重量20kg以上の荷物を郵送で安く送る発送方法と梱包方法

21kg・22kg・23kgなど重さが20kgを超える荷物をヤマト運輸・佐川急便・日本郵便などの宅配便や郵送で安く発送するための配送方法と梱包方法についてです。

フリマアプリのメルカリ・ラクマ、そしてヤフオクなどのネットオークションに重量20kg以上の荷物を出品する方も参考にしてみてください。

重量が20kgを超える荷物の送料が一番安い最安値の送り方は日本郵便のゆうパックで、ヤマト運輸の宅急便と佐川急便の飛脚宅配便でも送ることが出来ます。個人の方にはコンビニからも送ることが出来るゆうパックと宅急便がおすすめです。

小さい荷物を安く送ることが出来る日本郵便の普通郵便に該当する定形外郵便の規格外では、20kg以上という重さは重量オーバーとなり送ることが出来ないのでご注意ください。

各発送方法の重量上限

送り方	重量上限
ゆうパック	25kg以内
重量ゆうパック	30kg以内
宅急便	30kg以内
飛脚宅配便	30kg以内

上記が重量20kg以上の荷物を送ることが出来る送り方ので一覧ですが、この中では日本郵便のゆうパック、ヤマト運輸の宅急便、佐川急便の飛脚宅配便が安く送ることが出来ます。

ゆうパックの場合は重たい荷物に特化した重量ゆうパックがありますが、重量ゆうパックは25kg〜30kgのものを送る場合に通常のゆうパック運賃に送料が500円ほど加算されて利用できるサービスです。

重量が21kgや22kgなどの重さであれば通常のゆうパックでも十分送ることが出来る重さになっているので、重量ゆうパックのように特殊な料金区分になることはありません。

ゆうパックで20kg以上の荷物を送る

ゆうパックの基本情報
送料	1,280円〜
サイズ	100サイズ
重量	25kgまで
発送場所	郵便局の窓口・コンビニ
追跡番号	あり
補償	あり

重量が20kgを超える重たい荷物の送り方としては日本郵便のゆうパックがおすすめです。

ゆうパックには60サイズ・80サイズ・100サイズ・120サイズ・140サイズ・160サイズ・170サイズというサイズ区分がありますが、どのサイズ区分であっても25kg以内であれば送ることが出来ます。

つまりゆうパックで20kg以上の荷物を送る場合は出来る限り梱包サイズを小さくした方が安く送れるということになります。

ダンボール 段ボール 100サイズ

ゆうパックで20kg以上の荷物を送ることが出来る場所としては、郵便局の窓口以外にもコンビニのローソン・ミニストップ・セイコーマートがあります。

しかしながら20kgを超えるような重たい荷物を郵便局やコンビニに持ち込むのは大変なので、送料が100円ほど安くなる持ち込み割引は適用されませんが、ドライバーに自宅まで取りに来てもらえる集荷の利用がおすすめです。

関連：ゆうパックの送り方

宅急便で20kg以上の荷物を送る

宅急便の基本情報
送料	2,510円〜
サイズ	160サイズ
重量	25kg以内
発送場所	ヤマト運輸の営業所・コンビニ
追跡番号	あり
補償	あり

重量が20kgを超える重たい荷物の送り方としてはヤマト運輸の宅急便があります。

ヤマト運輸の宅急便で重量20kg以上の重さを送ることが出来るのは160サイズ（重量25㎏以下）と180・200サイズ（重量30㎏以下）となっています。120サイズや140サイズに梱包後のサイズが収まるのであれば上記記載のゆうパックの方が送料は安くなります。

ダンボール 段ボール 160サイズ

宅急便とゆうパックのサービス内容はほぼ同じで、どちらも受け取る人が受け取り時に送料を支払う着払い、配達日時の指定、配送状況が分かる追跡番号、万が一のための30万円の補償が付いています。

宅急便で20kg以上の荷物を送ることが出来る場所としては、ヤマト運輸の営業所およびコンビニのセブンイレブンやファミリーマートがあります。ただし、コンビニへ持ち込める荷物サイズは160サイズまでです。

しかしながら宅急便の場合でも重量が20kgを超えてなおかつサイズも3辺合計160cmほどになるような大きい荷物を持ち込むのは大変なので、ドライバーさんに自宅まで取りに来てもらえる集荷の利用がおすすめです。

関連：宅急便の送り方

飛脚宅配便で20kg以上の荷物を送る

飛脚宅配便の基本情報
送料	2,068円〜
サイズ	160サイズ
重量	30kg以内
発送場所	営業所
追跡番号	あり
補償	あり

個人の方であれば基本的に上記記載のゆうパックと宅急便で20kg以上の荷物を送れば問題はありませんが、郵便局やヤマト運輸で引き受けてもらえない品目であったり、法人の方であれば佐川急便の飛脚宅配便もありです。

飛脚宅配便で20kg以上の荷物を送る場合は、上記記載の宅急便と同様で160サイズのサイズ区分でしか送ることは出来ません。そのため梱包後の大きさが100サイズや120サイズになるのであればゆうパックで送った方が送料は安くなります。

引越し用 大型シングルダンボール 宅配160サイズ

そしてゆうパックや宅急便とは違い、佐川急便の飛脚宅配便はコンビニからは送ることが出来ないため、持ち込んで送る場合は最寄りの佐川急便の営業所からの発送となります。

佐川急便も集荷を利用することが出来るため、重量が20kgを超えるような重たい荷物を飛脚宅配便で送る場合は集荷の利用がおすすめです。

関連：飛脚宅配便の送り方

フリマアプリ「メルカリ」の場合

◼らくらくメルカリ便の宅急便

メルカリには、ヤマト運輸とメルカリが提携しているらくらくメルカリ便の宅急便という配送サービスがあり、160サイズ以内、重量25㎏以内の荷物を送ることができ、サイズ区分ごとに重量制限が設けられています。

らくらくメルカリ便の宅急便の重量制限は、60サイズなら重量2kg以内、80サイズなら重量5kg以内、100サイズなら重量10kg以内、120サイズなら重量15㎏以内、140サイズなら重量20kg以内、160サイズなら重量25㎏以内です。

同様の配送サービスであるゆうゆうメルカリ便のゆうパックでは100サイズまでの荷物しか送れませんが、全てのサイズ区分で重量25kgまで対応しているため、重量20kgを超え100サイズ以下の荷物の場合は、メルカリ便のゆうパックで送ると良いでしょう。

100サイズを超える荷物はらくらくメルカリ便の宅急便一択となりますが、重量20kgを超える荷物は荷物サイズに関係なく、160サイズとして扱われますのでご注意ください。

◼ゆうゆうメルカリ便のゆうパック

ゆうゆうメルカリ便のゆうパックは、日本郵便とメルカリが提携し行っている格安配送サービスで、60～100サイズの荷物に対応していて、すべてのサイズ区分で重量25kgまで対応しています。

らくらくメルカリ便の宅急便と同様にゆうゆうメルカリ便のゆうパックは全国一律料金で、60サイズなら770円、80サイズなら880円、100サイズなら1,070円と、らくらくメルカリ便の宅急便の料金よりも少し高く設定されています。

ゆうゆうメルカリ便のゆうパックでは100サイズを超える荷物を送ることは出来ませんが、ダンベルのように荷物サイズが小さくても重量の重い荷物を送る場合には、サイズごとに重量制限のあるメルカリ便の宅急便よりも適した送り方だと言えるでしょう。

重量20kg以上の荷物が届くまでの日数

このページで紹介したゆうパック・宅急便・飛脚宅配便で重量20kg以上の荷物を送ると何日で届くのか、配達まで完了した過去の実際の追跡結果は以下の通りです。

◼熊本県から東京都に送ったゆうパック

状態発生日	配送履歴	取扱局	県名等
09/23 16:51	引受	熊本中央郵便局	熊本県
09/24 12:36	中継	新東京郵便局	東京都
09/24 16:49	到着	目黒郵便局	東京都
09/24 19:30	お届け先にお届け済み	目黒郵便局	東京都

9月23日（水曜日）の夕方に熊本県熊本市から発送されたゆうパックは、翌日の9月24日（木曜日）の夜に配送先である東京都目黒区に配達が完了しています。

◼東京都から兵庫県に送った宅急便

荷物状況	日付	時刻	担当店名
発送	11/20	10:40	阿佐ヶ谷パールセンター
作業店通過	11/20	18:16	埼京ベース店
配達予定	11/21	10:57	宝塚旭町センター
配達完了	11/21	11:12	宝塚旭町センター

11月20日（金曜日）の午前中に東京都杉並区から発送された宅急便は、翌日の11月21日（土曜日）の午前中に配送先である兵庫県宝塚市に配達が完了しています。

◼︎大阪府から新潟県に送った飛脚宅配便

荷物状況	日時	担当店名
↓集荷	11/16 12:54	富田林営業所
↓輸送中	11/16 17:04	関西中継センター
↓輸送中	11/16 21:57	京都中継センター
↓配達中	11/17 08:28	新潟営業所
⇒配達完了	11/17 11:05	新潟営業所

11月16日（月曜日）のお昼に大阪府富田林市から発送された佐川急便の飛脚宅配便は、翌日の11月17日（火曜日）の午前中に配送先である新潟県新潟市に配達が完了しています。

関連：重量25kg以上の荷物を郵送で安く送る発送方法と梱包方法

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