チケットキャンプのあんしん決済とは
ミクシィグループが運営する国内最大級のチケット取引サイトであるチケットキャンプ(チケキャン)のあんしん決済のシステムや手数料についてです。
チケットキャンプでは商品代金の決済システムにあんしん決済という名の方式を用いています。これはエスクロー方式という決済方法で、買い手と売り手との間に第三者が介入する決済方式です。
商品が売れた際に買い手が支払った代金をチケットキャンプが一時的に預かり、買い手に商品が届いたことが確認できたら売り手にチケットキャンプからお金が渡されるという方式です。
(追記)チケットキャンプは2018年をもってサービスが終了しました。
あんしん決済は支払い方法ではない
あんしん決済というのは決済システム全体の名前のことで支払い方法の名前ではありません。チケットキャンプでは支払いにクレジットカードやコンビニ払い、ペイジーといった支払い方法を使うことができます。
これらで支払われたお金をいったんチケットキャンプがプール(保留)しておき、商品がきちんと買い手の手元に届いたことを確認して売り手に渡す、という一連の決済システムの名前があんしん決済です。
ですから「あんしん決済を利用して支払うってどうすればいいんだろう」と悩む必要は無く、普通にクレジットカードやコンビニ払いといった支払い方法で代金を支払えば自動的にあんしん決済システムが適応されます。
あんしん決済の手数料
チケットキャンプの決済ではあんしん決済を必ず使うことになりますが、あんしん決済には決済システム料と呼ばれる手数料がかかります。決済システム料は買い手が支払いを行う際に請求されます。
手数料額は商品代金により異なり、10,000円以下の場合は324円(税込)、10,001〜20,000円の場合は540円(税込)、20,001円以上の場合には商品代金の3.24%(税込)となっています。
あんしん決済のメリットとデメリット
あんしん決済のメリットとして一番に挙がるのは返金保証という点でしょう。あんしん決済は買い手が商品を確認するまでチケットキャンプが商品代金を預かっておくという方式です。そのためもし商品が届かなった時には商品代金を返金してもらうことができます。
直接取引の場合には売り手と話し合い、商品代金を返してもらうのに非常に苦労するのですがチケットキャンプが介入することでスムーズに返金してもらえます。
この点が一番のメリットです。
他にも取引相手に銀行口座やクレジットカード番号等を知られることが無いことも挙げられます。
逆にあんしん決済のデメリットとして挙げられるのはその手数料です。
前述の通り最低でも324円の手数料がかかります。20,001円以上であれば3.24%も手数料を取られます。
これは同じエスクロー方式の決済システムを用いているフリマアプリのメルカリやフリルなどでは、クレジットカード支払いであれば手数料が無料となっています。
これらと比べると非常に手数料が高額になっていますし、チケットキャンプの取引の決済で使わざるを得ない事を考えると非常に大きなデメリットです。
関連:手数料無料!メルカリのクレジットカードでの購入方法
エスクロー方式とは
ここまでの文章の中に「エスクロー方式」という単語が何度も出てきています。この「エスクロー方式」というのは決済方法の一つの方式のことで、買い手と売り手が直接取引するのではなく第三者が仲介をすることで一方的に相手を騙すという行為を防ぐことを目的にしています。
決済方式には大きく分けて前払いと後払いの2種類があります。
しかし前払いの場合は売り手が商品を送ってこない可能性があり、後払いの場合は買い手が代金を支払わない可能性があるため信頼関係を築きにくい通信販売ではどちらもいまいち使い勝手が良くありません。
そこで生まれたのがエスクロー方式で信頼関係がない二者の取引を第三者が仲介することで取引の安全性を確保したわけです。
メリットとデメリットはあんしん決済のメリットとデメリットの項で書いた内容そのままで、前者が返金保証、後者が手数料です。
もちろん仲介する第三者は手数料で儲けることができるからこそ仲介をするわけです。
あんしん決済でもトラブルを完全には防げない
ちなみに、あんしん決済ではトラブルを完全に防ぐことはできません。というのもこのページを読めばわかる通り、あんしん決済はあくまで決済手段に過ぎず、トラブル防止には一定の役割は担っているものの、やはりトラブルが起きるときには起きてしまいます。
もちろんあんしん決済の存在のおかげで、出品者側としてはトラブルを起こせば代金を受け取ることができないのでトラブルを起こしづらくなりますし、購入者側もお金を支払った上で自分からトラブルを起こせばお金が返ってこない可能性があるためやはりトラブルを起こしづらくはなります。
トラブル回避で最も重要なことは、取引相手の評価をきちんと確認することです。
売り手の評価は商品の出品ページの売り手情報の項目に表示されています。買い手の評価に関しては、落札申請が届くと確認することができます。
これらできちんと評価を確認して、取引しても大丈夫かどうかを判断してから取引を始めましょう。
それでもトラブルが起きてしまった時には、まずはトラブルの解決を取引相手と図り、それでもダメなときは運営に問い合わせを行ったりしながら、キャンセルや返品・返金処理を行いましょう。
あんしん決済は返金となった時にスムーズに処理を行うためのものですので、そのような場合に真価を発揮します。
関連:チケットキャンプで詐欺被害にあわないための安全対策
チケットキャンプに問い合わせる際の電話番号とメールアドレス
ミクシィグループが運営する国内最大級のチケット取引サイトであるチケットキャンプ(チケキャン)で運営に電話やメールで問い合わせる方法についてです。
チケットキャンプを利用していれば分からないことや困ったことが出てくるというのはよくあることです。しかし大抵の困りごとは「よくある質問」を探せば解決法があるためそこで解決します。
それでも解決しない場合にはチケットキャンプの運営事務局に問い合わせることで解決を図ります。
問い合わせるためには電話番号やメールアドレスなど問い合わせるために必要な情報を知らなければいけません。
このページできちんと確認しておきましょう。
(追記)チケットキャンプは2018年をもってサービスが終了しました。
問い合わせ方法
チケットキャンプの運営事務局に問い合わせる方法は、基本的には「お問い合わせフォーム」を利用したものとなります。緊急を要する場合や直接スタッフと話したい場合は電話を利用する方法もあります。
メールでの問い合わせもできますが、メールでの問い合わせを使うのであれば問い合わせフォームから問い合わせしましょう。
問い合わせフォームから問い合わせる方法
問い合わせフォームからの問い合わせ方法です。問い合わせフォームのメリットは24時間365日いつでも問い合わせができることですが、返信がすぐにあるわけでは無いというデメリットもあります。基本的に急ぎでない問い合わせで使うことになります。以下が問い合わせフォームから問い合わせる具体的な手順です。
1.トップページを開きます。ページを下へスクロールして行き最下部の右下にある「サイト情報」の項目内にある「よくある質問/お問い合わせ」をクリックします。
2.よくある質問・お問い合わせのページが表示されます。左の「よくある質問」の項目の下にある「お問い合わせ」をクリックします。
3.お問い合わせに関するページが表示されます。下部にある「お問い合わせフォーム」にある「以下の選択科目を順にご選択ください」から問い合わせしたい項目を選択していきます。
4.お問い合わせフォームの選択肢をいくつか選択すると下側に「よくある質問」と「お問い合わせを続ける」ボタンが表示されます。
よくある質問に問い合わせしたい内容がなければ「お問い合わせを続ける」ボタンをクリックします。
5.チケットキャンプに関するお問い合わせという表示が出ます。「メールアドレス」「お問い合わせ内容」を埋めて「送信する」を押します。
メールアドレスは、ログインしている場合は登録に使ったアドレスが自動で入力されているため変更する必要はありません。
ログインしていない場合は連絡先に使いたいメールアドレスを入力します。
お問い合わせ内容は具体的にわかりやすく簡潔に書きます。具体的には「困っている状況」と「どうしてほしいか」を記述しましょう。
悪い例「ログインできない、助けてください。」
良い例「パスワードを忘れてしまいログインできません。また登録しているメールアドレスは現在利用しておらずメールも受け取ることができません。どうしてもこのアカウントを利用したいので、新規登録以外の解決法の提示をお願いいたします。
山田太郎
登録アドレス:XXXXXXXXX@XXXX.ne.jp」
以上で問い合わせフォームからの問い合わせが完了いたしました。
大抵の場合は24時間以内で返信が来ますが、問い合わせ内容や混み具合など条件により遅れることもあります。
電話での問い合わせ方法
問い合わせフォームから問い合わせるほど時間に余裕がない場合等には電話を利用します。問い合わせ先は以下の通りです。
チケットキャンプ事務局 サポートセンター
TEL:03-6706-4441
営業時間:月〜金 10時〜17時
問い合わせの内容は基本的に問い合わせフォームを利用する場合と同様に具体的に今の状況とどうしてほしいかを伝えるといいです。
またメールは基本的には使うことはありませんが記載しておきます。
MAIL:customer@ticketcamp.net
運営に問い合わせが必要なトラブル例
一般人同士が取引を行うチケットキャンプでは、取引相手と稀にトラブルになることがあるため、そのような時には運営に問い合わせを行い対処をしてもらうことが必要になります。例えば自分が買い手側の時に困るトラブル例としては以下のようなものがあります。
1.チケットが発送されない
2.チケットが届かない
3.着払でチケットが届いた
4.利用が禁止されている配送方法でチケットが届いた
5.偽造チケットが届いた
6.渡された電子チケットが無効だった
7.一方的にキャンセルされた
8.代金を銀行口座に振り込んだがチケットが届かない(詐欺にあった)
これらのうち、最初の対処法として運営へ問い合わせを行うのは3や5、8の場合ぐらいで他の場合は最終的に運営へ助けを求める、または通報をするために運営へ問い合わせる必要があるというものです。
まずは自分で解決できないか、よくある質問に解決方法が載ってないかを確認すると意外と問い合わせなくても解決できる事が多かったりします。
困ったときに運営に問い合わせをいきなりするのもいいですが、まずは自分でどうにかできないかどうかを考えて、それから問い合わせをするようにしましょう。
ちなみに問い合わせについては、問い合わせフォームの問い合わせの種類の選択肢に「ご意見・機能要望」とあるように困った時だけでなく「こんな機能があったらいいな」というような要望を送ることもできます。
もし何か気付いたことや欲しい機能がある場合には要望として送ってみるのもいいでしょう。
関連:チケットキャンプでよくあるトラブルとその解決方法
チケットキャンプにログインできないときの対処法
ミクシィグループが運営する国内最大級のチケット取引サイトであるチケットキャンプ(チケキャン)にログインができない時の対処法です。
チケットキャンプにログインができない原因はいくつか考えられますが、大抵の場合は入力しているアドレスが登録しているメールアドレスと違っていたり、パスワードを忘れたといったことがほとんどです。
その他にも原因としては通信トラブルやチケットキャンプ側の不具合といった可能性もあります。
これらの場合の対処法についてそれぞれ見ていきましょう。
(追記)チケットキャンプは2018年をもってサービスが終了しました。
パスワードを忘れてしまった場合
メールアドレスや携帯番号はわかるがパスワードを忘れてしまった場合はパスワードを再設定します。具体的な手順は以下の通りです。
1.チケットキャンプのトップページへ行きます。ページ最上部の右上のあたりに「会員登録(無料)」「ログイン」と並んでいますので「ログイン」をクリックします。
2.ログイン画面が表示されます。画面右側の「メールアドレスまたは携帯番号」「パスワード」と入力する欄の下にある「ログイン」ボタンのさらに下に「パスワードを忘れた場合」というリンクがあるのでこれをクリックします。
3.パスワードの再発行画面が表示されます。チケットキャンプに登録しているメールアドレスを「メールアドレス」の入力欄に入力し「パスワードを再発行」ボタンをクリックします。
4.登録したメールアドレスにチケットキャンプからメールが届いているので確認しましょう。該当するメールを開くと「パスワードの再設定はこちら」というボタンが付いた画面が表示されますので、このボタンをクリックします。
5.新しいパスワードの設定画面が表示されます。「新しいパスワード」入力欄に新たに使うパスワードを入力し「新しいパスワード(確認用)」入力欄に同じパスワードを確認のために入力します。入力が完了したら「新しいパスワードを再設定」ボタンをクリックします。
以上でパスワードの再設定が完了しました。
次回以降は再設定したパスワードを用いてログインすることができます。
ちなみにパスワードはいろんなサイトで同じものを使うことは推奨されませんが、それぞれ違うものを使うとなると覚えておくのが非常に難しくなります。
このような場合に、チケットキャンプであれば「torisedo123ticketcamp」、Facebookであれば「torisedo123facebook」というようにそれぞれのサイトの名前をいつも使うパスワードの後ろにつけるようにすると非常に便利です。
登録したメールアドレスが分からない場合
チケットキャンプに登録したメールアドレスが分からない場合、モバイル認証を行っているのであれば携帯電話の電話番号を利用してログインできるのでそちらでログインしましょう。またモバイル認証を行っていない場合は、新規のアドレスを使って登録しなおした方が早いことが多いです。
どうしてもそのアカウントを利用しなければならないのであれば、利用した可能性があるアドレスで手あたり次第パスワードの再発行手続きを行いましょう。
正解のアドレスがあった場合には、そのアドレスにパスワードの再設定メールが届きます。
ちなみにどうしてもログインできない場合、最終的にはお問い合わせフォームから問い合わせる方法で解決します。
通信トラブルまたはチケットキャンプの不具合の場合
通信トラブルの場合、まずは自分が使用しているモデムや無線LANまたはスマホの通信状況を確認します。きちんとインターネットにつながっているか確認しましょう。もし繋がっていなかったら、PCの場合はトラブルシューティングを行うと解決することもあります。
またLANやモデムの不具合の場合は一度電源を落として1分ほど待った後に電源を入れると多くの場合は解決します。
チケットキャンプ側の不具合の場合、基本的にはできることは無いので復旧するまで待つしかありません。メンテナンスや深刻な不具合の場合には運営のTwitterなどで告知されるので確認しておくとよいです。
スマホ版アプリの不具合の場合
アプリからログインしようとした場合にメールアドレスもパスワードも間違っていないにもかかわらずログインできない場合にはアプリに原因がある可能性があります。ログインができない原因がスマホ版アプリの不具合の場合、自分のスマホの調子が悪いのか、それともアプリ自体が不具合を起こしているのかで対処方法が異なります。
スマホの調子が悪い場合にはまずは再起動を行ってみましょう。
アプリがきちんと立ち上がらない、アプリが通信を開始しないなどの症状の場合はスマホ自体の調子が悪い可能性があります。
またアプリだけが止まって動かない、といった不具合であればスマホ本体の再起動ではなく、まずはアプリ自体の再起動を行ってみましょう。
スマホの再起動を行ってもアプリが立ち上がらなかったり、ログインがうまくいかない場合にはアプリ自体の不具合の可能性があります。
アプリは定期的にアップデートが行われますが、まれにアップデートした結果うまく動かないということもあります。
その場合には運営がすぐに対処を行うはずですので新しいバージョンが公開されるまで数時間〜数日待ってみましょう。
どうしても時間がない場合にはPCからログインしたり、スマホのブラウザからログインしてみましょう。
関連:チケットキャンプでよくあるトラブルとその解決方法
18歳から?チケットキャンプの年齢制限
ミクシィグループが運営する国内最大級のチケット取引サイトであるチケットキャンプ(チケキャン)の利用に関する年齢制限についてです。
チケットキャンプでは売り手の場合と買い手の場合とで年齢制限がことなっています。
まず買い手についてですが、基本的には年齢制限はありません。小学生であっても中学生であっても登録してチケットを購入することができます。ただし未成年の場合は登録及び利用に際して保護者の同意が前提となります。
次に売り手の場合についてですが、この場合には18歳以上でなければなりません。
18歳未満の場合は、チケットキャンプでチケットを購入することはできますが、チケットを販売することはできません。
(追記)チケットキャンプは2018年をもってサービスが終了しました。
年齢制限がある理由
チケットキャンプには上記のような年齢制限があるのですが、なぜこのような制限があるのでしょうか。その理由として考えられるのは以下の3つです。
・民法5条(未成年者の法律行為)の影響
・青少年保護育成条例の影響
・ヤフオク!の影響
では順にみていきましょう。
民法5条の影響
民法5条の内容は以下の通りです。“民法5条(未成年者の法律行為)
1.未成年者が法律行為をするには、その法定代理人の同意を得なければならない。ただし、単に権利を得、又は義務を免れる法律行為については、この限りでない。
2.前項の規定に反する法律行為は、取り消すことができる。
3.第1項の規定にかかわらず、法定代理人が目的を定めて処分を許した財産は、その目的の範囲内において、未成年者が自由に処分することができる。目的を定めないで処分を許した財産を処分するときも、同様とする。”
チケットキャンプに関連する形で要約すると「未成年者(満19歳以下)がチケットの売買を行っても法定代理人(保護者、大抵は親)の許可無しでやっていた場合は有無を言わさずにキャンセルできます」ということです。
つまりチケットキャンプには規約によるキャンセル規定がありますが、未成年者による無許可取引においては規約に定められたキャンセル料なども払うことなくキャンセルされる可能性があります。
この事から無用なトラブルを避けるためにも未成年者の利用を制限した方が良いだろうということがわかります。
しかし、チケットキャンプは未成年者であっても購入はできますし、さらには18歳、19歳の未成年であれば出品することができます。これは、多少のリスクがあるユーザーであっても購入者側であれば大きな問題になることはないとの見解であると考えられます。
出品者側であれば、偽造チケットなどによる詐欺など出品者に責任を取らせなければならない事態も起こりえますが、購入者側ではそのような重大なリスクがないからです。
また出品については、18歳を過ぎた場合には社会人になっていたり、大学生になってバイトしていたりと自分でお金を稼ぐことができるようになり、責任を十分に追うことのできる年齢であることと、ある程度のユーザーとしての活動が見込まれるため、トラブルが起こる可能性があるリスクが多少あるとしても取り込んでおきたい部分だからです。
青少年保護育成条例の影響
青少年保護育成条例は、各都道府県が定める青少年の保護と育成とその環境整備を目指す条例の統一的な名称です。長野県以外の46都道府県で制定されています。ここでいう青少年とは18歳未満のことです。
各都道府県で細かい規定や条文は違いますが、それらの基本的な定めとしては18禁書物などの有害図書を青少年の周りから排除する決まりであったり、ボーリング場やゲームセンターへの深夜の出入りの制限であったりといった内容です。
その中に古物商の古物買取の制限の項目が盛り込まれています。
古物商が18歳未満の青少年から商品を買い取る場合には保護者の同意が必要という内容です。つまり18歳未満の場合、自分の意志だけでは古本屋に古本を売ることもできません。
民法5条と似ているように見えますが、大きな違いとして民法5条は保護者の許可なしに「既に行った」売買行為を取り消せるのに対し、青少年保護育成条例では保護者の許可なしでは売買行為自体ができないということです。
この条例がチケットキャンプでの青少年の取引を直接制限しているわけではありません。
しかし、この条例にインターネット上の取引の制限も加えようという動きになった時に、もしチケットキャンプが18歳未満の取引を許可していたならば制限対象サイトとしてやり玉にあがる可能性があります。
18歳未満のユーザーは獲得したとしてもほとんどが小中高生ですので大した経済活動もないためチケットキャンプ的には美味しくないにも関わらず、上記の条例での攻撃対象に上げられる危険性を取るのはあまり賢いとは考えられません。
ヤフオク!の影響
そして一番影響が大きいと考えられるのがヤフオク!の影響でしょう。規約とは大抵の場合は0から作り出すのではなく、似たようなものを模倣して変更を加えながら作るものです。
ですので新規にCtoCサービスを始めようとした場合にそれの最大手であるヤフオク!の規約を模倣するのは至極当然なことです。
そしてそのヤフオク!を利用できる年齢制限がチケットキャンプのサービス開始時においては18歳以上でした。
ですのでチケットキャンプもサービス開始当初は実は18歳以上しか登録することができませんでした。その後も購入側は現在のように制限が外れましたが、販売に関しては18歳以上しかできないままです。
ちなみにヤフオクの年齢制限については元々は20歳以上でしたが、その後18歳以上となり、そして2015年には15歳以上となりました。
これは当初想定していたよりも未成年であることが理由でのトラブルが少なかったということなのか、それともその年代によるトラブルのリスクを上回る購入によるリターンが見込めるとの判断からでしょう。
関連:高校生は落札出来る?ヤフオクの年齢制限18歳以上とは
チケットキャンプで仮登録完了メールが届かないときの対処法
ミクシィグループが運営する国内最大級のチケット取引サイトであるチケットキャンプ(チケキャン)で仮登録完了メールが届かないときの対処法についてです。
チケットキャンプの会員登録ではまずメールアドレスを入力後、そのメールアドレス宛に仮登録完了メールが送られます。そしてそのメールの本文中に添付された「本登録をする」というリンクをクリックすることで登録が完了します。
しかし何らかの原因で仮登録完了メールが届かないことがあります。仮登録完了メールが届かなければ当然のことながら本登録を行うことはできないので非常に困ります。
その場合の対処法をこのページで確認していきましょう。
(追記)チケットキャンプは2018年をもってサービスが終了しました。
仮登録完了メールが届かない原因と対処法
仮登録完了メールが届かない原因として考えられるのは2つです。1.登録したメールアドレスが間違っていた
2.迷惑メールとして処理されている
それぞれの場合の対処法は以下の通りです。
1の場合
会員登録時に入力したメールアドレスが間違っていた場合、もちろん仮登録完了メールは届きません。
この場合はもう一度最初から会員登録をやり直して正しいメールアドレスを入力する必要があります。
届いてないのではなく2の場合もありますので念のため迷惑メールフォルダなどを確認してみましょう。
2の場合
迷惑メールとして処理されている場合についてです。迷惑メールの処理の仕方は使っているメールの種類ごとに異なりますが、大抵の場合は迷惑メールフォルダに振り分けられているかメールの受信自体を拒否されているかのどちらかです。
前者はヤフーメールやホットメールなど、後者は携帯電話のメールなどの処理の仕方です。
迷惑メールフォルダに振り分けられている場合は、迷惑メールフォルダから該当するメールを探し出せば問題は解決します。
送信者が「チケットキャンプ」、メールタイトルは「仮登録」となっているので探すのはそこまで難しくないです。
メール自体の受信を拒否している場合、拒否設定を解除するか他のメールアドレスを使います。
携帯メールの受信設定に関しては各社のホームページを参考にしてください。
ちなみに仮登録の有効期間は1週間です。
この期間内に本登録が行われない場合、該当の仮登録は無効になりまた最初からやり直す必要があります。
会員登録の作業を始めたら途中で止めずに本登録までは進めておきましょう。
仮登録システムについて
チケットキャンプに限らず多くのサイトで登録する場合には、まずは仮登録、そしてそこから本登録という流れがほとんどです。なぜ最初から本登録ができないのでしょうか?
結論から言えば、登録時に入力するメールアドレスに関して、そのアドレスの持ち主ではなくても入力することができるため、本当に本人が登録したかどうかを確認するために仮登録のステップを踏んでいます。
例えばAさんのメールアドレスを知っているBさんが勝手にAさんのアドレスを利用してチケットキャンプに登録したとします。
この際に仮登録のステップがなければ、Bさんは勝手にAさんのメールアドレスで登録ができてしまい、いざAさんがチケットキャンプに自分のアドレスで登録しようとすると「すでに利用されているアドレスです」と表示されて登録することができません。
Bさんが悪意のあるユーザーであればAさんのアドレスで登録したアカウントで悪さをするかもしれず、もしかしたらAさんもあらぬ疑いをかけられる可能性があります。
しかし仮登録のステップがあることでこれを防ぐことができます。
AさんのアドレスでBさんが勝手に登録しようとしても、本登録に進むためのメールはAさんのアドレスに送られており、Aさんが本登録を行わない限りそのアカウントを本登録することはできません。
このような理由から仮登録のステップがあるというわけです。
ただし携帯電話を利用することが前提のメルカリなどのアプリの場合は、電話番号確認も並行して行われているためこのステップがなくとも本人確認ができるということで仮登録のステップがない場合がほとんどです。
関連:もちろん無料!チケットキャンプに会員登録する方法
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