ゆうパックで相手にわかる情報!送料や持ち込み割引などバレるのか



ゆうパックの送料や持ち込み割引を適用したことが荷物を受け取る人にわかってしまうか。ゆうパックを受け取った相手がわかる情報についてです。

メルカリのゆうゆうメルカリ便・ラクマのかんたんラクマパック・ヤフオクのゆうパックおてがる版といったフリマアプリのゆうパックサービスにも触れています。

通常のゆうパック・ゆうゆうメルカリ便・かんたんラクマパック・ゆうパックおてがる版いずれも具体的な送料は相手に伝わることはありませんが、荷物のサイズや配送元・配送先間の距離でいくらかかったは推測できます。

ゆうゆうメルカリ便とゆうパックおてがる版には匿名配送サービスが用意されており、こちらを利用することで差出人・受取人双方で住所氏名が伝わることがなくなります。

通常のゆうパックで受取人が分かる情報

受取人が分かる情報 受取人が分からない情報
発送者の郵便番号・住所 送料
発送者の氏名 集荷を利用したかどうか
発送者の電話番号 持ち込み割引をしたかどうか
ゆうパックのサイズ 同一あて先割引を利用したかどうか
配達希望時間帯 複数口割引を利用したかどうか
品名
受付店

ゆうパックは日本郵便の配送サービスで、ダンボールなどで送る大きいサイズの荷物をそれぞれ3辺の合計で60サイズから170サイズまで送ることが出来ます。

ゆうパックの具体的な送料は受取人には伝わりませんが、当然着払いで送った場合は支払いのために受取人に伝わります。

また、元払いで送られた場合も具体的な送料は伝わらないとは言え、発送元・発送先間の距離とゆうパックのサイズから、いくらかかったかは簡単に推測できます。

また、受取人に発送者の住所氏名電話番号は伝わりますが、電話番号については必ずしも必須項目ではありません。

ゆうゆうメルカリ便ゆうパックで受取人が分かる情報

受取人が分かる情報 受取人が分からない情報
発送者の郵便番号・住所 送料
発送者の氏名
発送者の電話番号
ゆうパックのサイズ
配達希望時間帯
品名

ゆうゆうメルカリ便ゆうパックはフリマアプリのメルカリで利用できる配送サービスで、通常のゆうパックと同じサイズの荷物を日本全国共通の料金で送ることが出来ます。

通常のゆうパックよりもお得に利用できるので、メルカリでゆうパックを利用の際はぜひ利用してください。

ゆうゆうメルカリ便ゆうパックは着払いに非対応で、取引完了後に売上金から送料分が差し引かれる元払い式となっています。そのため送料が相手に伝わることはありません。

ゆうゆうメルカリ便ゆうパックで普通に送った場合は発送者の住所・氏名・電話番号は受取人に伝わってしまいますが、ゆうゆうメルカリ便には匿名配送というサービスがあります。

こちらの匿名配送を利用すれば、発送者・受取人共に双方の住所や名前を知ることはありません。

またゆうゆうメルカリ便ゆうパックでは、通常のゆうパックのように持ち込み割引や複数口割引が用意されていませんので、郵便局に直接持ち込んだかどうかについても受取人にはわかりません。

かんたんラクマパックゆうパックで受取人が分かる情報

受取人が分かる情報 受取人が分からない情報
発送者の郵便番号・住所 送料
発送者の氏名
発送者の電話番号
ゆうパックのサイズ
配達希望時間帯
品名

かんたんラクマパックゆうパックはフリマアプリのラクマで利用できる配送サービスで、通常のゆうパック同様の60サイズ〜170サイズまでが日本全国統一の料金で利用できます。

通常のゆうパックを利用するよりもお得になるので、ラクマでゆうパックを送る際はかんたんラクマパックゆうパックをぜひ利用してください。

かんたんラクマパックもゆうゆうメルカリ便同様、着払いは利用できず、取引完了後に売上金から送料分が差し引かれる元払いのみとなっています。そのため送料が相手に伝わることはありません。

また、かんたんラクマパックにはゆうゆうメルカリ便のような匿名配送サービスは用意されていないので、宛名の実際の記入は不要ですが差出人・受取人それぞれの住所・氏名はお互いに伝わってしまいます。

かんたんラクマパックには通常のゆうパックのように持ち込み割引や複数口割引が用意されていませんので、郵便局に直接持ち込んだかどうかについても受取人にはわかりません。

ヤフオクのゆうパックおてがる版で受取人が分かる情報

受取人が分かる情報 受取人が分からない情報
発送者の郵便番号・住所 送料
発送者の氏名
発送者の電話番号
ゆうパックのサイズ
配達希望時間帯
品名

ゆうパックおてがる版はYahoo!オークション(ヤフオク)で利用できる配送サービスで、通常のゆうパック同様の60サイズ〜170サイズまでが日本全国統一の料金で利用できます。

通常のゆうパックを利用するよりもお得になるので、Yahoo!オークションでゆうパックで送る際はゆうパックおてがる版をぜひ利用してください。

ゆうパックおてがる版もゆうゆうメルカリ便ゆうパックやかんたんラクマパックゆうパックと同様、着払いは利用できず、元払いのみとなっています。そのため送料が相手に伝わることはありません。

また、ゆうパックおてがる版にはゆうゆうメルカリ便のような匿名配送サービスも用意されているので、こちらを利用すれば差出人と受取人双方でお互いの住所氏名を知らなくとも取引を行うことが出来ます。

なお、ゆうパックおてがる版には通常のゆうパックのように持ち込み割引や複数口割引が用意されていませんので、郵便局に直接持ち込んだかどうかについても受取人にはわかりません。

関連:ゆうパックサイズの測り方!紙袋・ビニール袋・三角・円筒にも対応

郵便局の集荷キャンセル方法・集荷時間変更方法・来ないときの対処法



日本郵便に自宅まで送るゆうパックなどの集荷依頼を電話またはインターネットでした後にキャンセルする方法、来てもらう集荷時間を変更する方法、集荷依頼時間に来ないときの対処法についてです。

すでに依頼している集荷のキャンセルや集荷時間の変更をお願いしたい場合は、集荷依頼用の電話番号の電話するか、インターネットから日本郵便のホームページの「Web集荷サービス申し込み」にアクセスして手続きを行います。

基本的に集荷キャンセルや集荷時間の変更は何時でも行なえますが、すでに集荷時間が30分後に迫っているような直前のタイミングでのキャンセルや時間変更は集荷担当員に迷惑をかけてしまうため、行わないように心がけてください。

郵便局の集荷キャンセル方法

ゆうパックやレターパックプラスの集荷の依頼をキャンセルするには、電話もしくはインターネットで行います。

◼電話からキャンセル

電話で行う場合は、集荷依頼をした際に発信した番号の0800-0800-111に掛けてキャンセルの旨を伝えます。日本全国共通の電話番号となっているので、発信後にその地域の7桁の郵便番号を入力することで担当の郵便局に繋がります。

通話料は無料となっており、固定電話・携帯電話・スマートフォン(iPhone・Android共に可)のいずれから掛けても無料です。

電話でのキャンセル受付時間は、その集荷を担当する郵便局の営業時間に準じていますので、事前にそちらの郵便局の営業時間もご確認ください。

◼インターネットからキャンセル



集荷の依頼自体をインターネットから行った場合でかつ、ゆうびんIDを持っているかSから始まる集荷受付番号がわかっている場合のみ、インターネットからでも集荷のキャンセル依頼が可能です。

当然、インターネット上であるため集荷までの時間に余裕さえあれば、24時間何時でもキャンセル依頼の申し込みが可能です。

インターネットでの集荷キャンセル依頼方法は、集荷依頼時と同様、郵便局のHP「Web集荷サービス申し込み」にアクセスし行います。

ゆうびんIDを持っていればゆうびんIDとパスワードを入力してログインします。

ゆうびんIDを持っていなければSから始まる受付番号と電話番号を入力し「修正・取消」ボタンを押します。

現在依頼中の集荷情報が表示されるので、集荷時間や集荷依頼する郵便物の個数を変更したい場合は「集荷申込内容の修正」、集荷依頼自体をキャンセルしたければ「集荷申込の取消」のボタンを押して、手続きを行います。

なお、地域によってはインターネットからの集荷依頼自体を行なえない場所もあるので、そのような場合は上記の電話からのキャンセルの手続きを行ってください。

集荷時間の変更方法

集荷時間の変更をする場合も、上の集荷のキャンセル方法同様の電話もしくはインターネットからの手順で行います。

ただし、集荷依頼日の当日に集荷時間の変更を行うとして、変更する時間が予定より早くなり、変更依頼をした30分後といった場合であれば集荷担当員のスケジュール的も困難だと思われるので、強引な変更依頼は行わないようにしてください。

インターネットから変更を行う場合は、対応できない時間帯などであれば確定ボタンを押せない仕組みになっているので、そのような状態になった際は、希望時間を変更して再度行うようにしてください。

集荷時間になっても来ないときの対処法

集荷依頼をして実際に自宅まで集荷に来てくれる時間は、地域によっても異なってきますが、基本的に朝の8時から19時(夜7時)までとなっています。

この時間の中でも依頼できるのは1時間単位・分単位の指定ではなく、8〜13時・13〜15時・15〜17時・17〜19時といった数時間単位の時間帯となっています。

この依頼した集荷時間帯になっても集荷担当員が来てくれない場合、考えられる原因としては、年末年始やゴールデンウィーク等で道路が混雑していて遅れが生じている・伝達ミスで実際の集荷担当員に集荷の予定や変更が正しく伝わっていない等といった理由が考えられます。

このような時間になっても集荷に来ない場合の対処法としては、とりあえず集荷依頼時間帯ギリギリや予定の許す限り待ってみる・上記した集荷依頼用の電話番号(0800-0800-111)にまだ集荷に来ないことを伝えるなどがあります。

ただし実際には、集荷担当員が来ないといったトラブルは極稀にしか発生していませんので、これから集荷依頼をする方であればこのような心配はほぼありえないと思っていただいて問題ありません。

関連:郵便局にゆうパックやEMSの集荷を依頼する方法!電話番号や料金など

ゆうパックの最小サイズ料金と下限以下になったときの対処法



ゆうパックの一番小さいサイズの料金はいくらなのか、そしてゆうパックの最小サイズ制限の下限を下回ってしまった場合はどう送ればいいのかについてです。

ゆうパックの最小サイズは3辺の合計が60cm以内の60サイズとなっていて、それよりどんなに小さい荷物であってもこの60サイズの料金で送ることになります。

ただし、ゆうパックにはハガキ大よりも小さなサイズであれば最小制限サイズ以下となってしまうので、そのような場合は気持ち大きめのダンボールで梱包するか、定形外郵便・クリックポスト・ゆうパケットのような他の送り方で送ることをおすすめします。

ゆうパックの最小サイズ制限



ゆうパックの最小サイズは60サイズとなっています。この60サイズはダンボールの縦・横・高さの3辺の合計の数値が60cm以下の荷物に該当し、60cm以下の大きさであればどんなに小さいものでも60サイズの料金で送ることになります。

ただし、ゆうパックの最小サイズの制限は、通常の四角形のような形のもので長さ14cm・幅9cmと定められています。このサイズはちょうどハガキの大きさと同じなので、ハガキよりも小さいサイズであればゆうパックでは送れないことになります。

円筒形や三角形のもの、細長い荷物でしたら長さ14cm、直径が3cm以上のものが送れるようになっています。つまり、ハガキよりも短く、直径も3cmに満たない荷物はゆうパックでは送れません。

ゆうパックの最小サイズ料金



前述したように、ゆうパックの最小サイズは60サイズとなっています。ゆうパックの送料は発送元の都道府県と発送先の都道府県の距離に応じて変わってきます。当然、距離が遠くなればなるほど、送料も比例して高くなります。

例として実際の60サイズの送料をあげると、発送元を東京都とすると、都道府県内の東京都への配送は810円、東北・関東・信越・北陸・東海地域への配送は870円、大阪府・京都府のような近畿地域へは970円、福岡県・鹿児島県のような九州地域へは1300円となっています。

発送元を大阪府とすると、都道府県内の大阪府へは810円、東京都・神奈川県・新潟県のような関東・信越地域へは970円、青森県・岩手県・福島県のような東北地域へは1,100円、北海道へは1,540円、沖縄県へは1,350円となっています。

以上の実際の送料を見ていただくと分かる通り、ゆうパックは送料が他の送り方に比べ高くなりがちです。

しかし、60サイズで収まるような荷物であったり、ハガキ大の60サイズ最小サイズにも満たない物を送る際は、ゆうパックではなく他の送り方を選んだ方が送料を安く出来る場合が多いです。

定形外郵便でもっと安く送る

定形外郵便の基本情報
最低送料 120円
最大サイズ 4kg
発送場所 郵便局の窓口・郵便ポスト
追跡番号 なし
補償 なし

ゆうパックの60サイズよりも小さい荷物やゆうパックの最小サイズ制限の下限を下回ってしまった場合は、定形外郵便で送るとゆうパックよりも安く送れる可能性が高いです。

定形外郵便は、2017年6月1日から規格内と規格外という2つに区分されました。

定形外郵の規格内サイズは、長辺34cm・短辺25cm・厚み3cm・重量1kg以内までの大きさに限られ、このサイズに収まられないものであれば規格外に分類されます。

定形外(規格内)サイズの小型ダンボール







ゆうパックの最小制限サイズは四角形のようなもので14cm×9cmのハガキ大以下、円筒形のようなもので長さ14cm・厚み3cm以下となっているため、このようなサイズのものであれば定形外郵便の規格内で送ることが出来ます。

◼定形外郵便の料金

重量 規格内の料金 規格外の料金
50g以内 120円 200円
100g以内 140円 220円
150g以内 210円 300円
250g以内 250円 350円
500g以内 390円 510円
1kg以内 580円 710円
2kg以内 1,040円
4kg以内 1,350円

定形外郵便は重量毎に料金が変わるシステムになっており、送料はどこからどこへ送るにしても、日本全国統一料金になっています。

ゆうパック60サイズは同一県内に送った場合でも810円になるため、その荷物が1kgに満たないものであれば確実にゆうパックよりも定形外郵便の方が安く送ることが出来ます。

反対に、ゆうパックは重量による料金の違いはありませんので、小さいものであってもかなり重いものを送るような場合であればゆうパックの方が安く済むケースが多いです。

◼補償・追跡番号はない

定形外郵便は安く送れる代わりに、補償サービスと追跡サービスが付いていません。

反対にゆうパックは追跡番号が付与されているので、引受から受け渡しまで追跡結果で確認でき、万が一運搬中の事故が発生した場合であっても30万円までの補償サービスがついています。

そのため、小さくとも高価なもので確実に届けたい場合であれば定形外郵便よりもゆうパックのほうがおすすめです。

関連:定形外郵便の送り方

クリックポストでもっと安く送る

クリックポストの基本情報
送料 185円
サイズ 厚み3cm以内
発送場所 郵便局の窓口・郵便ポスト
追跡番号 あり
補償 なし

ゆうパックの60サイズよりも小さい荷物やゆうパックの最小サイズ制限の下限を下回ってしまった場合は、クリックポストで送るとゆうパックよりも安くなる可能性が高いです。

クリックポストはA4サイズ(長辺34cm・短辺25cm)・厚み3cm・重量1kg以内までの荷物を185円で送ることができる送り方です。

ゆうパックの最小制限サイズはハガキ大以下、円筒形であっても長さ14cm・厚み3cm以下のため、このような大きさの荷物であればクリックポストで送ることが可能です。

ただし、小さくても重量が1kgを超えているような重い物を送る際は、クリックポストの重量オーバーになってしまいますので、その際はゆうパックで送るようにしてください。

クリックポスト用 はがきサイズ ラベル用紙






◼補償はない

クリックポストは185円という安さを誇っている送り方のため、追跡番号はありますが、補償サービスは用意されていません。

そのため、高価なものを送る際はクリックポストは向いていないため補償サービスがついているゆうパックの方がおすすめです。

また、クリックポストは着払いサービスは利用できず、元払いのみに対応しているのでその点もご注意ください。

関連:クリックポストの送り方

ゆうパケットでもっと安く送る

ゆうパケットの基本情報
最低送料 250円
最大サイズ 厚み3cm以内
発送場所 郵便局の窓口・郵便ポスト
追跡番号 あり
補償 なし

ゆうパックの60サイズよりも小さい荷物やゆうパックの最小サイズ制限の下限を下回ってしまった場合は、ゆうパケットで送るとゆうパックよりも安くなる可能性が高いです。

ゆうパケットは250円から送れるサービスで、送れる最大サイズは3辺の合計が60cm以内と、ゆうパック60サイズと同様になっています。

ただし、その3辺の合計が60cmという中にも、長辺が34cm以内・厚みが3cmまでという制限が設けられているため、実質的には上のクリックポストとほとんど同様のサイズ感となっています。

ゆうパケット、クリックポスト、メルカリ便対応の段ボール






◼ゆうパケットの料金

厚さ 料金(元払い) 料金(着払い)
1cm以内 250円 276円
2cm以内 310円 336円
3cm以内 360円 386円

ゆうパケットは、荷物の厚さによって料金が3段階に変わるシステムになっています。厚さが1cm以内なら250円・厚さが2cm以内なら310円・厚さが3cm以内なら360円の料金になります。

また、追加で26円の料金を支払うことで着払いのオプションを付けることも出来ます。荷物を送る際、着払いを重視しているがゆえ、小さいものであってもゆうパックで送ろうとしていた場合であれば、ゆうパケットの利用も検討ください。

◼補償サービスはない

ゆうパケットも上記の定形外郵便やクリックポストと同様に、送料が安い分補償サービスは付いていません。

また、自宅郵便受けへの差し入れでの受け渡しになりますので、高価なものは盗難のリスクもあります。そのため、小さくとも高価なものであればやはり対面手渡しでかつ、保証サービスが付いているゆうパックで送ることをおすすめします。

関連:ゆうパケットの送り方

ゆうパックの61cmや81cm等ギリギリサイズオーバーの誤差許容基準



ダンボールや紙袋に入れて梱包したゆうパックの多少のサイズ誤差なら許容してくれるのか、61cm・81cm・101cmといったギリギリサイズがオーバーしてしまったときの基準についてです。

ゆうパックには60サイズ・80サイズ・100サイズ・120サイズ・140サイズ・160サイズ・170サイズという7つのサイズ区別が用意されていて、このサイズが大きくなるにつれ料金(送料)も高くなります。

この60サイズや100サイズという大きさの求め方は、ダンボールや紙袋で梱包した状態の荷物の縦・横・高さといった3辺の合計であり、例えば縦+横+高さの合計サイズが60cm以下であれば60サイズで送れることになります。

ゆうパックの誤差許容範囲



ゆうパックの規定サイズは3辺の合計が60cm以内、100cm以内と厳密に決められているため、例え1cmでも超えてしまっていればサイズオーバーとなり、一つ上のサイズの料金となってしまいます。

そのため、誤差許容範囲というのはないと持っておいたほうが良く、ギリギリを狙うのではなく多少1〜2cm程度は余裕をもたせてあげることが重要になってきます。

ただし、このような誤差の許容範囲というのは、計測を担当する窓口の人によるところが大きいので、担当してくれる運次第と考えてください。

数mm程度のオーバーであれば、流石に誤差範囲内として収めてくれる担当員の方が多くいます。

少しサイズオーバーしたときの対処法

自宅にてゆうパックを測った際、1〜2cm程度のサイズオーバーに気付いたのであれば、ダンボールを切り詰めて少し高さを減らすことをおすすめします。

具体的には、ダンボールの上部四角に切り詰めたい長さ分切り込みを入れ、切込みを入れた端で内側に折り込むようにします。

箱切り名人






このようにすると、結果的にダンボールの高さが元の状態よりも切り込みを入れた分だけ低くなるので、規定サイズ内に収まります。

また、過去の実際の事例ではダンボールの底面と上面のそれぞれの四角の角を押しつぶすことでサイズオーバーを免れたという声もありますが、本来角を押しつぶしたところで計測のサイズが小さくなるわけではないので、このケースはあくまで窓口の担当員の方のおまけだと考えられます。

そのため、こちらの角を押しつぶす対処法はおすすめできません。

梱包したサイズをかなり小さくする裏技としては、通常のダンボールよりも強度は落ちますが、紙袋や巻きダンボールでの梱包がオススメでこれらの包装方法もゆうパックで利用することが可能です。

巻きダンボール





過去の実際の許容事例



前述したとおり、ゆうパックは1cmでもオーバーしてしまうと一つ上のサイズとなってしまいます。しかし、中には窓口の担当員がおまけとして1cmのオーバーを見逃してくれたという過去の実際の事例もあります。

もちろん、このようなおまけや見逃しは本来ルール違反ではあるので、良しとはされていませんが、万が一このような場面に遭遇した場面は、密かにその郵便局員さんに感謝の言葉を述べてください。

◼過去の実際のサイズオーバーを見逃してくれた事例

・馴染みの窓口担当員の方で1〜2cmのオーバーであればおまけしてくれる。

・3mm程度のオーバーを誤差範囲としてサイズ内に収めてくれた。

・窓口のおばちゃんがあえて1cmのサイズオーバーを規定サイズ内に収まるように工夫して測ってくれた。

・窓口の人がここを潰すと良いですよとアドバイスしてくれ、そのとおりにしたら規定サイズ内に収めてくれた。

関連:ゆうパックサイズの測り方!紙袋・ビニール袋・三角・円筒にも対応

ゆうパックサイズの測り方!紙袋・ビニール袋・三角・円筒にも対応



ゆうパックを送る際に送る荷物の送料を決定させるためのサイズの測り方をダンボール箱・紙袋・手提げ袋・ビニール袋・三角形箱・円筒といった包装ごとにそれぞれ徹底解説します。

ゆうパックは必ず荷物を梱包する必要があります。一般的に梱包材として選ばれているのはダンボールとなりますが、ゆうパックの梱包のルールには厳密な決まりはなく、荷物を保護する目的さえ果たせるのであれば、紙袋やビニール袋などでもOKです。

ゆうパックは梱包した状態で、荷物の縦・横・高さを計算して出たサイズによって送料が決まるので、出来る限り梱包サイズは小さくすることをおすすめします。

ゆうパックの最小サイズ と最大サイズ

取り扱いサイズ詳細
サイズ 大きさ 重量
60サイズ 60cm以内 25kg以内
80サイズ 80cm以内 25kg以内
100サイズ 100cm以内 25kg以内
120サイズ 120cm以内 25kg以内
140サイズ 140cm以内 25kg以内
160サイズ 160cm以内 25kg以内
170サイズ 170cm以内 25kg以内

ゆうパックの最小サイズは60サイズ、最大サイズは170サイズとなっています。ゆうパックはこのサイズごとに送料は変わっており、当然サイズが大きくなればなるほど、送料は高くなっていきます。

この60サイズや80サイズといった大きさは、下の画像のように、その送る荷物の梱包の3辺の合計サイズによって決まります。



例えば縦25cm・横20cm・高さ10cmのダンボールを送るとした場合、3辺の合計サイズは25+20+10=55cmで、60cm以内に収まっているので60サイズのゆうパックとなります。

そのサイズ以内までがそのサイズに収まるので、例えば3辺合計が59cmであれば60サイズ、61cmであれば80サイズ、81cmであれば100サイズとなります。

たった1cmでもそのサイズよりも超えてしまっていれば、一つ上のサイズとなりますので、可能な限りダンボールのサイズを切り詰めるなどして小さめのサイズに収めることをおすすめします。

四角形のみかん箱型ダンボールサイズの測り方

ダンボール 段ボール 100サイズ






上記画像のような四角形のみかん箱型のダンボールであれば、サイズの図り方はダンボールの縦・横・高さを足して割り出します。

ダンボールは多くのスーパーで無料でもらうことが出来るので、家に持ち帰る前にどのサイズになるか知りたい場合にはダンボールを立体的に広げた上で、縦・横・高さを図ってみると、そのダンボールがゆうパックのいくつのサイズになるかがわかります。

また、上記のような市販されているダンボールであれば、多くが100サイズ用といったようにそのサイズに合うように作られているため、送る荷物の大きさや量に見合ったサイズのダンボールを購入すれば、わざわざ自分でサイズを図る必要もないのでおすすめです。

紙袋・手提げ袋・ビニール袋のサイズの測り方

宅配袋 大 テープ付き






ゆうパックはダンボールで送るのが最も一般的な送り方ですが、紙袋・手提げ袋・ビニール袋で送ることも可能です。ただし、これらの袋で送ると強度面ではダンボールよりもだいぶ不利になるので、壊れやすいものを送る際にはおすすめできません。

上記画像のような宅配袋などでゆうパックを送る際のサイズの計算は、ダンボールと同様に荷物の縦・横・高さを足して割り出します。

その際、例えば縦の長さが底面と上部で違っていたような場合であれば、長い方の面で計算します。

宅配袋などでゆうパックを送る際は、荷物が何も入っていない空洞の空間を作るのではなく、荷物の大きさに合わせて、口の部分を折り曲げてガムテープで固定するなどして、可能な限り小さく加工するのが送料を安くするためのコツです。

また、紙袋に持ち手が付いている手提げ袋についても、ゆうパックの運送時には持ちては不要で、むしろ他のゆうパックに引っかかったりするのを防ぐため、紐をブラブラとさせるのではなく、折り曲げて固定するようにしてください。

三角形箱のサイズの測り方

三角ポスターケース 宅配80サイズ






三角形の箱状のものに関しても、サイズの計算は縦・横・高さで割り出します。

当然、横のサイズは三角形の底面の部分で計算し、また高さは底面から三角形の上部までの長さで計算します。

そのため、三角形だから四角形のダンボールよりも体積が少ないとはいえ、送料自体はまったく同じになるためご注意ください。

円筒のサイズの測り方



円柱のサイズの荷物やダンボールについても、サイズの計算は縦・横・高さで割り出します。

横と高さの長さについては、円の直径で計算します。

そのため、円柱であっても四角形であっても、縦・横・高さが同じであればサイズはまったく同じになります。

いずれの形であっても郵便局の窓口であればしっかりと測り方が統一されていますが、コンビニのローソンなどからゆうパックを差し出す場合は店員さんによってサイズの測り方が異なる可能性があるのでご注意ください。

関連:ゆうパックで発送する際の梱包方法と4つの包装用品

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