メルカリのIngress二次創作物の出品方法・手数料・禁止事項
iPhoneやAndroidのスマートホン用フリマアプリのメルカリでIngress(イングレス)の二次創作物の出品方法、出品手数料、禁止事項についてです。
2016年6月よりフリマアプリメルカリにて、Niantec,Ink.が提供するオンラインゲーム「Ingress」の二次創作物の出品が正式に解禁されました。
メルカリでは著作権を侵害する出品に関しては出品が禁止されているため、二次創作物の出品では東方プロジェクトのように公式に二次創作が認められているもの以外はそれまではありませんでした。
しかも制作側だけでなくメルカリ運営側から公式に許可が出るのもこれが初めてとなります。
ですので大手を振って出品できるわけですが、Ingressの二次創作物の出品に関しては一部他の出品物とは違う規約や手数料が課せられるためきちんと理解した上での出品が必要となってきます。
そもそもIngressとは
Ingressとは、Googleの社内で立ち上がったベンチャー企業であるNiantec(ナイアンテックラボ)が開発し現在も運営しているスマートフォン用のゲームアプリのことです。ゲーム内容はGPS機能を用いたリアル陣取りゲームであり、簡単に言うと実際の世界を移動しながらポータルと呼ばれる拠点を抑えていくことで陣地を支配するというものです。
ポータルは寺社仏閣や記念碑などの歴史的なものから駅や郵便局、図書館などの建物など様々なものが登録されています。
日本でも人気はあるゲームですが、知名度としてはポケモンGOのベースとなったゲームとしての方があるでしょう。ポケモンGOの初期のポケストップやポケモンジムの位置は、ほぼすべてそのままIngressのポータルを移植したものとなっています。
通常のアプリではゲーム内での課金がかさむことはありましたが、Ingressの場合は実際に移動する必要があるため本気でやるためには移動費や食費、装備費などがかかりしばしば「リアル課金」と言われることがあります。
ゲーム内で上へ行こうとするとそれだけ時間とお金を投資する必要がるゆえに、はまる人はとことんはまるゲームであるとも言えます。
また特徴として世界観がかなり作りこまれていることもあり、二次創作が比較的盛んであるという点も挙げられます。
ゲームと現実世界がリンクしているためか、二次創作で作られるのはTシャツや缶バッジなど身に着けるものが多いのが特徴です。
そしてこの点はメルカリのハンドメイドカテゴリーで売るにはもってこいの商品であるため、特別コラボによる正式カテゴリー設置の流れとなったわけです。
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Ingressの二次創作を出品する際の手数料
まず手数料についてです。
通常商品の場合は商品代金の10%がメルカリでの販売手数料として徴収されます。
Ingressの二次創作商品の販売の場合にはこれに加えて権利料として商品代金の10%が追加で徴収されます。
つまり合計で商品代金の20%が手数料として取られるわけです。
ちなみに権利料はNiantec社に支払う代金となります。
Ingressの二次創作を出品する際の注意点と禁止事項
以下にIngressの二次創作について特別な注意点および禁止事項を挙げます
1.「二次創作」で許可されている範囲について
Niantec社が二次創作を許可しているのはIngressに関連する画像、テキスト、キャラクター、ロゴなどであり、音楽に関しては二次創作の許可外です。
つまり東方プロジェクトや艦隊これくしょんの2次創作で活発に行われている音楽のアレンジCDに関しては頒布も出品も禁止となります。
ここで二次創作が許可されているIngress関連のものを以下では「本著作物」と表現します。
2.創造性があること
二次創作として創造性がある商品であることが条件です。これだけだと抽象的過ぎて何がダメなのかわかりませんが、規約では具体的に禁止事項に以下のように書かれています。
“弊社の商標又はロゴをそのまま利用したキーホルダーや本著作物の複製など、創造性に乏しいものには本利用権は認められません。”
弊社はもちろんNiantecのことです。Ingressのロゴなどを用いるにしてもただコピーして貼り付けるだけでは無く、何か工夫を加える必要があるということです。
3.制作から販売、発送まで同一人物が行うこと
制作担当、販売担当、梱包担当などを別々に用意して流通させることは認められません。
要は自分で作って自分で販売できる範囲内で二次創作活動はやってくださいということです。
4.公式商品であるかのような販売方法は禁止
公式商品であるかのような説明や、誤認する可能性のある商品を販売することは禁止されています。
見た目で誤認の可能性がある場合には説明欄にきちんと自作二次創作製品であることを記載しておくといいでしょう。
その他の禁止事項に関してはメルカリの禁止事項との共通事項や一般常識的なことです。例えば第三者の著作権を侵害するなという内容や、Niantec社への批判などの禁止といったあたりです。
二次創作商品の出品方法
出品に関しては通常商品との違いはカテゴリーのみです。トップページより右下に表示されている「出品」ボタンをタップします。カメラが起動しますのでとりあえず写真を撮ります。
すると商品情報の入力画面が表示されますので、カテゴリーで「ハンドメイド」→「二次創作物」→「Ingress」と進めます。
その他に関しては通常出品と同様ですので。続きの出品方法は「出品手数料無料!メルカリに出品する方法」のページを参考にしてください。
関連:出品手数料無料!メルカリに出品する方法
ちなみにメルカリでの二次創作物の公式カテゴリ—第一弾がIngressとなったわけですが、これを皮切に二次創作物の流通プラットフォームをメルカリ上に作ることがこれからの狙いであると考えられます。
例えばリアルでの二次創作物流通といえばコミックマーケット(通称コミケ)と呼ばれる大型の即売会が年2回行われていますし、同人商品を扱うショップはとらのあなやメロンブックスなど多くの会社があります。
規模も恐らく一般的な方が思っている以上のものであり、一例として二次創作物含むアマチュア作家の漫画本の流通額だけでも2014年は750億円を超えています。
しかしこれら流通している商品の多くは公式の許可を取った創作物ではないため、どれだけ売れようが公式側には一切のロイヤリティは入っておらず、また二次制作者側も著作権の侵害で訴えられるリスクが常にあります。
メルカリはこの市場をにらみ、公式側にロイヤリティを、二次制作者側にも堂々と販売できるプラットフォームを与えることで、うまく行けばかなりの利益を見込めるというわけです。
二次創作の第二弾は宇宙兄弟
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メルカリでの二次創作物の第二弾として人気漫画・アニメの宇宙兄弟が登場しました。
出品のルールはIngressの場合とは異なっている点があり、大きな相違点としては「公式が画像素材を用意してくれている」「公式認定マークを入れる必要がある」といった点です。
特に公式が素材を用意してくれている点はグッズを作る上でかなり便利でしょう。ただしここで用意されている素材以外の画像素材の使用は禁止されています。
つまり素材の中に好きなキャラクターがいないといった理由で、原作の漫画やアニメをコピーして使うといったことはできません。
また公式認定のロゴを素材の使用の有無にかかわらず商品に添付する必要があります。
素材についてもロゴについても宇宙兄弟の小山宙也さんのホームページよりダウンロードできます。
販売手数料についてはIngressの場合と同じく10%がいつものメルカリの手数料に加算されて合計で20%となっています。
初の国産タイトルの二次創作解禁ですのでどの程度伸びるのか楽しみです。
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