし行為としてペナルティを受ける可能性があります。

逆に出品者が値下げ交渉を受ける気があるのであれば高確率で値下げを行うことができますし、失礼の無いように交渉を行えば問題になることはありません。

値下げ交渉を受ける気がある売り手の場合、出品されているチケットの説明欄には「値下げ交渉受けます」「価格交渉歓迎!」などのようにわかりやすく表明されていることがほとんどですので、その様な表記がチケットの詳細にあるかどうかを値下げ交渉ができるかどうかの目安にすれば大丈夫です。

またそのような表記がなかったとしても基本的には丁寧質問したりすれば、値下げが失敗したとしても特に問題になることはありません。

ただし注意点として、取引成立前に交渉することはもちろんですが、さらに落札申請をする前に交渉をするようにしておきましょう。

落札申請時のメッセージで値引き交渉をしてしまうと、売り手によっては値段を下げないまま落札申請を受理してしまい結果的に値段が高いまま取引が成立してしまう可能性があります。

値下げ交渉する方法

チケットキャンプでの値下げ交渉は各チケットの「質問する」から行います。

質問・回答については商品ページの下部にあります。



「質問・回答を入力してください」と表示されている部分に値下げの依頼を記入し「質問・回答を送信する」をクリックします。

内容については具体的に記入しましょう。

良い例1:「1枚○○円ならすぐにでも購入したいのですがお願いできますか?」
良い例2:「4枚買うので合計で○○円にしていただけませんか?」
良い例3:「送料込みでこの値段であればすぐに購入します。」

悪い例1:「値下げお願いします!!」
悪い例2:「安くなりますか?」
悪い例3:「他の出品者はもっと安く出しているので安くしてください。」

値下げしてくれ、とだけ書かれていても販売者からしてみればいくらまで下げれば購入してくれるのかわからないので、具体的にいくらだったら買いたいかを記述します。

またメリットが無いのに値下げしてくれる販売者はいません。ですので「すぐに購入する」「たくさん買う」などのメリットも一緒に提示するとよいです。

基本的にチケット詳細に値下げ交渉を受け付ける旨を記述している商品に対して値下げ交渉を行っているので、値下げができるかどうかの確認は必要ありません。

チケットの値下げに応じてくれた場合は、そのページで価格だけ変更して値下げを行ってくれたり、新規に専用ページを作ったりといったような対応方法になります。

販売者によりどうするかは異なりますので販売者のコメントを確認しましょう。

専用ページについて

ちなみに専用ページというものについてですが、値下げ交渉や交換交渉が販売者と購入者との間でまとまった場合に、その購入者以外が購入しないように表明したページです。

具体的にはチケット詳細部分に「○○様専用」と書かれているのが特徴で、落札相場検索で見てみればかなりの数があることがわかります。



専用出品はメルカリやフリルといった値下げ交渉が盛んなフリマアプリではユーザー間の独自ルールとして広く認知されており、一種の文化の様になっています。

特定の個人との取引をわかりやすく進めることができる一方で、専用ページを作ったにもかかわらず購入しない購入者もおりトラブルの元にもなっています。

チケットキャンプでも専用出品を使う際はデメリットもあることをきちんと知っておきましょう。

値下げ通知機能について

チケットキャンプには値下げ通知という機能があります。

これは自分が気になるチケットを検討中のリストに入れておくことで、そのチケットが値下げされた際に通知が届くというものです。

利用方法は以下の通りです。

1.通知を受けたいチケットの詳細ページを開きます。

2.「チケット情報」の項目にある「値下げ通知を受け取る」または「検討リストに追加」のリンクをクリックします。



以上で検討中リストにそのチケットを入れることができ、値下げ通知を受け取ることができるようになります。

値下げ交渉をする際にも、売り手が値下げをしてくれたらすぐに落札申請できるように検討中リストに入れておくことをお勧めします。

そうでないと値下げをしてもらっても他の人に横取りされてしまう可能性があるからです。

専用ページを作ってもらう方向で交渉している場合であれば特に必要はありません。

関連:チケットキャンプで専用出品する理由

送料最安値!チケットキャンプで簡易書留を使う利点



嵐やAKB48、EXILE、三代目 J Soul Brothersといったライブのチケットが出品されているチケットキャンプ(チケキャン)で簡易書留を使ってチケットを送る方法とその利点についてです。

チケットキャンプで販売したチケットを発送するためには、配達記録が付く対面受け渡しである配送方法を利用する必要があるため、利用可能なものにかなり制限があります。

利用可能としている配送方法はレターパックプラス、書留・簡易書留、ゆうパック、宅配便(宅急便、飛脚宅配便)です。

逆に利用不可能としているのは普通郵便、特定記録郵便、レターパックライト、スマートレター、クリックポスト、ネコポスなどです。

これらの利用可能な発送方法のうち、簡易書留は最安値である392円で発送できる方法となっておりそのことが最大の利点といえます。

(追記)チケットキャンプは2018年をもってサービスが終了しました。

簡易書留とは

日本郵便(郵便局)が行う書留と名の付くサービスには一般書留、現金書留、簡易書留の3種類があります。

書留とは配送記録が付かない配送方法を利用する際に、追加料金を払うことで引き受けから配達完了までの配送記録を付けるというサービスで、万が一商品が届かなかったり紛失した場合には一定の額まで実損額を賠償する、というものです。

このうち簡易書留は310円を追加で支払うことで引き受けと配達の記録のみを付けるという書留で、賠償額は5万円を上限として実損額です。

最安値である392円は、普通郵便の一種である定形郵便(いわゆる手紙の配送)に簡易書留サービスを付加した場合の値段です。

関連:料金や賠償額など簡易書留と一般書留の違い

簡易書留の利用方法

送料が最安値である定形郵便に簡易書留を付加する場合を紹介します。

簡易書留は郵便局の窓口でのみ利用できますので、ポスト投函では発送できません。

まずはチケットを梱包します。定形郵便とはいわゆる手紙の配送方法のことなので手紙を送る感じに梱包すれば大丈夫です。通常は封筒に入れる程度で大丈夫です。梱包したチケットを郵便局の窓口に持って行き、「簡易書留でお願いします」と伝えれば簡易書留で発送できます。

手続きには特に難しい点はないので問題はないはずです。

注意点としては、定形郵便で送ることのできる厚さは1cmまで、重さは50gまでですのでチケットが曲がらないように厚紙を入れる場合などはこれらの数値を超えないように注意しましょう。

関連:平日の郵便局の窓口とATMの営業時間(閉店時間)についていろいろ

他の配送方法との料金比較

チケットキャンプで利用できる他の配送方法との料金比較です。

簡易書留(定形・定形外)、レターパックプラスは国内どこへ送っても一律料金です。

簡易書留(定形郵便に追加):392円
簡易書留(定形外郵便に追加):430円
レターパックプラス:520円
ゆうパック:810円〜
宅急便:930円〜

チケットキャンプで送料を購入者負担にした場合は、レターパックプラスを利用することを前提としているため、購入者には510円が自動で請求されます。

簡易書留は使ってよい発送方法になっているのに対し、普通郵便(定形・定形外)は使ってはならない発送方法となっているため、普通郵便に簡易書留を付加した場合はどちらなのかわかりにくくなっています。

しかしチケットキャンプが禁止しているのが「対面で受け渡しではない配送方法」「配達記録が付かない配送方法」である点を考えれば、普通郵便に簡易書留を付加した場合は対面受け渡しかつ配達記録が付くことから使っても大丈夫なことがわかります。

送料の差額は返金できるのか

チケットキャンプでは売り手が実際に利用した発送方法および支払った送料に関係なく、送料として一律510円が買い手に請求されます。

しかし定形郵便に簡易書留のオプションを付けて発送すれば前述の通り392円で発送することができます。

この買い手が払った額と売り手が払った額の差の118円は、買い手が売り手に対して返金を求めたら返さなければならないのでしょうか?

これに対しては公式の見解として以下のように返金の必要はないと書かれています。

“簡易書留など送料が510円に満たない発送方法である場合でも売り手に送料の差額の返金を要求することはできませんので、ご了承ください。”

チケットキャンプでの郵送のルールとしては「追跡ができる」「本人への対面手渡しである」ことを両方満たしていれば発送方法は何であっても構いません。

そしてその際に発生した差額について売り手は返金する必要はありませんし、逆に宅急便などを利用することによって510円よりも余計に送料がかかっても買い手に対して差額を請求することもできません。

なお、設定されている510円はレターパックプラスを利用する前提の料金ですが、レターパックには補償は一切ついていません。一方で簡易書留には5万円まで補償が付いていますので、実は簡易書留の方がチケットを発送するのには適しているとも考えられます。

関連:簡易書留・一般書留・現金書留の配達日数

チケットキャンプで受取連絡してくれないときの対処法



嵐やAKB48、EXILE、三代目 J Soul Brothersといったライブのチケットが出品されているチケットキャンプ(チケキャン)で購入者がチケットを受け取っているにもかかわらず受取連絡をしてくれない時の対処法についてです。

チケットキャンプではあんしん決済という決済方法が取られており、商品が売れたとしても購入者が受取連絡をしてくれるまで代金が販売者の手元には渡りません。

その為、受取連絡をしてもらわなければ販売者は非常に困りますが、チケットキャンプのシステムを理解していなかったり単純に忘れていたりという理由で受取連絡をしてくれない購入者が多くいます。

そんな困った購入者に出会ってしまった場合の対処法を紹介します。

(追記)チケットキャンプは2018年をもってサービスが終了しました。

発送連絡から10日経てば自動的に取引完了

チケットキャンプは購入者が受取連絡をすることで取引が完了し、商品代金が販売者に渡ります。しかし受取評価をしない購入者が一定数います。

そのような場合でも特に対処をする必要はありません。

というのも販売者への救済策として発送連絡から10日経過すれば自動で取引が完了するというシステムとなっています。

こうすることで購入者が受取連絡を忘れていたり、やらなければならないと知らなかったりした場合でも販売者はきちんと代金を受け取ることができます。

もちろん実際にチケットが届いていない場合もありますから、その場合は購入者から未着報告をすることで10日経って自動で取引が完了しなくなります。

急ぎの場合と未着報告がされている場合の対処法

チケットキャンプで利用していい発送方法はどれも追跡記録が付くので、相手に商品が届いたかどうかはすぐに確認できます。

きちんと相手に商品が届いていることが確認できた時に、受取連絡を早くしてほしい場合には取引連絡や電話で受取評価を催促してみましょう。

また配送が遅延して商品が到着しないまま発送連絡から5日以上経過すると購入者は未着報告ができるようになります。未着報告をすると発送連絡から10日経過しても自動では取引が完了しなくなります。

このため未着報告をした後に商品を受け取り、受取連絡をそのまま忘れていた場合にはどれだけ待っても代金は受け取れません。

この場合でも取引連絡または電話で催促をしましょう。

基本的に受取連絡をしないのは忘れている場合が大半ですので、販売者からの催促があればすぐにしてくれる場合がほとんどです。

悪意がある購入者に当たってしまった場合

商品が届いているのに受取連絡をしてくれない、催促してもしてくれない、発送連絡から10日経過するも何故か未着報告をされてしまい自動で取引が完了しないというような完全に悪意のある購入者に遭遇してしまった場合の対処法についてです。

未着報告がされているので自動で取引が完了することがありませんが、催促しても受取連絡してくれないということはそもそも受取連絡をする気が無いと見なすのが普通です。

このような場合はシステム上販売者ができることは無いので、問い合わせからチケットキャンプ運営に連絡し対処してもらうのが最善です。

関連:チケットキャンプに問い合わせる際の電話番号とメールアドレス

以下に問い合わせの際の例文を掲載しておきます。具体的に「どのような状況なのか」と「どうしてほしいのか」を伝えることを考えます。

また相手が受け取っていることの確認を運営にもしてもらうために追跡番号も書いておくとさらに良いです。お問い合わせの種類は「お取引について」を選択し、チケットIDには受取連絡をしてくれない取引のチケットIDを入力します。

例文「お世話になっております。上記のチケットIDの取引において、チケットの購入者様へ商品が届いているにもかかわらず受取評価をしていただけません。また未着報告をされているため自動で取引が完了いたしません。該当する商品の発送方法はレターパックプラスで追跡番号は○○○○です。商品がきちんと届いていることをそちらでもご確認していただいた上で、取引の完了処理をしていただけるようお願いいたします。」

商品の受け取りをしてくれない場合

ちなみに受取連絡以前に商品の受け取りさえもしてくれない場合でも、対処法は受取連絡をしてくれない場合と同様です。

つまり、とりあえず連絡や催促をしてみる、10日経過で自動で取引が完了するのを待つ、催促しても受け取ってもらえず未着報告がされている場合は問い合わせ、ということです。

チケットキャンプを利用するユーザーは善人かつミスのない人ばかりではありませんから、たまにトラブルが起こることは覚悟しておいて、いざトラブルになった時には淡々と冷静に処理するようにすればストレスも最小限に抑えることができます。

チケットが入っていないと言われた場合の対処法

買い手が受け取り連絡をしてくれずに、未着報告をする例で最も困るのが「封筒は届いたがチケットが入っていなかった」というものです。

売り手がきちんと送っていたのであれば、考えられる可能性は買い手が嘘をついて詐欺をしようとしているか、配送時に抜き取られたかの2択です。しかし日本郵便の配送ルートや信頼性を考えると後者である可能性は非常に低いです。

ですので基本的には買い手が嘘をつき、タダでチケットを手に入れようとしているわけです。

ではどのように対処すればいいのでしょうか?まずやってはいけないのは次の二つです。

・あきらめて返金する
・嘘をついていることを責め立てる

返金してしまえば何の落ち度もないのに損をする上に、このような手法でだまし取る成功例を作り出してしまい、同じスキームによる次の被害者を作り出してしまいます。

また嘘をついていることを責め立てた場合、本当に入れ忘れていた場合や配送途中で抜き取られていた時に不味いことになる上に、相手が嘘をついていたとしても解決に導けるとは思えません。

最終的な目的は、相手に受け取り確認をさせること、つまり手元にチケットがあることを認めさせることです。

逆に失敗するのは、相手が受け取り確認しないこと、手元にチケットがあることを認めないことです。感情的にならないように粛々と進めましょう。

そのための手順は以下の通りです。

1.まずは警察に連絡を行う

配送中の窃盗事件の可能性があるとして警察へ連絡を行います。この際には売り手が連絡するのではなく、買い手から連絡するように誘導します。

例文「この度はご迷惑おかけして申し訳ありません。発送前に封筒へチケットを入れたことは何度も確認しておりますので、配送途中にチケットを盗まれたものと考えられます。つきましてはお手数ですが窃盗事件として警察への連絡をお願いいたします。私の名前や連絡先も全てお伝えしていただいて大丈夫です。またさらにお手数おかけしますが連絡された日時、警察署名、担当者名を私まで連絡いただければ幸いです。よろしくお願いいたします。」

この段階で警察の介入を嫌うのが普通ですのでおそらく「封筒をちゃんと見たら入っていた」などと適当な理由でチケットが手元にあることを認めるはずです。

またこれでもダメな場合は次の段階に進みます。

2.チケットを無効にする

1の手順後に連絡が返ってこない、警察への通報を渋るなどの場合の対処法です。本当にチケットを無効にするのではなく、無効にすることをメッセージでちらつかせます。

例文「ご迷惑おかけしております。今回の事件に対して私の方でできる対処として、主催者側への情報提供を行うことを現在考えております。チケットの窃盗犯を現地で確保してもらう方法、またはチケットを無効にして入場をできないようにする方法のどちらかになると思います。配送ルートにて探してもらっていますし、警察の方には動いてもらっていますのでまだチケットが出てくる可能性はありますが、早めに手を打っておきたいと考えていますので明日にでも主催者へ連絡したいと思います。もし今日中にチケットが見つかりましたら早めにご連絡よろしくお願いいたします。主催者への連絡が完了いたしましたらまた追って連絡いたします。この度はお手数おかけして申し訳ありませんでした。」

これでも無反応だったり渋るようでしたら本当に主催者へ盗まれた旨を連絡して無効にしてしまいましょう。

関連:チケットキャンプでよくあるトラブルとその解決方法

手渡しは当日!チケットキャンプのチケットが届く時期



嵐やAKB48、EXILE、三代目 J Soul Brothersといったライブのチケットが出品されているチケットキャンプ(チケキャン)で落札したチケットが届く時期、いつ届くのかについてです。

チケットキャンプの取引では買い手には入金する時間に期限がありますが、売り手の商品発送については個々に期限はありません。

というのもチケットの出品形態が一定ではなく、普通の紙媒体の発行済みチケットも出品されていれば、まだ販売が開始していないチケットの販売もあります。

またチケットの取引だけではなくチケットを購入する権利の取引もできるため商品の引き渡し時期にはかなり差があります。そのためすべて一律で一定の発送期限を設けるということができない訳です。

(追記)チケットキャンプは2018年をもってサービスが終了しました。

チケットが届く時期の確認方法と注意点

まずは確認しておかなければならないのは、購入者が代金を入金してから出品者は発送するので代金を払わない限りはチケットが届くことはありません。それを踏まえた上で発送時期等を確認しましょう。

発送時期や受け渡し時期については基本的に出品者がチケットの説明欄に書いています。

どんなタイプのチケットであってもそれぞれの商品説明欄に「公演○○日前までに発送します」「入金確認後○○日以内に発送します」といった具合に表記されているのでまずはそこを確認してみましょう。

届く時期は発送方法にもよりますが、レターパックプラスであれば速達扱いですので発送の次の日〜2日程度、宅急便ゆうパック書留でも次の日〜3日程度で届きます。

特に発送時期などが記述されていない場合は出品者に「売り手に質問する」から聞いてみるのが一番です。

以下ではチケットの種類や発送方法別に大体の目安を紹介します。

手渡しの場合

発送方法が「手渡し」の場合はほぼ確実にコンサートやイベントの会場での手渡しのことですので、チケットが手に入るのはイベントの当日の現地です。

チケットキャンプでは配送が間に合わないような出品、例えばイベントの当日にも余ったチケットを販売しているなどことがよくあるので、このような現地手渡しでの受け渡しは特段珍しいことではありません。

まれに会場以外での手渡しの場合もあります。例えば取引相手が都合よく近場の相手であり、送料を浮かすために出品者の最寄り駅であったり勤務先であったりで受け渡しが行われる場合です。この場合は出品者が日付を指定するはずです。

ちなみにチケットキャンプでは手渡しでのチケットの渡し方を認めています。

手渡しのリスク

手渡しに関しては、直接会場で受け取るという性質上、売り手が当日ドタキャンするというリスクがあります。

売り手の都合として当日会場に行く用事がなくなった、チケットをさらに高値で販売できた等の理由で当日いきなりドタキャンをすることがあります。

これは売り手側のリスクはキャンセル料と悪い評価だけです。つまり行く用事がなくなったのにわざわざ時間とお金をかけてチケットを渡しに行くよりも、キャンセル料を払ってでもキャンセルしたほうがいいと判断すればドタキャンします。

もっと最悪なのは売れたチケットをもう一度かなりの高値で出品だけしておいて、もしそれが売れた場合には先の注文をキャンセルするというものです。

こうすることで、高値で売れればより利益が望めますし、高値で売れなくてもチケットはすでに買われているので最低限の売り上げは確保できています。

チケットキャンプで悪い評価と多少のペナルティを受けても、もしその売り手の主な利用サイトがヤフオク!だったりメルカリであればあまり問題になりません。

このように買い手は当日までワクワクして待っていても、売り手の倫理観や都合次第ではドタキャンがあるという事も考えていなければならないかもしれません。

電子チケットまたは発券番号の取引の場合

これは出品者が発券せず、チケットの送付を行わないタイプの取引です。

このタイプのものは出品者がメールや取引連絡で画像や番号を送るだけで取引が完了しますので、出品者が入金を確認したらすぐに届きます。

ただしチケットがまだ販売されていない場合、例えばチケットの抽選で当選しただけの段階の場合は電子チケットや発券番号、受付番号などがわかり次第となります。

ですので出品者に確認するかイベントのホームページなどで確認することでおおよその時期はわかります。

発送が必要なチケットの場合

商品の発送手続きがあるため出品者が発送してから2〜3日が目安です。

ただし同県内や同エリアのように発送する距離が近い場合は、宅急便やゆうパックのように速達扱いでないものでも最速で発送の次の日に届きます。逆に離島や北海道、沖縄のように飛行機や船での配送が必要な場所の場合は1週間近くかかることもあります。

まだ発売されていないチケットの取引の場合は、チケットが発売されてから発送されますので届く時期は「発売日+配送にかかる日数」が目安となります。

発売日に関しては出品者に確認するかイベントのホームページなどで確認するとよいでしょう。

ちなみに送ったその日に届く配送サービスは近距離のバイク便ぐらいですが、チケットキャンプではそのような配送方法を使うことはまずありません。

その為イベント開始まで48時間を切っているようなチケットの出品では現地手渡しか電子チケット、発券番号のやり取りのどれかです。

これらは送料が無料の受け渡し方法であり、その様なチケットで送料が購入者負担(510円)と設定されている場合は、悪質な出品者が送料の部分で稼ごうとしている可能性が高いので注意しましょう。

関連:手渡しなら無料!チケットキャンプの送料

関連:チケットキャンプで入場拒否になったときの対処法

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