メルカリの支払い方法を変更する方法



iPhoneやAndroidのスマートホン用フリマアプリのメルカリで一度指定した支払い方法を変更する方法です。

メルカリではいくつかの支払い方法の中から、好きな支払い方法を選択することができます。

例えばVISAやMasterCardやJCBなどが使える「クレジットカード」や、ローソンやファミリーマートといったコンビニで支払うことができる「コンビニ払い」、各種銀行やインターネットバンキングから支払うことができる「銀行ATM」などです。

それらの中でコンビニ払いや銀行ATMのように、商品購入から支払いまでに一定時間の猶予がある支払い方法の場合には、商品購入を確定した後でも支払い方法を変更するということができるようになっています。

このページでは注文時に一度選択した支払い方法を変更する方法を具体的にご紹介いたします。

変更が可能な支払い方法



メルカリでは商品代金の支払い方法として以下のものが用意されています。

・クレジットカード
・コンビニ払い
・銀行ATM
・dケータイ払いプラス(ドコモ)
・auかんたん決済
・ソフトバンクまとめて支払い
・ポイント支払い
・売上金支払い
・クーポン利用

支払い方法の変更はすべての支払い方法でできるわけではありません。

支払い方法の変更は、注文と同時に決済が行われる即時決済タイプではなく、注文と支払いに時間的猶予があるタイプの支払い方法に限られています。

具体的には「コンビニ決済」と「銀行ATM決済」の2つです。

残りの「クレジットカード」「dケータイ払いプラス」「auかんたん決済」「ソフトバンクまとめて支払い」「ポイント支払い」「売上金支払い」「クーポン利用」の場合には支払い方法の変更はできません。

ただし代金の一部を「ポイント」「売上金」「クーポン」で支払い、残りの代金を「コンビニ決済」「銀行ATM」で支払う場合は、支払い方法の変更が可能です。

また支払い方法の変更先として、すべての支払い方法を選択できるわけではありません。

変更先の支払い方法も「コンビニ決済」または「銀行ATM」である必要があります。

つまり例を挙げると以下の通りになります。

変更可能な例
・ローソンでのコンビニ決済 → ファミリーマートでのコンビニ決済
・デイリーヤマザキでのコンビニ決済 → 銀行ATM支払い
・銀行ATM支払い → セブンイレブンでのコンビニ決済

変更できない例
・コンビニ決済 → クレジットカード支払い
・銀行ATM支払い → ポイント決済
・銀行ATM決済 → dケータイ払いプラス

具体的な変更方法

コンビニ払い、あるいは銀行ATM払いを選択した場合の具体的な変更方法です。どちらの場合も同様の手続きで変更が可能です。

1.支払い方法を変更したい商品の取引画面を表示します。画面中の「支払い方法」の項目に現在選択している支払い方法と、支払い方法によって必要になる各番号が表示されています。それらの番号の下の部分にある「お客様番号を再発行する」を押します。



2.支払い方法の選択画面が表示されます。「セブンイレブン」「ローソン」「ファミリーマート」「ミニストップ」「デイリーヤマザキ」「セイコーマート」「スリーエフ」「銀行ATM」と並んでいますので変更したい支払い方法を選び「お客様番号を再発行する」を押します。



3.変更された支払い方法の情報が表示されます。

以上で支払い方法の変更が完了しました。基本的には支払いを完了するまでであれば何度でも変更をすることができます。

関連:クレジットカード不要!メルカリで銀行ATM支払いする方法

即時決済タイプの支払い方法を変更する方法



注文と同時に決済が完了してしまう「クレジットカード支払い」のような即時決済タイプの支払い方法から、他の支払い方法へ変更する方法についてです。

またこの方法はコンビニ払いや銀行ATM払いで支払いが完了した後からも使えます。

基本的にメルカリのシステムに沿っての支払い方法の変更はこの場合はできません。

そのため一度取引をキャンセルするという方法をとります。

流れとしては以下の通りです。
・取引をキャンセル
・出品者が同じ商品を再出品
・その商品を希望する支払い方法で購入


この方法の一番の問題は「取引をキャンセル」することです。

支払いを済ませた取引をキャンセルするためには、出品者にメッセージで商品を発送しないように頼み、同意のうえでキャンセル手続きをしなければなりません。

しかし出品者からしてみれば、本来は商品を発送すれば終わる取引なのに、わざわざ余計な手間をかけて再出品をしなければならない上に、購入者が本当に再出品した商品を買うかどうかもわからないリスクを取らなければなりません。

出品者にとって全くメリットがないためかなり現実的ではないと言えます。

もちろん出品者が商品をすでに発送している場合には使えないことは言うまでもありません。

関連:発送されない場合などメルカリで購入後にキャンセルする方法

メルカリで購入後に返品返金してもらう方法



iPhoneやAndroidのスマートホン用フリマアプリのメルカリで購入し、手元に届いた商品を返品返金してもらう方法です。

インターネット通販を利用していると低確率ながらトラブルに巻き込まれることがありますが、メルカリのように取引するのが一般の個人同士であればその確率が比較的高いことは想像に難くありません。

不良品や説明と違う商品を送り付けられたときに泣き寝入りするのはよい選択肢とは言えません。

返品するのに十分な理由があれば、出品者が個人であろうと企業であろうと3N(ノークレーム・ノーリターン・ノーキャンセル)を説明欄に書いていようと返品・返金を受け付ける責任があります。

返品するべき商品が届いた場合は返品・返金手続きを行い支払ってしまった代金をきちんと取り戻しましょう。

※返品・返金を考えている場合は絶対に受取評価をしないでください。

返品出来る条件



返品に関して絶対に必要な条件として「受取評価をしていないこと」が挙げられます。

メルカリにおいて受取評価は取引が問題なく完了したことの証です。受取評価をした後に問題が発覚したとしても返品や返金はできません。

商品をきちんと確認し、返品が必要ないと判断できるまでは絶対に受取評価をしないようにしましょう。

それ以外の条件としては、説明文に書いてあったりコメントでやり取りした取引内容と異なる状態の商品が届いた場合です。基本的には以下の場合が考えられます。

1.送料込みで出品されていた商品が着払いで届いた場合
2.偽物が届いた場合
3.出品説明と違うものが届いた場合
4.不備のある商品が届いた場合


これら以外にも約束と違う場合は返品することができます。

ただし、例えばジャンク品として出されているなど最初から不備があることを明示してある場合に動作不良だからと言って返品はできません。

ちなみに3Nと呼ばれるノークレーム、ノーリターン、ノーキャンセルなどを説明欄に書いて返品や返金、キャンセルを受け付けないことを主張している出品者がいますが、メルカリにおいてはこれらの主張は一切効力を発揮しません。

そのため返品・返金が必要な場合には説明文にこれらのことが書いてあっても問題なく返品を申し出ることができます。

返品方法・返金方法

返品および返金手続きの流れは、返品手続き→返金手続きの順で返品が完了してから返金を行うという形になります。

ただし「送料込みの商品が着払いで届いた場合」に限り商品が届いた際に受け取り拒否をすることで実質的な返品手続きとなります。商品を受け取ってしまった場合は他の場合と同様に返品・返金手続きを行います。

◼︎返品手続き

1.まずは出品者と連絡を取り、返品に関しての話し合いを行います。



具体的には以下の点を取引メッセージを用いてきちんと話し合い、決めておきます。。
・返品する理由を伝え同意を得る
・返品方法を決める(梱包方法や配送方法)
・返品に際しての送料の負担主はどちらかを決める
・返品先の確認(出品者の住所がわからない場合)

上記の内容を話し合い、商品を返品をすることで両者が同意した場合次の段階に進みます。

注意点として、配送方法は必ず追跡ができる方法を選択するようにしましょう。またらくらくメルカリ便で送られてきた商品に関しては発送元がわかりませんので、その場合は住所もきちんと確認しましょう。

もし返品に対して同意が得られない場合、返品するに十分な理由があれば運営を通じて返金処理が行われますので「問い合わせフォーム」から返品理由と返品に対して同意が得られない旨を運営事務局に伝えましょう。

2.商品を出品者に返品する商品を発送します。



・返品する商品を梱包する
・出品者の住所へ発送する

梱包は話し合いで決めた方法でしますが、特に何も決めてなければ送られてきた状態に戻してそのまま返品すれば大丈夫です。

発送方法も基本的には話し合いで決めた方法を利用します。特に何も決めていない場合は追跡ができる方法を利用します。おすすめは、大きな商品であればゆうパック、小さな商品であればレターパックです。

3.出品者がコメントや取引メッセージで返品商品が届いたことを連絡します。



運営がこのコメントやメッセージを確認することで、返金処理が行われます。

明らかに商品が届いているのに出品者から連絡がないときは、こちらからメッセージなどを送ってやんわりと催促してみましょう。

◼︎返金手続き



返品手続きが完了したら問い合わせフォームより運営事務局に連絡を行います。

問い合わせ内容に記載するべき内容は「商品名」「取引相手のニックネーム」「返品に至った経緯および理由」です。経緯、理由は単に「説明と違った」などのように抽象的に書くのではなく、「出品説明では○○と書かれていたのに受け取った商品は××であった。」などのようにより具体的に記入しましょう。

返金処理は運営事務局がコメントや取引メッセージを参照して判断するため、出品者から返品商品を受け取った旨のコメントまたは取引メッセージを受け取っておきましょう。

以上で返品・返金手続きが完了いたしました。特に問題が無ければ取引自体がキャンセルされ返金されます。

関連:メルカリ事務局に電話やメールで問い合わせる方法

返品可能な不備のレベルについて



メルカリにおける返品に関しては、出品者と合意をして返品をする方法と、メルカリに申請して強制的に返品する方法の2種類があります。基本的にこのページで解説してきたのは前者の出品者の合意をとる方法です。

どのレベルの不備であれば返品できるか、ということですが結論から言えば、出品者から合意をとれるのであればどんなものでも返品できます。

つまり不備が一切ないものであっても出品者が返品を許可すれば返品できます。

出品者が合意をしない場合には、メルカリ運営による判断になります。

そのため一般的に見て返品するに値する不備である必要があります。

例えば商品が明らかに壊れている、サイズが違う、商品が違う、型番が違う、偽物・・・などです。

逆に糸が少しほつれている程度のどうにでもなる不備であれば返品はできません。

関連:商品が発送されない!メルカリのトラブルと対処法まとめ

メルカリで商品がヤフオクよりも高額で売れる理由



iPhoneやAndroidのスマートホン用フリマアプリのメルカリで様々な商品がヤフオクよりも高額で売れる理由ついてです。

個人が何かを売りたいと考えたときに、一般的によく利用されるプラットフォームはメルカリとヤフオク!です。

メルカリはフリマアプリの分野でのシェアナンバーワンであり、ヤフオク!に関してはオークションだけでなく個人販売の先駆け的な存在として今もなお利用者が多いサービスです。

メルカリ、ヤフオク!の両方を駆使して商品を探していると、メルカリで出品されている商品がヤフオク!に比べて大幅に高額であるにもかかわらず売り切れになっていることがあるということに気が付きます。

どちらもインターネットを介したサービスですから大幅に値段に差がつくとは考えにくいはずなのに、なぜメルカリでヤフオク!よりも商品が高額で売れることがあるのでしょうか?その理由について考えていきます。

一例

まずは一例を見てみましょう。

「妖怪ウォッチ」「エナメルバッグ」で調べた結果です。

1.「Y!」のマークが左についているのがヤフオク!の履歴です。最安値は221円、最高値でも1560円です。送料に関しては特に記述はありませんが、おそらく送料抜きの価格と考えられます。



2.続いてメルカリの販売済みの商品です。2000円で売れています。こちらは送料込みの値段ですので送料分を考えると送料抜きでは1500円ぐらいでしょうか。



これらのことからヤフオク!の平均を取ると約700円程度の商品がメルカリでは送料込みで2000円で売れていました。平均的なオークションの相場の倍以上と言うことになります。

そして2の画像の商品が購入された時期とほぼ同時期の「妖怪ウォッチ」「エナメルバッグ」のメルカリでの検索結果です。相場はヤフオク!よりも高いことがわかります。


メルカリが高額で売れる理由



上記の例のようにヤフオク!で購入すれば半額以下、200円程度で購入できる場合もあるのになぜメルカリで購入する人がいるのでしょうか。

これにはヤフオク!とメルカリの利用者層の違いが関係してきます。

メルカリを利用しているユーザーには非常に多数のスマホアプリしか利用しない層がいます。このスマホのみの層は基本的にはヤフオク!を一切利用しません。つまり欲しい商品をメルカリのみで検索し、メルカリの出品の中で一番条件が良いものを探そうとします。

このためヤフオク!で700円程度で取引されているものでも、ヤフオク!を一切チェックしないユーザーたちはその値段を見ることがないためメルカリでの最安値が2000円なら後者を購入するという訳です。

また高値で出品されている理由については、販売者が利益を得るために高値に設定しているというのが一番の理由ですが、それ以外にも少数しか出品されていない商品に関しては価格競争をする相手がいないため、出品する時に参考にする値段がよくわからず高値にしてしまうこともあると考えられます。

逆にヤフオクの方が高額な商品



メルカリよりもヤフオク!の方が高値になることも当然よくあります。

自分が出品しようとしている商品がメルカリの方が高値になるのか、ヤフオク!の方が高値になるのかということは予想しづらいものですが、全体的にヤフオク!ユーザーの方が年齢層が高く目が肥えている方が多い印象があります。

そのため「わかる人にしか価値がわからない」といった類の商品は、メルカリではその価値がわかってもらえず高値で売れませんが、ヤフオク!では目が肥えている人が価値にあった価格で購入してくれるということもあります。

ですのでマニアックな商品に関してはヤフオク!の方が向いている場合も多々あるということです。

逆に流行りものなどであればメルカリの方が高く売れる可能性が高いと考えられます。

関連:メルカリは売れる?儲かる?Amazon現役出品者の目線

メルカリは売れる?儲かる?Amazon現役出品者の目線



iPhoneやAndroidなどのスマートフォン用フリマアプリのメルカリは儲かるのかどうかということを、Amazonでも出品している筆者の目線から考察していきます。

一般の個人がインターネットを通じて商品を販売できるサイトやアプリはたくさんあります。

メルカリやフリル、ラクマといったフリマアプリに、ヤフオク!といったオークションサイト、AmazonやYahoo!ショッピングといったショッピングサイトなどがすべて一般の人でも出品し商品を販売することができます。

これだけ販売できるところが多いと、メルカリで出品することが正解なのか、メルカリで儲けることができるのか、という疑問が出てくることは当然のことです。

このページではネットショッピングの大手サイトAmazonを例として、それとメルカリとを様々な観点から比較し、メルカリがAmazonと比べて儲かるのかどうなのかということを考察していきます。

それぞれに長所と短所がある



それぞれどのような物を売るのか、どのような客層をターゲットにしているのか、販売者はどのような人が多いのか、など様々な違いがあります。

そしてAmazonにもメルカリにもそれぞれ長所と短所の両方があり、そのためどのような場合でもこちらの方が儲かる、とは言うことはできません。

それぞれに得意分野や不得意な分野、売れるものや売れないものがあり条件によりAmazonの方が儲かる場合もあればメルカリの方が儲かることもあります。

ですのでまずは販売者から見た場合のメルカリとAmazonの違いを知る必要があります。

販売者目線でのメルカリとAmazonの大きな違い



プラットフォームとしての大まかな違いとして感じているのはメルカリは少数出品には適しているが大量出品には適していない逆にAmazonは大量出品に適しているが少数出品には適していない、という点です。

著者が以下の売上表の通り、メルカリではなくAmazonを販売経路として使うのにもちゃんとした理由があります。(趣味ではなくネット通販が職業ですので大した額ではありません)



大きな理由として次のことが挙げられます。

1.出品方法の違い

メルカリの出品は、商品を個別に一つ一つ出品する必要があり、1000や2000と言った単位で出品しようとする場合かなりの重労働となります。スマホからだけではなくPCからも出品できるようになりましたが、出品方法に関しては特に変わらないため手間がかかるのは同じです。

一方Amazonの出品は専用の形式にまとめたファイルをアップロードすることによりまとめて出品することができます。

非公式であればツールを用いることによりメルカリでもファイルをアップロードすることでまとめて出品することができますが、メルカリでは業者排除の傾向が強いためあまりお勧めはできません。

2.取引形式の違い

Amazonでは注文の受注から入金確認までをAmazonが行い、販売者は入金が確認された商品を発送するだけです。商品発送前後において販売者と購入者間でのやりとりは問題が無い限りめったにありません。対してメルカリでは現状としてコメント欄での値下げを前提とした取引が多く、ほぼ確実に販売前段階からコメントのやり取りが発生します。また入金を行わない購入者に対する催促なども販売者が行う必要があります。

3.手数料の違い

メルカリの手数料は販売額の10%です。これは商品に関わらず一定です。月額の手数料や固定手数料などはありません。対してAmazonでは商品カテゴリーにより違い、おもちゃなどのように10%程度の手数料のカテゴリーもあれば本やCDやDVDなどのメディア商品は15% + カテゴリー手数料(1点当たり60〜140円ほど)といった具合に少し高めに設定されています。また大口契約なら月額の固定手数料4900円、小口契約なら月額無料だが商品が1点売れるごとに100円といった手数料もかかってきます。

1と2の理由からメルカリはどうしてもAmazonに比べ手間が多くかかることがわかります。またAmazonは発送代行サービスのFBAというものがあるためさらに手間を省くことができます。しかし3の理由からAmazonよりもメルカリの方がほとんどの場合において手数料が安いです。

これらの理由により大量出品にはAmazon、少量出品ならメルカリの方が適していると考えられます。

ただし儲かるかどうかは手間や手数料以外にも集客や販売額によるところもあるため他にも考察する必要があります。

集客という観点



プラットフォームの全体としての集客力については先駆者であるAmazonの方が多いですが、メルカリも十分な利用者があるため全体の利用者が問題とはなりません。では何が問題かというと、自分の出品している商品に集客ができるかどうか、という点です。

Amazonでは始めたばかりの出品者もベテランも同じ商品を販売しているなら同じページに表示されるためどのような出品者であっても一定数の集客は見込めます。

逆に言えば他の販売者との差別化は難しいため経験を積んでもアドバンテージを得ることは難しく、言うなれば受動的な集客と言えるでしょう。

対してメルカリでは同じ商品でも販売者ごとにページを持つことになり、購入者の検索も販売者がタイトルや説明文にヒットするためそれらの付け方次第で全く集客力が違います。

販売者が工夫することで他の出品者との差別化ができるため、こちらは能動的な集客と言えます。

販売額という観点



どちらも自分で自由な値段を設定できる点では同じです。このためどちらの方が高く売れる、ということは一概には言えません

ですがAmazonでは提示した値段そのままで購入されますが、メルカリでは値段交渉を行うことができるため販売者と購入者の腕次第で安くも高くもなります。

集客と同じくAmazonは販売者も購入者も受動的、メルカリは能動的な印象と取れます。

メルカリの方が圧倒的に強いカテゴリ



ちなみにここまではサイト全体の傾向などを比べてきましたが、カテゴリ単位で見た場合にメルカリがAmazonに比べて圧倒的に強いカテゴリがあります。

それは中古の服や靴といったアパレル商品です。

購入者にとって服や靴の中古商品は、それぞれの状態を事細かに知りたいものです。大きさがどのくらいなのか、日本サイズなのかアメリカサイズなのか、細かいところがほつれていないか・・・など。

そのようなことを出品者に聞く場合にAmazonではなかなか難しいですが、メルカリであればコメントを用いて比較的簡単にやり取りができます。

またAmazon自体、中古品の販売はかなり盛んにおこなわれているものの、服や靴に関しては中古品の品ぞろえがいまいちで、その上に価格も比較的ぼったくりのものばかりです。

そのため中古のアパレル商品を求めてAmazonを訪問するユーザーはかなりまれであると言えます。

このような理由からアパレル商品に関して言えばメルカリで販売したほうが圧倒的に儲かります。

まとめ



以上のことから基本的には毎月大量に販売するのであればAmazon、少量であればメルカリで販売するのがお勧めです。

しかし少量出品でも値下げ交渉などのコメントのやり取りや集客を考えてのページ作成がめんどうであればAmazonを使うのもありですし、大量に出品する場合でも手数料が高いAmazonでは採算が取れないなどの理由であればメルカリで出品するのもいいと思います。

出品する商品数や使える時間、それに自身の性格等を考慮してAmazonもメルカリもうまく使っていくことができれば理想的です。

関連:メルカリでアクセス数が多い売れる曜日と時間帯

メルカリで売上金の振込申請にゆうちょ銀行を指定する方法



iPhoneやAndroidなどのスマホ用フリマアプリのメルカリで売上金の振込申請にゆうちょ銀行を指定する方法です。

メルカリでは商品が売れた時の売上金を一時的にメルカリにプールし、振込申請をして自分の銀行口座に振り込んでもらいます。

この時に指定できる口座は三菱UFJ銀行やみずほ銀行、ゆうちょ銀行などの主要金融機関や横浜銀行や千葉銀行などの地方銀行、それ以外にも信用金庫や信用組合、農業協同組合や漁業協同組合など国内にある預貯金取扱金融機関のほとんどとなっております。

この中で今回はゆうちょ銀行で売上金を受け取るために、振込申請時にゆうちょ銀行を指定する方法を紹介いたします。

振込用口座番号に変換

ゆうちょ銀行を振込口座として指定する場合、キャッシュカードや通帳に書いてある番号のままでは使えません。

その番号はゆうちょ銀行同士での振替用番号だからです。そのためまずはこのゆうちょ銀行の口座番号を他行から振り込むための番号に変換する必要があります。

それでは具体的な変換の仕方を見ていきましょう。

1.まずゆうちょ銀行の変換用ページに行きます。キャッシュカードまたは通帳に書かれている記号・番号を入力します。5桁と8桁または5桁と1桁と8桁の塊になっている番号があるはずです。間の一桁が無い場合は真ん中のマスは空欄にしておいてください。入力し終わりましたら「入力内容の確認」を押します。



2.入力内容の確認画面が表示されます。自分の口座の番号と同じであることを確認して「OK」を押します。



3.振込用の口座番号や店番などの情報表示画面が表示されます。このページの「銀行名」「店番」「預金種目」「口座番号」を使いますのでメモを取るなどして控えておきましょう。



ここまでで必要な情報を手に入れることができました。この情報を振込申請の口座情報入力時に入力します。

メルカリで振替申請をする方法

1.メニューを開きます。「ホーム」「ニュース」「いいね!一覧」「出品した商品」「購入した商品」「設定」「ガイド」「お問い合わせ」「招待してポイントGET」と並んでいるところから「設定」をタップします。



2.設定画面が開きました。「プロフィール」「住所」「支払い方法」「メール・パスワード」「電話番号の確認」「売上・振込申請」「ポイント」「クーポン」と並んでいるところから「売上・振込申請」をタップします。



3.売上・振込申請のページが表示されました。「現在の売上金」「売上履歴」「売上金の振込申請期限」「振込申請して現金を受け取る」「振込申請履歴」と並んでいるところから「振込申請して現金を受け取る」をタップします。



4.振込先口座の指定ページが表示されました。「銀行」のところに”ゆうちょ銀行”と入力し、「口座種別」「支店コード」「口座番号」にさっきメモに控えておいた情報を入力します。「支店コード」は店番のことですので店番を入力します。そして「口座名義(セイ)」「口座名義(メイ)」「住所氏名」「生年月日」をすべて入力し「次へ」をタップします。



5.振込先の登録確認のポップアップが出ます。間違いが無ければ「はい」をタップします。



6.現在の売上金額が表示されていますので、振り込みを受けたい金額を入力して「確認する」をタップします。手数料は通常振込の場合は200円、お急ぎ振込の場合は400円がかかり、指定した金額からその分を差し引かれた額がゆうちょ銀行に振り込まれます。(2019年4月23日から手数料が変更となりました)



あとは画面の指示に従い手続きを確定させます。特に問題が無ければ後日メルカリより入金されます。

ゆうちょ銀行の口座に振り込みされる時期



入金日は以下に示すようなルールによって決まります。

振込申請と振込日の関係
・毎週月曜日が振込申請の締め日
・振込が行われるのは締め日と同じ週にある金曜日(締め日から4日後)

例として某年の3月の振込スケジュールが以下の通りです。

振込申請期間 振込日
2/21 – 2/27 3/3(金)
2/28 – 3/6 3/10(金)
3/7 – 3/13 3/17(金)
3/14 – 3/20 3/24(金)
3/21 – 3/27 3/30(金)

振込日予定日に振り込まれなかった場合は、メルカリに登録している銀行口座番号を間違えている可能性があるので確認してみましょう。

関連:UFJ銀行などメルカリの振込申請で指定できる銀行一覧

ゆうちょ銀行で支払うことも出来る



今回のように売上金の振込申請にゆうちょ銀行を指定することも出来ますし、メルカリで購入した商品の代金をゆうちょ銀行で支払うことも出来ます。

メルカリには支払い方法として銀行振り込みがありません。

しかしペイジー(Pay-easy)とよばれるサービスを使って、ゆうちょ銀行を含む銀行のATMから振込をすることができるのです。

詳しくは「クレジットカード不要!メルカリで銀行ATM支払いする方法」のページで解説していますのでそちらを参照してください。

関連:クレジットカード不要!メルカリで銀行ATM支払いする方法

スポンサードリンク


Page 23 of 31First2122232425

このページの先頭へ