チケットキャンプとチケットストリートの比較
ジャニーズやAKB48、EXILE、三代目 J Soul Brothersといったライブのチケットが出品されているチケットキャンプ(チケキャン)と、似たようなサービスを提供するサイトであるチケットストリート(チケスト)の比較です。
どちらも一般のユーザーがチケットを出品したり購入したりすることができるサイトですが、もちろん違うサイトですからシステムや条件などが違います。
手数料や取引方法が違うのは当然ですが、それ以外では例えばチケットキャンプでは購入者の住所や名前は必ず相手に伝わりますがチケットストリートでは知られない取引方法も用意されている、といった違いがあったりします。
チケットキャンプとチケットストリートの違いを項目ごとに比較しながら確認していきましょう。
(追記)チケットキャンプは2018年をもってサービスが終了しました。
買い手(購入者)が払う手数料
・チケットキャンプの場合チケットキャンプで買い手が支払う手数料は、チケット代金の決済時に支払う決済システム手数料だけです。
1.決済システム手数料
チケット代金が10000円以下の場合:324円(税込)
チケット代金が10001円以上20000円以下の場合:540円(税込)
チケット代金が20001円以上の場合:チケット代金の3.24%(税込)
・チケットストリートの場合
チケットストリートで買い手が支払う手数料は、取引手数料と決済手数料です。
1.取引手数料
チケット代金が8000円以下の場合:400円 + 消費税
チケット代金が8001円以上の場合:チケット代金の5% + 消費税
2.決済手数料
チケット代金が10000円以下の場合:300円 + 消費税
チケット代金が10001円以上の場合:チケット代金の3% + 消費税
チケットキャンプで買い手が支払う手数料は決済に関する手数料だけです、一方でチケットストリートでは決済手数料に加えて取引手数料も買い手が負担しなければならないので、同じ値段のチケットを購入する場合にはチケットキャンプの方が安くなります。
売り手(出品者)が払う手数料
・チケットキャンプの場合チケットキャンプで売り手が支払う手数料は、チケットの代金に応じて支払う取引手数料と売上を口座に振り込んでもらう際に支払う振込手数料の2つがあります。
1.取引手数料
チケット代金が8000円以下の場合:690円(税込)
チケット代金が8001円以上の場合:チケット代金の8.64%(税込)
2.振込手数料
振込1回につき380円(税込)
・チケットストリートの場合
チケットストリートで売り手が支払う手数料は、売り上げを口座に振り込んでもらう際に支払う振込手数料だけです。
2.振込手数料
振込1回につき500円(税別)
チケットキャンプでは取引手数料がかかりますが、チケットストリートでは取引手数料が無料となっています。
またチケットキャンプでは口座に売り上げを振込んでもらう度に380円がかかりますが、チケットストリートでは500円+税で振り込んでもらえます。
このことから基本的には売り手の手数料は、取引手数料が無料であるチケットストリートの方が安いという事になります。
取引手数料に関しては、以前はチケットキャンプもチケットストリートもどちらも同じように買い手と売り手両方から同じ額を徴収していました。
しかし現在は、チケットキャンプは売り手から、チケットストリートは買い手から手数料を徴収するスタイルへと切り替えてそこをそれぞれの売りとしています。
同じ額でのチケットの販売であれば、売り手はチケットストリート、買い手はチケットキャンプの方がお得といえます。
買い手(購入者)からのキャンセルとペナルティ
・チケットキャンプの場合1.入金前
チケット代金を未払いのまま支払い期限を迎えると自動的にキャンセルになります。ただしキャンセルしたという履歴が残り、落札申請時に売り手から確認できます。
2.入金後
入金後のキャンセルはできません。ただし相手の規約違反などでチケットが入手できなかった場合などは返金されます。
・チケットストリートの場合
1.入金前
チケット代金を未払いのまま支払い期限を迎えると自動的にキャンセルになります。この場合、キャンセルになったチケットへ再入札できなくなります。
2.入金後
入金後のキャンセルはできません。ただし相手の規約違反など一定の条件を満たせば可能です。
キャンセルできる条件はほぼ同じですが、未入金による自動キャンセルのペナルティに差があります。
チケットキャンプではその後の取引に不利になる履歴が付くのに対し、チケットストリートでは特にありません。
売り手(出品者)からのキャンセルとペナルティ
・チケットキャンプの場合チケットキャンプで出品者からのキャンセルはどのタイミングでも可能ですが、それ相応のペナルティがあります。
1.通常落札としての出品の場合のペナルティ
チケット代金の20%
「悪い」の評価
2.即決落札(即落)としての出品の場合のペナルティ
チケット代金の100%
「悪い」評価
・チケットストリートの場合
チケットストリートで出品者からのキャンセルは状況によりペナルティがあったりなかったりします。
1.通常取引(在庫返答取引)の場合のペナルティ
在庫確認の段階で在庫なしとすればペナルティ無しでのキャンセルが可能です。ただし在庫があるとした後にキャンセルする場合には以下の条件でキャンセル料が課されます。
a.在庫有りと回答してから2日以内かつ公演まで7日以上ある場合
チケット代金の10%または1500円の大きい方(税別)
b.在庫有りと回答してから2日以上かつ公演まで7日以上ある場合
チケット代金の30%または3000円の大きい方(税別)
c.上記以外の場合
チケット代金の100%
2.それ以外の場合のペナルティ
キャンセルはできますが以下のキャンセル料が発生します。
a.公演まで7日以上ある場合
チケット代金の30%または3000円の大きい方(税別)
b.公演まで7日以内の場合
チケット代金の100%
決済方法と直接取引
比較の前に「エスクロー方式」と「直接取引」の用語を知っておく必要があります。エスクロー方式
買い手と売り手の代金のやり取りを信頼できる第三者が仲介する決済方式です。
買い手が第三者にお金を支払い、それを買い手が確認して売り手が商品を発送します。商品が買い手に届き不備が無いことが確認されたら第三者から売り手に代金が支払われます。
こうすることで「代金を払わない買い手」と「商品を渡さない売り手」を排除することができるメリットがあります。デメリットは第三者への手数料が発生する点です。
直接取引
買い手と売り手が直接代金のやり取りをすることです。例えば手渡しであったり、口座への振込であったりです。
インターネット上の取引では先払いが多いので、代金だけ受け取って商品を渡さないという詐欺が発生することがあります。
・チケットキャンプの場合
チケットキャンプではあんしん決済という名前のエスクロー方式の決済を利用しなければなりません。直接取引は利用規約で禁止されており、実際に行わなくても誘うだけでペナルティを受けます。
・チケットストリートの場合
チケットストリートでは基本的にはエスクロー方式を利用しての決済となります。
どちらもエスクロー方式を採用することで買い手の安全性と手数料による収益を確保しています。
ちなみに以前はチケットストリートでは例外的に公演まで5日を切っているチケットに関しては、直接取引が可能となっていましたが、詐欺などのトラブルの温床となりえるため出来なくなりました。
相手に名前や住所を知られるかどうか
・チケットキャンプの場合買い手:必ず相手に知られる
売り手:本人確認済みであればチケットキャンプ名義で発送可能
・チケットストリートの場合
買い手:安心プラスオプションの取引の場合は通知しなくても取引できる
売り手:チケットストリート名義で発送可能
ただし安心プラスオプションはチケット代金の10%または1000円の高い方(税別)がかかります。
チケットキャンプもチケットストリートもどちらも匿名での発送ができますが、受け取り側が匿名で可能なのはチケットストリートの有料オプションを利用した場合だけです。
本人確認の有無
・チケットキャンプの場合買い手:出来るがする必要はない
売り手:しなくても取引に支障はない
・チケットストリートの場合
買い手:出来るがする必要はない
売り手:本人確認しないと売上金を受け取れない
チケットキャンプでは本人確認をしていないアカウントでもチケットの販売および売上金の受け取りができますが、チケットストリートでは本人確認無しでも販売はできますが売上金の受け取りができません。
大きなところの違いは以上です。
手数料を始め全体的にチケットキャンプは売り手寄り、チケットストリートは買い手寄りとなっている印象です。
チケキャンとチケストがつながってる噂の検証
チケットストリートでチケットを購入したのに、チケットキャンプの運営名義でチケットが届いた、という事例が報告されています。これはチケットキャンプとチケットストリートがつながっているというわけではなくて、チケットストリートでそのチケットを販売していた売り手のせいなのです。
どういうことかというと流れは以下の通りです。チケストでの売り手をA、チケストでの買い手をB、チケキャンでの売り手をCとします。
・売り手Aは手元にチケットがない状態でチケットストリートで出品する
・買い手Bがチケットストリートでそのチケットを購入する
・Aがチケットキャンプで売り手Cから同じチケットを購入する、この時に送り先をBの住所にする
・Cがチケットキャンプ運営名義でBの住所に送る
・チケストで購入したBの手元にチケキャン名義のチケットが届く
つまりこのケースは、チケットキャンプからチケットストリートへの分かりやすい空売り転売の例の一つなのです。
上の例でAがCから自分の所にいったん送ってもらい、それをAからBへ送ればトラブルは起きませんが、それではAは送料を損してしまうのでCにBの住所を教えて直接送らせたというわけです。
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