メルカリのSOLD OUTとは?検索結果から除外する方法
iPhoneやAndroidのスマートホン用フリマアプリのメルカリの「SOLD OUT」とはどういうことなのかについてです。
メルカリで商品を検索していると「SOLD OUT」という表示が付いた商品が度々検索結果に表示されます。
そもそも「SOLD OUT」というのは、日本語のカタカナ表記では「ソールドアウト」、英語では「売り切れ」「在庫切れ」という意味であり、メルカリにおいても同様の意味です。
要は「その商品は売り切れであり今現在販売していない状態ですよ」ということが示されているという訳です。
メルカリでは商品ページの削除は出品者しかすることができず、SOLD OUT状態になっても出品者が何もしなければ商品ページは残り続けます。
そして本来ならSOLD OUT状態の商品は検索結果に表示されても買うことができないため、購入者からしてみれば意味が無く検索結果から除外してもらいたいところですが、メルカリでは検索結果に当たり前のように出てきますし場合によってはSOLD OUTの商品しか出てこないこともあります。
買えない商品が出てくると検索では邪魔でしょうからこのページでは「メルカリでSOLD OUT状態の商品を検索結果に表示させない方法の紹介」と、「なぜメルカリではSOLD OUT状態の商品が検索結果に表示されるのかの考察」をしていきます。
また「出品者がSOLD OUTのページを削除する方法」についても紹介します。
SOLD OUTの商品を除外して検索する方法
SOLD OUT状態の商品を除外して検索して検索結果に売り切れの商品を表示させない方法です。ほぼ同様の手順でSOLD OUT状態の商品だけを検索することもできますのでそれも合わせて紹介します。1.まずメルカリのアプリを起動しホーム画面を表示します。画面上部に虫眼鏡マークから始まる「なにをお探しですか?」という表記がある検索窓がありますのでこれをタップします。

2.検索画面が表示されました。画面上部にある「キーワードからさがす」と表記された検索窓に探したいキーワードを入力して「検索」をタップします。

今回は例として実際にキーワードを入力する方法で検索をしましたが、検索窓の下にある「写真からさがす」「カテゴリーからさがす」「ブランドからさがす」という自分で撮影した写真や項目を選択することで検索する方法もあります。
3.検索結果が表示されました。この状態ではSOLD OUT状態の商品と現在販売中の商品とどちらも表示されているため探しづらいです。販売中の商品だけを表示するには画面右上あたりにある「絞り込み」をタップします。

4.詳細検索が表示されました。上から「除外キーワード」「カテゴリー」「ブランド」「サイズ」「価格」「割引・還元対象のみ表示」「商品の状態」「配送料の負担」「色」「発送オプション」「販売状況」と様々な項目が縦に一覧で表示されていますが、一番下の「販売状況」をタップします。

5.「販売状況」の画面に移り、上から「すべて」「販売中」「売り切れ」と表示があるので「販売中」をタップし、右側にチェックが入ったのを確認したら画面最下部の「決定」をタップします。

6.再び詳細検索が表示されます。画面下部の「販売状況」の右側に「販売中」が表示されていることを確認したら、右下の「完了」をタップします。

以上でSOLD OUT状態の商品を除外して検索することができました。

逆にSOLD OUT状態の商品のみを検索したい場合は上記手順「5.」の「販売状況」選択で「売り切れ」を選択し画面最下部の「決定」をタップします。するとSOLD OUT状態の商品のみが表示されます。
SOLD OUTのまま表示される理由
ヤフオク!などオークションサイトでは売れてしまった商品は表示されませんが、AmazonやYahoo!ショッピング、楽天市場などのショッピングサイトではSOLD OUT状態の商品も検索結果に出てきます。メルカリでも後者のショッピングサイトたちと同様に検索結果に現在購入不可能なSOLD OUT状態の商品が表示されます。これはなぜなのでしょうか。
考えられる理由の一つに「品揃えを多く見せる」という効果があります。

ショッピングサイトの使い勝手の良さを測る指標の一つに「品揃え」の項目があります。その為一つでも多く商品ページを存在させておく必要があります。
しかしショッピングサイトの場合は利益が出る商品しか普通は置いてないため、不用品処分などの理由で利益が無くても商品を出品することのあるオークションサイトに比べて商品数が少なくなる傾向があります。
商品がSOLD OUT状態であっても、その商品を取り扱っていないのではなく売り切れただけであることをアピールしつつ商品数の水増しができるため有効なのです。
メルカリにおいては一般の人が出品できる点でオークションサイトに近いものがありますが、ヤフオク!などと比べまだまだ出品数が少ないため見た目上の出品数を増やしたいと考えているのでしょう。このためSOLD OUT状態の商品も検索に表示されるのだと考えられます。
他にもメルカリ内での相場を調べるためという側面もあります。

メルカリでは出品者が商品に自由に好きな値段を付けることができるため、現在出品されている商品は通常の相場に比べて高いのか安いのか分かりません。
そこで相場を調べるわけですが、相場は基本的に出品されている商品ではなく売れた商品の平均値を見ます。つまりSOLD OUT状態の商品を基準に相場を考えるわけです。
相場以上の値段で買いたくない購入者にも、どれくらいの値段なら商品が売れるのかを知りたい出品者にも相場を調べる必要性はありますから、このような理由で検索するのであればSOLD OUT状態でも表示されることは非常に便利であると言えます。
SOLD OUT状態の商品の削除方法

ここまで見てきたのは購入者側が検索画面から売り切れ商品を表示させないようにする方法についてです。
一方で出品者側が、自分が販売し終えた売り切れ商品のページを削除する方法についても紹介しておきます。
注意点として、商品取引が完了してから2週間経たなければ商品ページの削除はできません。
取引終了から2週間経ったことを確認して以下の手順で商品ページを削除します。
1.トップ画面より左上の三本線をタップしメニューを開きます
2.メニュー一覧より「出品した商品」をタップします。
3.「出品中」「取引中」「売却済み」のうちから「売却済み」をタップします。
4.削除したい商品をタップします。
5.「この商品を削除する」をタップします。
以上でSOLD OUT状態のページを削除することができます。
もちろんSOLD OUT状態の商品ページを削除しても評価には一切影響はなく、そのままの評価数となります。
SOLD OUT状態の商品ページを削除するメリットとしては、プロフィールの画面が整理されるという点です。
SOLD OUT商品が多すぎる場合、出品中の商品が埋もれてしまい、もしプロフィールページに来てくれた購入者がいたとしても出品中の商品を効率よく見ることができない可能性があります。
SOLD OUT商品を定期的に削除することで、出品中の商品を見てもらいやすくできるというわけです。
関連:メルカリに出品する商品の相場を調べる方法
メルカリのポイントの有効期限を確認する方法
iPhoneやAndroidのスマートホン用フリマアプリのメルカリで保有するポイントの有効期限とその確認する方法です。
メルカリでは新規ユーザーの紹介やセゾンカード登録などの各種キャンペーンに参加することでポイントがもらえます。
メルカリのポイントは、現金への換金こそできないものの、1ポイント=1円としてメルカリでの商品購入時に利用することができます。
ただしこのポイントには全て有効期限が定められており、その期間内に使用しなければ失効してしまいます。
有効期限はポイントの入手方法ごとに異なり、長いもので180日、短いものでは3日というものもあるため、きちんと有効期限を確認し把握しておかなければ損をしてしまう可能性があります。
ポイントの有効期限の確認はメニューから簡単に行えますが、もしどこから確認すればよいのかわからないのであれば、このページで具体的にポイントの有効期限の確認方法を紹介しますので確認してみてください。
ポイント有効期限の確認方法
それでは具体的なポイントの有効期限の確認方法です。1.メルカリのアプリを起動させましょう。ホーム画面を開き、画面下部の「メルペイ」をタップします。

2.「メルペイ」の画面が開き、画面上部に現在所持しているメルカリのポイント数が表示されています。そのまま下へスクロールしていきます。

3.下へスクロールしていくと、「使った履歴」欄に横並びで「売上金」「ポイント」「メルペイスマート払い」と3つの表示がありますので真ん中の「ポイント」ボタンをタップします。

4.「ポイント履歴」の画面が開き、画面上部にある「ポイント履歴」と「有効期限」が選択できるようになっているので「有効期限」をタップします。するとポイントの有効期限が上から縦に一覧で表示されていることがわかります。

以上でポイントの有効期限の確認ができました。
ポイントの有効期限が来てしまうとそのポイントは失効してしまい復活などはできませんので、有効期限が過ぎてしまう前に使ってしまいましょう。ポイントは失効日が近い順に消費されていきます。
ちなみに上記手順「4.」の画面で「ポイントの履歴」をタップすると、ポイントを獲得したり逆に利用したりした履歴を見ることができます。
ポイントが失効した場合には「有効期限切れにより失効」と表示されたり、招待によってポイントを獲得した場合には「招待」、招待クジで獲得したポイントには「招待クジ」、購入で利用した場合には「購入」と表示されるため自分のポイントの移り変わりを知ることができます。
ポイントの有効期限の上限

3ヶ月以内に失効するポイントが無いと表示されていても、保有するポイントにはすべて有効期限が設定されています。
獲得したポイントごとにそれぞれ有効期限は定められていますが、どんなに有効期限が長いものでも180日ですので忘れないようにしておきましょう。
また新規ユーザーを招待した時に付与されるポイントの有効期限は最長の180日ですが、一時的な招待ポイントの増額キャンペーン中などは有効期限が3日になっていたりしますので注意しておきましょう。
キャンセル時のポイント

メルカリではポイントで購入した商品の取引をキャンセルした場合、ポイントが全額戻ってきますが、戻ってきたポイントの有効期限は変更されません。
つまり以下のようなことが起こりえます。
3/31に有効期限が来るポイントが300ポイントあるとします。3/21にこのポイントを使って300円の商品を購入しました。しかし購入した商品が発送されないまま4/1に取引はキャンセルとなってしまいました。
この場合、ポイントは当然購入者の元に戻って来ると思うでしょうが、残念ながら有効期限が切れているためにポイントは戻ってきません。
メルカリの規約にも書かれていますが、どのような場合でも有効期限内でしか使えないため、このように購入者に非がない場合でもポイントは失効してしまうのです。
このようなことにならないためにもポイントは早めに使い切ってしまいましょう。
関連:現金への交換不可!メルカリのポイントの使い方と貯める方法
写真を撮り直すのがコツ!メルカリで再出品する方法
iPhoneやAndroidのスマートホン用フリマアプリのメルカリで再出品する方法とその意味についてです。
メルカリで商品を販売するために重要なのは、その商品自体のニーズ、価格、そして表示される順位です。
商品自体のニーズは、何を販売するかを自分で選択することで決めることができます。商品の価格も、決めるのは出品者である自分です。
しかし表示される順位については、自分で決められるわけではなく、新規に出品されたものが上位に表示されます。
このため出品から時間が経ち、表示順位が下がってきたときに、もう一度上位表示させるために行うのが再出品です。
また長期間出品をしていても購入されなかったということは、商品の出品方法に何かしらの問題がある可能性があります。その場合にも掲載している写真や説明などの出品内容を変更して再出品します。
メルカリで再出品する目的は主にこの2つとなります。
メルカリで再出品する方法

メルカリで再出品する際に注意点が2つあります。
一つ目は、新規出品を利用するのでいいね!やコメントなどを新規ページに引き継げないこと。
二つ目は、古いほうのページを削除か停止しなければトラブルが起こり得ること。
これらを意識しておいて再出品を行います。
メルカリでの再出品する手順は以下の通りです。
・現在出品中の商品の説明文をコピーする。
・新規出品から商品を出品する。説明文にはコピーした文章をペースト。
・古い方のページを削除する。
1.出品中の商品の説明文をコピー
再出品時にまた同じ文章を入力するのは面倒なので、今ある文章をコピー&ペーストします。
アプリから再出品をする場合には同時に出品ページと古い商品ページを開くことができないため先にコピーをしておきましょう。
PCからの場合には複数タブでコピーしてすぐにペーストができますので、出品ページを開いてからでも構いません。
2.新規出品を行う
新規出品を行います。説明文にはコピーしておいた文章をペーストします。
また画像はスマホ内に残っていれば再利用しますが、無い場合は撮り直しましょう。
再出品をすることを前提にして出品をする場合には、最初の出品時にメルカリからカメラを起動するのではなく、カメラで先に撮った画像を用意しておき出品時に写真一覧から選ぶようにするとスマホ本体に写真が残るため再利用が簡単です。
3.古いページを削除
古いページが残っていた場合には、メルカリ運営にいたずらに重複して出品しているとみなされる可能性があるのできちんと削除しておきます。
また、たまたま新規ページの商品と古いページの商品が購入されてしまうと在庫が足りなくなる無在庫販売状態になってしまいますのでそれを回避する意味もあります。
以上で再出品が完了しました。
商品が表示順位が下がるまで売れないということは、出品内容に何か問題がある可能性もあります。
ですので単純に表示順を上にするだけでなく、写真を新しくしてみる、説明文を変えてみるなどのアプローチも必要に応じて行ってみましょう。
商品ページの削除方法については別ページにて詳しく説明していますのでそちらを参照してください。
関連:メルカリで出品した商品を削除する方法
再出品の意味
「再出品」の言葉の意味には厳密には2種類が考えられます。一つは「新規出品で再度出品すること」、もう一つは「出品停止していた商品の停止を解除して再度出品すること」です。
このページで述べたのは前者の方で、単に再出品というと後者の場合も少なからずあります。
1.同じ商品を新規の商品として再度出品する場合
既に出品している商品を、新規出品情報にコピーして再度出品することです。
ヤフオク!などでお馴染みの自動再出品機能は、この再出品を自動で行ってくれる機能となっています。
メルカリでは一部例外を除いて自動再出品はありません。例外については後述いたします。
メルカリでは新規出品順に商品が一覧表示されるため、再出品によって商品表示を上位に持ってくることができます。
2.一時的に出品をやめていた商品を再度出品する場合
何らかの理由で出品を一時的に取りやめていた商品を、もう一度市場に出す場合がこちらになります。ネットショッピングで再出品をするという場合は基本的にこちらの意味です。
この場合、以前の出品ページをそのまま使うため内部処理として新規出品としては扱われません。
ですのでメルカリにおいては、市場に表示されてなかった商品を表示されるようにする以外の特典は基本的にありません。
メルカリの自動再出品
メルカリでは自分で再出品する以外にも、実は自動で再出品されることがあります。自動で再出品された場合には、出品日は最初に出品を行った日のままで、いいね!やコメントもそのままに一覧の最上部に表示されます。そして何よりわざわざ再出品の手間をかけることなく再出品できる点が一番のメリットです。
しかしこの自動再出品ですが、全てランダムで対象が決められており、狙ってこのサービスを利用することができないのが最大のデメリットです。
ですので自動再出品は、ランダムに自分の商品が選ばれたらラッキー程度に考えておいて、商品を最上位表示させたい場合には自分で再出品を行うようにしましょう。
関連:メルカリは売れる?儲かる?Amazon現役出品者の目線
メルカリに出品出来るチケットと出来ないチケット
iPhoneやAndroidのスマートホン用フリマアプリのメルカリでチケットを販売したり購入したりする際の注意点についてです。
メルカリではサービス開始当初は、チケット類の出品は全面的に禁止されていましたが、2014年末頃にチケット類の取引が解禁となりました。
メルカリがサービス自体を開始する前から、オークションサイトのヤフオク!ではチケットの取引がかなり盛んにされており、また現在はサービスが終了しましたが2010年代に入ってからもチケットストリートやチケットキャンプといったチケットに特化したフリマサイトが活発に利用されるなど、チケットの個人間取引にはかなりの需要がありました。
例えば野球やサッカーなどのスポーツイベントや、AKB48やEXILEなどのアーティストライブのチケット、ディズニーランドやUSJの入場券などは非常に人気が高いです。
そしてかねてより要望があったこのチケット取引がメルカリでも解禁されるに至りました。
しかしメルカリでどんなチケットでも取引できるのかというと、そういうわけではありません。
どんなチケットが取引可能で、どんなチケットは取引してはならないのかきちんと確認しておかなければ規約違反になる可能性もあり、最悪の場合にはアカウントの停止になる可能性もあります。
メルカリに出品出来るチケット

基本的には出品不可能なチケットの一覧にないものであれば大丈夫です。以下には一例を挙げておきます。
・コンサートやライブなどの音楽チケット
・野球やサッカーなどのスポーツ観戦のチケット
・舞台やミュージカルなどの演劇・芸能系のチケット
・展示会や博覧会などのイベントチケット
・洋画邦画アニメなどの映画館のチケット
・温泉やスポーツジムなどの施設利用券
・各種割引券および優待券類
・新幹線や飛行機などの乗車券類
自分や友人に急用が入り行くことが出来なくなってしまったAKB48やEXILEなどアイドルのライブチケット、プロ野球などスポーツの試合の観戦チケット、映画のチケット、JRの新幹線やANA・JALなどの航空券など、ヤフオクなどのオークションで取引される基本的なチケットはすべて出品が許可されていることが分かります。
メルカリに出品出来ないチケット

メルカリでチケット類の取引が解禁されたとはいえどんなチケットでも出品できるわけではありません。それらをきちんと確認しましょう。
・国債や社債などの債券
・株などの有価証券
・保険などの金融商品
・外貨を含む現行紙幣
・転売目的で得たと判断されるチケット
・iTunesカード、Amazonギフト券などのオンラインギフト券
・商品券、小切手、クレジットカード、キャッシュカード、宝くじ等の金券類
・領収書や公的証明書類
これらの中で注意すべきは商品券です。一般的に商品券と言うとイメージされるのは、大手百貨店やクレジットカード会社が発行している「額面通りのお金として買い物の時に使える紙券」だと思います。
ですがここでいう商品券には図書カード、テレホンカード、お米券、ビール券、クオカードなどが含まれます。

基本的な考え方として商品券とは、紙券やカードに記載されている額面と同等の商品と交換できるものを言います。
図書カードなら本と、お米券ならお米と交換できるため商品券となります。クオカードは同額の買い物ができるためこれも商品券となります。
これらは出品が禁止されているため注意しましょう。
転売目的のチケットも出品できない

また転売目的で得たと判断されるチケットも出品禁止となっています。
しかしここでいう転売目的で得たと判断される明確な基準は示されていません。
どのような場合には転売目的と判断され、どのような場合であれば転売目的と判断されないのでしょうか?
まず「転売」の定義についてですが、本来の意味としては、ある人や店から購入したものを違う人や店に販売することを転売といいます。つまりメルカリに出品して販売することは、販売価格などにはかかわらず全て転売と言うことができます。
ということは転売目的で得たチケットとは、つまりメルカリで販売する目的で入手したチケット、と考えることができます。
ではメルカリで販売することを目的として入手したかどうかの判断基準はどうなるのでしょうか??
違う目的で入手したものをたまたまメルカリで販売しただけかもしれません。
一つには、メルカリでの販売を目的とするということは、メルカリでチケットを販売することで販売者が利益を得ていると考えるのが自然です。
つまり買った値段よりも高い値段でチケットを販売していれば転売目的の可能性が高いです。
それでもたまたまいらないチケットを販売したら利益が出ただけという可能性もあります。
ですので二つ目には反復性、つまり何度も利益を出しているかも転売目的かどうかを判断する目安となります。
この「販売利益」と「反復性」を備えた場合には高い確率で転売目的でチケットを入手していると言え、メルカリの運営もこれらを判断基準としていると考えられます。
ディズニーランドのチケットに関して
ディズニーランドの入場券に関してですが、見た目では既に利用された後なのかどうかがわかりません。これに関してはわかりにくいとかというレベルではなく、見た目では全く分からないようになっています。その証拠にチケット売買のプロである金券ショップでも確認ができないため取り扱いがほとんどありません。
ということは、使用済みのチケットをメルカリで販売していても見た目ではわからないため非常に詐欺を行いやすいということになります。実際にヤフオク!などで使用済みチケットでのトラブルが発生しています。
メルカリでも当然詐欺を行おうとする出品者はいるため、ディズニーランドのチケットに関してはメルカリなどで購入することは危険ですので、できる限り公式から入手するようにしましょう。
関連:メルカリに出品出来ない禁止されている商品
メルカリの複数アカウント取得方法と規約違反である理由
iPhoneやAndroidのスマートホン用フリマアプリのメルカリで2つ以上の複数アカウントを取得する方法と、複数アカウント取得が規約違反である理由についての考察についてです。
複数アカウントについて、例えばAmazonでは公式に出品用のアカウントと出品用のアカウントは分けて別々に登録するように通達されますし、ヤフオク!ではアカウントの取得が非常に簡単なこともあり複数のアカウントを所持している方は非常に多くいます。
メルカリでもアカウントを複数所持し、運用できれば便利な場面はいくつも考えられます。購入用と出品用のアカウントを分けて活用する、販売する商品カテゴリーによってアカウントを分ける・・・などです。
ただしメルカリの場合には、複数アカウントについて利用規約には「ユーザーは、複数のユーザー登録を行うことができないものとします。(4条2項)」としっかりと禁止である旨が記載されていますので発覚した場合は無期限の利用停止または強制退会のペナルティが課せられます。
このように公式に禁止されている複数アカウントの取得ですが、実際に取得することは可能なのかどうかを筆者が考察してみた結果をこのページではご紹介いたします。
メルカリで複数アカウント取得する方法

複数アカウントを取得する際に何を用意すればいいかを考えるために、まずはメルカリに普通に登録する際に必要な項目を確認します。
メルカリに登録する時に入力する項目は以下の通りです。
・ニックネーム
・電話番号
・メールアドレス
・パスワード
・(招待コード)
電話番号に関しては、携帯電話の番号(090・080・070のどれかから始まる番号)でなければ登録できません。050から始まる番号での登録は2016年の夏ごろからできなくなりました。
住所などは商品購入時に記入する内容ですので、登録時には入力しなくても問題ありません。
ここで複数アカウントを作成することを考えます。
初期入力時に他のアカウントと同じになってはいけない情報は「電話番号」「メールアドレス」の二つです。
というのも複数アカウントを取得することを禁止しているということは、既にメルカリに登録されているメールアドレスでの登録および電話番号での登録はできないようになっています。
もう一つ重要な点として、メルカリでは登録時に使用している機種についているSIMカードの個体識別番号を取得してアカウントに紐づけています。このため同一のSIMカードではアカウントを複数作ることはできません。
さらにアカウント登録時のIPアドレスも取得してアカウントと紐づけられている可能性もあります。これに関しては未確定情報ですが、IPアドレスの取得自体は難しくはないので紐づけられていてもおかしくはありません。
つまりメルカリで複数アカウントを取得するためには、アカウントごとに以下のものを用意する必要があります。
・090・080・070から始まる電話番号
・メールアドレス
・新規のSIM
・(IPアドレス)
ちなみに一般的に電話番号とSIMはセットですので、携帯電話の番号が使えるSIMを用意することになります。
またSIMが変わればIPアドレスも変わりますのでこれもSIMを変えるだけでクリアできます。
よって手順は以下の通りです。
・携帯電話の番号が使えるSIMを契約する
・Gメールなどで新規にメールアドレスを作る
・メルカリに登録して認証をする
以上で複数アカウントが作れます。
もっと具体的な方法については「メルカリ ServerMan SIM LTE」で調べると出てきますので、グーグルなどで検索してみてください。
ちなみに取得時には気にしなくてもいいですが、実際に複数アカウントを利用する場合には銀行口座やクレジットカード番号なども他のアカウントと同じにならないように気を付けなければなりません。
複数アカウント取得が禁止されている理由

メルカリで複数アカウントが禁止されている理由の一つに「招待キャンペーン」があります。
メルカリでは新規登録者が登録時に「招待コード」を入力することにより紹介者と新規登録者の双方に一定ポイントが付与されるキャンペーンを行っています。
このためアカウントを作り放題の場合、いくらでもポイントを取得することが可能となってしまうため複数アカウントの取得は禁止されているという訳です。
また他の理由としては、複数アカウントが可能であればアカウント停止や強制退会となった人がまたメルカリを利用できてしまうという理由もあります。
そうなってしまった場合には、それらのペナルティが何の意味もなくなってしまいます。
またメルカリを利用できなくなるほどのペナルティを受けるということは、それなりの規約違反をしたということであり、簡単に複数アカウントによって復活できるようになるとそのようなユーザーをメルカリから排除する手立てがなくなってしまいます。
他にもサーバーの負荷が上がるのを防ぐためというような理由も考えられます。
これらいくつかの理由によってメルカリでの複数アカウント取得は禁止されています。
関連:招待コードはどこ?メルカリに招待してもらう方法
ヤフオク!でアカウントが買える
実は携帯電話認証済みのメルカリアカウントはヤフオク!にて当たり前のように取引されています。
安かった頃で1アカウント400円程度、通常は1アカウントあたり600〜800円程度で取引されています。
普通に取得しようとするとなかなか大変ですが、ヤフオク!では思った以上に安価に手に入ります。
というのも、新しく電話番号やSIMを入手すればメルカリだけでなくフリルなどの他のフリマアプリ、TwitterなどのSNS、その他に携帯認証が必要なサイトのアカウントをまとめて取得することができ、それらをヤフオク!で売りさばくことで新規にSIMや電話番号を入手するのにかかる費用以上に稼ぐことが可能なのです。
メルカリ含めて電話番号認証があるサイトやアプリは基本的に複数アカウントが禁止されています。
このような手段でアカウントを手に入れることはできますが、実際に利用するとなるとそれは規約違反であるということをきちんと意識しておきましょう。
関連:再開出来る?メルカリで無期限のアカウント停止になる理由
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