2016年4月の熊本地震がメルカリに与えた影響





2016年4月に発生した熊本大地震が、iPhoneやAndroidのスマートフォン用フリマアプリのメルカリに対して与えた影響についてです。

熊本地震、または熊本大地震とは、2016年4月14日21時26分に熊本地方を震源地として発生したマグニチュード6.5、最大震度7の地震です。

またその地震を本震とした九州地方で起こっている一連の地震の総称として熊本地震の名が使われることもあります。

この地震はエネルギーが大きかっただけでなく震源が浅く熊本都市圏の近くだったこともあり被害はかなり大きく、一見関係なさそうなメルカリに対しても、売上が減少や熊本・大分へ荷物を送ることができないといった多くの影響を与えました。

特に配送関連の影響は大きく、当然のことながららくらくメルカリ便にも支障が出ました。

震災がメルカリに与えた具体的な影響



・売上に関して

売り上げの変化に関しては具体的にどれほど変化があったのかはわかりません。

予想では減少している、とする見方がある一方で震災特需であったりだとかチャリティーや募金をすると銘打ったりだとかで売り上げを伸ばす出品者もいます。

東北大震災の時に比べると、地震によるダメージを直で受けている人数が少ないため大幅な変動はないといえます。

・出品者の出品方法の変化

売上の項目で少し触れましたが、震災に関連した出品が増えました。

特に「熊本の方限定」で激安で支援物資を販売する、というメルカリを介した支援が行われていたのが印象的です。

この方法は購入者を限定するという規約違反行為ですが、ユーザーの反感を買うような内容ではないので運営による取り締まりは確認できませんでした。



他にも売上の一部や全部を寄付をするという出品者なども見受けられました。

また「○○が必要です。支援していただける方、連絡お願いします」という出品側であるにもかかわらず商品をリクエストするという形の出品をしている方もいました。

・配送関連

震災の影響として最も大きかったのは、やはり配送関係の部分です。

震災直後〜数日間は、ヤマト運輸や日本郵便、佐川急便などの配送会社のほとんどで熊本での集荷・配達が困難な状態であり、それを理由に熊本宛ての荷物の引き受けを一時中止していました。つまり発送自体が不可能でした。

また九州全体で見ても配達や集荷は可能でしたが、高速道路が一部壊れていたりと言った理由から配達の遅延が起こっていました。

・らくらくメルカリ便

らくらくメルカリ便の配送業者はヤマト運輸ですから、当然震災時も同じ影響を受けますし、その際の配送方針も同様となります。

つまり熊本地震では熊本への発送が一時的に停止、九州全体でも配達が遅延していた、ということです。

他のサイトでの支援



メルカリ以外の通販サイト・フリマアプリでも熊本地震被害者への支援をユーザーが行うという事が見られました。

もっともわかりやすく影響があったのは通販サイト最大手のAmazon.co.jpでしょう。

Amazonでは公式が被災地への支援を目的として、元よりある機能だった「ほしい物リスト」を熊本地震の被災地向け仕様にすることで、被災者と支援をしたいユーザーとをマッチングさせるという方法を行いました。

ほしい物リストは、ユーザーAがほしい物リストを作って多くの人に公開し、それを見たユーザーBがそのほしい物リストから商品を購入することで、商品はAに届き、支払いはBが行う、という機能です。

震災での利用では、被災者がリストを作り、支援者がそこから商品を購入するという流れで、Amazon.co.jpを介して被災者支援が行われるといったイメージです。

実際には被災地の避難所ごとのほしい物リストをAmazonが製作し、支援者はそこから商品を購入することで避難所単位での支援を行うことができました。

メルカリやAmazonに限らず、通販サイトとSNSを組み合わせたような使い方をすることでこのように支援ができるというのはインターネットの発達と物の使い方の工夫の賜物と言えます。


震災に便乗した詐欺に注意!!



前述のように非常時には出品者が逆に欲しいものをリクエストする、というような通常時では考えられ無い出品があります。

このような出品に善意で答えてあげることは非常に素晴らしいことだと思いますが、一方で人の善意を利用した詐欺を行う出品者がいるのも事実です。

善意か悪意かは判断が難しいです。しかし被災地の人以外には支援物資は送らない、といった程度のことだけでも最低限の詐欺は防げます。

被災地以外へ行った被災者の方も切り捨ててしまう形になるようですが、被災地でないならば支援できる力がある人間はまわりにたくさんいますから大丈夫です。

他にも「まとめて持って行くので自分のところに送ってください」というパターンは一番手元にものを集めることができるので詐欺に使われやすいです。

支援物資を運んでもらうのであれば、メルカリではなくきちんとした団体を探してそちらに任せるようにしましょう。

関連:メルカリの詐欺の手口と詐欺に遭わないための対策




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