伝票の処分方法!住所氏名など個人情報を守る捨て方と処分時期



日本郵便のゆうパックやヤマト運輸の宅急便の配送伝票の処分方法について、燃えるゴミ燃えないゴミなどの分別方法、記載された宛名・住所・電話番号など個人情報を守る捨て方にも扱った上で解説します。

使用済みの伝票は再利用することはできないので、基本的に捨てて問題ありませんが、捨てるタイミングとしては荷物が受取人に到着してからとなります。

また、伝票には住所や氏名、電話番号など個人情報がたくさん記載されているため、そのまま捨てることは避けてください。

自宅で処分する際は家庭用のシュレッダーを利用するか、ハサミで細かく切り刻んだ上で、その地域ごとの分別方法の資源ゴミや燃えるゴミとして捨てる必要があります。

伝票から分かる個人情報と漏洩リスク

一般の個人が発送するゆうパックや宅急便の伝票は、配送が終了した後は再利用することもないので、保管せずに捨てて問題ないものとなっています。保管しておいても何枚も溜まってしまい管理が煩雑になってしまうため、処分することをおすすめします。

ただし、伝票には宛先である自分と差出人それぞれの住所・氏名・電話番号などたくさんの個人情報が記載されているので、ただそのままゴミ箱に捨ててしまうことは個人情報漏洩のリスクがあり、おすすめしません。

これらの情報を活かすと、宛先または差出人になりきって電話でのオレオレ詐欺などに利用できてしまうので危険性が高くなります。これらの伝票を捨てる際は後述する個人情報を正しく隠す方法で捨てるようにして下さい。

伝票を捨てるタイミング



会社や事業者ではない一般の個人が発送したゆうパックや宅急便などの伝票は、前述したように捨てて問題ありませんが、伝票を捨てるタイミングとしては荷物の配達が完了し、受取人に荷物が渡った後に捨ててください。

その理由としては、配送が完了していないのに伝票を捨ててしまうと、追跡番号がわからなくなってしまうので荷物の追跡が行えなくなってしまうからです。

また、万が一荷物が紛失や破損してしまった場合、損害賠償を受けるためには伝票を元に手続きを進める形となっているので、手元にないと補償が受けられない可能性も出てきてしまいます。

なお、将来的に荷送人と受取人の間でトラブルが発生し、受取人から荷物が送られていないと言いがかりのようなことを言われた際にも、伝票を保管しておくと送ったことの証明になるので、配達が完了してからも一定期間は保管しておくと安心できます。

ただし、家族間など信頼のできる相手とのやり取りの場合は、やはり前述のように受取人の手に荷物が渡ったタイミングで伝票は捨ててしまって問題ありません。

個人情報を守る正しい捨て方

上記したようにゆうパックや宅急便の伝票にはたくさんの個人情報が詰まっているため、ただゴミ箱に投げ入れるような捨て方は全くおすすめできません。個人情報を守るためには以下のような捨て方がおすすめです。

◼自宅で捨てる

自宅で伝票を処分する際はゴミ箱にただ投げ入れるのはもちろんNGですが、手で破ってから捨てるのもあまりおすすめできません。

破っただけだとどうしても住所や氏名の一部は残ってしまいますし、複写式の伝票を手で破くと手が真っ黒に待ってしまいます。

そのため、以下のような家庭用な小型のシュレッダーを活用するか、もしシュレッダーがなければハサミで可能な限り細かく切り刻むようにするのがおすすめです。

家庭用シュレッダー






また、シュレッダーほど本格的なものでなくても、手軽に個人情報欄だけを消したい方には、以下のような個人情報保護スタンプが安く購入できるのでおすすめです。

このようなスタンプは読み取れない文字の羅列のスタンプを押すことによって、個人情報欄を読み取れなくする仕組みとなっています。

個人情報保護スタンプ






◼郵便局や営業所で捨てる

郵便局では過去には使用済みの郵便物を回収するための回収箱というものが設置されていましたが、現在は撤去されてしまっているので郵便局でゆうパックの伝票を捨てることはできません。

ヤマト運輸も同様に回収は行っていないので、宅急便の伝票を営業所で捨てることはできません。

ただし、一部の郵便局では現在でも1月〜2月頃にその地区の市区町村の自治体と協力して不要な郵便物の回収箱を設置している局もあるため、近くの郵便局で見かけた際はそこで伝票を捨てても良いでしょう。

◼コンビニで捨てる

ローソンやミニストップ、セブンイレブンなどではゆうパックや宅急便の伝票を貰うことはできますが、使用済みの伝票を捨てることはできません。

間違っても家で出た不要な伝票を近所のコンビニのゴミ箱に捨てることは家庭ゴミの持ち込みとなり、不法投棄に問われる可能性もありますので、くれぐれも行わないようにして下さい。

ただし、唯一ナチュラルローソンの一部の店舗に限り、「個人情報書類回収BOX」という箱が設置されてあり、ここで不要なゆうパックや宅急便などの伝票も捨てることができるようになっています。

このBOXでは、一般家庭から出された個人情報書類を厳重なセキュリティ対策を施した上で、安全に再生原料としてリサイクルすることを目的しているので、安全に捨てられるだけでなく、環境にも配慮した処分方法と言えるでしょう。

伝票処分時の分別方法

シュレッダーなどで細かくした伝票を自宅で処分する際は、通常の紙ゴミと同様、お住まいの地域の分別方法に従って紙くずを捨てて下さい。

神奈川県の横浜市や川崎市などのように古紙回収を行っている地域であれば他の紙ゴミと同様資源ゴミとして、古紙回収を行っていない地域であれば他のゴミと同様に燃えるゴミとして捨てるようにして下さい。

また、地域によっては資源ゴミを回収するセンターなどを設けているところもあるので、そのような施設に紙くずを持ち込んで捨てるのも良いでしょう。

これらの分別方法は、実際のその地域によっても異なってくるので、詳細な分別方法は一度お住まいの地域の分別方法を調べて確認するようにしてください。

関連:茶封筒とクッション封筒の処分方法!住所氏名など個人情報を守る捨て方

郵便局で借りれるもの!ガムテープ・のり・ハサミ・ボールペンなど全部解説



郵便局の窓口からゆうパックや普通郵便などの荷物を送る際にガムテープ・セロハンテープ・のり・ハサミ・定規・ボールペン・マジックなどは無料で貸してもらうことが出来るのか、梱包時に必要なものが郵便局に置いてあるのかを徹底解説します。

郵便局では窓口の外の記入台にボールペンやマジック、のりなどが設置されているので、こちらは無料で勝手に使用して構いません。

ガムテープやセロハンテープなどはこの記入台には置かれていないので、窓口で聞くことで無料で貸してもらえます。

ただし、封筒や紙袋、ゆうパック梱包用のダンボールなどは無料では配布されておらず、有料で購入する商品として扱われているのでご注意ください。

窓口の外に置いてあるもの

郵便局の窓口の外の記入台には以下のようなものが置かれており、宛名書きをする際や荷物を梱包する際に使用できます。

◼ボールペン

ボールペンは郵便局の窓口の外の記入台辺りに何本か設置されています。

使用用途としては封筒に宛名書きをするためなどに置かれているので、郵便局のその場で郵便物を梱包する際は、こちらを利用して宛名書きをして構いません。

◼マジック

ボールペンと同様、黒マジックも郵便局の窓口外の記入台に設置されています。

使用用途としては宛名書きをする際にボールペンだと小さくて見えにくいような宛名書きなどに使用するためとなっています。万が一記入台に置かれていなかった場合は窓口で聞いてみると貸してもらえます。

◼のり

のりも窓口外の記入台に置かれています。

使用用途としては封筒の梱包時に封をするためなどに使うもので、梱包をその場で行う際はこちらを使用するようにしてください。

特にゆうメールの発送時に風をしないで、窓口で中身を見せてから封をする際はこちらののりを使って封を閉じると良いでしょう。

◼ハサミ

ハサミものりなどと同様、窓口外の記入台に置かれていることが多いです。ただし、設置されていない郵便局も多いので、その場合は窓口で聞いて貸してもらうようにしてください。

使用用途としては、受け取った荷物をその場で開封するときに使ったり、ダンボールなどで梱包する際に余分な部分を切り取るために使用します。

◼定規

定規も窓口外の記入台に置かれていることが多いです。ただし、置かれていない場合は窓口で聞いてみると貸してもらえます。

使用用途としては郵便物に線を引く際に、綺麗に引きたい場合はこちらの定規を使用すると良いでしょう。

窓口の中の人に依頼し借りれるもの

上記してきたもののように記入台には置かれていなくとも、以下のように窓口の中の人に聞いてみることで借りられるものがあります。

◼ガムテープ

ガムテープは前述した記入台には大きいため置かれていないことが多いので、基本的には窓口の中に置かれています。必要な際は窓口の人に聞くことで無料で借りてもらえます。

使用用途としては梱包した封筒の封を補強するために使用したり、ゆうパックなどダンボールで送る荷物の梱包時にダンボールを閉じるために使用します。

◼セロハンテープ

セロハンテープも記入台には置かれてなく、窓口で聞くことで貸してもらえることが多いです。無料で貸してもらえるので、必要な際は利用してください。

使用用途としては、封筒の封を補強するためや、宛名ラベルを貼り付ける際に使用します。クリックポストの宛名ラベルを貼り付ける際にのりの代わりに使用しても良いでしょう。

◼透明テープ

透明テープも記入台には置かれてなく、窓口で貸してもらえることが多いです。

使用用途としては、セロハンテープと同様、封筒の補強や宛名ラベルを貼り付ける際に使用すると良いでしょう。切り込みを入れたゆうメールの補強に使用しても問題ありません。

郵便局で借りれないもの

前述してきたように、ボールペンやマジック、ハサミやのりなど梱包時に必要なものは郵便局で無料で借りることができますが、クリックポストの宛名ラベルを印刷をするためのプリンターなどは借りられないのでご注意ください。

「履歴書在中」などといったスタンプも用意されていないので、この場合は前述したボールペンと定規を使用して自分で手書きして記載するようにして対処します。

また、封筒や紙袋、ダンボール、プチプチなど、梱包材自体は借りることができず、商品として有料で購入する必要があるのでご注意ください。

プチプチロール 幅600mm×10M






郵便局ではゆうパック用ダンボールとして、紙袋やダンボールが様々な大きさで販売されているので、万が一適切な梱包材が用意できなかった場合は、郵便局で購入した上で、その場で梱包して発送することができます。

ゴルフバック用カバーや酒用ダンボールなど、変わった形のものも販売されているので、梱包が難しいものを送る際は有料のダンボールを郵便局で購入するのがおすすめです。

なお、ゆうパックなどダンボールで送る際に使用するものとしての価値はない古新聞のようなものも借りることはできないので、こちらも自分で用意する必要があります。

関連:郵便局で売っている封筒の種類や料金などいろいろ

レターパックの綺麗な開け方と入れ忘れ時の入れ直し方法



多くの人が受け取り後に無理やり開けているレターパックライトとレターパックプラスの綺麗な開け方、差出人が糊で封をした後に入れ忘れに気づいて綺麗に開けて再度梱包する方法を解説します。

レターパックの専用封筒は厚紙製のためハサミできるのも大変で、無理やりこじ開けても綺麗に開封できません。

開封する際は、封筒裏面の左側のべろが大きくなっている辺りをカッターの刃などを使ってゆっくりと剥がすことで、綺麗に開けることができます。また、ドライヤーの熱などを当てながら行うことで、より開けやすくなるのでおすすめです。

封をした後のレターパックの封筒に必要な書類を入れ忘れていたことを気がついた場合も、上記の手順で綺麗に開けてから入れ直し、再度糊付けすることで問題なく送ることができます。

レターパックの綺麗な開け方



レターパックライトやレターパックプラスの封筒は厚紙製のため、封の部分をハサミで切るのは大変です。また、「明け口」といった部分も用意されていないので綺麗な開け方に困る方も多くいます。

レターパックの封筒はそもそも再利用するわけではないので、どのような開け方をしても本来は構わないのですが、無理やりこじ開けたりなど変な開け方をしてしまうと、中の書類が破れてしまう危険性があります。

◼糊を綺麗に剥がす方法

日本郵便 レターパックライト






綺麗な開け方としては、封筒裏面の左側のべろが大きくなっている辺りが糊付けしてくっつけている部分なので、ここから綺麗に糊を剥がすことが可能です。

また、両面テープの糊がきっちりと貼り付いていてなかなか剥がしにくい場合は、封筒を1〜2時間ほど冷凍庫に入れておいたり、ドライヤーやスチームアイロン、やかんの蒸気などで温めることで剥がしやすくなります。

なお、剥がす際はカッターの刃などを糊付け部分に当てて、ゆっくりと剥がすようにするのがおすすめです。

◼ハサミで開ける方法

ハサミを使って開ける際は、封筒の四隅のどこか一箇所を2cmほど斜めに切ってから、そこから封筒の折り目に沿ってハサミを当てていくことできれいに開け口を作ることができます。

レターパックの入れ忘れ時の入れ直し方法



レターパックの封筒の封をした後で、入れる必要があった書類を入れ忘れていた場合などは、一度封筒を綺麗に開けて入れてから、再度糊付けして封をすることで対処します。

封の綺麗な開け方としては、前述した糊付け部分を綺麗に開ける方法がおすすめです。時間を掛けても大丈夫な場合は、ドライヤーの熱などを当てながらカッターの刃などを使い、慎重に少しづつ開けていくことをおすすめします。

書類を入れた後は付属の両面テープの粘着力は弱くなってしまっているため、別途市販の糊や両面テープを使って糊付けをするか、糊付けをした後でのりしろの辺りをテープで補強するようにしてください。

また、万が一剥がしている際に少し破れたりしてしまった場合は、再度糊付けした後でガムテープで補強をすれば問題ありません。

ただし、ガムテープで補強する際は、料額印面といった切手に相当する印刷部分や、その下のバーコード部が覆い隠されないようにして貼り付けるようにご注意ください。

関連:レターパックのガムテープでの補強方法!破れた・封が閉まらない場合など

レターパックのガムテープでの補強方法!破れた・封が閉まらない場合など



レターパックライトとレターパックプラスの封筒の一部が破れてしまった場合や封が閉まらない場合などガムテープでの補強方法と注意点を解説します。

レターパックの封筒が破れてしまった場合は切手と同じ意味を持っている料額印面や下のバーコード、宛名差出人欄が隠れないようにして、ガムテープで補強しても問題がありません。

ただし、レターパックプラスの場合は中に荷物を詰めすぎて封が閉まらない際にガムテープで補強をしても引受してもらえません。必ずきちんと封が留まる程度に荷物を抑え、それでも強度的に心配な際にガムテープで補強をするようにしてください。

ガムテープ補強時の注意点



レターパックライト・ライトパックプラスの封筒の一部が破れてしまった場合や付属の両面テープだけだと強度的に心配な場合は、ガムテープで補強しても問題ありません。

ただし注意点として、補強で貼り付けたガムテープによって料額印面といった郵便料金支払いを意味する切手に相当する印刷部分や、その下の方になるバーコードを覆い隠さないようにご注意ください。

また、当然宛先や差出人の住所や氏名、品名欄にもガムテープがかぶらないようにご注意ください。どうしても宛先面などにかぶってしまいそうな心配がある場合は、透明な幅広のクリアテープで補強すれば、被ったとしても読み取れるのでおすすめです。

ただし、この場合も料額印面には引受時の消印を押す必要があるため、ここには被らないようにご注意ください。

レターパックプラスの封が閉まらない場合

日本郵便レターパックプラス






レターパックプラスの専用封筒の封の部分にはガイドラインが設けられており、その下には「ガイドラインが完全にかくれるよう封をしてください(完全に封がされていない場合はお引き受けできない場合がございます)」と記載されています。

このことから、このガイドラインが完全に隠れないなど、封が充分に閉まらない場合はガムテープで補強をしても引き受けできないとして返送されてしまうリスクがあります。

レターパックプラスはサイズ的にポスト投函できないものが多いので、郵便局の窓口から差し出す方も多いですが、その場合は窓口でこの荷物は引受できないと拒否されてしまう可能性も高いです。

そのため、いくら厚み制限がないレターパックプラスだからといって、中の荷物が大きすぎて封が閉まらない場合はガムテープで補強しても駄目で、荷物を分けるかゆうパックなど別の発送手段で送るようにしてください。

破れすぎたら交換がオススメ



レターパックの封筒がガムテープで補強できないレベルで破損してしまった場合は、ガムテープで継ぎ接ぎにするのではなく新しいレターパック封筒と交換してもらうことをおすすめします。

レターパックの封筒は未使用のものでかつ、料額印面までは破れていないものであれば郵便局の窓口で新品の封筒と交換してもらうことが可能です。

ただし、交換手数料が掛かり、レターパックライト・レターパックプラスいずれも、1枚に付き42円手数料が掛かります。

レターパックライトの封筒をレターパックプラスに交換してもらうことも可能ですが、この場合は42円の手数料だけでなく、ライトとプラスの差額150円も現金、またはクレジットカード・電子マネー・スマホQRコード支払い等のキャッシュレス決済で支払う必要があります。

注意点として、レターパックの封筒を交換できるのは郵便局の郵便窓口のみで、コンビニはもちろん、時間外窓口のゆうゆう窓口であっても交換はできません。必ず郵便局の郵便窓口が営業している時間に訪れ、その場で交換するようにしてください。

関連:レターパックを新品の封筒や切手に交換する方法と手数料

茶封筒とクッション封筒の処分方法!住所氏名など個人情報を守る捨て方



定形郵便や定形外郵便などの普通郵便の郵便物として送られてきた普通の茶封筒とクッション封筒の処分方法について、燃えるゴミ燃えないゴミなどの分別方法、記載された宛名や住所など個人情報を守る捨て方にも扱った上で解説します。

使用済みの封筒は再利用することはできないので、躊躇なく捨てて問題ありませんが、住所や氏名など個人情報が記載されているため、そのまま捨てることはおすすめできません。

自宅で捨てる際は家庭用のシュレッダーを利用するか、ハサミで細かく切り刻んだ上で、その地域ごとの分別方法の資源ゴミや燃えるゴミとして捨てるようにしてください。

封筒から分かる個人情報と漏洩リスク

使用済みの封筒は再利用することもできないので、躊躇なく捨てて問題ないものとなっていますが、封筒には多くの個人情報が詰まっているのでただゴミ箱に捨てるだけというのはおすすめできません。

封筒には宛先である自分と差出人それぞれの住所と氏名が記載されており、場合によっては電話番号や内容品も記入されています。

これらの情報を活用すると、宛先または差出人になりきって電話でのオレオレ詐欺などに利用できてしまうので危険性が高まります。封筒を捨てる際は次に述べるように個人情報を正しく隠した上で捨てるようにしてください。

個人情報を守る正しい捨て方

上記したように封筒にはたくさんの個人情報が詰まっているため、ただゴミ箱に投げ入れるような捨て方は全くおすすめできません。個人情報を守るためには以下のような捨て方がおすすめです。

◼自宅で捨てる

自宅で封筒を処分する際はゴミ箱にただ投げ入れるのはもちろんNGですが、手で破ってから捨てるのもあまりおすすめできません。

破っただけだとどうしても住所や氏名の一部や残ってしまい、またクッション封筒の場合は手で細く破くこと自体がなかなか大変になっています。

そのため、以下のような家庭用の小型のシュレッダーを活用するか、もしシュレッダーがなければハサミで可能な限り細かく切り刻むようにしてください。

家庭用シュレッダー






クッション封筒の場合はそのままシュレッダーに掛けてしまうと壊れてしまう危険性があるので、紙の封筒部とビニールのクッション部を剥がした上で、封筒部だけをシュレッダーに掛けるようにしてください。

ただし、毎回このようにしてクッション封筒を捨てるのが面倒な方は以下のような個人情報保護スタンプも販売されているので、このようなものを封筒の個人情報欄に押すと良いでしょう。

このようなスタンプは読み取れない文字の羅列のスタンプを押すことによって、個人情報欄を読み取れなくする仕組みとなっています。

個人情報保護スタンプ






◼郵便局で捨てる

郵便局では過去には使用済みの郵便物を回収するための回収箱というものが設置されていましたが、現在は撤去されてしまっているので基本的には郵便局で封筒を捨てることはできません。

ただし、現在でも1月〜2月頃にその地区の市区町村の自治体と協力して不要な郵便物の回収箱を設置している郵便局も存在するため、近くの郵便局で見かけた際はそこで封筒を捨てても良いでしょう。

◼コンビニで捨てる

ローソンやファミリーマート、セブンイレブンなどでは封筒の販売はされていても、使用済みの封筒を捨てることはできません。

間違っても家で出た封筒を近所のコンビニのゴミ箱に捨てることは家庭ゴミの持ち込みとなり、不法投棄に問われる可能性もありますので、くれぐれも行わないようにして下さい。

ただし、唯一ナチュラルローソンの一部の店舗に限り、「個人情報書類回収BOX」という箱が設置されてあり、ここで不要なはがきや封筒などを捨てることができます。

このBOXでは、一般家庭から出された個人情報書類を厳重なセキュリティ対策を施した上で、安全に再生原料としてリサイクルすることを目的しているので、安全に捨てられるだけでなく、環境にも配慮した処分方法と言えるでしょう。

封筒処分時の分別方法

シュレッダーなどで細かくした封筒を自宅で処分する際は、通常の紙ゴミと同様、お住まいの地域の分別方法に従って紙くずを捨てて下さい。

神奈川県の横浜市や川崎市などのように古紙回収を行っている地域であれば他の紙ゴミと同様資源ゴミとして、古紙回収を行っていない地域であれば他のゴミと同様に燃えるゴミとして捨てるようにして下さい。

クッション封筒の場合は、スタンプなどで個人情報を隠したものをそのままの状態で捨てる場合は基本的には燃えるゴミとして捨てて問題ありません。

封筒部とクッション部を剥がして分けた場合は、封筒部を燃えるゴミや古紙回収、クッション部を燃えないゴミやプラスチック製容器包装として出すようにしてください。

ただし、これらの分別方法は、実際のその地域によっても異なってくるので、詳細な分別方法は一度お住まいの地域の分別方法を調べて確認するようにしてください。

関連:レターパックの処分方法!資源ゴミ等の分別方法や個人情報を守る捨て方

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