簡易書留のサイズを解説!規格内のサイズ制限を超えると規格外
定形郵便や定形外郵便といった普通郵便に付けて送る簡易書留のサイズを解説します。
簡易書留を送る際には、基本となる送り方では定形郵便と定形外郵便(規格内)、定形外郵便(規格外)という3つのサイズ規格で送ることになります。
簡易書留を付けていない普通郵便の場合はサイズオーバーをしていた場合は料金不足として自宅まで返送されてしまうリスクもありますが、簡易書留の場合は必ず郵便局の窓口から発送を行うのでサイズオーバーになる心配はありません。
あくまで窓口で予想していたよりも多めに送料が請求されるだけですので、返送などのリスクはなく安心して送れます。
定形郵便+簡易書留のサイズ
重量 | 定形郵便料金 | 簡易書留料金 |
25g以内 | 84円 | 404円 |
50g以内 | 94円 | 414円 |
定形郵便に簡易書留を付けた時の送料は上記表の通りとなります。
定形郵便は荷物の重量によって25g以内であれば84円、50g以内であれば94円と送料が変わり、簡易書留を付ける場合はこれらに追加して簡易書留料の320円が加算されます。
定形郵便の上限サイズは縦23.5cm・横12cm・厚み1cm・重量50gとなっています。この具体的なサイズとしては、三つ折りでかつ下部を少し折った状態のA4サイズの紙を10枚まで送ることができる大きさとなっています。
梱包に使用するのは以下のような長形3号の封筒がおすすめです。簡易書留を付けて送るような重要な書類は透けにくくなっている白封筒の方が無難です。
透けない封筒 テープ付 長形3号 |
定形郵便で送れる具体的な品目としては領収書や契約書などの書類を一枚から数枚程度送るのに適しています。
ただし上記したように定形郵便で書類を送る際は紙を三つ折りにする必要があるので、折りたくない書類を送る場合は次で述べる定形外郵便で送るようにして下さい。
定形外郵便(規格内)+簡易書留のサイズ
重量 | 定形郵便料金 | 簡易書留料金 |
50g以内 | 120円 | 440円 |
100g以内 | 140円 | 460円 |
150g以内 | 210円 | 530円 |
250g以内 | 250円 | 570円 |
500g以内 | 390円 | 710円 |
1kg以内 | 580円 | 900円 |
定形外郵便(規格内)に簡易書留を付けた時の送料は上記表の通りとなります。
定形外郵便もまた、荷物の重量によって送料は変わり、50gから1kgの間で6段階に変化し、簡易書留を付ける場合はそのそれらの送料に加算して簡易書留料金の320円が掛かります。
定形外郵便(規格内)の最大サイズは長辺34cm・短辺24cm・厚さ3cm・重量1kgとなっています。
一般的なA4サイズの書類なども折らずにそのまま入るサイズ感となっているので、折りたくない書類は定形外郵便(規格内)で送るようにして下さい。梱包に使用するのは以下のような角2サイズの封筒がおすすめです。
角2封筒 A4サイズ 白 |
こちらも透けにくくなっている白封筒の方が無難です。
定形外郵便(規格内)で送るのに適した品目は、10枚以上の契約書などの書類や書籍、雑誌などとなっています。
A4サイズに収まっていても厚みが3cmを超えていたり重量が1kgを超えていると規格内では送れないので、次で述べる定形外郵便(規格外)で送ることになります。
定形外郵便(規格外)+簡易書留のサイズ
重量 | 定形郵便料金 | 簡易書留料金 |
50g以内 | 200円 | 520円 |
100g以内 | 220円 | 540円 |
150g以内 | 300円 | 620円 |
250g以内 | 350円 | 670円 |
500g以内 | 510円 | 830円 |
1kg以内 | 710円 | 1,030円 |
2kg以内 | 1,040円 | 1,360円 |
4kg以内 | 1,350円 | 1,630円 |
定形外郵便(規格外)に簡易書留を付けた時の送料は上記表の通りとなります。
定形外郵便(規格外)もまた荷物の重量によって送料が変わり、50gから4kgの間で8段階に変わり、簡易書留を付ける場合はこれらに加算して簡易書留料の320円が追加で掛かります。
定形外郵便(規格外)は上で紹介した定形外郵便(規格内)の上限サイズを超えた荷物を送れる規格で、規格外では最大で3辺の合計が90cm(1辺の最長60cm)・重量4kgまでの荷物を送ることができます。
そこそこ大きなサイズの荷物まで送れるようになっているので、梱包時には紙袋やダンボールを使用して荷物を梱包することをおすすめします。
定形外(規格外)サイズのダンボール |
定形外郵便(規格外)で送るのに適した品目は、300枚以上の書類や手紙と一緒にぬいぐるみなどのプレゼントを同封するときに適しています。
ただし、定形外郵便(規格外)は重量が重くなると送料もそれなりに高くなってしますので、場合によってはゆうパックなど他の送り方で送った方が安く済む場合もありますので、一度送料を比較してから送ることをおすすめします。
規格内と規格外の違い
定形外郵便には前述したように、規格内と規格外という2つの規格があり、A4サイズ(長辺34cm・短辺25cm)でかつ厚さ3cm、重量1kgまでであれば規格内、それ以上のサイズになると規格外の荷物として扱われます。
これら2つの定形外郵便のそれぞれの規格の違いはあくまでサイズと料金だけで、送れる中身や発送方法などは一切変わりません。
定形外郵便(規格外)の場合は荷物のサイズが大きくなっていることがほとんどのため、厚みがあることによりポスト投函は基本的に難しいですが、そもそも簡易書留を付けると発送は必ず郵便局の窓口から行うので、その点も変わりません。
定形外郵便(規格外)では最大で90サイズ・4kgまでとかなり大きな荷物まで送ることができますが、簡易書留まで付けると送料もその分光学になってしまうので、発送の際はゆうパックなどと送料を比較してから決めると良いでしょう。
ただし、ゆうパックでは納品書などの信書を同封することはできないので、ゆうパックで荷物と信書を送りたい際はゆうパックで荷物だけを、定形郵便+簡易書留で信書を送るようにして下さい。
関連:定形外郵便の規格内と規格外の違い
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