ラクマ(旧フリル)で受け取り評価をしてくれないときの対処方法
iPhoneやAndroidといったスマートフォンで利用することが出来るフリマアプリのラクマ(旧フリル)で受取通知・受取評価をしてくれない時の対処法についてです。
ラクマでは最後にお互いを評価することで取引が完了します。
これは任意の行為ではなく必ずやらなければならないことであり、特に購入者が受取評価(または受取通知)をしなければ出品者は取引を完了することができないため商品代金を受け取ることができません。
意外にもこの仕組みを知らない購入者が多いのは、Amazonやヤフオク!、楽天のような評価が必然ではないサイトの利用者がその癖が残ったままラクマも利用しているということを反映しているとも考えられますが、見方を変えればそれだけ多くの他サイトユーザーがラクマに流れてきているとも考えられます。
これから先もそのような利用者が増えることは十分予測されますのでこのページで評価をしてくれないユーザーに対する具体的な対処法を確認しておきましょう。
受取評価をしてもらえない時の対処法
受取評価をしてもらえない時の具体的な対処法です。1.商品を発送して数日間は待つ
まずは商品を発送してから相手が確認するのに十分な時間を待つ必要があります。
例えばポスト投函方式で配送されるレターパックやゆうメールなどの場合、届いていても2〜3日程度気付かないこともあります。対面で渡す方法である宅急便やゆうパックであっても不在で受け取れていない可能性もあります。
相手に届いたかどうかは追跡番号を利用すればわかりますので確認してみましょう。
また相手に届いていたとしてもブランド物などの取引の場合だと購入者が真贋を確かめている可能性もあるためこれも待つ必要があります。
目安は発送から5日です。それでもだめなら2に進みます。
2.コメントまたは取引メッセージを送る
商品を受け取り、それを確認するのに十分な時間を待ったのに受取評価をしてもらえない時はメッセージなどでコンタクトを取ります。
ヤフオク!やAmazonなどでは相手を評価する必要が無いため、それらを普段使っているユーザーはラクマをその感覚で使っている可能性があります。
また単純に評価することを忘れている可能性も十分にあります。わざと評価しないんじゃないか?などどあまり邪険にせずにメッセージなどで評価をすることを優しく促してみましょう。
3.受取確認を申請する
メッセージを送っても受取評価をしてもらえない場合には、取引ページから受取確認の申請を行う事ができます。
ただしこれには条件があり、発送から9日以上経過していること、追跡可能な発送方法で発送していること、お問い合わせ番号を入力していること、をすべて満たしている場合のみです。
これらの条件をすべて満たしている場合には取引ページに「受取確認を申請する」というボタンが表示されますのでそこから申請をすることができます。
4.運営事務局に問い合わせをする
発送通知を送ってから9日以上経ち、さらに取引メッセージに対して返信がなかったり、返信があっても受取評価を拒む場合には運営に問い合わせを行います。
トップページ下部の「マイページ」から「ヘルプ・その他」→「お問い合わせ」→「お問い合わせ内容を選択」→「取引について」→「それ以外の場合」から問い合わせをします。
問い合わせをしようとすると「お問い合わせの前に」という確認事項が表示されますのできちんと読んだ上で先に進み問い合わせをしましょう。
問い合わせ内容には以下のことを入力します。
・オーダーID
・出品者である旨
・取引相手のニックネーム
・商品名
・詳しい状況(受取評価をしてくれない旨。何日間待ったかや取引メッセージを送っても返信が無い旨など)
・追跡番号(ある場合だけ)
より詳しい問い合わせ方法については別のページで詳しく解説していますのでそちらを参照してください。
関連:電話番号などラクマ(旧フリル)の運営事務局に問い合わせる方法
催促の連絡について
受取評価をなかなかしてもらえないと少しイライラしてしまうかもしれません。しかし相手に受取評価を促すメッセージをする際にそれを表に出してしまってはいけません。なぜなら取引自体に何も落ち度がなくとも受取評価で悪いを付けられる可能性が出てくるためです。
もし受取評価を忘れていただけなのに出品者から「受取評価を早くつけてください。評価をしていただけないと入金されないので非常に迷惑です」などとメッセージが来たらどう思うでしょうか?
私が購入者であれば「良い出品者です」を付けることは無いでしょう。
ラクマはシステム上報復評価をされることは無いため購入者も比較的正直に評価を付けます。
特にヤフオクなどよりもユーザーの年齢層も若いためその傾向はより顕著です。一度つけられた評価については文句は言えませんし評価が変わることもありません。
イラッとした時にこそ冷静に丁寧に対応するようにすれば、ちょっとした気分の揺らぎで悪い評価を付けられることもなくなるでしょう。
運営によって取引が終了させられた場合
問い合わせから運営によって取引が終了させられた場合、自動的に両者によい評価が付きます。またこの時に付く評価はコメント欄が空欄の状態で投稿されます。
受取評価をしてくれない相手に対して悪い評価をつけるつもりだったり、内容をいろいろと書こうと考えている方にとっては不本意ですが、相手からの変な評価が付くよりは良いと考えておきましょう。
この段階まで頑なに評価をしてくれない相手ですので、評価うんぬんよりもこの先に関わらないようにすることの方が大事です。ラクマにはブロック機能がありますので場合によっては利用しましょう。
関連:ラクマ(旧フリル)のブロック機能について
ラクマ(旧フリル)で購入者が代金の支払いをしてくれないときの対処方法
iPhoneやAndroidといったスマートフォンで利用することが出来る女性向けフリマアプリのラクマ(旧フリル)で購入者が代金を支払いしてくれない時の対処法についてです。
ラクマで商品が購入されてもまれにいつまで経っても支払いをしない購入者はいるものです。支払いをしてくれないと出品者としては商品を発送することも商品代金を受け取ることもできません。
このような購入者に出会ってしまったときにはどのように対処すればよいのでしょうか。このページで詳しく見ていきましょう。
支払いをしてくれない時の対処法
結論として購入者が支払いをしてくれなくても出品者は特に何もする必要はありません。というのも、ラクマでは購入者が商品代金を支払わない場合には、自動的にその取引自体がキャンセルされます。
具体的には購入者がしてきた購入申請を出品者が承認した日の翌々日の23:59までに支払いがされない場合にその取引はキャンセルされます。
以上の理由から特に対処をする必要もなく、強いて何かするというなら待つことぐらいです。
もし期限までに支払ってくれれば取引を続ければいいだけですし、支払われない場合でも商品が無くなるわけではないですからその商品をまた販売すればよいのです。
コメントやメッセージなどで支払いを促したくなるかもしれませんが、待ってもせいぜい2、3日ですのでその程度は待つようにしましょう。
同じ購入者が何度も支払いをしてくれない場合
同じ購入者が何度も購入申請をしてきてその度に支払いをしてくれない場合、これは明らかに故意に迷惑行為を行っていることがわかります。この場合には問い合わせから運営事務局に通報することにより対処してもらうのが一番でしょう。
通報する方法はトップページからマイページ→その他→お問い合わせ→お問い合わせ内容を選択→その他→それ以外の場合と進めて内容を記入するページを表示します。
問い合わせ内容のところに次の内容を記述し送信します。
・同じユーザーが何度も購入申請後支払いをしない旨
・具体的に行為が確認できるページの商品名(あればでよい)
・商品の出品者名
・迷惑行為を行っているユーザー名
詳しい問い合わせ方法については別ページにて解説していますのでそちらを参照してください。
関連:電話番号などラクマ(旧フリル)の運営事務局に問い合わせる方法
メルカリとは違う
ちなみにラクマと同様のフリマアプリメルカリにおいては購入者が支払いをしない場合、自動的に取引がキャンセルになるということはありません。メルカリの場合、購入者が商品を購入して支払いをしないまま購入日の翌々日の24時になると出品者側にキャンセルボタンが表示されます。
出品者がこのキャンセルボタンを押すことで取引をキャンセルすることができます。逆に言えば出品者がキャンセルしなければ取引はキャンセルされないので、出品者の裁量次第で購入者が支払いを待ってもらうという状況もありうるわけです。
例えば取引が多い方の場合ならアクションが無い取引は忘れてしまうこともあるので自動でキャンセルしてくれた方がありがたかったりしますし、購入者が支払いを待ってほしいと言ってきた場合に自動でキャンセルされてしまうのでは待ってあげることもできません。
どちらがいいかは場合によって異なるので一概には言えませんが、自動でキャンセルされる方が支払いを促すなどの気遣いをする必要が無いので気持ち的に楽なのではないでしょうか。
関連:メルカリ招待コードはどこ?メルカリに招待してもらう方法
偽物や海賊版などラクマ(旧フリル)の規約違反の商品を通報する方法
iPhoneやAndroidといったスマートフォンで利用することが出来る女性向けフリマアプリのラクマ(旧フリル)で規約違反の商品を運営事務局に通報方法についてです。
ラクマで規約違反の商品や違反行為をしているユーザーを見つけた場合、通報という形で運営事務局に削除依頼を出すことができます。
違反として報告できる内容は様々で、偽ブランド品や海賊版を見つけた時や宣伝目的の出品なんてものも違反として報告できます。
通報の方法は商品ページから通報する方法と問い合わせから通報する方法があり、違反出品物を報告する場合については該当商品のページから通報する方法が簡単ですので、ここでは商品ページから通報する方法を紹介します。
違反商品を通報する方法
では具体的に違反商品または違反行為を発券した商品を運営に通報する方法です。1.違反商品または違反行為を発見した商品のページに行きます。ページ右上のところに「・・・」となっている部分があるのでこれを押します。
2.アクションメニューが表示されます。「商品名」「友達に教える」「問題を報告」「キャンセル」と並んでいるところから「問題を報告」を押します。
3.問題報告のページが表示されます。まずは赤枠で示した報告理由を選びます。選択できる理由は「偽ブランド・レプリカ商品」「著作権・商標権を侵害している商品」「探し物・ショップの宣伝」「1枚目が実物の商品写真ではない」「食品・医薬品・コンタクトレンズ」「福袋(中身のわからないセット)」「Frilで購入したものを大幅に値下げした転売」「Frilを通さない直接取引・他サービス誘導」「交換目的の出品・交換の成立」「売り切れ・販売意思のない商品」「キーワードの羅列」「特定の金券・割引券・ポイントカード」「その他」です。次に青枠で示した問題の詳細を入力します。こちらは任意ですので入力する必要はありませんが具体的に報告できることがあれば報告しておいた方が良いでしょう。入力が完了したらページ右上にある「送信」を押します。
4.報告が完了しました。商品ページが表示され「ご報告ありがとうございます」という表示がされます。OKを押して表示を消せば違反商品の報告が完了です。
以上で運営への通報は完了しました。該当する商品が削除されるかどうかは運営の判断次第でありますが、明らかな違反行為であれば削除してもらえることが見込まれます。
違反ユーザーについて
違反商品ではなく、迷惑行為や違法行為などを行っているユーザーを発見した場合は問い合わせから運営に通報する方法を取ります。手順はトップページ下段の「マイページ」から「その他」を選び「お問い合わせ」をします。
問い合わせ内容に次の内容を記入し送信します。
・詳しい状況、内容(例:荒らし行為を発見した、暴言を繰り返している・・・等
・コメントが投稿されていたり違反行為が確認できる商品名
・該当商品の出品者名
・迷惑行為や違法行為を行っているユーザー名
問い合わせ方法の詳細については別ページにて解説していますのでそちらを参照してください。
関連:電話番号などラクマ(旧フリル)の運営事務局に問い合わせる方法
ちなみに商品を購入したら違反商品(例えば偽ブランド品)が届いたといった場合も商品ページからではなく問い合わせから運営に通報します。
ただし返金を目的としているのであれば出品者に連絡の上で返品・返金手続きを行った方が良いこともあります。
というのも運営に通報して返金手続きをした場合、お金はポイントとして返金されるためラクマで期限付きで使うことを強要されてしまいます。
詳しい返品・返金の方法については別ページにて解説していますのでそちらを参照してください。
関連:ラクマ(旧フリル)で返品返金してもらう方法
ラクマ(旧フリル)で返品返金してもらう方法
iPhoneやAndroidといったスマートフォンで利用することが出来る女性向けフリマアプリのラクマ(旧フリル)で返品および返金してもらう方法についてです。
ラクマでの購入は商品を目の前で見て買い物ができるわけでは無いので、服のサイズが合わなかったり写真で見たのと全然違ったりといったことがかなりあります。そのような時には返品・返金をしたいと思うでしょう。
ラクマでは購入者と出品者が返品・返金に合意すれば返品・返金をすることができます。
また偽物や海賊版が届いた場合のように悪質な規約違反の場合は同意が無くとも運営事務局に問い合わせることで返金してもらうことができます。
返品・返金をしてもらう方法
ここでは購入者が支払いを完了した後の場合をご紹介します。支払いをする前にキャンセルをする場合は別ページにて解説していますのでそちらを参照してください。
関連:ラクマ(旧フリル)でキャンセルする方法
ラクマで返金してもらう方法には主に次の3通りの方法があります。
1.運営事務局に問い合わせて返品・返金する方法
2.ラクマを通さずに銀行振込などを使って直接返金と返品を行う方法
3.返品・返金用の出品をし相手にその商品を購入してもらう方法
基本的には両者の合意がある場合も、届いた商品が偽物だった場合などもすべて1の運営に問い合わせを行い返品・返金をする方法を行うようになっています。
しかし両者が評価をしてしまい、取引が完了している場合についてはその取引に運営は関与できないため2や3の方法を取る必要があります。
まずは上記3つ全てでの共通事項です。
返品・返金する場合受取評価は保留しておく必要があります。
受取評価をしてしまった場合、出品者は商品代金を自分の手元に引き出すことができるため、返品に応じる必要がなくなるからです。返金を求めるなら受取評価はしないようにしましょう。
ラクマでは取引が成立してから1週間はメッセージを送ることができるのでそこで出品者とやり取りをします。メッセージで返品返金することをきちんと合意を取った上で返品・返金手続きを行います。
また1以外の方法で返品・返金をする場合には、返金額や返品方法、返品と返金のどちらが先かなどをきちんと決めておいた方がいいです。
返品時の梱包については基本的には届いた状態と同じ梱包で大丈夫です。
1.運営事務局に問い合わせて返品・返金する
返品を求める購入者が運営事務局に問い合わせて返品・返金処理をしてもらう方法です。注意点として、この時に絶対に相手のことを評価しないようにしましょう。両者が評価を行って取引が完了してしまった場合には返品・返金はできません。これは商品が偽物であった場合でも同様です。
返品の流れは以下の通りです。
・メッセージで返品・返金の合意をする
・購入者が商品を返品する
・出品者が返品されてきた商品を確認する
・出品者が運営に返品返金に関する問い合わせを行う
・運営が返金手続きをする
問い合わせはマイページ→ヘルプ・その他から行います。
問い合わせ内容に以下の内容を入力し送信します。
・詳しい内容(合意の上でのキャンセル、商品が偽物だった等)
・オーダーID(無くても可)
・該当する商品名
・相手の名前
運営による取引キャンセルでの返金方法は、支払い方法によって異なります。
例えばコンビニ支払いや銀行ATMの場合には銀行振込での返金となりますし、クレジットカードの場合には決済の取り消しでの返金となります。
ちなみにラクマのサービス開始からしばらくの間は運営は支払いが完了した取引に関しては原則として返金を受け付けないという立場でしたが、途中からは両者の合意がある場合には返金対応をするという立場になりました。
それ以前は次に説明する2の直接取引での返金方法を公式に勧めていました。
しかし基本的に他のフリマアプリでもそうですが、直接取引はトラブルの元ですのでラクマでも返金は運営がやるようになったのであろうと考えられます。
2.ラクマを通さずに返品・返金をしてもらう
ラクマを経由せずに直接返金をしてもらう方法です。返品・返金方法としては原則として1の方法を用いますが、取引が完了してしまっている場合にはこの方法での返品・返金を行います。返金方法は銀行振込または現金書留となります。
返金を求める購入者は取引メッセージで出品者に返金用の銀行口座を指定するか、もしくは自宅住所宛てに現金書留を送ってもらいましょう。返品方法と返金額等についても取引メッセージできちんと決めておきます。
注意点としては、メッセージは取引終了後1週間以内しかできませんのでできる限り迅速にやり取りを行いましょう。またコメントでのやり取りでは他のユーザーも見ることができるので、個人情報などを書く場合にはメッセージでやり取りを行いましょう。
本来はラクマ以外で金銭のやり取りをするのは規約違反ですが、返品・返金する場合に限り認められています。ですのでペナルティなどはありません。
関連:いくらまで?現金書留の料金・補償・限度額
3.返品・返金用出品で返品・返金をする
返品を求める購入者が返品・返金用の出品をして出品者にそれを購入してもらうことで返品・返金をする方法です。出品物の写真は返品する商品、価格は相手と相談して決めた額を設定し、商品タイトルに「返品用」または「返金用」、それと「相手のニックネーム」を設定して出品します。
詳しくはラクマの商品検索で「返金用」または「返品用」と入力して検索すれば返品・返金用の出品物を大量に見つけることができます。
詳細設定で販売状況の項目で「すべて」を選べばすでに返金が終わっているものも見ることができるのでそれらを参考にするとよいでしょう。
この方法ではラクマを介して返品・返金を行うので安心感はありますが、出品して探して購入してという手続きを取らないといけないため、非常にめんどくさいというデメリットがあります。
出品者と連絡が取れない場合
自分が購入者で偽物が届いたので返品しようとしたが、出品者と連絡が取れない場合や、出品者が返品を拒否する場合には、相手の合意を取ることなく購入者が直接運営に対して問い合わせを行います。問い合わせはマイページ→ヘルプ・その他→取引についてから行います。
問い合わせ内容に以下の内容を入力し送信します。
・詳しい内容(偽物が送られてきた、コピー品が届いた等)
・オーダーID(無くても可)
・該当する商品名
・相手の名前
商品が偽物であった場合には法律の上でも売買契約が無効になりますので、返品・返金を出品者は受けなければなりません。
関連:電話番号などラクマ(旧フリル)の運営事務局に問い合わせる方法
ラクマ(旧フリル)でキャンセルする方法!購入申請・支払い後に対応
iPhoneやAndroidといったスマートフォンで利用することが出来る女性向けフリマアプリのラクマ(旧フリル)でキャンセルする方法とその時の評価やペナルティなどについてです。
ラクマで購入申請をした後に「やっぱり必要ない」と理由でキャンセルしたいと思うことはあるでしょう。また専用ページでの取り置きしてもらってるだけの商品であったり、逆に商品代金支払い後であっても同様の理由でキャンセルをしたくなることもあるでしょう。
出品者であれば売りたくなくなったといった個人的な理由であったり、発送しようとしたら商品が破損していたなどといった不注意によるものであったりでキャンセルしたくなることもあるでしょう。
ここでは購入者、出品者それぞれの場合の取引のキャンセル方法とその時の評価やペナルティについて紹介します。
キャンセルする際の注意点
ラクマで取引をキャンセルする際の注意点についてです。最も注意しなければならないのは、取引が完了してしまってはいかなる理由でも取引をキャンセルすることができない点です。
ですのでキャンセルをする必要がある場合には絶対に相手への評価をしないようにしましょう。
支払いが完了していても場合によってはキャンセルができますが、お互いを評価し終わっている場合にはほぼ確実にキャンセルはできません。
また取引のキャンセルは原則として不可という点も抑えておきましょう。
支払いをしないなどの方法で自動でキャンセルになるようなシステムはラクマにはありますが、これはあくまでユーザーの保護のためであって、これらを利用してキャンセルすることはよいことではありません。
悪意のあるキャンセルを何度もしているとアカウントの停止や、強制退会になることがあります。
購入手続きを始めたらきちんと取引を終わらせるようにしましょう。
購入者がキャンセルする
まずは購入者都合でキャンセルする場合についてそれぞれ見ていきます。キャンセルするときの状態を大別すると次の4種類です。購入申請受付状態、購入申請承認後支払い前まで、支払い後(評価後も含む)、取り置き。
● 購入申請受付状態でのキャンセル(購入者側)
購入者側が購入申請後、出品者がそれをまだ承認をしていない場合で、購入者都合でその取引をキャンセルする方法です。
この場合は出品者が購入申請を承認しなければ勝手にキャンセルされます。
ですので購入者はコメント欄で「商品をキャンセルしたい旨」を出品者に伝え、購入申請を承認しないように伝えてください。
出品者が承認せずに放置していれば購入申請をした翌日の23:59になると自動的にキャンセルされます。
このキャンセル方法についてはペナルティは特にありません。
というのもこの場合、システム上は購入者は単に購入申請の承認がされなかっただけであり、出品者は購入申請を拒否しただけであるためきちんとラクマのシステムに沿った行為であるからです。
● 購入申請承認後(購入申請無し購入後)の支払い前のキャンセル(購入者側)
購入者がした購入申請を出品者が承認した後に購入者がまだ支払いを完了していない場合、または購入申請なしで購入者が購入してまだ支払いを完了していない場合に、購入者都合でその取引をキャンセルする方法です。
この場合は購入者が支払いをしなければ勝手にキャンセルされます。
支払いには期限があり、この期限を過ぎると取引が自動的にキャンセルされます。支払い期限は購入申請が承認された日の翌々日の23:59です。
自動的に取引はキャンセルされますが、マナーとして出品者にきちんとキャンセルしたい旨を伝えて置いた方が良いでしょう。
このキャンセル方法は購入者にペナルティが課される可能性があります。
購入申請が承認された時点(購入申請なしの場合には購入した時点)から取引が開始されており、購入者には支払いをする義務が発生しています。
また支払い期限が設けられているのはいつまで経っても支払わない悪質なユーザー対策であるため、この期限を過ぎてキャンセルされたということは理由はどうあれ悪質ユーザーとみなされる可能性があります。
このため購入者にアカウント削除を含むペナルティが課される可能性がありますので何度も繰り返さないようにしましょう。
● 評価後も含む支払い後のキャンセル(購入者側)
購入者が支払いまで済ませた後に購入者都合でその取引をキャンセルする方法です。
キャンセルをするのであれば絶対に受取評価を行わないようにしましょう、評価が完了してしまってはキャンセルすることができなくなります。
ラクマでは原則として支払いが完了した取引のキャンセルはできません。どうしてもキャンセルしたい場合は出品者にキャンセルの同意を取ったうえで以下の手順でキャンセルを行います。
・出品者とメッセージでキャンセルについて同意を得る
・ラクマ運営に連絡をする
・運営によるキャンセル手続きが行われる
出品者が商品を発送してしまっている場合は上記に「商品を返送する」を加えます。取引がキャンセルになった場合には、支払われた商品代金は運営からきちんと購入者へ返金されます。
返金方法については支払い方法ごとに異なっています。
・コンビニ/ATM支払いの場合
この場合には銀行振り込みでの返金が行われます。返金手続きは取引に対して一つ一つ行われるため、返金請求のたびに口座情報を運営によって確認されます。
・クレジットカード払いの場合
この場合には該当する決済情報の取り消しをもって返金対応がされます。しかしタイミングによっては該当の情報を取り消せない場合があるので、その場合にはクレジット代金をその分だけ引くという形での返金対応となります。詳しくはクレジットカードの利用明細を見ることでわかります。
・携帯電話のキャリア決済の場合
この場合には該当する決済情報の取り消しをもって返金対応がされます。しかしタイミングによっては該当の情報を取り消せない場合があるので、その場合には運営より別途返金方法についての案内があります。
・ポイント払いの場合
この場合には翌営業日にポイントが返還されることで返金対応が行われます。返還されたポイントについては、返還された日から6カ月が有効期限となります。
・売上金払いの場合
この場合には翌営業日に売上金で変換されます。
● 取り置き中のキャンセル(購入者側)
ちなみに購入者が取り置きを頼んでおいた商品をキャンセルする場合についてですが、この場合は普通にコメント欄からキャンセルを伝えるだけで大丈夫です。
とはいえわざわざ取り置きを頼んでおきながら一方的にキャンセルをするわけですのできちんと謝罪をするのがマナーでしょう。
ただし規約上は取り置き自体が禁止行為です、基本的には取り置きは頼まないようにしましょう。
出品者がキャンセルする
続いて出品者側都合でキャンセルする場合についてです。基本的にどの場合においても購入者側都合の場合とキャンセル手順は同様ですので簡単に書きます。詳しい手順については購入者都合の場合を参考にしてください。
ここでは購入者側都合の場合と違う点を主に挙げていきます。
● 購入申請受付状態でのキャンセル(出品者側)
購入者が購入申請をして出品者がそれを承認していない場合に、出品者側都合でその取引をキャンセルする方法です。
手順は購入者側都合の場合と同様に申請を出品者が承認しなければ自動的にキャンセルされます。
購入申請を承認しないのは元々出品者に許されている権利ですので、特にコメントなどで謝る必要はありませんが、きちんと理由があるのであればコメントなどで伝えても良いかもしれません。
● 購入申請承認後(購入申請無し購入後)の支払い前のキャンセル(出品者側)
購入者がした購入申請を出品者が承認した後に購入者がまだ支払いを完了していない場合、または購入申請なしで購入者が購入してまだ支払いを完了していない場合に、出品者都合でその取引をキャンセルする方法です。
手順は購入者が支払いをしなければ自動的にキャンセルされます。
ですので購入者にコメントでキャンセルしたい旨と支払いをしないように伝え、それに同意をしてもらう必要があります。
また購入者が支払いをせずにキャンセルする行為は、それを理由に運営に購入者が悪質なユーザーと判断された場合にペナルティを受ける可能性があるため、コメントを残しておくことで購入者に非が無いことをラクマ運営に示す必要もあります。
● 評価後も含む支払い後のキャンセル(出品者側)
購入者が支払いまで済ませた後に出品者都合でその取引をキャンセルする方法です。
キャンセルをするのであれば絶対に評価を行わないようにしましょう、お互いの評価が完了してしまってはキャンセルすることができなくなります。
手続きは購入者側都合の場合と同様です。
・購入者とメッセージでキャンセルについて同意を得る
・ラクマ運営に連絡をする
・運営によるキャンセル手続きが行われる
商品の返品も関わるのであればその点についても購入者と話し合いましょう。
返金については運営によってきちんと行われます。
重要なのはキャンセルについての同意を購入者と得ること、返品も関わるのであれば返品方法についてもきちんと話し合う事です。
● 取り置き中のキャンセル(出品者側)
取り置きしていた商品を出品者都合でキャンセルする場合についてです。
特に購入者の場合と違いは無くコメント等でキャンセルする旨と謝罪をして取り置き状態を解除しましょう。
そもそも購入者都合の場合でも書きましたが、取り置き行為自体が規約で禁止されていますのでやらないようにしましょう。
運営に発見されたり通報されたりした場合はペナルティを受ける可能性があります。
ちなみに購入者側の場合で偽物が届いた場合や出品者側の場合で相手が男性名である場合などキャンセル理由が相手側の規約違反行為である場合、上記で紹介した方法ではなく運営に問い合わせるようにしましょう。
またその時に重要なのは評価をしないことです。お互いの評価が終われば取引自体が完了してしまい運営が対処しづらくなってしまいます。
問題がある場合には絶対相手を評価しないように意識しておきましょう。
関連:電話番号などラクマ(旧フリル)の運営事務局に問い合わせる方法
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