ゆうメールの切り込み方法!ハサミで切る大きさやテープの貼り方も解説





本や雑誌、CDなどを安い料金で送れるゆうメールの発送の際に必要となる切り込みの入れる方法について、はさみで切る大きさや補強用のテープの貼り方も併せて解説します。

ゆうメールを発送する際は中身が本当にゆうメールで送れる品目かチェックをするために数センチ大の切り込みを入れる必要があります。こちらの切り込みから局員が中身をチェックした上で、ゆうメールで送れるものだと確認次第配送となります。

また、切り込みを入れてしまうとどうしても封筒の強度が落ちたり、切り込みから入った雨により中身が濡れてしまうのを防ぐためにテープで補強したり窓のように塞ぐ方法もあります。

このような切り込みを入れたりテープで補強するのが面倒に感じる場合には、郵便局の窓口から発送を行えば、その場で封をしない状態で中身をチェックしてもらうだけで切り込みを入れる必要はなくなるのでおすすめです。

郵便局で行われる中身確認

ゆうメールでは発送前に局員による中身の確認作業があるため、封筒など梱包材に切り込みを入れる必要があります。

郵便局の窓口で差出した場合と、ポスト投函して発送した場合のそれぞれの中身確認方法は以下の通りです。

◼︎郵便局差し出しの場合



ゆうメールを郵便局で直接差し出す場合には、窓口の職員によってその場で切り込みから覗くようにして、直接中身の確認作業が行われます。

また、窓口で直接差し出す際は、その場で中身が確認できればいいので、必ずしも切込みを入れる必要はありません。封筒の封をしないまま郵便局へ持っていき、窓口で中身を確認してもらってから封をすれば切込みを入れる必要はなくなります。

なお、万が一確認作業の際、中身に信書の書類などゆうメールでは送れない品目が確認できた場合には、ゆうメールでは送れない旨が伝えれ、定形外郵便など他の送り方で送るようにするか、送れない品目を取り出すように言われますのでその指示に従うようにして下さい。

◼︎ポスト投函の場合



ゆうメールをポスト投函して発送する際は、ポストから回収されて集配担当局によって引受が行われたタイミングで中身の確認作業が行われます。

そのため、上記した窓口で直接差し出す際とは異なり、ポスト投函の際は必ず封筒に切込みを入れて中身が確認できるようにしておく必要があります。

万が一確認作業の際、中身に信書の書類などゆうメールでは送れない品目が確認できた場合には、配送不可として返送されてしまう可能性があるので、ご注意下さい。

ハサミで切る大きさと場所



ゆうメールに入れる切り込みには特に大きさや場所についての決まりはないため、中身が確認できる程度であればどんな場所や大きさでも問題ありません。

一般的には封筒の下の右端に2cm程度の切り込みを入れることが多くなっています。封筒の上部だと封をしたりする関係で強度的にも心配な場合がありますが、下部であれば問題もありません。

封筒の表面中央に切り抜きを作った上で透明なテープで補強をして窓付き封筒に加工する方法もありますが、手間も掛かるため封筒の下部に切り込みを入れる程度で基本的問題ないとされています。

前述したように窓口であれば必ずしも切込みを入れなくとも、その場で確認してもらえばOKとされているので、切込みを入れるのが面倒くさいと感じた場合には窓口からの発送にすることをおすすめします。

テープの貼り方



前述したようにゆうメールを発送する際は封筒の一部に数センチ大の切り込みを入れる必要がありますが、その際入れた切り込みから封筒が破けたり、雨が入って荷物が濡れてしまうのを防ぐために上記画像のようにテープで補強をする方法もあります。

このテープは必ずしも貼る必要はありませんが、なるべく貼っておいたほうが強度的にも安心できるのでおすすめです。

貼り方としては、切り取った切り込みで中身が十分覗ける状態にした上で、セロハンテープなど身近にある透明のテープを貼り付けて補強します。

また、窓口から発送の場合であれば、切り込みから中身を局員に確認してもらった上で、切り込みを塞ぐようにしてテープでガッチリと留めてしまっても問題ありません。

このようなテープでの加工や切り込みを入れるのが面倒だと感じる場合には、以下のようなゆうメール専用のダンボールも販売されているのでこういった梱包材を使用するのもおすすめです。

ゆうメールでの発送に便利な小窓付き段ボール箱







切り込みを忘れた場合の対処法

ゆうメールを発送する際に切込みを入れるのを忘れてしまった場合、そのゆうメールを窓口から発送するのかポスト投函で発送するのかによっても対処法は異なります。

◼︎郵便局差し出しの場合



ゆうメールに切込みを入れるのを忘れたまま発送しようとした際、郵便局の窓口で直接発送する場合には前述したようにその場で中身を確認してもらえば良いため、問題はありません。

また、封を閉じてしまった場合には、窓口で手触り感でのチェックでよしとされるケースが殆どとなっています。ただし、万が一中身を確認させて欲しいと言われた場合には、封を開けて中身を見せるようにして下さい。

◼︎ポスト投函の場合



ゆうメールをポスト投函して発送した際、切込みを入れるのを忘れてしまった場合は、返送されて戻ってくるかそのまま宛先まで配送されるかのどちらかとなりますが、基本的には返送はされません。

手触りで本やCD、DVDかどうかチェックされた上で問題ないと判断されれば通常通り配送されます。また、局員によって勝手に切込みが入れられることもクレームを避けるために切らない決まりになっています。

ただし万が一切込みを入れていなかったゆうメールが返送されてしまった場合には、切込みを正しく入れた上で再度送料分の切手を貼り付けて発送するようにして下さい。

関連:ゆうメールのサイズと厚さの規定とサイズオーバーで返送されたときの対処法




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