Amazonの「Fire TV Stick 4K」と「Fire TV Stick」の違いを比較





簡単接続でAmazonのプライムビデオを家の液晶テレビで観ることができる2つの製品「Fire TV Stick 4K」と「Fire TV Stick」の料金や性能の違いを徹底的に比較しています。

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Fire TV Stick 4KとFire TV Stickの一番の違いはその価格ですが、その価格の差によって性能はどれほど変わるのか、このページで詳しく見て行きましょう。

「Fire TV Stick 4K」と「Fire TV Stick」の比較一覧

製品名 Fire TV Stick 4K Fire TV Stick
価格 6,980円 4,980円
メモリ 1.5GB 1GB
プロセッサ クアッドコア 1.7 GHz クアッドコア 1.3 GHz
ストレージ 8GB 8GB
Alexa対応音声認識リモコン あり あり
解像度 4K Ultra HD・HDR・HDR10など 最大1080p
オーディオ Dolby Atmos Dolby Audio
保証期間 1年間 90日間

解像度の違い



Fire TV Stick 4KとFire TV Stickの性能面で最もユーザーにもわかりやすい点として、最高解像度の違いがあります。

解像度というのは、動画の1コマ1コマを構成する画像での、それぞれの画素数の密度のことで、簡単にいうと動画の画質のことを意味しています。

Amazon Fire TV Stickではその製品名の通り、最高画質は4K画質となっているのに対し、Fire TV Stickでは最大1080p(フルハイビジョン)までとなっています。

解像度はそれぞれの画質を構成する面積で比較するため、4Kと1080pを比較すると、4K画質のFire TV Stick 4Kの方が4倍も高画質ということになりますので、より画質にこだわる方にはFire TV Stick 4Kの方がおすすめです。

ただし、4K映像でAmazonビデオなどを視聴するためには、テレビ側も4K対応テレビであることが必須条件となります。また、4K対応テレビであってもFire TV Stick 4Kと接続するためのHDMI端子もHDCP 2.2にも対応していることが必須条件です。

後者のHDCP 2.2については、現在出回っている最新のテレビであればどれも対応しているので意識する必要はないのですが、ご使用のテレビが4K元年と言われている2013年に購入した4Kテレビである場合には、非対応の可能性がありますので、購入前に一度ご確認下さい。

また、4K映像は高画質な分通信量も1080pよりもたくさん必要なため、推奨通信速度は15Mbps以上とされています。自宅のインターネット回線が低速の場合は4Kで再生しようとしても動画がカクカクしてしまう可能性がありますのでご注意下さい。

オーディオ(音質)の違い



Fire TV Stick 4KとFire TV Stickでは、映像の解像度だけでなく音声の音質も異なっています。

Fire TV Stick 4Kではより立体的なDolby Atmos(ドルビー・アトモス)という再生方式に対応しているのに対し、Amazon Fire TV StickではDolby Atmosには非対応で、より一般的な再生方式であるDolby Audio(ドルビー・オーディオ)再生となります。

しかし、Dolby Atomsの高音質で映画や音楽を鑑賞するためにはDolby Atoms環境に対応できるだけのオーディオ環境を自宅に構築しなくてはならず、あまり一般的に利用できるものではありません。

そのため、よっぽどホームシアターの音質にこだわりたい方でない限りは、この最高音質については気にしなくても良いでしょう。

メモリ・プロセッサ・ストレージの違いについて

上記2つであげた解像度や音質というユーザーにとって感じやすい違いだけでなく、Fire TV Stick 4KとAmazon Fire TV Stickでは本体を構成する内部のパーツの性能も異なっています。

データを一時的に記憶する装置として重要なメモリでは、Fire TV Stick 4Kでは1.5GBなのに対し、Amazon Fire TV Stickでは1GBと1.5倍異なっています。

また、プロセッサ(CPU)と呼ばれる映画の再生などそれぞれの動作の処理を行う「コンピューターの脳」的なパーツも、Fire TV Stick 4Kではクアッドコア1.7GHzなのに対し、Amazon Fire TV Stickではクアッドコア1.3GHzと低く設定されています。

このFire TV Stick 4Kでのプロセッサの高性能化により、Amazon公式によると従来のAmazon Fire TV Stick(第2世代)と比較してパフォーマンスが80%以上向上」したと謳われています。

体感的なもたつきのようなストレスも減っているので、サクサクした動作感を求めるのであればFire TV Stick 4Kがおすすめです。

なお、データを保存しておくストレージについてはいずれのモデルとも8GBとなっています。Amazon Fire TVシリーズでは基本的に本体内部に大量のデータを保存することを想定していないため、このようにストレージ量は最小限なのだと考えられます。

保証期間の違い



性能面とは別の、見逃しがちな2つの違いとしては保証期間の長さがあります。

上位機種のFire TV Stick 4Kでは保証期間が1年間となっているのに対し、Fire TV Stickでは90日間と短めに設定されています。

これは上位機種のFire TV Stick 4Kを購入したときの故障時の対応を手厚くしているためと考えられますが、Fire TV Stickの保証期間は一般的なデジタルデバイスの保証期間としてもかなり短めです。

Fire TV Stick 4KやFire TV Stickのようなスティックタイプの機器の場合、放熱性が悪いため長時間使用していると本体が熱を持ってしまい不具合を起こす事例も数多く報告されています。

買ってからすぐに壊れてしまわないか心配な方は保証期間が長めの上位機種のFire TV Stick 4Kを購入することをおすすめします。

Alexa対応音声認識リモコンについて

これまでは主にFire TV Stick 4KとFire TV Stickのそれぞれの違いについて解説してきましたが、これ以降はこれら2つの機種の共通している点を挙げていきます。

Fire TV Stick 4KとFire TV StickにはいずれもAlexa(アレクサ)対応音声認識リモコンが付属しています。

これにより、音声でFire TVデバイスの操作をできるだけでなく、Amazon Echoも持っていれば離れた場所に置いてあるFire TVデバイスの遠隔操作を音声で行うことが可能です。

また、Alexaが内蔵されているので動画を視聴中でも「Alexa、明日の天気は?」といったように、リモコンに向かって聞くことでAlexaの操作を行うことができます。

Fire TV Stickには、Echo Dotとのセット販売もされており、それぞれを個別に購入するよりも安く購入できるので、Echoデバイスをまだ持っていない方であればこちらがおすすめです。

外部接続機器・端子は使用不可

Fire TV Stick 4KとFire TV Stickでは、いずれもMicro SDカードやUSBメモリなどの外部ストレージは使用できません。

以前発売されていた旧モデルのAmazon Fire TVにはMicro SDとUSBの接続端子が付いていたので、それらストレージに保存してある動画などを接続したテレビで視聴することもできました。

しかし、小型化されたスティックタイプの現行のFire TVデバイス2機種にはいずれも非搭載なのでこのような使い方はできませんのでご注意下さい。

さらに現行のこれら2機種ではWi-Fi接続するのが前提となっており、有線LANを接続するためのイーサネット端子が本体には搭載されていません。

どうしても有線LANでの接続を行いたいといった方にはFire TV Stick 4K・Fire TV Stickいずれも対応している「Amazon イーサネットアダプタ」も別売りで販売されているので、こちらを使用することで有線接続が可能となります。

なお、Fire TV Stick 4K・Fire TV StickいずれもWi-Fiの接続方法は802.11a/b/g/n/acそれぞれに対応しているので、高速のWi-Fi接続が可能となっています。


結局どちらがおすすめか



ここまでFire TV Stick 4KとFire TV Stickのそれぞれの比較について述べてきましたが、最終的にどちらがおすすめかというと、ただ自宅のテレビでAmazonビデオなどを視聴したいといった方であれば安く購入できるFire TV Stickがおすすめです。

Fire TV Stick 4Kは確かに価格差以上に性能面が優れており、保証期間も長いため購入すれば満足度も高いでしょうが、多くの方にとってFire TV Stick 4Kはオーバースペックとも言えます。

これら2つの一番の違いは製品名に表れているように「4K画質に対応しているか否か」ですが、そもそも4Kテレビを持っていない方であればFire TV Stickで充分です。

まずは安いFire TV Stickを購入し、Fire TVデバイスに親しんで気に入ったのであれば、今後4Kテレビを購入した際にFire TV Stick 4Kを買い直したりすると良いでしょう。

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