デビットカードを郵送で安く送る発送方法と梱包方法





デビットカードををヤマト運輸・佐川急便・日本郵便などの宅配便や郵送で安く発送するための配送方法と梱包方法についてです。

デビットカードの一番安い最安値の送り方は定形郵便(簡易書留付き)で、速達級の速さで送りたいならレターパックプラス、着払いで送りたいならゆうパックがおすすめです。

一般的な配送方法の1つであるヤマト運輸の宅急便では、デビットカードなどのキャッシュカード類は宅急便約款に違反するため送ることができません。デビットカードは日本郵便を利用して送る必要があります。

デビットカードを追跡や補償のない普通郵便やメール便で送ることは絶対にやめましょう。デビットカードはお金と変わらない価値があるため、必ず手渡しでの受け渡し、かつ補償が付いているような送り方で送ることをおすすめします。

デビットカードの梱包方法

デビットカードをそのまま封筒に入れただけでは、曲がったり、中で暴れて封筒を破ってしまう恐れがあるため、ある程度は保護してから梱包することをおすすめします。中身が外からバレないように梱包することも重要です。

ただ、それほど厳重に保護する必要はありません。新しいキャッシュカードが送られてきた時を思い出してみると、それほど厳重にはなっていなかったはずです。その時の梱包方法を思い出しながら梱包していきましょう。

まずは水濡れ防止のためにデビットカードをOPP袋に入れます。

トレーディングカード用透明OPP袋






次にキャッシュカードを台紙に固定します。

台紙と言っても、それほど頑丈である必要はありません。ケント紙やボール紙でもいいですが重くなってしまうので雑誌の表紙ぐらいの厚みの紙があれば、それを三つ折りにして使うと良いでしょう。

グレー台紙






台紙を三つ折りにし、台紙を開き、真ん中に当たる部分にクレジットカードを置き、デビットカードの対角の2か所に弱粘着型のマスキングテープを貼り台紙へ固定します。

マスキングテープは剥がしやすく、テープの痕も残らないので、梱包する際に大変便利なアイテムです。

マスキングテープ






デビットカードを台紙に貼り付けたら、デビットカードが内側になるように台紙を三つ折りにします。三つ折りにした台紙を封筒に入れ、梱包は完成です。 

最後に、専用封筒や茶封筒の表に「折れ曲げ厳禁」と目立つように書いておくか、スタンプを押しておくと、配達スタッフの人が配慮してくれる可能性が高まりますので、ぜひ試してみてください。

折り曲げ厳禁スタンプ





簡易書留でデビットカードを送る

定形郵便の基本情報
予想送料 84円~
予想サイズ 25g以内
発送場所 郵便局の窓口・郵便ポスト
追跡番号 なし
着払い なし
補償 なし

デビットカードもクレジットカードと同様にキャッシュレス決済ができるカードで、支払いと同時に口座から利用した金額が引き落とされるのが特徴です。そのため口座の残高を超える金額のお買い物は出来ない仕組みになっています。

使い過ぎを防げるという観点から、近年、年老いた両親にデビットカードを渡す人も増えています。デビットカードを両親の済む田舎へいざ送るとなると、デビットカードの送り方に戸惑う方も多いはずです。

実は、デビットカードなどのキャッシュカードは郵便法によって送付方法が定められている信書とは異なりますので、普通に郵送することが可能です。ただし、ヤマト運輸の宅急便ではデビットカードを送ることは宅急便約款に違反する行為となり送れません。

こうなるとデビットカードの送付方法として残る選択肢は日本郵便と佐川急便になりますが、佐川急便の受付窓口は日本郵便ほど数が多くあるわけではないため、佐川急便の窓口が近くにない限りは日本郵便で送ることをおすすめします。

デビットカードは必ず対面での手渡しとなる簡易書留で送るようにしましょう。簡易書留は送り方のことではなく、定形郵便または定形外郵便といった普通郵便に付けるオプションサービスのことです。

透けない封筒 テープ付 長形3号






デビットカードの平均的な重量は5g前後のため、定形郵便(84円)で送ることができます。定形郵便の料金は重量が25g以内であれば84円、重量50g以内であれば94円で、これに簡易書留代の320円が加算されることになります。

簡易書留の賠償額の上限は5万円、一般書留の賠償額は上限10万円としていますが、一般書留は5万円ごとに+21円の追加料金を支払うことにより最大500万円までの補償を受けることが出来ます。

賠償額の違いが簡易書留と一般書留の一番の違いとなっており、賠償額が安い分一般書留よりも簡易書留のオプション料金は安く設定してあります。

簡易書留のオプションを付けるだけでは不安という方は、受取人にデビットカードが届くまでデビットカードの口座残高を0円にしておくと良いです。万が一、デビットカードが輸送中にトラブルに巻き込まれても、悪用されずに済みます。

簡易書留の発送方法は、デビットカードを入れた封筒に表書きをした後、わかりやすい位置に『簡易書留』と赤で書き込んで郵便局に持ち込み、窓口で簡易書留で発送したい旨を伝えます。

複写式の簡易書留専用の送り状を受け取り、必要事項を記入して、再び窓口に送りたい荷物と一緒に送り状を差し出し、料金を支払えば発送完了となります。コンビニからは簡易書留を付けて送ることは出来ませんので、ご注意ください。

関連:定形郵便の送り方

レターパックプラスでデビットカードを送る

レターパックプラスの基本情報
送料 520円
サイズ 制限なし
発送場所 郵便局の窓口
追跡番号 あり
着払い なし
補償 なし

デビットカードを荷受人に早く届けたいならレターパックプラスがおすすめです。レターパックプラスは赤い専用封筒に送りたい荷物を入れて全国一律520円で送ることのできる日本郵便の格安配送サービスの1つです。

日本郵便のレターパックには2種類あり、まず荷物の追跡が可能で捺印やサインをもらって手渡しするタイプのレターパックプラス(送料520円)と、荷物の追跡が可能で個人宅の郵便受けに投函して配達するレターパックライト(送料370円)があります。

レターパックプラスの配達スピードは速達級で、この記事の最後にあるレターパックプラスの追跡結果からも分かるように、東京都から送った荷物が翌日には配送先の京都府に荷物が到着しています。

日本郵便レターパックプラス






本来レターパックプラスは、専用封筒に収まるものであれば、厚さ制限なく送ることができるため、セーターなど厚みのある荷物を送る際に大変便利な配送方法になります。今回のデビットカードでもレターパックプラスをすすめるのには理由があります。

デビットカードは厚みがなく、厚さ3㎝以内の荷物まで送ることのできる370円のレターパックライトで送ってもよさそうに思えますが、レターパックライトは郵便受けへの配達で完了となるため、決して安全性の高い送付方法とは言えません。

レターパックプラスはレターパックライトよりも料金は高くなりますが、対面での受け渡しとなり、安全性の非常に高い送り方であると言えます。ただし、簡易書留とは違ってレターパックには万が一の紛失や破損の際の補償はついていません。

デビットカードを送るのに不安がある場合は、受取人にデビットカードが届くまでデビットカードの口座残高を0円にしておくと良いです。デビットカードが輸送中に紛失や盗難などのトラブルに巻き込まれても、口座残高0円であれば悪用されずに済みます。

専用封筒を売っている場所は郵便局の窓口以外にコンビニのローソン・ミニストップ・セイコーマートがあり、一部店舗のみとなりますがセブンイレブンとファミリーマートでも置いている店舗があります。

レターパックプラスの専用封筒の内容欄には、正直に「デビットカード」などと記入することはやめ、「資料」などと外から中身がバレないような品目を記入するようにしましょう。

発送場所は郵便局の窓口か、街中にあるポストから発送することが可能です。ポスト投函で発送する際は投函する前に必ずレターパックプラス専用封筒から追跡番号シールを剥がすことを忘れないでください。

追跡番号シールは受け取り人に荷物が届くまで大切に保管しておきましょう。

関連:レターパックプラスの送り方

ゆうパックでデビットカードを送る

ゆうパックの基本情報
送料 810円〜
サイズ 60サイズ
重量 25kgまで
発送場所 郵便局の窓口・コンビニ
追跡番号 あり
補償 あり

デビットカードを着払いで送りたいなら日本郵便のゆうパックで送るのがおすすめです。上記の定形郵便やレターパックプラスでは着払いで送ることはできませんのでご注意ください。

日本郵便のゆうパックでは3辺の長さの合計が170cm以内かつ重さ25kg以内の荷物であれば送れるため、一般的なものから業務用の荷物まで送ることができます。もちろん今回のデビットカードを送ることも可能です。

ヤマト運輸の宅急便でも着払いで荷物を送ることはできますが、前述したように宅急便約款に違反するため、宅急便ではデビットカードなどのキャッシュカードを送ることはできません。

当然ながら60サイズ以下の荷物を送るのに最適なヤマト運輸の宅急便コンパクトを使って着払いで送ることも出来ません。

ゆうパックの梱包はダンボール以外にも茶封筒を利用して送ることも可能です。

角2封筒 A4サイズ 茶






ゆうパックの送料は荷物サイズと配送地域によって決まり、厚さの薄いデビットカードはゆうパックの最小サイズである60サイズで送ることが予想されます。60サイズの荷物を東京都から大阪府に送った場合の送料は970円です。

定形郵便に簡易書留を付けてデビットカードを送る場合、配送先に関係なく送料400円程で済むため、ゆうパックでデビットカードを送る場合はかなり料金が高くなります。

ゆうパックで送るメリットとして、最大30万円の補償が付くことや、コンビニから発送できる点などが挙げられます。

日中仕事で郵便局に行く時間がなく、簡易書留で送ることが出来ないという方は、料金は高くなりますが、コンビニからゆうパックで発送するのもありでしょう。

ゆうパックの発送方法は、郵便局やコンビニ(ローソン・ミニストップ・セイコーマート)でもらえる送り状に必要事項を記入し、送る荷物に送り状を貼り付け、郵便窓口かコンビニへ荷物を差し出し完了となります。

ゆうパックの送り状の内容欄には防犯上の観点から「デビットカード」と正直に記入するのはやめましょう。他に送る荷物があれば、その荷物の品名を送り状の内容欄に記入しておくと良いです。

関連:ゆうパックの送り方


デビットカードが届くまでの配達日数

上記記載の追跡番号(お問い合わせ番号)が付与される送り方の簡易書留とレターパックプラスとゆうパックでデビットカードを送るといつ届くのか、参考までに発送から配達までが完了した過去の実際の追跡結果は以下の通りです。

◼茨木県から東京都に発送された簡易書留

状態発生日 配送履歴 取扱局 県名等
05/11 14:13 引受 旭郵便局 茨城県
05/12 06:43 到着 日本橋郵便局 東京都
05/12 11:00 お届け先にお届け済み 日本橋郵便局 東京都

5月11日(水曜日)の午後に茨城県つくば市から発送された簡易書留は、翌日の5月12日(木曜日)の午前中に配送先である東京都中央区に配達が完了しています。

◼茨木県から福岡県に発送された簡易書留

状態発生日 配送履歴 取扱局 県名等
05/17 16:01 引受 旭郵便局 茨城県
05/18 22:57 到着 博多北郵便局 福岡県
05/19 13:38 お届け先にお届け済み 博多北郵便局 福岡県

5月17日(火曜日)の夕方に茨城県つくば市から発送された簡易書留は、2日後の5月19日(木曜日)の午後に配送先である福岡県福岡市に配達が完了しています。

◼埼玉県から東京都に発送されたレターパックプラス

状態発生日 配送履歴 取扱局 県名等
04/25 16:43 引受 さいたま中央郵便局 埼玉県
04/26 05:44 到着 石神井郵便局 東京都
04/26 10:03 お届け先にお届け済み 石神井郵便局 東京都

4月25日(月曜日)の夕方に埼玉県さいたま市から発送されたレターパックプラスは、翌日の4月26日(火曜日)の午前中に配送先である東京都練馬区に配達が完了しています。

◼東京都から京都府に発送されたレターパックプラス

状態発生日 配送履歴 取扱局 県名等
05/18 10:46 引受 杉並郵便局 東京都
05/19 06:36 到着 山城木津郵便局 京都府
05/19 11:44 お届け先にお届け済み 山城木津郵便局 京都府

5月18日(水曜日)の午前中に東京都杉並区から発送されたレターパックプラスは、翌日の5月19日(木曜日)の午前中に配送先である京都府木津川市に配達が完了しています。

◼愛知県から新潟県に発送されたゆうパック

状態発生日 配送履歴 取扱局 県名等
05/18 15:00 引受 名古屋神宮郵便局 愛知県
05/18 17:50 中継 名古屋神宮郵便局 愛知県
05/19 06:25 中継 新潟郵便局 新潟県
05/19 13:23 到着 見附郵便局 新潟県
05/19 15:08 お届け先にお届け済み 見附郵便局 新潟県

5月18日(水曜日)の午後に愛知県名古屋市から発送されたゆうパックは、翌日の5月19日(木曜日)の午後に配送先である新潟県見附市に配達が完了しています。

◼愛知県から神奈川県に発送されたゆうパック

状態発生日 配送履歴 取扱局 県名等
05/18 15:00 引受 名古屋神宮郵便局 愛知県
05/18 17:50 中継 名古屋神宮郵便局 愛知県
05/19 02:33 中継 川崎東郵便局 神奈川県
05/19 06:39 到着 綱島郵便局 神奈川県
05/19 09:39 お届け先にお届け済み 綱島郵便局 神奈川県

5月18日(水曜日)の午後に愛知県名古屋市から発送されたゆうパックは、翌日の5月19日(木曜日)の朝に配送先である神奈川県横浜市に配達が完了しています。

関連:品目(送るもの)から送り方を探す




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