バイク・原付を輸送で安く送る発送方法と梱包方法

原付バイクやビッグスクーターなど、バイクをヤマト運輸・佐川急便・日本郵便などの宅配便で格安価格で安く送るための発送方法と梱包方法についてです。

フリマアプリのメルカリ・ラクマ、そしてヤフオクなどのネットオークションに出品している方も参考にしてみてください。

バイクの梱包は独断では行わず、依頼する輸送業者の指示に従いましょう。発送はヤマトホームコンビニエンスやI-Line、BASといった業者のバイク輸送サービスを利用するのがおすすめです。

通常の日本郵便のゆうパックやヤマト運輸の宅急便ではサイズ的に送ることはできませんのでご注意下さい。

バイクの梱包方法

宅急便やゆうパックなど、通常の宅配便を利用するときは自分で荷物を梱包しなければなりません。

しかしバイクを送るときは、バイクの輸送業者を利用することになるため、業者から指示がない限り自分で梱包を行う必要はないでしょう。

ただ収納スペースのあるバイクの場合は、中を空にしておいたほうがいいです。

輸送中に事故が発生した場合、バイクの損傷については賠償の対象となることが多いですが、バイクの中に入っていた荷物は対象外となる可能性が高いです。

そのほか、業者から何か指示があった場合は、それに従って準備をしておきましょう。

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ヤマトホームコンビニエンスでバイクを送る

ヤマトホームコンビニエンスは、車やバイクを全国各地へ輸送するサービスを展開しています。

これは国内の専門業者との提携サービスで、引っ越しや親戚・友人間での譲渡、オークションでの売買など、ありとあらゆる場面で利用することができます。もし輸送中に発生した事故によってバイクが損害を受けた場合、規定の範囲内で補償を受けられるため安心です。

バイクの輸送料金は目的地までの距離と、バイクの排気量によって決定されます。料金はサイト上で検索することができ、例えば101cc～699ccのバイクを佐賀県から栃木県まで送るとすると、税込91,190円かかります。

ただし引っ越しシーズン中(2〜4月)に、引っ越しと同時に車・バイクの輸送サービスを利用する場合、引っ越しの日程に合わせて通常とは違う輸送手配を行うことになるため、追加料金が発生します。

また着地が島しょ部の場合も、追加料金が加算されるでしょう。支払いは前払いで、銀行振込で行います。クレジットカード払いや着払いには対応していません。

申し込みはウェブや電話から可能です。ウェブから申し込んだ場合は、折り返し電話がかかってきて作業日程について相談することになります。バイクの引き渡し時には必ず立ち会いましょう。

公式サイト：ヤマトホームコンビニエンス

I-Lineでバイクを送る

バイクの発送は、I-Lineのバイク輸送サービスを利用するのもいいでしょう。これは「安心」「早い」「安い」「丁寧」をモットーにしたサービスで、オークションなどでの個人間売買や、引っ越し、旅行など、あらゆる場面に対応しています。

料金はホームページにある「料金検索」にて、排気量や車種、配送元・配送先エリアを選択すると検索できます。例えば東京都葛飾区から山口県岩国市まで150cc以下のスクーターを送ると、料金は30,000円となるでしょう。支払いは元払いでも着払いでもOKです。

申し込みはホームページ上の「お申し込みはこちら」ボタンからできます。申し込み後は折り返し電話がかかってきて、バイク引き取り日と配達日の確認を行います。

なお、I-Lineは広範囲を対象としたサービスなので、原則として時間指定はできません。仕事などで立ち会いが難しい場合は家族や友人にお願いしたり、引き取り場所を職場にしたりするなど、対策をとる必要があります。

引き取り時には、スタッフがバイクの傷など状態をチェックしてくれます。その後、チェック表と運行承諾書にサインして、バイクを引き取ってもらいましょう。

公式サイト：I-Line

BASでバイクを送る

バイクを安く送りたいときは、BASの輸送サービスもおすすめです。このサービスでは、熟練した技術を持ったドライバーが、二輪輸送に特化した専用トラックを使用してバイクを運びます。

万が一の事故に備えて自動車管理者賠償責任保険に加入しているため、輸送中に事故が発生しても補償が受けられるでしょう。

料金をできるだけ安く抑えたいという人には、デポ地輸送がおすすめです。デポとは輸送拠点のことで、自宅までバイクを取りに来てもらうのではなく、デポまで自分でバイクを持ち込むことで、料金が安くなります。

出発地だけではなく目的地もデポに設定すれば、さらに料金が安くなるでしょう。

料金はサイト上で検索できます。例えば札幌デポから姫路デポまで、排気量126〜750ccのバイクを送るとすると、料金は58,520円となるでしょう。

◼︎BASの輸送サービスの利用方法

このサービスに申し込む方法は、電話とウェブの2通りがあります。ウェブから申し込む場合は、専用フォームを使用しましょう。申し込みが完了すると、受付番号が発行されます。受付番号は配送状況の確認に必要なので、忘れず控えておきましょう。

支払いは原則として前払いとなります。すべての区間で利用できる支払い方法には、銀行振込・カードオンライン決済(VISA、MASTERCARDのみ)・コンビニ払いがあります。一部のデポでは、現金払い・カード払い(VISA、MASTERCARDのみ)も利用可能です。

支払い完了後、コールセンターから入金確認の連絡が来たら、デポの営業時間内にバイクの持ち込みができるようになります。持ち込みではなく指定の場所まで引き取りに来てもらう場合は、引き取り予定日の前日に連絡が来るでしょう。

バイクが目的地のデポに到着し、受け取り可能な状態になったら連絡が入ります。7営業日以内に引き取りに行けば追加料金は発生しませんが、それ以降は1日あたり540円の延滞保管料がかかってしまいます。

できるだけ早めに取りに行きましょう。デポではなく指定の場所までの輸送を希望している場合は、納車予定日の前日に連絡が来ます。

公式サイト：BAS

フリマアプリ「メルカリ」の場合

メルカリで販売したバイクは、購入者に取りに来てもらうのが一番簡単です。その場で状態を確認してもらうことができるので、後々トラブルになりにくいでしょう。

購入者に取りに来てもらうのが難しい場合は、先ほどご紹介したヤマトホームコンビニエンスやI-Line、BASなどのバイク輸送サービスを利用するのがおすすめです。

またバイクの名義変更も忘れずに行いましょう。名義変更手続きは出品者と購入者のどちらが行ってもかまいませんが、購入者が名義変更手続きを行っていないがために、出品者が税金を支払い続けなければならないというトラブルがよく発生しています。

そのため購入者に名義変更手続きを任せる場合は、先に廃車登録しておくことをおすすめします。名義変更に必要な書類はバイクの種類によって異なります。購入者に手続きをしてもらう場合は、必要な書類を揃えて渡しましょう。

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