【カンブリア宮殿メモ】伊那食品工業塚越寛の年輪経営とうんこ




 
毎度毎度遅れ気味ですが、ようやく観ることが出来ました!今回はジャンルがまったく異なるためメモるつもりはなかったのですが、これは面白いじゃねえか!ということで急遽メモることにしました。

長野県が誇る世界的な食品会社伊那食品工業です。

※ あくまでメモであるため、一部抜粋、実際の言葉と語尾など異なっている部分があります。大事なところは押さえているつもりです。ご了承ください。伊那食品工業についてはあまりご存知でない方はまずはこちらのサイトを見ておいた方がイメージがしやすいかと思われます。


かんてんぱぱ(伊那食品工業株式会社)

伊那食品工業の成功は「年輪経営」にあり!

年輪経営とは、業績を毎年少しずつで良いから伸ばすという考え方。

小池栄子:かんてんぱぱは大人気商品だが、一部商品を除いてスーパーに置いていないがどうしてか。

塚越寛:1つはかんてんの原料はどこにもある代物ではない。需要が急激に伸びると原料の価格がすぐに跳ね上がってしまう。もう1つは値崩れをしたくない。社員が一生懸命作ったものだからこれだけはどうしても頂きたい。

塚越寛:「売上げ = 成長」ではない。売上げが上がったからといってその会社が潰れない保証はない。パイに限界のある業界では急いではならない。その裏には「確実に」という言葉がある。

働く社員の力を生む雇用体系


 
伊那食品工業は昔ながらの年功序列の給与体系をとり、これこそ年輪経営を支える柱となっている。さらに社員を決してリストラしない終身雇用。

村上龍:本の中で利益とは健康な企業が出すうんこと書いていたが。

塚越寛:排出物を多くするために食べているわけではない。健康になるため。健康だと良い結果も出る。企業も同じ。企業も稼いだお金は栄養として会社の隅々まで行き渡らせなければならない。一番大事なことは社員のモチベーション。十分な給料を払わなければならない。研究や社会貢献もしなければならない。残ったものが利益。

村上龍:カンブリア宮殿に出る方は利益を目的としてはならないと言う。だが利益がないと会社は潰れてしまう。利益と社員のモチベーションはどういったバランスになっているのか。

塚越寛:バランス感覚は経営者は持っていなければならない。お金の使い方は経営者に課せられた大事な判断力。究極にはうんこの考え方だと利益が出るようになるはず。

村上龍:年輪経営とはリストラなどをしないように暴飲暴食を控えるという理解で良いか。

塚越寛:ある業種がその市場を食べつくしてしまうと違う業界に行く。そこで競争が起こる。適正な競争と下等競争というものがあると考えている。適正な競争は大いにやるべきだが、価格にまで踏み込むのは下等競争である。

塚越が語る地道な努力のヒストリー!

村上龍:かんてんというマーケット規模が小さい会社だからこそ年功序列や終身雇用が出来るのではないかという人もいるのではないか。

塚越寛:経営者とはそういう理由を見つけて自己満足したいだけ。そんなことはない。激しいときには40社もの競争があった。どうすれば単なる価格競争から抜け出すことが出来るのかを考えた。得た結論は新しく用途開発をすること。価格競争をしたことによって、シェアを上げたわけではない。

村上龍:売上げが上がらない場合にはリストラや人件費の削減しかないという考え方の人が多い気がするが。

塚越寛:もしこれから経営をしようと思う人がいるならそれだけ慎重にならなければならない。10年、20年先を見る必要がある。私のような中小企業はこれから起業する人の参考になると思う。

村上龍:ブームに乗るのは良くないとあったが。

塚越寛:物が売れるという背景にはブーム、いわゆるトレンド。トレンドには絶対に乗ってはならない。トレンドを自分の力と勘違いするのではなく、自分の力を付けなければならない。


まだまだ攻める!新分野開拓!


 
小池栄子:歯の型を取るゲルもかんてんで出来ているようだが、かんてんも新しい使い道がこれからも出てくるのか。

塚越寛:かんてんを掘り下げるということは昔からやってきた。その方が経営としては上手く行く気がする。

村上龍:年輪経営とは地味で同じことの繰り返しではダメなのか。

塚越寛:踏襲は仕事ではない。常に変えなければならない。変えるというのは必ずしも先に変化していくのではない。原点に帰るということ。会社を作った頃まで戻らなければならない。これがイノベーションだと思う。

村上龍:本の中で「serendipity」という言葉が出てきたが。

塚越寛:当社では20数年前からその言葉を掲げていた。追い求めていたものとは違う結果が出るということ。これはダメだと捨てたらそれっきり。それを考える力が「serendipity」。

塚越寛:ファン作り。これが商売では物凄く大事なこと。そのためにいろいろなことをやっている。だからガーデンを開放したり、綺麗にしたり、あの会社が好きだと言ってくれる人を増やすためにやっている。利益だけを求めるとファンは減る。

「セレンディピティ(英: serendipity)は、何かを探しているときに、探しているものとは別の価値あるものを見つける能力・才能を指す言葉である。何かを発見したという「現象」ではなく、何かを発見をする「能力」を指す。平たく言えば、ふとした偶然をきっかけに閃きを得、幸運を掴み取る能力のことである。」




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