メルカリで購入後に返品返金してもらう方法
iPhoneやAndroidのスマートホン用フリマアプリのメルカリで購入し、手元に届いた商品を返品返金してもらう方法です。
インターネット通販を利用していると低確率ながらトラブルに巻き込まれることがありますが、メルカリのように取引するのが一般の個人同士であればその確率が比較的高いことは想像に難くありません。
不良品や説明と違う商品を送り付けられたときに泣き寝入りするのはよい選択肢とは言えません。
返品するのに十分な理由があれば、出品者が個人であろうと企業であろうと3N(ノークレーム・ノーリターン・ノーキャンセル)を説明欄に書いていようと返品・返金を受け付ける責任があります。
返品するべき商品が届いた場合は返品・返金手続きを行い支払ってしまった代金をきちんと取り戻しましょう。
※返品・返金を考えている場合は絶対に受取評価をしないでください。
返品出来る条件
返品に関して絶対に必要な条件として「受取評価をしていないこと」が挙げられます。
メルカリにおいて受取評価は取引が問題なく完了したことの証です。受取評価をした後に問題が発覚したとしても返品や返金はできません。
商品をきちんと確認し、返品が必要ないと判断できるまでは絶対に受取評価をしないようにしましょう。
それ以外の条件としては、説明文に書いてあったりコメントでやり取りした取引内容と異なる状態の商品が届いた場合です。基本的には以下の場合が考えられます。
1.送料込みで出品されていた商品が着払いで届いた場合
2.偽物が届いた場合
3.出品説明と違うものが届いた場合
4.不備のある商品が届いた場合
これら以外にも約束と違う場合は返品することができます。
ただし、例えばジャンク品として出されているなど最初から不備があることを明示してある場合に動作不良だからと言って返品はできません。
ちなみに3Nと呼ばれるノークレーム、ノーリターン、ノーキャンセルなどを説明欄に書いて返品や返金、キャンセルを受け付けないことを主張している出品者がいますが、メルカリにおいてはこれらの主張は一切効力を発揮しません。
そのため返品・返金が必要な場合には説明文にこれらのことが書いてあっても問題なく返品を申し出ることができます。
返品方法・返金方法
返品および返金手続きの流れは、返品手続き→返金手続きの順で返品が完了してから返金を行うという形になります。ただし「送料込みの商品が着払いで届いた場合」に限り商品が届いた際に受け取り拒否をすることで実質的な返品手続きとなります。商品を受け取ってしまった場合は他の場合と同様に返品・返金手続きを行います。
◼︎返品手続き
1.まずは出品者と連絡を取り、返品に関しての話し合いを行います。
具体的には以下の点を取引メッセージを用いてきちんと話し合い、決めておきます。。
・返品する理由を伝え同意を得る
・返品方法を決める(梱包方法や配送方法)
・返品に際しての送料の負担主はどちらかを決める
・返品先の確認(出品者の住所がわからない場合)
上記の内容を話し合い、商品を返品をすることで両者が同意した場合次の段階に進みます。
注意点として、配送方法は必ず追跡ができる方法を選択するようにしましょう。またらくらくメルカリ便で送られてきた商品に関しては発送元がわかりませんので、その場合は住所もきちんと確認しましょう。
もし返品に対して同意が得られない場合、返品するに十分な理由があれば運営を通じて返金処理が行われますので「問い合わせフォーム」から返品理由と返品に対して同意が得られない旨を運営事務局に伝えましょう。
2.商品を出品者に返品する商品を発送します。
・返品する商品を梱包する
・出品者の住所へ発送する
梱包は話し合いで決めた方法でしますが、特に何も決めてなければ送られてきた状態に戻してそのまま返品すれば大丈夫です。
発送方法も基本的には話し合いで決めた方法を利用します。特に何も決めていない場合は追跡ができる方法を利用します。おすすめは、大きな商品であればゆうパック、小さな商品であればレターパックです。
3.出品者がコメントや取引メッセージで返品商品が届いたことを連絡します。
運営がこのコメントやメッセージを確認することで、返金処理が行われます。
明らかに商品が届いているのに出品者から連絡がないときは、こちらからメッセージなどを送ってやんわりと催促してみましょう。
◼︎返金手続き
返品手続きが完了したら問い合わせフォームより運営事務局に連絡を行います。
問い合わせ内容に記載するべき内容は「商品名」「取引相手のニックネーム」「返品に至った経緯および理由」です。経緯、理由は単に「説明と違った」などのように抽象的に書くのではなく、「出品説明では○○と書かれていたのに受け取った商品は××であった。」などのようにより具体的に記入しましょう。
返金処理は運営事務局がコメントや取引メッセージを参照して判断するため、出品者から返品商品を受け取った旨のコメントまたは取引メッセージを受け取っておきましょう。
以上で返品・返金手続きが完了いたしました。特に問題が無ければ取引自体がキャンセルされ返金されます。
関連:メルカリ事務局に電話やメールで問い合わせる方法
返品可能な不備のレベルについて
メルカリにおける返品に関しては、出品者と合意をして返品をする方法と、メルカリに申請して強制的に返品する方法の2種類があります。基本的にこのページで解説してきたのは前者の出品者の合意をとる方法です。
どのレベルの不備であれば返品できるか、ということですが結論から言えば、出品者から合意をとれるのであればどんなものでも返品できます。
つまり不備が一切ないものであっても出品者が返品を許可すれば返品できます。
出品者が合意をしない場合には、メルカリ運営による判断になります。
そのため一般的に見て返品するに値する不備である必要があります。
例えば商品が明らかに壊れている、サイズが違う、商品が違う、型番が違う、偽物・・・などです。
逆に糸が少しほつれている程度のどうにでもなる不備であれば返品はできません。
関連:商品が発送されない!メルカリのトラブルと対処法まとめ
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