定形外郵便の値上げ推移!時期と理由を全解説【2024年最新版】



消費税増税や人件費アップなどの影響により、定形外郵便(普通郵便)の切手代はいくらからいくらになったのか、いつから変わったのか、これまでの定形外郵便の値上げ推移を解説します。

フリマアプリのメルカリ・ラクマ、そしてヤフオクなどのネットオークションに出品している方も参考にしてみてください。

定形外郵便の規格内と規格外は2019年10月1日から、消費増税によりこれまでの料金から最大で20円の値上げとなりました。規格内と規格外いずれも100gまでのサイズでは料金は据え置きとなりましたが、150g以上の重量では殆どで値上げとなりました。

2019年10月の消費税10%増税による値上げ



◼定形外郵便規格内

重量 増税前の値段 増税後の値段
50g以内 120円 120円
100g以内 140円 140円
150g以内 205円 210円
250g以内 250円 250円
500g以内 380円 390円
1kg以内 570円 580円

◼定形外郵便規格外

重量 増税前の値段 増税後の値段
50g以内 200円 200円
100g以内 220円 220円
150g以内 290円 300円
250g以内 340円 350円
500g以内 500円 510円
1kg以内 570円 580円
2kg以内 1,020円 1,040円
4kg以内 1,330円 1,350円

2019年10月1日の消費増税により、定形外郵便の規格内と規格外では上記表のように料金改定が行われました。

規格内と規格外のいずれも、50g以内と100g以内については料金は据え置きとなりましたが、それ以上の重量では基本的に10円〜20円程度の値上げとなりました。

なお、この料金改定により、規格内150g以内向けの210円切手が新しく販売されるようになるなど、一部の切手の料金も改定されるようになります。

もしくは2019年10月1日以降に旧料金の205円を使用する場合は、追加で5円の切手を一緒に貼り付けることで送れるようになります。205円切手をそのまま貼り付けて送っても料金不足として返送されてしまうのでご注意下さい。

関連:2019年10月の消費税10%増税による郵便料金の値上げ金額

2017年6月の郵便料金変更による値上げ

重量 値上げ前の料金 値上げ後の料金
50g以内 120円 120円(規格内)、200円(規格外)
100g以内 140円 140円(規格内)、220円(規格外)
150g以内 205円 205円(規格内)、290円(規格外)
250g以内 250円 250円(規格内)、340円(規格外)
500g以内 400円 380円(規格内)、500円(規格外)
1kg以内 600円 570円(規格内)、700円(規格外)
2kg以内 870円 1,020円(規格外)
4kg以内 1,180円 1,330円(規格外)

日本郵便では2017年6月1日に、増税とは関係なく人件費やガソリン代の高騰など配送コストの高騰、郵便物量の増加などを理由に、一部の送り方で値上げを行いました。

値上げ対象となった送り方は、はがき・定形外郵便・ゆうメールの3つで、定形外郵便とゆうメールには規格内と規格外という規格が導入され(後にゆうメールの規格外は廃止)、大きな荷物の場合は以前よりも配送料がかかるようになりました。

この定形外郵便が規格内と規格外という二つの規格に分かれる様になった理由として、それまでの定形外郵便では厚さの制限もなかったため、郵便受けに入り切らない大きなサイズの荷物で不在だった場合、持ち帰りとなってしまうなど配送コストが掛かっていたことがあります。

特に近年はAmazonや楽天などインターネット通販の利用者の急速な増加により、日本郵便では再配達が増えるなど配送コストに悩んでいたため、定形外郵便も規格内と規格外に分けることによって配送コストを抑えることにしました。

配達時に郵便受けに入れられる規格内を安く、郵便受けに入らないサイズが多い規格外を高く設定しておくことによって、無駄に大きく梱包されていた荷物を防ぐ意味も持っています。

なお、以下が定形外郵便の規格内と規格外それぞれの梱包に適した専用ダンボールとなります。

◼規格内

定形外(規格内)サイズの小型ダンボール







◼規格外

定形外(規格外)サイズのダンボール






関連:2017年6月1日の郵便・切手の値上げ一覧!ゆうパックやレターパックなど完全網羅

2014年4月の消費税8%増税による値上げ

重量 増税前の値段 増税後の値段
50g以内 120円 120円
100g以内 140円 140円
150g以内 200円 205円
250g以内 240円 250円
500g以内 390円 400円
1kg以内 580円 600円
2kg以内 850円 870円
4kg以内 1,150円 1,180円

定形外郵便は過去にも2014年4月の消費税率が5%から8%へ上げられた際、上記表のように値上げが行われました。

50g以内と100g以内までは料金は変わっていませんが、それ以上の料金になると、5円から最大で30円まで値上げが行われました。

なお、前述したように定形外郵便に規格内・規格外という二つの規格に分けられるようになったのは2017年6月からのため、この時の改定時の料金は現在の定形外郵便規格外に値するサイズの料金となっています。

定形郵便に付けられるオプションは速達・簡易書留・一般書留・現金書留・特定記録・配達日指定などがありますが、これらのオプションも値上げ対象となっているので、オプションを付けて送る際は送料とオプション料いずれも値上げとなっています。

関連:2014年4月1日の郵便料金改定による値上げ前後の料金比較

配達日数は値上げ前後で変更なし

定形外郵便は2019年10月に値上げが行われましたが、配達日数については値上げ前後での変更は一切ありません。



定形外郵便に特定記録を付けて窓口で差し出す際に、受領証が渡されるので、そちらに記載されている追跡番号(お問い合わせ番号)を元に追跡を行うことで、荷物の配送状況を確認することができます。

参考までに2017年と2019年に送られた特定記録を付けて送られた定形外郵便の過去の実際の追跡結果を以下に掲載します。

◼2017年の東京都から愛知県に1日で配達完了した特定記録+定形外郵便

状態発生日 配送履歴 取扱局 県名等
12/18 16:15 引受 豊島高松郵便局 東京都
12/19 06:58 到着 名古屋西郵便局 愛知県
12/19 11:06 お届け先にお届け済み 名古屋西郵便局 愛知県

2017年12月18日(月曜日)の夕方に東京都豊島区から発送された特定記録を付けた定形外郵便は、翌日の12月19日(火曜日)の午前中に配送先である愛知県名古屋市に配達が完了しています。

◼2019年の東京都から愛知県に1日で配達完了した特定記録+定形外郵便

状態発生日 配送履歴 取扱局 県名等
07/10 19:08 引受 荒川郵便局 東京都
07/11 13:20 到着 名古屋北郵便局 愛知県
07/11 16:02 お届け先にお届け済み 名古屋北郵便局 愛知県

2017年7月10日(水曜日)の夜に東京都荒川区から発送された特定記録を付けた定形外郵便は、翌日の7月11日(木曜日)の夕方に配送先である愛知県名古屋市に配達が完了しています。

◼2017年の愛知県から愛知県に1日で配達完了した特定記録+定形外郵便

状態発生日 配送履歴 取扱局 県名等
11/19 09:52 引受 名古屋米野郵便局 愛知県
11/19 17:13 到着 名古屋神宮郵便局 愛知県
11/20 11:31 お届け先にお届け済み 名古屋神宮郵便局 愛知県

2017年11月19日(日曜日)の朝に愛知県名古屋市から発送された特定記録を付けた定形外郵便は、翌日の11月20日(月曜日)の午前中に配送先である愛知県名古屋市に配達が完了しています。

◼2019年の愛知県から愛知県に1日で配達完了した特定記録+定形外郵便

状態発生日 配送履歴 取扱局 県名等
04/26 15:52 引受 名古屋中央郵便局 愛知県
04/27 06:52 到着 豊橋郵便局 愛知県
04/27 17:50 お届け先にお届け済み 豊橋郵便局 愛知県

2019年4月26日(金曜日)の午後に愛知県名古屋市から発送された特定記録を付けた定形外郵便は、翌日の4月27日(土曜日)の夕方に配送先である愛知県豊橋市に配達が完了しています。

関連:定形郵便の値上げ推移!時期と理由を全解説【2022年最新版】

定形郵便の値上げ推移!時期と理由を全解説【2024年最新版】



消費税増税や人件費アップなどの影響により、定形郵便(普通郵便)の切手代はいくらからいくらになったのか、いつから変わったのか、これまでの定形郵便の値上げ推移を解説します。

フリマアプリのメルカリ・ラクマ、そしてヤフオクなどのネットオークションに出品している方も参考にしてみてください。

定形郵便は2019年10月1日から、消費増税によりこれまでの25g以内82円、50g以内92円といった料金からそれぞれ2円上がり、84円と94円という料金に値上げとなりました。

2019年10月1日以降に82円切手や92円切手が自宅に余っていて使用したい場合は、追加で2円の切手を貼り付けることで定形郵便も送れるようになります。

2019年10月の消費税10%増税による値上げ

25g以内 50g以内
増税前の値段 82円 92円
増税後の値段 84円 94円

2019年10月1日の消費増税による定形郵便の料金改定は、上記表のようにそれぞれの重量で2円の値上げが行われました。

これにより販売される切手も82円や92円から84円と94円に変わるので、2019年10月1日以降はこれらの切手を購入した上で発送する定形郵便の荷物に貼り付けて送るようにします。

旧料金の82円や92円切手が自宅に余っていた場合は追加で2円の切手を一緒に貼り付けることで送れるようになります。82円や92円の切手をそのまま貼り付けて送っても料金不足として返送されてしまうのでご注意下さい。

関連:2019年10月の消費税10%増税による郵便料金の値上げ金額

2017年6月の郵便料金変更による値上げ

25g以内 50g以内
変更前の値段 82円 92円
変更後の値段 82円 92円

日本郵便では2017年6月1日に、増税とは関係なく人件費や配送コストの高騰や郵便物量の増加などを理由に、一部の送り方で値上げを行いました。

値上げ対象となった送り方は、はがき・定形外郵便・ゆうメールの3つで定形外郵便とゆうメールには規格内と規格外という規格が導入され(後にゆうメールの規格外は廃止)、大きな荷物の場合は以前よりも配送料がかかるようになりました。

しかし、この2017年の料金改定時には定形外郵便と同じ普通郵便の定形郵便の料金は82円・92円のまま据え置きとなり、改定は行われませんでした。

関連:2017年6月1日の郵便・切手の値上げ一覧!ゆうパックやレターパックなど完全網羅

2014年4月の消費税8%増税による値上げ

25g以内 50g以内
増税前の値段 80円 90円
増税後の値段 82円 92円

定形郵便は過去にも2014年4月の消費税率が5%から8%へ上げられた際、それまでの25g以内の80円・50g以内の90円という料金から2円の値上げが行われ、82円と92円になりました。

透けない封筒 テープ付 長形3号






この販売価格の中には消費税も含まれており、消費税分を除くと25g以内で約76円、50g以内で約86円といった本体価格はずっと変わっていません。

なお、2014年の値上げ際、不足料金を補うために11年半ぶりに2円切手が復活し、それまでの80円切手や90円切手に2円切手を追加で貼ることで不足料金分を補うようにされていました。

定形郵便に付けられるオプションは速達・簡易書留・一般書留・現金書留・特定記録・配達日指定などがありますが、これらのオプションサービスも値上げ対象となっているので、オプションを付けて送る際は送料とオプション料いずれも値上げとなります。

関連:2014年4月1日の郵便料金改定による値上げ前後の料金比較

配達日数は値上げ前後で変更なし

定形郵便は2019年10月に値上げが行われましたが、配達日数については値上げ前後での変更は一切ありません。

参考までに2017年と2019年に送られた簡易書留を付けて送られた定形郵便の過去の実際の追跡結果を以下に掲載します。

◼2017年の東京都から東京都に1日で配達完了した簡易書留+定形郵便

状態発生日 配送履歴 取扱局 県名等
02/23 17:07 引受 日本橋茅場町郵便局 東京都
02/24 07:54 到着 上野郵便局 東京都
02/24 12:18 お届け先にお届け済み 上野郵便局 東京都

2017年2月23日(木曜日)の夕方に東京都中央区から発送された簡易書留を付けた定形郵便は、翌日の2月24日(金曜日)のお昼に配送先である東京都台東区に配達が完了しています。

◼2019年の東京都から東京都に1日で配達完了した簡易書留+定形郵便

状態発生日 配送履歴 取扱局 県名等
03/08 10:47 引受 葛飾郵便局 東京都
03/09 02:08 到着 葛飾郵便局 東京都
03/09 10:04 お届け先にお届け済み 葛飾郵便局 東京都

2019年3月8日(金曜日)の午前中に東京都葛飾区から発送された簡易書留を付けた定形郵便は、翌日の3月9日(土曜日)の午前中に配送先である東京都葛飾区に配達が完了しています。

◼2017年の東京都から千葉県に1日で配達完了した簡易書留+定形郵便

状態発生日 配送履歴 取扱局 県名等
07/06 17:07 引受 NTT日比谷ビル内郵便局 東京都
07/07 05:46 到着 若葉郵便局 千葉県
07/07 ご不在のため持ち戻り 若葉郵便局 千葉県
07/07 16:31 お届け先にお届け済み 若葉郵便局 千葉県

2017年7月6日(木曜日)の夕方に東京都千代田区から発送された簡易書留を付けた定形郵便は、翌日の7月7日(金曜日)の夕方に配送先である千葉県千葉市に配達が完了しています。

◼2019年の東京都から千葉県に1日で配達完了した簡易書留を付けた定形郵便

状態発生日 配送履歴 取扱局 県名等
05/02 16:02 引受 新東京郵便局 東京都
05/03 07:03 到着 松戸北郵便局 千葉県
05/03 11:13 お届け先にお届け済み 松戸北郵便局 千葉県

2019年5月2日(祝日)の夕方に東京都江東区から発送された簡易書留を付けた定形郵便は、翌日の5月3日(祝日)の午前中に配送先である千葉県松戸市に配達が完了しています。

関連:ミニレターの値上げ推移!時期と理由を全解説【2022年最新版】

ミニレターの値上げ推移!時期と理由を全解説【2024年最新版】



消費税増税や人件費アップなどの影響により、ミニレター(郵便書簡)の専用封筒の値段はいくらからいくらになったのか、いつから変わったのか、これまでのミニレターの値上げ推移を解説します。

フリマアプリのメルカリ・ラクマ、そしてヤフオクなどのネットオークションに出品している方も参考にしてみてください。

ミニレターは2019年10月1日から、消費増税によりこれまでの62円から63円へと1円値上げとなりました。ミニレターは2014年の消費税率が5%から8%へと上がったタイミングでも値上げは行われ、いずれも本体価格は変わらず税率分だけが上がっています。

2019年10月の消費税10%増税による値上げ

金額
増税前の値段 62円
増税後の値段 63円

2019年10月1日の消費増税によるミニレターの料金改定は、上記表のようにこれまでの62円から63円へと、1円の値上がりとなりました。

この値上がり率は同じ料金のはがきと同様で、はがきも同じく62円から63円の値上げとなりました。

2019年10月1日以前の62円の段階で購入したミニレターを消費増税後に利用する場合は、追加で1円の切手を貼り付ける必要があります。そのまま旧料金のものを使用してしまうと料金不足として返送されてしまうのでご注意下さい。

関連:2019年10月の消費税10%増税による郵便料金の値上げ金額

2017年6月の郵便料金変更による値上げ

金額
変更前の値段 62円
変更後の値段 62円

日本郵便では2017年6月1日に、増税とは別に人件費やガソリン代などのコストの高騰や、郵便物の量の増加などを理由に、一部の送り方で値上げを行いました。

値上げ対象となったのは、はがき・定形外郵便・ゆうメールの3つで、はがきではそれまでの52円から62円へと大きく値上げが行われ、このタイミングではがきとミニレターは同一価格となりました。

また、定形外郵便とゆうメールには規格内と規格外という規格が導入され(後にゆうメールの規格外は廃止)、大きな荷物の場合はより送料が掛かるようになりました。

ただし、この2017年の料金改定時にはミニレターの料金は62円のまま据え置きとなり、改定は行われていません。

関連:2017年6月1日の郵便・切手の値上げ一覧!ゆうパックやレターパックなど完全網羅

2014年4月の消費税8%増税による値上げ

金額
増税前の値段 60円
増税後の値段 62円

ミニレターは過去にも2014年4月の消費税が5%から8%へ増税された際、それまでの60円から62円へと2円の値上げが行われました。

日本郵便 ミニレター 郵便書簡






この販売価格の中には消費税も含まれており、消費税率5%では2円、8%では4円分、10%では5円分が消費税分として含まれており、それぞれ消費分を抜くと58円の本体価格となります。

そのため、実質のミニレターの本体価格自体はずっと変わっていません。

なお、ミニレターに付けられるオプションは速達・簡易書留・一般書留・特定記録・配達日指定などがありますが、これらのオプションサービスも値上げ対象となっているので、オプションを付けて送る際は送料とオプション料いずれも値上げとなります。

関連:スマートレターの値上げ推移!時期と理由を全解説【2022年最新版】

スマートレターの値上げ推移!時期と理由を全解説【2024年最新版】



消費税増税や人件費アップなどの影響により、スマートレターの専用封筒の値段はいくらからいくらになったのか、いつから変わったのか、発売開始時からこれまでのスマートレターの値上げ推移を解説します。

フリマアプリのメルカリ・ラクマ、そしてヤフオクなどのネットオークションに出品している方も参考にしてみてください。

スマートレターは2015年4月にサービス開始された送り方で、発売当初の料金180円のまま、過去の2017年6月の郵便料金改定の際や2019年10月の消費増税でも値上げは行われず、料金は据え置きとなっています。

2019年10月の消費税10%増税による値上げ

金額
増税前の値段 180円
増税後の値段 180円

2019年10月1日の消費増税によるスマートレターの料金改定は、上記表のように変わらずこれまでの180円のままとなります。

はがきの場合は8%から10%の増税により、62円から63円と1円の値上げが行われ、レターパックの場合はレターパックライトが360円から370円、レターパックプラスが510円から520円といったように値上げが行われます。

しかし、スマートレターの場合は値上げが行われないので、2019年10月1日以前に購入した専用封筒であっても、変わらずに使用することができます。

関連:2019年10月の消費税10%増税による郵便料金の値上げ金額

2017年6月の郵便料金変更による値上げ

金額
変更前の値段 180円
変更後の値段 180円

日本郵便では2017年6月1日に、増税とは別に人件費やガソリン代の高騰、郵便物の量の増加などといった理由から一部の送り方で値上げが行われました。

値上げ対象となったのははがき・定形外郵便・ゆうメールの3つで、はがきではそれまでの52円から62円と大きく値上げが行われました。

また、定形外郵便とゆうメールには規格内と規格外という規格が導入され(後にゆうメールの規格外は廃止)、大きな荷物の場合はより送料がかかるようになりました。

ただし、この値上げのタイミングでもスマートレターについては値上げは行われず、それまでの180円のまま据え置きとなりました。

関連:2017年6月1日の郵便・切手の値上げ一覧!ゆうパックやレターパックなど完全網羅

2015年4月の発売開始時の値段

金額
発売開始時の値段 180円

スマートレターは2015年4月3日から始まったサービスで、開始当初の値段は180円と、2019年10月の増税後の値段とも全く変わらない料金でした。

日本郵便 スマートレター






なお、この180円という料金の中には消費税も含まれており、消費税8%では13円、10%では16円といった消費税が販売価格に乗っかっています。消費税を除いた場合8%では167円、10%では164円が本体価格となります。

スマートレターは2014年の消費税が8%に上がった時期の後に販売開始されたサービスのため、他の定形郵便やゆうパックなどのように5%から8%へ増税は経ていません。

レターパックを宅配ボックスに入れてくれない理由と解決策



オートロックがあるマンション等、集合住宅のエントランス付近にある宅配ボックスに、レターパックプラスを入れてくれない理由と不在時や再配達依頼時に入れてもらうための解決策についてです。

レターパックにはレターパックライトとレターパックプラスの二つがありますが、レターパックライトは郵便便受けへの配達なので、宅配ボックスに入れてもらうことができるのはレターパックプラスのみとなります。

日本郵便ではヤマト運輸や佐川急便ほど積極的に宅配ボックスを活用しませんが、レターパックの宛先に「不在時宅配ボックス希望」と記載したり、再配達の依頼時に同じく「不在時宅配ボックス希望」と連絡事項の項目に入力することで対応できます。

レターパックの配達方法

送り方 配達方法
レターパックライト 郵便受け投函
レターパックプラス 対面手渡し

冒頭で述べた通りレターパックにはレターパックライトとレターパックプラスの二つがありますが、それぞれの配達方法は上記表の通りです。

青色のレターパックライトは配達時は配達先の郵便受けに投函で完了となるため、不在時であっても宅配ボックスに入れてもらうことはできません。

不在時に宅配ボックスへ入れてもらうことが可能なのは対面手渡しでの受け渡しとなる赤色のレターパックプラスのみとなります。

なお、以下がレターパックライトとレターパックプラスそれぞれの専用封筒となります。

◼レターパックライトの専用封筒

日本郵便 レターパックライト






◼レターパックプラスの専用封筒

日本郵便レターパックプラス





宅配ボックスに入れてくれない理由



日本郵便ではレターパックプラスのような配達方法が対面手渡しとなっている郵便物やゆうパックの場合、確実に配達先まで届けて受領印をもらうといった理由から、ヤマト運輸や佐川急便のように不在時であっても積極的には宅配ボックスを利用しない方針となっています。

また、日本郵便の場合は配達員もたくさんいるため、そもそも不在による持ち帰りとなったところで同じ配達員が再配達をするとも限らないので、なんとか宅配ボックスを活用して配達を完了させようという積極性もヤマト運輸のドライバー等ほどはありません。

なお、日本郵便の場合は配達先がマンションなど集合住宅であれば、必ず郵便受けに表札が出ていることが宅配ボックスでの配達の条件となっています。

マンション住まいで郵便便受けに表札を出していない方はレターパックプラスを宅配ボックスに入れてもらうこともできませんのでご注意下さい。

宅配ボックスに入れてもらう解決策



日本郵便で宅配ボックスを活用して配達を行ってもらいたい場合、上記画像の「指定場所に関する依頼書」という書類を最寄りの郵便局に提出することで対応すると一般的には言われています。

ただし、こちらの依頼書に関しては2010年から必ずしも出す必要はなくなったので、基本的にはこちらを出したところで宅配ボックスへの配達をやってもらえるわけではありません。

レターパックプラスで送られるの荷物を不在時に宅配ボックスへ入れてもらいたい場合、最も確実な方法としては、レターパック専用封筒の宛先住所の欄に、「不在時宅配ボックス希望」と差出人に書いてもらうことをおすすめします。

通販やフリマアプリなどでの購入時にレターパックプラスで配送される場合には、住所の入力欄に同じく上記のように「不在時宅配ボックス希望」といった記載をしておくことで、配送業者に記載してもらえます。

再配達依頼時に宅配ボックスに入れてもらう方法



レターパックプラスを一度目の配達時に宅配ボックスに入れてもらうことは難しいですが、再配達であれば一度目よりも宅配ボックスに入れてもらうことは簡単です。

やり方としては、レターパックの再配達の依頼を行う際、電話ではなく、不在票に記載されているQRコードやURLを元にスマホやPCでインターネット経由で再配達依頼を行います。

手続きを進めていくと、「連絡事項」という項目があるので、そこに「不在時宅配ボックス希望」と記載しておくことで、再配達を届けに行く配達員にも確実に目に留まるようになります。

注意点として、再配達依頼を不在票記載の自動受付音声の電話番号に掛けてしまうと、上記のような「不在時宅配ボックス希望」といったメッセージを伝えることができず、またオペレーターに繋がったとしても配達員にまでその連絡が行くとは限りません。

そのため、再配達依頼を電話で行う際は、不在票に記載されている配達員直通の携帯番号に掛けることで、配達員に直接宅配ボックスに入れて欲しい旨を伝えることができます。

関連:ゆうパックを宅配ボックスに入れてくれない理由と解決策

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