メルカリで画像の無断使用への対策とされた時の対処法
iPhoneやAndroidのスマートホン用フリマアプリのメルカリで画像(写真)の無断使用への対策とされた時の対処法についてです。
メルカリでは商品を出品する際に、商品の写真を掲載しなければなりません。
商品写真はその商品の状態を購入者へ伝える最も大事な部分であるといっても過言では無く、商品説明と共に出品者の腕の見せ所となっています。
もちろん魅力のある写真を撮るのは難しく、またそんな写真が取れれば売り上げも上がるわけですが、一部のマナーの悪い出品者は自分で撮った写真ではなく他人が頑張って撮った写りの良い写真を勝手にコピーしてさも自分の写真かのように掲載しています。
このように画像を無断使用されてしまった時の対処法と、無断使用をされないようにするための対策方法について詳しく見ていきましょう。
画像を無断使用する目的
メルカリの画像を無断使用する目的として考えられるものとして以下のものがあります。
・いい画像を用意するのがめんどくさいため
・無在庫転売するため
前者の画像を用意するのがめんどくさいから他人の画像を無断使用するというのは直観的にすぐに理由がわかりますが、後者の無在庫転売のために画像を転載するというのはどういうことなのか少しわかりにくいかもしれません。
まずメルカリでの無在庫転売のを理解するために無在庫転売の手順を見ていきましょう。
1.Aさんが販売しているBという商品を見つける
2.BをAさんが出品している価格に利益を乗せた値段で出品する(手元に商品はない)
3.自分のページから商品が売れたらAさんから商品Bを購入する
4.Aさんから商品が届いたら自分のページから購入した人へ送る
この中で2の手順時に、手元に商品がないわけですから実際に写真を撮ることができません。
しかしメルカリでは画像を用意しなければならないため、その商品の画像をどこかから転載するわけです。
メルカリでは画像の転載はもちろんのこと、手元にない商品を販売することも禁止されています。
このような出品者を見つけた場合にも運営に通報しましょう。
無断使用された場合の対処方法
メルカリで自分が撮った写真が勝手に他の出品者に使用されているのを発見した時の対処方法についてです。
メルカリ公式のガイド「ルールとマナー」のページにある禁止されている行為の一つに「他会員の写真・文章等を無断で使用する行為」が明記されています。
また以下の利用規約第8条の禁止事項における各項目に違反する行為であると考えられます。
利用規約第8条禁止事項にて以下の行為は禁止されています。
7項「弊社もしくは他のユーザーの著作権その他の権利を侵害すること、又は、そのおそれのある行為」
8項「弊社又は他のユーザーの利益を侵害すること」
18項「他のユーザーが迷惑や不快感を感じるおそれのある行為」
19項「他のユーザーと紛争が生じる可能性のある行為」
このように画像の無断使用は明確に禁止行為とされていますので、無断使用が発覚した場合には速やかに運営事務局へ問い合わせから通報するのが一番です。
問い合わせはメニュー画面を開くと「設定」や「ガイド」の下に「お問い合わせ」という部分があるのでここから行うことができます。
相手のユーザー名や無断使用で出品されている商品名など必要な情報を入力し、どの画像を無断使用されているかもわかるように情報を提供しましょう。
関連:メルカリ事務局に電話やメールで問い合わせる方法
無断使用されないようにするための対策方法
無断使用をされないようにするためには画像を加工することが有効です。例えば商品画像に自分のユーザー名を被せる加工は簡単な上に効果的です。
このような文字を画像に入力する程度の加工であれば出品時に画像をアップロードする際にメルカリのデフォルト機能としてついてくる加工ツールでできます。
上の画像では分かりやすく大幅に商品部分に文字を被せていますが、商品画像はその商品の状態を見るためのものですのでその目的が果たせないほど文字を被せるのは良くありません。
しかし端の方に少しだけ被せるような方法だとスタンプなどで容易に加工部分が隠されてしまい抑止力となりませんので、そのあたりのさじ加減は考えながら調整する必要があります。
文字を透明にしたりもっと凝った加工をするのであれば外部ツールやPCを利用するのも一つの手です。
ちなみにメルカリで他者の出品画像を直接スマホへダウンロードすることはできませんので、画像を無断使用する人たちはスクリーンショットを利用したり、PCから商品ページを開いて画像を保存したりといった方法で画像を保存しています。
これらをシステム的に防ぐ方法はありませんので対策をきちんと行い、無断使用がやりづらい画像を掲載することが重要です。
関連:写真を撮り直すのがコツ!メルカリで再出品する方法
メルカリをiPadやiPad miniなどタブレットで使う方法
iPhoneやAndroidのスマートホン用フリマアプリのメルカリをiPad・iPad mini・Nexusといったタブレット端末で使う方法についてです。
メルカリはスマートホンでの利用が基本となりますが、タブレット端末でも利用することができます。タブレットにはスマートホンと同じくメルカリのアプリが存在し、ダウンロードしてログインすると使うことができます。
またタブレットからでも登録手続きができますのでアカウントを新規で作成する場合でも大丈夫です。
タブレットを利用するメリット
タブレットでメルカリを利用する最大のメリットは画面の大きさです。
例えば大きめのサイズのスマートホンであるiPhone7Plusは画面サイズが5.5インチですが、タブレットの中でも比較的小さいiPadminiでさえ7.9インチ、大型のiPad Proであれば12.9インチとなり面積比で言えばiPhone7Plusの5倍以上の大きさがあります。
画面サイズが大きくなればそれだけ同時に画面に表示される商品数も多くなり、スマホでは2列で表示されていたものが3列や4列で表示され欲しい商品の検索速度が飛躍的に向上します。
特に他の通販サイトやオークションと違いメルカリはパソコンから利用することができないので、タブレットの画面の広さというメリットはかなり大きくなります。
逆にデメリットはほぼないといっても過言ではありませんが、強いて挙げるならばタブレットだけではアカウントの登録手続きができない点ぐらいです。
ですのでタブレットを持っているのであればタブレットからの利用をオススメします。
タブレットでの利用方法
メルカリをタブレットで利用する方法は、スマートホンの場合と同様でアプリをインストールして起動するだけです。
登録に関しては、メルカリでは登録時に電話番号による認証を行うため、電話をすることができないタブレットからメルカリに登録する場合には以下のものが必要となります。
・携帯電話本体
・「090」「080」「070」のどれかから始まる電話番号
基本的には電話番号認証はSMSに認証コードが送られてきてそれをメルカリの画面で入力することで完了しますが、SMSが使えない電話番号の場合には通話による機械音声での認証コード読み上げでコードを教えてもらうこともできます。
また注意点として、すでにスマホで別のアカウントを運用しているのにiPadで新規にアカウントを開設してしまった場合には複数アカウントとしてみなされてしまい、無期限の利用停止処分にされてしまうことがあります。
すでにアカウントを所持している場合には、iPadからは新規登録ではなくログインをして利用するようにしましょう。
登録の手順に関しては以下のページで詳しく解説していますのでそちらを参照してください。
関連:もちろん無料!メルカリにメールアドレスなどで登録する方法
ちなみに以前はタブレットはあるが携帯電話が無い、という場合でもメルカリに登録することができました。
というのも以前のメルカリの仕様では音声でコードさえ聞くことができれば固定電話であっても何の問題も無く登録することができましたが、現在では仕様が変わったため固定電話ではメルカリに登録することができなくなりました。
さらにスマートフォンであっても050ナンバーは利用することができません。
メルカリに登録できる電話番号は「090」「080」「070」から始まる電話番号のみです。
間違ってメルカリのためだけに050ナンバーの格安スマホを契約してしまわないように注意しましょう。
090などの携帯電話番号がない場合
タブレットはあるけど「090」「080」「070」から始まる携帯電話の番号を持っていない場合の登録方法は全くないわけではありません。
例えばヤフオク!で認証済みのアカウントを購入する方法があります。
ヤフオク!で「メルカリ アカウント」で検索をすれば電話番号認証が完了しているアカウントが数多く出品されています。
これらのうち一つを購入してそれをタブレットで運用するという方法があります。
他にも家族や知人の電話番号を貸してもらったり、代わりにアカウントを取得してもらったりという方法もあります。
どちらの方法も正規の方法でのメルカリの利用方法ではありませんので、運営に見つかった場合にはアカウントを停止されたり強制退会されたりといったペナルティを受ける可能性がありますので、実際にこれらの方法を行う場合にはそれを覚悟しておきましょう。
関連:メルカリの複数アカウント取得方法と規約違反である理由
メルカリで確定申告が必要な収入と税金を払う時期
iPhoneやAndroidのスマートホン用フリマアプリのメルカリで確定申告が必要な収入と税金を払う時期についてです。
メルカリに出品し、商品を販売しているとある程度のお金が入ってきます。
多くの人はまず自分の家にあるいらなくなったものを販売するところから始めます。その中から一定数の人はメルカリで商品が売れるということがわかると、販売するための商品を仕入れて販売をするようになります。
一般的に家庭の不用品を販売しているだけであればほとんどの場合で確定申告は必要ないですが、メルカリで販売をする目的で仕入れをしてそれを販売をする段階まで進んだ場合には、確定申告を行い、所定の税金を支払わなければならない可能性が高くなります。
確定申告とは
毎年2月16日〜3月15日にかけて多くの個人事業主や経営者は確定申告を行います。
前年1月1日〜12月31日の間の利益を、収入から経費を差し引いて計算して所定の税金を納めます。
一方で誰かに雇われている会社員やアルバイトであれば、その雇い主が税金を計算し給与から天引きする源泉徴収という形ですので確定申告とはほぼ無縁です。
しかしサラリーマンや主婦や学生であっても申告していない所得がある場合には確定申告をしなければなりません。
家庭の不用品販売の場合
税金は所得(利益)に対して定められた額がかかってきます。
所得にはいくつか種類がありますが、メルカリで確定申告が必要となる所得の種類はほとんどの場合に「譲渡所得」または「事業所得」のどちらかです。
そして家庭の不用品販売では譲渡所得とみなされることがほとんどですので、ここでは譲渡所得についての解説となります。
譲渡所得の確定申告が必要なのは「課税対象となる所得がある場合」、つまり税金を納めなければならない場合です。
ということはメルカリでの売り上げに課税対象となる所得が”ない”場合(=税金を納めなくてもいい)であれば確定申告をする必要はありません。
課税対象とならない譲渡所得については国税庁の以下のページの4項に詳しくまとめられています。
「No.3105 譲渡所得の対象となる資産と課税方法」
メルカリで当てはまりそうな部分を大まかに要約すると以下のようになります。
・生活用動産の譲渡(=生活で必要なものの販売)
服や家具、食器など普通の生活で必要であるものの販売には所得税は課税されません。
ただし貴金属や宝石、書画、骨とうなどで、1個又は1組の価額が30万円を超えるもののに関しては課税対象となります。
ですので結論としては基本的に家庭にある不用品販売で課税されることはありません。
また生活用動産以外の譲渡に関しては課税対象となりますが、控除がある程度あるためメルカリでの販売で課税されるのは稀です。
控除額や計算方法については詳しくは国税庁の以下のページを参照してください。
「No.3152 譲渡所得の計算のしかた(総合課税) 」
事業としてのメルカリ販売の場合
メルカリのでの販売により事業者として見なされる場合には、譲渡所得ではなく事業所得として確定申告をする必要があります。
事業者の定義は国税庁の以下のページに詳しく載っています。
「No.6109 事業者とは」
事業者の定義の冒頭部分には以下の様に記述されています。
“「事業者」とは、個人事業者(事業を行う個人)と法人をいい、「事業」とは、同種の行為を反復、継続、独立して行うことをいいます。”
つまり「反復」「継続」「独立」を満たす行為を行えば事業者ですので、メルカリで言えば「誰にも雇われることなく仕入れて販売を何度も繰り返す」と事業者となります。
事業者の場合には前述の家庭の不用品販売の場合とは異なるので、メルカリでの販売では原則課税されます。
課税の仕組みについては以下のページに詳しく載っています。
「No.1350 事業所得の課税のしくみ(事業所得) 」
確定申告の方法には白色申告と青色申告の2種類があります。
違いとしては青色申告の方が書き方や提出できる人に制限が多いのですが、その分だけ控除額が大きくなっています。
どちらにしろ事業者としてメルカリで出品・販売する場合には確定申告は必要となります。
メルカリの経費
確定申告の課税対象となる事業所得は以下の式で計算されます。
総収入金額 – 必要経費 = 事業所得の金額
つまり必要経費が多くなれば事業所得の金額が小さくなり、税金の額も安くなります。
では必要経費とはなんのことなのでしょう?
必要経費というのは、国税庁のホームページには以下のように書かれています。
“収入を得るために直接必要な売上原価や販売費、管理費その他費用のこと”
つまりメルカリを含む販売業や転売業において考えられる必要経費には以下のようなものがあります。
・販売するための商品の仕入れ代金
・封筒やエアキャップといった梱包材料費
・宅急便やゆうパックなどの送料
・外部ツールの使用料
・セミナーの参加費や会場までの交通費
・倉庫や事務所の家賃
・仕事用のパソコン代
・通信費
・会議室の使用代金
・仕事上のアポイントメントの時の食費
などです。もちろんこれらは必要でない場合には経費として計上することはできません。
注意点としてはこれらはきちんと「支払った証拠」を残しておかなければなりません。
一般的な支払いの場合は、領収書やレシートを取っておけば大丈夫です。
またクレジットカードで支払った場合には、毎月カード会社から届く明細書を証拠として使うことができます。
銀行振り込みの場合には、振り込み時に受け取る明細書が領収書代わりとして機能します。
必ずしも確定申告時にこれらを提出するわけではありませんが、税務署や国税庁が調査に来た時には提示する必要がありますのできちんと保管しておきましょう。
青色申告と節税がわかる本 |
確定申告が必要な金額はいくら?
ちなみに給与所得者(いわゆる会社員など)の場合、20万円以下の給与外所得については確定申告しなくても良いという話をよく聞きます。
これについては以下のページに詳しく書かれています。
「No.1900 給与所得者で確定申告が必要な人」
該当するのは2の文章です。
“2.1か所から給与の支払を受けている人で、給与所得及び退職所得以外の所得の金額の合計額が20万円を超える人”
これを満たす人は確定申告が必要です。
つまり逆に言えば「1か所から給与の支払を受けている人で、給与所得及び退職所得以外の所得の金額の合計額が20万円を超え”ない”人」は確定申告が必要ではないということです。
所得は収入から経費などを引いたいわゆる利益の部分ですので、売上金などと間違えないようにしましょう。
この記事は一般的な意見を記述しており、それぞれの項目に例外もありますので、個別の案件に関しては税務署または税理士にきちんと相談してください。
関連:メルカリは副業になる?マイナンバー制度と公務員という本業に注意
メルカリの匿名発送で送る方法!出品者も購入者も匿名に
iPhoneやAndroidといったスマートフォン用フリマアプリのメルカリで匿名で商品を送る方法、匿名で商品を送ってもらう方法についてです。
メルカリとヤマト運輸と提携した「らくらくメルカリ便」が2016年1月より販売者も購入者もお互いの住所を相手に伝えずに取引ができる「匿名発送」となりました。
配送方法をらくらくメルカリ便にするだけで自動的に匿名配送となります。
店舗での購入と異なり、フリマアプリやオークションサイトで商品を購入または商品を販売した場合には必ず商品の発送手続きが伴います。
もちろん商品を送るためには届け先の住所を書かなければなりませんし、万一届かなかった場合のために返送先として送り主も住所を書かなければなりません。
会ったこともない他人に名前や住所を教えることに不安を感じる、というのは販売者も購入者も同じです。
メルカリではこの点を重要視して、らくらくメルカリ便を完全匿名化したわけです。
メルカリの匿名配送の仕組み
メルカリの匿名配送は、「らくらくメルカリ便」というメルカリとヤマト運輸が共同で提供する配送サービスに匿名性が追加された形となります。
メルカリで購入された商品をらくらくメルカリ便で送る場合、販売者(送り主)はメルカリのアプリ上で自分の住所や名前などの情報と相手の情報を含む2次元バーコード(QRコード)を作り、それをヤマト運輸の営業所のネコピット端末やコンビニの端末に入力することで送り状を生成することができます。
今までの送り状生成時には次の画像の様に相手の情報も自分の情報も表示されていました。
しかしらくらくメルカリ便が匿名発送となった後は配送伝票も以下の様に変わり、送り主の情報も届け先の情報も2次元バーコードで暗号化されたままなのでヤマト運輸の配達員以外には分からなくなっています。
コンビニで発送する場合でも、2次元バーコード情報を読めるのはヤマトのスタッフだけですので大丈夫です。
匿名発送の利用方法と注意点
利用方法は簡単で、らくらくメルカリ便で商品を発送すれば基本的には自動で匿名発送になります。
しかし以下の事だけには注意しなければなりません。
商品出品時に発送方法で「らくらくメルカリ便」を指定しなければならない。
商品出品時に発送予定の方法を入力できますが、ここで「らくらくメルカリ便」を指定しておく必要があります。
もし「らくらくメルカリ便」を指定せずに出品し、商品を購入されてしまった場合には「らくらくメルカリ便」は利用できますが匿名発送はできません。
というのも「らくらくメルカリ便」以外の発送方法の場合には購入者の住所がわからなければ商品を送れないため、発送方法で「らくらくメルカリ便」を指定していない場合には商品購入と同時に販売者に購入者の住所などが表示されてしまうためです。
なので購入後に「らくらくメルカリ便」を指定したところで既に販売者には購入者の情報が見えてしまい匿名性が失われているという訳です。
ちなみにメルカリ運営側からの説明表示に合わせて「出品時に〜」と書いていますが、正確には商品が購入される前までに発送方法で「らくらくメルカリ便」を指定すれば大丈夫です。
ですので自分が購入者側で匿名で取引がしたい場合には、購入しようとしている商品の発送方法をチェックし、もし「らくらくメルカリ便」になっていない場合には変更してもらってから商品を購入するようにしましょう。
こうすることで問題なく匿名での取引が可能となります。
匿名で取引を行うメリット
匿名での取引のメリットは、相手に自分の情報が渡らないというセキュリティ面でのメリットが大きいです。
昨今はインターネットが国内でほぼ100%の利用率というレベルで普及し、FacebookやTwitterといったソーシャルネットワークサービスを利用している人も多くなっています。
特にその中でもFacebookは本名での登録が基本ということもあり、ほとんどのユーザーが本名での登録をしています。ということは自分の名前が相手に伝われば検索されることがあるという訳です。
例えばコンビニや飲食店のレシートにはレジを担当した人のフルネームが記載されていることがあります。その結果として「店員が好みだったのでレシートに書いてあった名前をFacebookで探してみた」というようなことをする人が一定数いたりします。
メルカリでは対面ではないのでいきなりこのような動機で検索されることは無いとは思いますが、どのような動機にしろ自分のことを他人に調べられるというのはあまり気分がいいものではないです。
匿名配送時のデメリットについて
らくらくメルカリ便でお互いの名前や住所がわからないまま取引できるようになったのは非常に良いのですが、もし返品や交換をしなければならないと言う場合にはこのメリットがデメリットに変わってしまいます。
というのも返品や交換手続きにおいては相手の住所がわからなければ手続きを行うことができないからです。
なのでらくらくメルカリ便を利用した場合の返品・交換時にはまずは相手の名前や住所をメッセージで聞き出さなければなりません。
また商品を購入した後に発送先の住所を変更することができないこともデメリットです。
らくらくメルカリ便を配送方法に指定している場合には、購入が確定した瞬間に配送先も決定されてしまいます。
そのため配送先が別にある場合でもあとから変更することはできません。
これらのように相手の住所がわからない、自動で住所が入力されるなどのメリットが逆にデメリットになってしまうという事があるわけです。
ただ得られるメリットの方が圧倒的に多いので、匿名配送は非常に便利な機能であると言えます。
メルカリのエスクロー決済方式
ちなみにメルカリではこのページで取り上げた匿名による「発送」だけでなく、「決済」に関しても販売者と購入者との間に入ることにより安全性を上げる取り組みをしています。
通常のオークションサイトなどでは商品を購入後、購入者は前払いで直接販売者へ支払いをするのが普通でした。
しかしそれが悪意のある販売者ならば代金だけ受け取って商品を送らないといった詐欺行為を行う可能性があり購入者の安全が守られていません。
逆に商品を受け取った後に支払う後払いにした場合、悪意ある購入者であれば商品を受け取っても代金を支払わない可能性があり今度は販売者の安全が守られません。
そこで登場したのがメルカリでも採用されている「エスクロー」と呼ばれる決済方式です。
メルカリの場合では、購入者はまずメルカリ運営に商品代金を支払います。メルカリ運営はこれをプールしつつ販売者に購入者が代金の支払いをしたことを伝えます。
販売者は商品を購入者に送り、これを受け取った購入者は運営にその旨を伝えます。そして最後に運営が販売者に商品代金を渡して取引が完了するという方式です。
発送と決済はインターネットを介した取引の中で不安がある点のトップ2ですので、この点に力を入れて安全を保障することにより利用者は安心して取引ができるようになります。
関連:らくらくメルカリ便のネコポスで送る方法と料金
関連:らくらくメルカリ便の宅急便で送る方法と料金
関連:らくらくメルカリ便の宅急便コンパクトで送る方法と料金
メルカリの支払い期限・振り込み期限
iPhoneやAndroidのスマートホン用フリマアプリのメルカリでコンビニ支払いとATM払いで商品を購入した際の支払い期限(振り込み期限)についてです。
メルカリで利用できる支払い方法として「クレジットカード」「コンビニ払い」「ドコモケータイ払い」「auかんたん決済」「ソフトバンクまとめて支払い」「ATM払い」「ポイント支払い」「売上金支払い」の8種類がありますが、このうち「コンビニ払い」と「ATM払い」は注文確定後に支払いをする後払い方式、残りの6つは注文確定と同時に支払いが完了する即時決済方式です。
後払い方式を選択し、注文を確定させた場合には注文後に支払いを行わなければなりません。
そして出品者は支払いが行われたことを確認して商品を発送するため、あまり支払いが遅くなることは出品者にも迷惑をかけるため好ましくありません。
メルカリでは、取引開始日の翌々日の24時を支払い期限の目安としていますが、この時間になったからと言って取引が強制的にキャンセルされるわけではありません。
しかしその期限内に支払いをしなければ取引がキャンセルされる可能性が高い上に、場合によっては運営からペナルティを受ける可能性さえもあります。
どういうことなのか詳しく見ていきましょう。
支払い期限は出品者の判断
メルカリの支払い期限は基本的には「商品を購入した日の翌々日の24時」です。
これはコンビニ払いでもATM支払いでも同じです。1月1日に商品を購入したのであれば1月3日の24時(4日の0時)が期限です。
ただし「この日までに支払わなければ自動でキャンセル」という形の支払い期限ではなく、あくまでその時間になったら出品者側からキャンセルをすることができるようになるだけです。
つまり支払い期限は最終的には出品者の判断にゆだねられるシステムとなっています。
商品の購入日の翌々日の24時の時点で購入者が支払いをしていない場合には、出品者側の取引画面にキャンセルと通報を行うことができるボタンが出現します。
支払いがそれ以降でないとできない場合には、出品者にその旨を連絡すれば多くの出品者は対応してくれますのできちんと連絡をしましょう。
支払いをせずにキャンセルになった場合のペナルティ
支払いを行わずにキャンセルになるということは、購入からキャンセルされるまでその商品がメルカリ上に表示されない状態を造りだし、その間の販売機会を奪うという形で出品者に迷惑をかける行為です。
ですので出品者は支払いをしない購入者からの注文をキャンセルするだけでなく、購入者自体を運営に通報することができます。
運営に通報された場合には、運営事務局の判断でペナルティが課せられ、軽度であれば警告など、内容が悪質な場合には一定期間の利用制限やアカウント停止、強制退会などとなります。
商品を購入したらきちんと支払いを行い、期限に間に合いそうにないならきちんと出品者に連絡を行うようにしましょう。
期限までに支払わない購入者への出品者の対応
ここまでは購入者目線で支払い期限について見てきましたが、ここからは逆に出品者側として期限までに支払わない購入者に対する対処方法について解説します。
まず商品をコンビニ支払いかATM支払いかで購入された後に、支払い期限まで支払いがなかった場合、まず出品者が行うべきは購入者に対してのメッセージです。
ただ支払いを忘れているだけなのか、それとも支払う意思がないのかを確認しましょう。
注意点としては、ただ忘れているだけの場合も多々ありますので、丁寧なメッセージを心がけましょう。
返信があった場合には内容に合わせて進めます。支払う気があればいつまでに支払ってもらえるのかを確認しましょう。
支払う意思がない、または返信がない場合はキャンセルを行い、場合によっては運営に通報しましょう。
もちろんこのような作業がめんどくさいという場合には、期限が来たらすぐにキャンセルを行うのもいいでしょう。他の購入者に販売できるかもしれない機会を奪われているのでその判断も賢明です。
ちなみにキャンセルする時にはその購入者をブロックしておくとなお良いです。自分が出品している他の商品コメント欄でクレームを入れてくる可能性がありますのでそれを予防する意味です。
関連:メルカリでブロックする方法と解除する方法
クレジットカード支払いがおすすめ
メルカリの支払い方法としてコンビニ支払いとATM払いを利用すると100円の手数料が取られてしまいますが、クレジットカードでの支払いにすれば手数料が無料となるのでオススメです。
ネット通販やフリマアプリで買い物をする人におすすめなのは「楽天カード」です。
メルカリで購入した代金の1%が楽天ポイントとして貯まり、貯まったポイントを1ポイント1円として楽天市場やフリマアプリラクマでの買い物に利用することが出来ます。
年会費無料で今なら新規入会時に5,000ポイントが付与されるキャンペーンが行われておりメリットしかありません。
関連:手数料無料!メルカリのクレジットカードでの購入方法
スポンサードリンク