郵便局の窓口でスマートレター封筒を購入しその場で送る方法
郵便局の窓口でスマートレターの専用封筒を購入し、その場で送る荷物を梱包して送る方法についてです。
スマートレターは2015年から開始された比較的新しい日本郵便のサービスで、A5サイズ・厚さ2cm・1kgまでの荷物を日本全国一律180円の料金で送ることができます。
スマートレターの発送方法は、郵便局の窓口などでスマートレター専用封筒を購入した上で、その封筒の中に送る荷物を入れて梱包し、窓口に差し出すか郵便ポストに投函して発送します。切手などの貼り付けは不要です。
郵便局でスマートレターを販売している時間帯
郵便局の窓口でスマートレターが購入できる時間帯はその郵便局の営業時間内になります。つまり、郵便局の営業時間内であれば何時でも購入できますが、営業時間外になると購入することはできません。
郵便局の営業時間はその店舗によって異なっています。それほど大きくない一般的な郵便局だと、平日の営業時間は朝9時から17時(夕方5時)までとなっており、土曜日・日曜日・祝日は定休日となっています。
反対に、その地域の中心的な大きな郵便局になると、通常窓口とは別にゆうゆう窓口が設けてあり、そこで通常窓口の営業が終了した後の夜の時間帯や土曜日・日曜日・祝日といった休日でも営業を行っています。
さらに、東京都の新宿郵便局・大阪府の茨木郵便局・福岡県の北九州中央郵便局などといった一部の大きな郵便局では、このゆうゆう窓口が365日24時間営業も行っています。
このようなゆうゆう窓口でも、スマートレターの専用封筒を購入したり、スマートレターの発送を行うことは通常窓口と何ら変わることなく行えます。早朝や深夜など通常の郵便局の窓口では発送することが難しい方は、これらゆうゆう窓口をぜひ利用してください。
郵便局のスマートレター料金と支払い方法
スマートレターの専用封筒を郵便局から発送する際は、まず先に専用封筒を購入必要があります。スマートレターの専用封筒の料金は180円で郵便局の窓口で販売されています。
以下がスマートレターの実際の専用封筒となります。郵便局の窓口だけでなく、Amazon・楽天市場・ヤフーショッピングといったオンラインショッピングからでも購入できます。
日本郵便 スマートレター |
◼支払い方法の種類
郵便局の窓口では、スマートレターの支払いに使える支払い方法は現金、またはクレジットカード・電子マネー・スマホQRコード支払い等のキャッシュレス決済となっています。
また、切手を利用してのスマートレターの購入も基本的にできません。
所定の手数料を支払えば手持ちの切手をスマートレター専用封筒に交換することも可能ですが、手数料もそれなりに発生してしまうので、現金かキャッシュレスで普通に支払ったほうが断然安上がりになります。
そのため、よほど特殊な事情がない限りは現金かキャッシュレスでの支払いをおすすめします。
郵便局で購入しその場で送る手順
スマートレターの送り方は、まず専用封筒を購入して手に入れた上で、その封筒の宛先と差出人の欄にしっかりと記入します。記入が終わったらその封筒の中に送る荷物を入れてしっかりと梱包し、郵便局の窓口に差し出すか、郵便ポストに投函して完了です。
スマートレターは専用封筒の購入代金である180円自体が送料の支払いも意味しているので、切手の購入や切手の貼付けは不要となっています。
クリックポストのように、発送手続きの前にインターネットの専用サイトから発送の申し込みをしたりする必要もないので、荷物を送ろうと思ったらすぐに発送できるところがスマートレターで送るメリットとなっています。
郵便ポストからの発送については次の項目で解説しますので、郵便局で専用封筒に荷物を入れて、その場で窓口から発送する手順についてです。
◼スマートレターの窓口からの発送方法
スマートレターを郵便局で購入しその場で発送する際は、まずは窓口にてスマートレターの専用封筒を購入したい旨を伝え、現金、またはクレジットカード・電子マネー・スマホQRコード支払い等のキャッシュレス決済で支払いを行います。
購入した専用封筒に宛先と差出人について記載していきます。郵便局には記載に使うペンも備えられているので、送る荷物さえ郵便局に持っていけばその場で荷物を梱包して送ることができます。
荷物が衝撃に弱い物であれば専用封筒に入れただけだと耐衝撃性が心配なため、別途プチプチなどの緩衝材で荷物を保護しておくと安心です。
ただし、スマートレターは厚さが2cmまでと定められています。あまりプチプチで過剰に梱包していますとすぐに2cmの厚さをオーバーしてしまうのでご注意ください。
スマートレターの専用封筒には初めから糊付けされており、保護のテープを剥がすと両面テープですぐに封が出来るようになっています。万が一、封筒の両面テープだけだと心配な場合は窓口の方に言えば、透明なテープでしっかり補強してもらえます。
宛先と差出人の欄に正しく記載し、しっかりと梱包も完了したところで、窓口の方に発送したい旨を伝えてから差し出し、発送作業は完了です。
スマートレターを窓口で出すメリット
前述の通り、スマートレターは郵便局の窓口だけでなく、郵便ポストからでも発送することができます。
窓口から発送した場合であっても、ポスト投函した場合であっても最終的に受取人に届くこと自体はまったく変わりませんが、窓口とポストでは以下のような違いがあります。
◼窓口の人がチェックしてくれる
郵便局の窓口から発送する一番のメリットは、窓口の方に正しく宛名や差出人が書けているか・サイズオーバーしていないかなどをチェックしてもらえる点です。
郵便局の方であっても日本全国すべての住所を把握しているわけではないので、細かな住所の間違いを指摘してもらえることはなかなか困難ですが、宛先欄と差出人欄が反対に記載していた場合は正しく教えてくれます。
スマートレターは専用封筒に入れて発送する送り方のため、荷物の縦横がサイズオーバーしてしまうことは基本的にありえませんが、重量1kgまで・厚さ2cmまでという上限サイズは気をつける必要があります。
特に2cmという厚さ制限は油断すると、すぐにサイズオーバーしてしまいます。サイズオーバーしたスマートレターは宛先まで発送されず、自宅まで返送されてしまうこともあるのでご注意ください。
窓口から発送すると、厚さのサイズオーバーをしていた場合には窓口の方が指摘してくれるので、返送されてしまうリスクもなく、結果的に安心して発送できます。
◼ポストは引受までタイムラグが発生する
窓口から荷物を発送すると、窓口の方に荷物を差し出したタイミングでその荷物は引受となります。それに対してポストに投函して発送した場合だと、郵便局の集配担当員が回収した後のタイミングで引受となります。
郵便ポストには1日数回の集配時間がそれぞれのポストごとに決められており、その日の集配時間が全て終了した夕方や夜の時間帯に荷物を投函しても、実際に引き受けとなるのは翌日の朝の集配時間以降となります。
このような実際の荷物の差し出しと引き受けタイミングの時間差を生じさせたくない場合には、窓口からの発送をおすすめします。
ただし、窓口からの発送にもデメリットがあり、当然ながら郵便局の営業時間内に差し出す必要がある点です。
前述の通り、小さな郵便局であれば営業時間が朝9時から17時(夕方5時)までで、土曜日・日曜日・祝日には営業もしていないといった店舗もあります。
近くの郵便局がそのような店舗しかなく、平日の日中に差し出すのが難しい場合であれば、素直にポスト投函して発送するのをおすすめします。
参考までに、実際に街中にある郵便ポストの集配時間を以下に掲載します。
【東京都】四谷駅前郵便局の前ポスト
平日 | 土曜 | 休日 |
09:45 | 09:45 | 10:10 |
14:05 | 16:15 | 14:20 |
16:20 | 18:20 | |
18:20 |
東京都新宿区にある四谷駅前郵便局の前(東京都新宿区四谷1-50)にあるポストの集配回数は、平日が1日4回・土曜日が1日3回・日曜祝日が1日2回となっています。
【神奈川県】横須賀船越郵便局の前ポスト
平日 | 土曜 | 休日 |
09:50 | 09:50 | 09:50 |
14:05 | 14:05 | 14:05 |
17:00 |
神奈川県横須賀市にある横須賀船越郵便局の前(神奈川県横須賀市船越町1-52-5)にあるポストの集配回数は、平日1日3回・土曜日と日曜祝日がいずれも同じ時間の1日2回となっています。
【京都府】京都山ノ内郵便局の前ポスト
平日 | 土曜 | 休日 |
11:35 | 11:35 | 11:35 |
14:35 | 14:35 | 14:35 |
17:35 | 17:35 |
京都府京都市にある京都山ノ内郵便局の前(京都府京都市右京区山ノ内中畑町52−1)にあるポストの集配回数は、平日と土曜日がいずれも同じ時間の1日3回・日曜祝日が1日2回となっています。
関連:スマートレターをローソンで購入し店内ポスト投函で発送する方法
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