チケットキャンプで出品と落札の相場価格を調べる方法





ジャニーズやAKB48、EXILE、三代目 J Soul Brothersといったライブのチケットが出品されているチケットキャンプ(チケキャン)で出品と落札の相場価格を調べる方法についてです。

チケットキャンプにチケットを出品する際に価格を決めますが、出品価格が高すぎても落札してもらえませんし安すぎると得らるはずの利益が少なくなります。

そこで出品時には実際に売買されている価格帯、つまり相場を参考にすることでちょうどいい値段で出品することができます。

チケットキャンプでは落札されたチケットを一覧表示することができ、これがいわゆる落札相場となるので出品価格を決める際にはこれを活用します。

またチケットを落札する際に損しないためにも相場を知っておくことは重要ですので同様に相場の一覧表示を活用します。

(追記)チケットキャンプは2018年をもってサービスが終了しました。

落札相場の表示方法

チケットキャンプでの相場の表示方法です。

1.まずはチケットキャンプのトップページを表示し、ページ上部にある検索窓に相場を検索したい「アーティスト名」または「公演名」を入力して「検索」をクリックします。入力をすると検索窓の下にサジェスト(予測表示)で候補が出ますのでその中から選んでも構いません。



2.アーティスト名で検索した場合には公演の一覧が表示されます。ここではEXILEで検索しています。一覧中から相場を調べたい公演名または公演日を選択します。



3.選択した公演の出品されているチケット一覧が表示されます。ここで「枚数(全て)」「席種(全て)」「購入可を優先」「安い順」と並んでいるところから「購入可を優先」をクリックして選択肢を表示し「取引相場」をクリックします。



4.取引中または取引完了のチケットの一覧が表示されます。これらは誰かが実際に購入したチケットですのでこれが相場となります。



以上で落札相場の表示ができました。

ちなみに相場の一覧の部分では「アリーナ席だけの相場」「スタンド席だけの相場」のように条件を絞って表示させることもできます。

表示の方法は「枚数(全て)」「席種(全て)」「取引相場」「安い順」と並んでいる部分で絞りたい条件をクリックして選択することでできます。

注意点

注意点としては上記の相場は既に誰かが購入したチケットの相場ですから、現在出品中のチケットの相場とは微妙に異なることがほとんどです。

イベントまでの残り時間などで相場はどんどん変わってくるものですので、落札相場だけでなく現在出品されているチケットの値段も参考にしながら出品価格を決める方が無難です。

またこの相場の調べ方は一般的な相場の調べ方であり、特殊条件下では相場からだけでは価格を付けることができません。

例えばコンサート当日にチケットを販売する場合にはいくらで売れるのか非常に読みづらいです。定価の数倍で売れることもあれば、定価の半額でも売れ残ることもあります。

というのも、そのコンサートにどうしても行きたい購入者がいてコンサート当日までチケットが取れていなければ当日に定価の数倍でも買いますが、そういう人がいなければ期限の切迫しているチケットは売れにくいものです。

この場合でも相場を調べるのもある程度は有効であるものの、時間が切迫しているので相場通りでも売れるかどうかはかなり運次第です。どうしても売り抜けたいのであれば妥協も必要です。

出品中の商品を安い順に並べる

チケットの買い手として相場を参考にする場合には、前述のようにして相場情報を表示しつつ安い順に並べて参考にしていきます。

この際に以前は「チケット代別途」という出品方法があったせいで、安い順に並べた際に「チケット代別途の代金」と「チケット代込みの代金」の商品が混ざって表示されていました。

つまり同じ1万円で出品されているチケットでも、チケット代をさらに請求されるチケット代別途と、その1万円にチケット代も含まれている商品が安い順に並べた際に隣同士で並んで表示されるという事がありました。

現在ではチケット代金別途での出品がなくなったためこのようなことはありませんが、以前はこの点を注意して利用しなければなりませんでした。


他のサイトでの相場の扱い

他のサイトでも取引相場というものを調べることはできるようになっています。

例えばオークション最大手のヤフオク!では、相場検索機能が備わっています。

2014年以前は、取引相場は外部サイトのオークファンなどでなければ調べることができませんでしたが、ヤフオク!が取引相場の検索機能を導入したことで、ヤフオク!内でも過去の取引データを見ることができるようになりました。

相場検索のページで、相場を知りたいワードを入力すれば一覧として見ることができます。

またフリマアプリ最大手のメルカリでも過去の取引価格を見ることができます。

メルカリでは初期設定では現在販売中の商品と、すでに販売済みの商品が混ざって表示されますが、すでに売れてしまった商品だけを選択して表示することができますので、これが相場検索として利用できます。

このようにチケットキャンプを含めたどこのサイトでも相場を見ることができるのが一般的となっています。

これは以前はあまり考えられないことでしたが、サイトや販売方法、さらにユーザーの在り方が多様化する中で販売者が使いやすい環境を作ることでユーザーを増やそうという流れからなのだと考えられます。

つまり少数の売り手と多数の買い手というモデルだった過去の販売形態が、現在は多数の買い手と多数の売り手、もっと言えば多くのユーザーが売り手と買い手の両方となるモデルとなっているため、少数のプロの売り手だった過去よりも相場検索などを簡単にしないとサイトを使ってもらえなくなるというだと言えます。

関連:オークファンピンチ!ヤフオクの落札相場検索がかなり便利




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