通帳を郵送で安く送る発送方法と梱包方法

ゆうちょ銀行・三菱UFJ銀行・みずほ銀行などの通帳をヤマト運輸・佐川急便・日本郵便などの宅配便や郵送で安く発送するための配送方法と梱包方法についてです。

送料が一番安い最安値の送り方は簡易書留で、レターパックプラス、ゆうパックでも送ることができます。

通帳は信書には該当しないため、送り方としてはどんな配送方法で送っても問題ありませんが、普通郵便のような安全性の低い送り方で発送することはその荷物の種類からしておすすめできません。

必ず手渡しでの受け渡しかつ補償が付いているような送り方で送ることをおすすめします。

通帳の梱包方法

通帳を送るときの梱包方法は、まず雨濡れ対策としてOPP袋と呼ばれる透明なビニール袋の中に通帳を入れます。 OPP袋は100円ショップでも購入可能です。

透明OPP袋 テープ付き

スーパーでもらえるビニール袋でも雨濡れ対策の役目は果たせますが、受取人の印象としてはあまり良くないため、OPP袋の用意をおすすめします。

通帳をOPP袋に入れた後は、その状態で封筒に入れて梱包完了です。通帳は壊れ物ではないため、プチプチに入れる必要はありません。

簡易書留で通帳を送る

簡易書留の基本情報
送料	404円〜
サイズ	〜90サイズ
発送場所	郵便局の窓口
追跡番号	あり
着払い	なし
補償	あり

通帳を送る際、最も安い送り方は日本郵便の簡易書留となります。

簡易書留は正しくは送り方ではなく、定形郵便または定形外郵便といった普通郵便に付けるオプションサービスのことで、普通郵便に簡易書留を付けることで通帳などを送る際にも安全に送れるようになります。

透けない封筒 テープ付 長形3号

普通郵便に簡易書留を付けると、受け渡し方法が原則対面手渡しとなり、受け渡し時にはサインまたは印鑑が必要になります。また、万が一の際には最大で10万円までの実損額の補償も付いています。

簡易書留の送料はその基本となる送り方が何になるかによって異なってきます。

通帳を送る場合であれば、基本の配送方法は94円の定形郵便の50g以内で送れるので、それに追加して簡易書留のオプション料金320円が加わり、合わせて414円となります。

簡易書留の発送方法は、梱包した荷物を郵便局の窓口に持っていき、簡易書留で発送したい旨を伝えて現金か切手、またはクレジットカード・電子マネー・スマホQRコード支払い等のキャッシュレス決済で送料を支払って完了となります。

引受の際に追跡番号を発行した控えが渡されるので、必ず保管しておき、万が一の際にはそちらが証明になります。

普通郵便自体はポスト投函可能ですが、簡易書留を付けて送る場合には必ず窓口からの発送のみとなりますので、差し出す際には面倒でもポスト投函しないようご注意下さい。

関連：簡易書留の書き方！封筒の表裏・縦書き横書き・スタンプを押す場所まで徹底解説

レターパックプラスで通帳を送る

レターパックプラスの基本情報
送料	520円
サイズ	制限なし
発送場所	郵便局の窓口
追跡番号	あり
着払い	なし
補償	なし

通帳を送る際は日本郵便のレターパックプラスでも安全に送ることができます。

レターパックプラスには補償は付いていませんが、配達方法が対面手渡しでかつ、受け渡し時にはサインまたは印鑑が必要になるので、普通郵便よりも安全に送ることができます。

さらに前述した簡易書留に比べ、レターパックプラスでは配送スピードが速達並みになっているので、到着までの日数を短くして送ることが可能です。

日本郵便レターパックプラス

レターパックプラスは郵便局やローソン、ミニストップなどのコンビニで520円で販売されている専用封筒を購入した上でその中に荷物を梱包して送る配送方法で、送料は専用封筒購入時の520円だけで日本全国送ることができます。

レターパックには370円で利用できる青色のレターパックライトも存在しますが、こちらは配達方法が普通郵便と同様、配達先の郵便受けへの投函となるので、通帳を送る際には適していません。

レターパックプラスの発送方法は、郵便局やコンビニで購入した専用封筒に送る荷物を梱包した上で、郵便局の窓口に差し出すかポスト投函して発送完了となります。

レターパックプラスでは厚みの制限がないため、厚みがかなり出てしまったレターパックプラスに関してはポストの投函口に入らないケースが多いですが、通帳だけを送るのであれば問題なくポスト投函可能です。

関連：レターパックプラスの送り方

ゆうパックで通帳を送る

ゆうパックの基本情報
予想送料	810円〜
予想サイズ	60サイズ
発送場所	郵便局の窓口・コンビニ
追跡番号	あり
着払い	あり
補償	あり

通帳を送る際は、日本郵便のゆうパックでも送ることができます。

ゆうパックは宅配便サービスなので、小さな通帳を送る際に利用するイメージはありませんが、ゆうパックには対面手渡しであることや補償がついていることなど、通帳を送る際にも最適な特徴があり、実はおすすめの送り方です。

角2封筒 A4サイズ 茶

ゆうパックは受け渡し方法が原則対面手渡しとなっており、受け渡し時には受取人のサインまたは印鑑が必要になります。また配達スピードもレターパックプラスと同等程度の早さを誇っているので、速達級と言えます。

さらにゆうパックでは配達日時の指定が無料で行える上、着払いにして発送することもできるので、忘れ物の通帳をお客さんの都合に合わせて着払いで送るといったときには最適となっています。

ただし簡易書留やレターパックプラスよりかは送料も高くなるので、安全でかつ速達級の早さで、配達日時指定をして着払いで送りたい場合でなければ、他の送り方を利用したほうが送料は安く済みます。

ゆうパックの送料は荷物のサイズと配送距離に応じて変わります。例として、60サイズで梱包した通帳を送る際の送料は、東京都から神奈川県に送る場合で870円、東京都から北海道に送る場合で1,300円となります。

ゆうパックの発送方法は、郵便局やローソン、ミニストップ、セイコーマートに置かれている専用伝票ラベルを入手した上でそちらに必要事項を記入し、郵便窓口またはコンビニで差し出して発送完了となります。

例え封筒で梱包したからといって、ポスト投函して発送することはできないのでご注意下さい。

関連：ゆうパックの送り方

通帳のコピーを送る場合

◼一番安い最安値で送るなら定形郵便



通帳のコピーを発送する場合、最も安い送り方は定形郵便となります。

定形郵便は普通郵便と呼ばれる送り方で、通帳のコピーの場合、A4サイズで4枚までであれば84円の送料で送ることができます。

ただし、定形郵便は配達方法も郵便受けへの投函となるので、万が一郵便受けから盗まれてしまった場合は情報漏えいのリスクがありあります。

そのため定形郵便で送る通帳のコピーは取引明細の欄にしておき、口座番号などが書かれた面は送らないようにするのがおすすめです。

◼安全に送るなら簡易書留



通帳のコピーであっても、安全に送りたいのであれば前述した簡易書留を付けて送るのがおすすめです。

簡易書留は320円のオプションサービスになるので、上記の定形郵便に付ける際は送料は合計で404円になります。

前述したように簡易書留を送る際は必ず郵便局の窓口から発送する必要があるので、定形郵便で小さく梱包した荷物であっても、必ず窓口から発送を行うようにして下さい。

◼着払いで送るならゆうパック



通帳のコピーを着払いにしてかつ安全に送る場合であれば、ゆうパックを利用して送るのがおすすめです。

ゆうパックでは無料で着払いにして送ることができる上、配達日時の指定も行えるので、受取人が必要だと言った場合に着払いで通帳のコピーを送るような場合にはうってつけの送り方になります。

またゆうパックでは最小の60サイズであっても重量は最大で25kgまで対応しているので、大量の通帳のコピーを送るような場合においても、送料が高くなることなく送ることができます。

ただし基本の送料自体が簡易書留などよりも高いので、必ずしも着払いにしなくても良い状況であれば簡易書留など他の送り方を利用するのがおすすめです。

通帳が届くまでの配達日数

上記記載の追跡番号（お問い合わせ番号）が付与される送り方の簡易書留・レターパックプラス・ゆうパックで通帳を送るといつ届くのか、参考までに発送から配達までが完了した過去の実際の追跡結果は以下の通りです。

◼東京都から群馬県に発送された簡易書留

状態発生日	配送履歴	取扱局	県名等
12/09 15:16	引受	新宿郵便局	東京都
12/10 07:01	到着	前橋中央郵便局	群馬県
12/10 11:58	お届け先にお届け済み	前橋中央郵便局	群馬県

12月9日（水曜日）の午後に東京都新宿区から発送された簡易書留は、翌日の12月10日（木曜日）の午前中に配送先である群馬県前橋市に配達が完了しています。

◼東京都から愛知県に発送された簡易書留

状態発生日	配送履歴	取扱局	県名等
12/09 15:16	引受	新宿郵便局	東京都
12/10 06:11	到着	千種郵便局	愛知県
12/10 14:45	お届け先にお届け済み	千種郵便局	愛知県

12月9日（水曜日）の午後に東京都新宿区から発送された簡易書留は、翌日の12月10日（木曜日）の午後に配送先である愛知県名古屋市に配達が完了しています。

◼大阪府から奈良県に発送されたレターパックプラス

状態発生日	配送履歴	取扱局	県名等
02/03 20:33	引受	大阪北郵便局	大阪府
02/04 04:30	到着	奈良西郵便局	奈良県
02/04 11:35	お届け先にお届け済み	奈良西郵便局	奈良県

2月3日（水曜日）の夜に大阪府大阪市から発送されたレターパックプラスは、翌日の2月4日（木曜日）の午前中に配送先である奈良県奈良市に配達が完了しています。

◼大阪府から福岡県に発送されたレターパックプラス

状態発生日	配送履歴	取扱局	県名等
01/27 11:13	引受	大阪北郵便局	大阪府
01/28 08:22	到着	伊田郵便局（糸田）	福岡県
01/28 10:58	お届け先にお届け済み	伊田郵便局（糸田）	福岡県

1月27日（水曜日）の午前中に大阪府大阪市から発送されたレターパックプラスは、翌日の1月28日（木曜日）の午前中に配送先である福岡県田川市に配達が完了しています。

◼奈良県から神奈川県に発送されたゆうパック

状態発生日	配送履歴	取扱局	県名等
01/18 13:10	引受	奈良西ノ京郵便局	奈良県
01/18 18:31	中継	奈良中央郵便局	奈良県
01/18 22:08	中継	新大阪郵便局	大阪府
01/19 07:32	中継	川崎東郵便局	神奈川県
01/19 12:07	到着	横浜南郵便局	神奈川県
01/19 15:13	お届け先にお届け済み	横浜南郵便局	神奈川県

1月18日（月曜日）の午後に奈良県奈良市から発送されたゆうパックは、翌日の1月19日（火曜日）の午後に配送先である神奈川県横浜市に配達が完了しています。

◼茨城県から鹿児島県に発送されたゆうパック

状態発生日	配送履歴	取扱局	県名等
01/18 09:33	引受	岩井郵便局	茨城県
01/18 16:52	中継	土浦郵便局	茨城県
01/19 02:08	中継	新東京郵便局	東京都
01/21 08:46	到着	名瀬郵便局（宇検）	鹿児島県
01/21 13:27	お届け先にお届け済み	名瀬郵便局（宇検）	鹿児島県

1月18日（月曜日）の朝に茨城県坂東市から発送されたゆうパックは、3日後の1月21日（木曜日）の午後に配送先である鹿児島県奄美市に配達が完了しています。

関連：品目（送るもの）から送り方を探す

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順位	送り方	料金	会社名
	レターパックライト	370円	日本郵便
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順位	送り方	料金	会社名
	ミニレター	63円	日本郵便
	定形（普通郵便）	84円〜	日本郵便
	定形外（普通郵便）	120円〜	日本郵便
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【小型】小型で送料が一番安い送り方	【大型】大型で送料が一番安い送り方
【追跡】追跡できる一番安い送り方	【着払】着払できる一番安い送り方
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