小さいけど厚みがあるものの一番安い送り方!郵送料金順の発送方法ランキング





ヤマト運輸・佐川急便・日本郵便などの宅配便や郵送で小さいけど厚みがあるものを送る場合に一番安い送り方はどれか、郵送料金順の発送方法ランキングと梱包方法についてです。

フリマアプリのメルカリ・ラクマ、そしてヤフオクなどのネットオークションに出品している方も参考にしてみてください。

小さいサイズながら厚みがある荷物を送る際に最も安く送れる発送方法は、日本郵便の定形外郵便で、最安値の120円から送ることができます。

定形外郵便では規定サイズに収まってさえいれば荷物のサイズは送料に関係なく、あくまで重量のみで送料が変わってくるので、厚みがある荷物であっても重量が軽ければかなり安い送料で荷物を送ることができます。

日本郵便の定形外郵便

定形外郵便の基本情報
送料 120円〜
最大サイズ 90サイズ
最大厚み 60cm
最大重量 4kg
発送場所 郵便局の窓口・郵便ポスト
追跡番号 なし
補償 なし
着払い なし

定形外郵便は日本郵便の送り方で、定形郵便と並んで普通郵便としても呼ばれる送り方です。定形郵便が主に手紙など薄い紙などを送る際に利用されるのに対し、定形外郵便ではより立体的なものを送る際に利用される送り方です。

定形外郵便では規格内と規格外という2つの規格がありますが、規格内では厚さが3cmまでと決まっているので、今回のように小さくても厚みのある荷物を送る際には規格外で送ることになります。

◼定形外郵便(規格外)のサイズと料金



定形外郵便(規格外)では最大サイズが3辺の合計が90cmでかつ、一番長い面の長さが60cmまでと決められているので、理論的には最大で60cmまでの厚みのある荷物までが送れます。

実際に送る際は、3辺の合計が90cmを超えなければ厚さは何cmでもOKと思っておくと良いでしょう。

定形外(規格外)サイズのダンボール






定形外郵便(規格外)の送料は日本全国一律料金で、荷物の重量によって変わってきます。同じ日本郵便のゆうパックのように荷物の3辺の合計サイズは関係ないので、荷物の厚みがかなり厚くなってしまっても重量が軽ければ送料は安く済ませられます。

実際の定形外郵便(規格外)の重量ごとの料金は以下の通りです。

50g以内:200円/100g以内:220円/150g以内:300円/250g以内:350円/500g以内:510円/1kg以内:710円/2kg以内:1,040円/4kg以内:1,350円

送る際は上記の料金分の切手を用意の上、荷物に貼り付けて発送します。もしくは郵便窓口からの発送であれば現金、またはクレジットカード・電子マネー・スマホQRコード支払い等のキャッシュレス決済で切手代金分を支払うことも可能です。

◼定形外郵便の発送方法

定形外郵便の発送方法は、まず送る内容品となるものを封筒やダンボールなどの梱包材に入れて梱包します。次にお届け先と荷送人の住所や氏名を封筒の表面に書いた上で、送料分の切手を用意して貼り付けます。

最後に郵便局の窓口までその荷物を持っていき、定形外郵便で発送したいと伝えた上で差し出して、発送作業は完了となります。

なお、定形外郵便ではポスト投函での発送も可能ですが、今回のように定形外郵便(規格外)で厚みのあるものを送る場合、郵便ポストの投函口には入らないことの方が多いので、基本的に窓口からの発送を想定しておいた方が良いです。

関連:定形外郵便の送り方

日本郵便のレターパックプラス

レターパックプラスの基本情報
送料 520円
サイズ 専用封筒
最大厚み 制限なし
最大重量 4kg
発送場所 郵便局の窓口・郵便ポスト
追跡番号 あり
補償 なし
着払い なし

レターパックプラスは上で紹介した送り方と同じく日本郵便のサービスで、郵便局の窓口やローソン・ミニストップ・セイコーマートなどで520円で売られている専用封筒に入れて送る発送方法です。

レターパックにはレターパックライトとレターパックプラスの2つがあります。

いずれも同じサイズの専用封筒に入れて送ることと最大重量が4kgといった点は一緒ですが、レターパックライトの方は厚みの制限が3cmまでなのに対し、レターパックプラスでは厚みの制限が無制限となっています。

また、配達時もレターパックライトが郵便受けへの投函なのに対し、レターパックプラスでは玄関先での対面手渡しで、引渡し時には受取人のサインまたは印鑑が必要となります。

◼レターパックプラスのサイズと料金

日本郵便レターパックプラス






レターパックプラスは上記画像のような長辺34cm・短辺24.8cmのA4サイズの赤色の専用封筒に入れて発送する送り方で、専用封筒に収まりさえすれば厚みの制限もありません。

そのため、実際に送る際は小さいサイズの荷物であればかなりの厚みまで送ることが可能と思っておいて良いでしょう。

また、レターパックプラスの送料は日本全国一律料金で、荷物の厚さや重量による変動もありません。

郵便局の窓口やローソン・ミニストップ・セイコーマートなどで購入できる専用封筒を520円で買うと、それが送料の支払いの意味になるので、あとは切手の貼付けなどなくその中に荷物を入れて発送するだけとなります。

◼レターパックプラスの発送方法

レターパックプラスの発送方法は、まずレターパックプラスの専用封筒を入手した上で、送る内容品となるものをその中に入れて梱包します。

封筒に差出人とお届け先の住所や氏名、送る荷物の品名について書いた上で、郵便局の窓口で差し出して発送作業は完了となります。

レターパックでは郵便ポストからの発送にも対応していますが、厚みの制限がないレターパックプラスの場合、郵便ポストの投函口に入らないことの方が多いです。そのため、レターパックプラスでは基本的に窓口発送だと思っておいた方が良いでしょう。

関連:レターパックプラスの送り方

ヤマト運輸の宅急便コンパクト

宅急便コンパクトの基本情報
送料 650円〜
サイズ 専用ボックス
最大厚み 制限なし
最大重量 制限なし
発送場所 ヤマト運輸営業所・コンビニ
追跡番号 あり
補償 あり
着払い あり

宅急便コンパクトはヤマト運輸のサービスで、その名の通り通常の宅急便よりもコンパクトな荷物向けの送り方となっています。

宅急便コンパクトを送る際は、ヤマト運輸の営業所またはセブンイレブンやファミリーマートといったコンビニで70円で売られている専用ボックスを購入した上でその中に送る荷物を梱包して送ります。

上で紹介したレターパックプラスと似たサービスとなっていますが、レターパックプラスとの違いは送料が一律料金ではなく、発送元と配送先の距離に応じても変わってきます。

また、宅急便コンパクトでは着払いにして送ることも可能で、万が一の配送事故時に適用される補償サービスもあります。基本的な送料がレターパックプラスよりも高い分、より重量なものを送るときに利用することをおすすめできる送り方です。

◼宅急便コンパクトのサイズと送料

宅急便コンパクトは前述したようにヤマト運輸の営業所やコンビニで売られている宅急便コンパクト専用ボックスを購入した上でその中に送る荷物を梱包して発送します。

宅急便コンパクトの専用ボックスにはいずれも70円の同一料金で、外寸が縦24.8cm・横34cmで厚みがないタイプの薄型タイプと、外寸が縦20cm・横25cm・高さ5cmの通常タイプの2つが販売されています。

宅急便コンパクトではレターパックプラスのように専用ボックスに収まれば箱を変形させてもOKということはなく、あまりにも極端な箱の変形の場合はヤマト運輸の営業所で受付を拒否される可能性があります。

そのため、厚みがある荷物は基本的に通常タイプの専用ボックスを使用するようにし、厚さが5cmを超えるような荷物になってしまう場合は前述した定形外郵便(規格外)やレターパックプラスで送るようにして下さい。

宅急便コンパクト 専用 梱包箱






宅急便コンパクトの送料は、前述したように発送元と配送先の距離に応じて変わってきます。荷物の重量やサイズは送料に関係ありませんのでご注意下さい。

例えば、差し出し場所を東京都として、配送先を同じ関東圏である神奈川県に送ると650円、関西圏である大阪府に送ると710円、九州圏である福岡県に送ると870円となります。実際に発送する際は、追加で70円の専用ボックス代が別途掛かります。

また、発送時に集荷サービスを利用せずに、ヤマト運輸の営業所やセブンイレブン等のコンビニまで自分で持ち込むと荷物1点当たりにつき送料から100円が値引かれるので、積極的に持ち込み割引を活用すると良いでしょう。

◼宅急便コンパクトの発送方法

宅急便コンパクトの発送方法は、まずヤマト運輸の営業所やセブンイレブンなどで専用ボックスを購入してきた後、その中に送る荷物を入れて梱包します。

次に同じく営業所などでもらえる宅急便コンパクト専用伝票に差出人と配送先の住所や氏名、品名について記入します。伝票は発払い用と着払い用の2種類があるので、その時の用途に合わせて伝票も合わせて下さい。

最後に梱包し終えた荷物を営業所やコンビニまで持ち込むか、集荷サービスを利用して引き渡して、発送作業は完了となります。

関連:宅急便コンパクトの送り方

フリマアプリ「メルカリ」の場合



◼ゆうゆうメルカリ便のゆうパケットプラス

メルカリには、メルカリ独自の配送サービスであるゆうゆうメルカリ便と、らくらくメルカリ便という格安の配送方法が用意されています。アクセサリーや薄手の衣類など厚さ3cmまでの荷物であれば、メルカリ便のネコポスやゆうパケットが利用できます。

しかし、高さが3㎝以上あるヘアワックスやオモチャを送る場合は、上記のネコポスやゆうパケットでは送れないため、厚みがあっても小さい荷物であれば送ることのできる、ゆうパケットプラスで送ることをおすすめします。

ゆうパケットプラスは専用箱に入れて送る送り方で、全国一律455円で利用でき、専用箱の大きさは17×24×7cmです。専用箱は高さもしっかりとあるため、小さい荷物をプチプチなどの緩衝材で梱包した後でも専用箱に収めることが出来ます。

また、ゆうパケットプラスの箱の素材は厚みのある丈夫な素材が使われているため、マグカップなどを送る場合であっても、緩衝材などを使い正しい梱包がされていれば、ゆうパケットプラスで問題なく送ることが出来るでしょう。

◼らくらくメルカリ便の宅急便コンパクト

上記のゆうパケットプラスと同様の配送サービスである宅急便コンパクトは、全国一律450円で利用でき、専用箱の大きさは20×25×5cmで、ゆうパケットプラスの箱に比べると高さが低く横幅の長い平べったい箱となります。

そのため、厚みのある本や厚みのある衣類などを送る場合に最適です。ゆうパケットプラスも宅急便コンパクトも箱代を合わせると合計520円となり、送料は変わらないため、送る荷物の厚みや形によって、配送方法を選択すると良いです。

厚さ3㎝を少し超えてしまっている荷物を一か八かでネコポスで発送すると、サイズオーバーということで送り主の元へ荷物が戻ってきてしまい、無駄にネコポス代を支払うことになります。

厚さが3cmを超えるか超えないかの際どいサイズ感の荷物を送る場合は、宅急便コンパクトで安全に送ることをおすすめします。


過去の実際の追跡結果

参考までにこの記事で紹介したレターパックプラスと宅急便コンパクトで発送され、到着までが完了した荷物の過去の実際の追跡結果を以下に掲載します。

◼長崎県から山梨県に2日で配達完了したレターパックプラス

状態発生日 配送履歴 取扱局 県名等
11/15 17:45 引受 長崎中央郵便局 長崎県
11/17 04:12 到着 甲府中央郵便局 山梨県
11/17 11:24 お届け先にお届け済み 甲府中央郵便局 山梨県

11月15日(木曜日)の夕方に長崎県佐世保市から発送されたレターパックプラスは、翌々日の11月17日(土曜日)の午前に配送先である山梨県甲府市に配達が完了しています。

◼長崎県から香川県に1日で配達完了したレターパックプラス

状態発生日 配送履歴 取扱局 県名等
01/27 14:33 引受 厳原郵便局 長崎県
01/28 09:26 到着 高松南郵便局 香川県
01/28 15:20 お届け先にお届け済み 高松南郵便局 香川県

1月27日(土曜日)の午後に長崎県対馬市から発送されたレターパックプラスは、翌日の1月28日(日曜日)の午後に配送先である香川県高松市に配達が完了しています。

◼長崎県から高知県に2日で配達完了した宅急便コンパクト

荷物状況 日付 時刻 担当店名
発送 08/22 16:01 口加センター
配達完了 08/24 12:57 高知幡多センター

8月22日(水曜日)の夕方に長崎県南島原市から発送された宅急便コンパクトは、翌々日の8月24日(金曜日)のお昼に配送先である高知県幡多郡に配達が完了しています。

◼秋田県から茨城県に1日で配達完了した宅急便コンパクト

荷物状況 日付 時刻 担当店名
発送 08/23 12:23 秋田羽後センター
作業店通過 08/23 22:05 秋田ベース店
作業店通過 08/24 10:05 茨城ベース店
配達完了 08/24 16:43 笠間石井センター

8月23日(木曜日)のお昼に秋田県湯沢市から発送された宅急便コンパクトは、翌日の8月24日(金曜日)の夕方に配送先である茨城県笠間市に配達が完了しています。

関連:小さい荷物の安い送り方!日本郵便・ヤマト運輸・佐川急便の比較




関連記事

スキーブーツスキー板・スノーボードの送料・サービス比較!ヤマト運輸、佐川急便、日本郵便のスキー便
郵便局配達バイク2親展の意味と郵便物を親展で送る方法
ダンボール梱包280サイズの荷物を安い郵送料金で送る発送方法と梱包方法
子供のおもちゃおもちゃを郵送で安く送る発送方法と梱包方法
セーターセーターを郵送で安く送る発送方法と梱包方法
当サイトで人気の送り方ランキング
順位
送り方 料金 会社名
レターパックライト 370円 日本郵便
ゆうパック 810円〜 日本郵便
宅急便 940円〜 ヤマト運輸
ゆうメール 180円〜 日本郵便
クリックポスト 185円 日本郵便

送料が安い送り方ランキング
順位
送り方 料金 会社名
ミニレター 63円 日本郵便
定形(普通郵便) 84円〜 日本郵便
定形外(普通郵便) 120円〜 日本郵便
スマートレター 180円 日本郵便
クリックポスト 185円 日本郵便

用途別の一番安い送り方
【小型】小型で送料が一番安い送り方 【大型】大型で送料が一番安い送り方
【追跡】追跡できる一番安い送り方 【着払】着払できる一番安い送り方
【速達】速達がある一番安い送り方 【補償】補償がある一番安い送り方
【複数】複数荷物の一番安い送り方 【日時】日時指定の一番安い送り方

近くのコンビニから送る
レターパックの購入と発送が出来るコンビニ一覧とかいろいろ ゆうパックの発送が出来るコンビニ一覧などいろいろ ファミリーマートから荷物を送る方法と荷物を受け取る方法 セブンイレブンで宅急便を送る方法と宅急便を受け取る方法 ローソンで荷物を送る方法と荷物を受け取る方法

送り方を探す
場所から送り方を探す

コンビニや郵便局など宅配便・郵便で送る荷物を差し出せる場所をまとめています。

料金から送り方を探す

宅配便・郵便の全サービスの料金を比較出来るように一覧としてまとめています。

品目から送り方を探す

本・食べ物・家電など送るものに適した宅配便・郵便の送り方をまとめています。

割引から送り方を探す

送料が毎回10%引きになる割引や無料で梱包アイテムを手に入れる方法です。

日数から送り方を探す

宅配便・郵便の全サービスの荷物が到着するまでの日数をまとめています。

目的から送り方を探す

着払いや速達など宅配便・郵便のサービスごとのオプションをまとめています。

小さい荷物の送り方

本・雑誌・書類・CD・DVDなど小さい荷物を安く送る方法をまとめています。

大きい荷物の送り方

大量の衣類や漫画のセットなど大きい荷物を送る方法をまとめています。


このページの先頭に戻る

このサイトのトップページへ


このページの先頭へ