宅急便の梱包のやり方!紙袋・ダンボール箱・封筒など梱包材ごとに解説
ヤマト運輸の宅急便を送る際の梱包のやり方について、紙袋・ダンボール箱・封筒などそれぞれの梱包材ごとに適切な梱包方法について解説します。
宅急便を送る際には、発送場所が営業所・コンビニ・集荷サービスいずれであっても必ず事前に梱包しておく必要があります。代わりにヤマト運輸のドライバーやコンビニの定員が梱包してくれることはありませんのでご注意ください。
宅急便の最も一般的な梱包材はダンボールですが、その他にも紙袋や封筒などを利用して梱包しても全く問題ありません。
あくまで中の荷物の保護や中身が見えないようにできていれば問題ないので、壊れにくいものであれば紙袋など簡易的な梱包材を使用したほうが梱包の手間も少なくなります。
宅急便の梱包ルール
宅急便は営業所やコンビニに持ち込んだり、ドライバーに集荷してもらう前に必ず自分で送る荷物を梱包しておく必要があります。発払い、着払い問わず、いずれも梱包しておく必要があります。
未梱包のままで営業所などへ持ち込んでも、ヤマト運輸のスタッフが代わりに梱包を行ってくれることはありませんのでご注意ください。
これはヤマト運輸のスタッフが梱包までしてしまうと、万が一配送中に破損などしてしまった場合、ヤマト運輸側の過失となってしまう恐れがあるため、このようなリスクを回避するために、梱包に関しては差出人自らが行うことになっています。
宅急便の梱包する目的は、配送中の衝撃による破損防止と、送る荷物の中身が見えてしまわないようにするためのプライバシー保護の意味があります。そのため、これらの目的が果たせれば梱包材はなんでも良いとされています。
一般的なのはダンボールでの梱包ですが、破損の恐れがないものであれば紙袋や封筒、ビニール袋での梱包でも問題ありません。
宅急便の梱包サイズ
宅急便には60サイズ・80サイズ・100サイズ・120サイズ・140サイズ・160サイズ・180サイズ・200サイズという8つのサイズ区分が用意されており、このサイズに応じて送料が変化します。当然、サイズが大きくなれば送料も高くなります。
このサイズは発送するダンボールなど最終的な荷物の大きさの縦横高さ3辺の合計であり、例えば縦+横+高さの合計サイズが78cmであれば80サイズで送れることになります。
仮に送る荷物が小さいものであっても、梱包するダンボールを大きなものにしてしまうとその分余計に送料も高くなってしまうので、宅急便で物を送る際はできる限り梱包サイズを小さくすることが送料を安くするための工夫となります。
ただし、宅急便の場合は60サイズは2kgまで、80サイズは5kgまでとそれぞれのサイズごとに最大重量も決まっているので、どんなに梱包サイズ自体をコンパクトにまとめても、重量が10kg超えなど重い荷物に関してはその重量相当のサイズになってしまいます。
宅急便のダンボールでの梱包方法
ダンボール 段ボール 100サイズ |
宅急便の荷物をダンボールで梱包するのは最も一般的な梱包方法となります。
ダンボールは何よりも頑丈なので一番衝撃に強い梱包材となっています。そのため、お皿や蛍光灯など割れ物などを送る際は必ずダンボールで梱包するのが鉄則となります。
反対にデメリットとしては他の梱包材よりも加工の手間があり、梱包材自体が大きくなりがちなため、送料が高くなってしまう場合があることです。
ダンボールはスーパーなどで無料でもらうことも可能ですが、送る荷物にちょうどのサイズが無料でもらえることはあまりないため、少し大きめのダンボールをもらってきた上でそれをカッターで切ったりして加工する必要が生じたります。
また、梱包材自体も他の紙袋や封筒などよりも重いため、梱包材分の重量で送料が1サイズ分高くなってしまったりするケースもあります。
ダンボールで送るのに適した品目は、ガラス製品・額縁・お皿・ビール・お酒・スマートフォン・タブレット・PC・ハードディスク・ゲーム機・カメラ・フィギュア・楽器・エフェクター・エアガンなどです。
宅急便の紙袋での梱包方法
宅配袋 大 テープ付き |
宅急便を宅配袋と呼ばれる紙袋で梱包することもよく行われます。宅配袋は宅急便などの宅配便の梱包材として適したように作られている紙袋で、サイズも大中小とそれぞれの荷物に合わせて用意されています。
宅配袋は一枚あたりの単価が安いため、一回の配送にかかるコストが安く済むところが利点となります。また紙袋のためまとめて大量に購入しても場所を取らず保管場所に困ることもありません。
当然紙袋という性質上、どうしても衝撃には弱いので、宅配袋で送る荷物は洋服やぬいぐるみなど割れたり壊れたりする心配がする必要がないものを送るときに限定して使用することをおすすめします。
また、雨に濡れた際の水漏れを防ぐためにもOPP袋などを使用して中の荷物を保護して送る方が安全です。
宅配袋で送るのに適した品目はタオル・布製品・ニット帽・セーター・帽子・お米・ぬいぐるみ・化粧水などの化粧品・タペストリー・ハンドクリーム・ボディークリームなどです。
宅急便の封筒での梱包方法
角2封筒 A4サイズ 茶 |
封筒といえば一般的には書類など郵便物の梱包材として使用されていますが、宅急便の梱包材としても問題なく使用可能です。
封筒は前述した宅配袋よりもさらに入手しやすい梱包材なので、コンビニなどどこでも手に入れることが可能です。またコストも安いので大量に使用する際にも向いています。
デメリットとしては当然衝撃や水漏れには弱いので、壊れにくいものを送る際に使用したり、商品のダンボールをそのまま梱包する際などに使用することをおすすめします。また、雨濡れ対策にはOPP袋との併用がおすすめです。
また、衝撃による我が心配な場合はプチプチを中に貼り付けたクッション封筒も市販されているので、このようなクッション封筒を使用すればCDなど通常の封筒だと心配なものを送る際にも安心して使用できます。
封筒で送るのに適した品目は、漫画・教科書・サンプル・PC関連・ゲームソフト・CD・DVD・Blu-ray・充電池・カード・ハンカチ・ネクタイ・せんべい・チョコレート・お菓子などです。
宅急便の巻きダンボールでの梱包方法
巻きダンボール |
通常の箱状のダンボールで梱包するのが困難な大型の物や、梱包しにくい四角形ではないものは巻きダンボールで梱包するのがおすすめです。
巻きダンボールはその名の通りロール状になっているダンボールのことで、必要な分量だけを切り取って荷物に巻きつけて梱包します。巻きダンボールの利点は通常のダンボールよりも断然自由度が高いので、どんな形のものでも巻くだけで梱包できてしまう点です。
ただし通常の箱状のダンボールよりかは強度面では弱いので、営業所によっては自動車部品などを巻きダンボールで梱包しても取り扱い不可として引受してもらえないケースもあります。
巻きダンボールだけだと衝撃面で不安な場合は巻きダンボールの下に先にプチプチで保護してから巻きダンボールを巻きつけると、より保護性が高まるのでおすすめです。
巻きダンボールで送るのに適した具体的な品目は、スーツケース・ベビーカー・自動車のマフラー・ボンネット・ギターやベースのハードケース・エフェクターケースなどです。
関連:宅急便の品名の書き方!記載例の一覧や複数品目の場合の記入方法など
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