ミニレターの受け取り方法と受取拒否方法
日本郵便で最も安い料金で荷物を送ることができるミニレター(郵便書簡)の受け取り方法と受取拒否をする方法について解説します。
ミニレターの受け取り方法は郵便受けへの投函で完了となります。受取人が不在でもポスト投函のため関係ないので、インターホンを鳴らす在宅確認は行われません。
ただし、簡易書留や一般書留のオプションを付けて送られたミニレターや、郵便受けが設置されてないなどしてポスト投函できないミニレターについては対面手渡しでの受け渡しとなり、不在の場合は持ち帰りとなります。
自宅以外の受け取り方法としては、指定した郵便局の窓口で受け取る郵便局留めにして発送してもらうことも可能です。
ミニレターの受け取り方法
ミニレターの配達時の受け取り方法は、はがきや手紙と同様郵便受けへの投函となります。ゆうパックなどのように玄関先での対面手渡しではありませんのでご注意ください。受け取り証明のサインまたは印鑑も不要です。
ただし、配達先に郵便受けが設置されていなかったような場合には、インターホンを鳴らしての対面手渡しとなり、不在時は持ち帰りとなってしまいます。
郵便受けがいっぱいでも投函できないので、郵便受けは正しく配達が行える状態にしておく必要があります。
なお、ミニレターに簡易書留や一般書留といった書留オプションを付けて送った場合には原則対面手渡しとなり、不在時には持ち帰りとなります。
郵便局留めの受け取り方法
ミニレターは受け取りを自宅ではなく、指定した郵便局の窓口で行う郵便局留めで送ってもらうことも可能です。
郵便局留めにして送る際の追加料金は不要で、通常のミニレターの料金で局留めにできます。
ミニレターを局留めにして送る際は、差出人が記入する宛先情報として、以下のように記入する必要があります。
郵便番号:郵便局留めする郵便局の郵便番号
住所:〇〇郵便局留め、受取人の住所
氏名:受取人の氏名
なお、郵便局留めで送られたミニレターの保管期間は、受け取り場所の郵便局に到着した翌日から起算して10日以内となっています。
保管期間を過ぎてしまったミニレターは差出人に返送されてしまうので、到着したらすぐに受け取りに行くことをおすすめします。
ミニレターの配達日数の目安
差出場所 | 届ける場所 | 差出時間 | 届く日 |
東京都 | 東京都 | 午前 | 翌々日 |
東京都 | 東京都 | 午後 | 翌々日 |
東京都 | 愛知県 | 午前 | 翌々日 |
東京都 | 愛知県 | 午後 | 翌々日 |
東京都 | 大阪府 | 午前 | 3日後 |
東京都 | 大阪府 | 午後 | 3日後 |
東京都 | 広島県 | 午前 | 3日後 |
東京都 | 広島県 | 午後 | 3日後 |
東京都 | 福岡県 | 午前 | 3日後 |
東京都 | 福岡県 | 午後 | 3日後 |
東京都 | 沖縄県 | 午前 | 3日後 |
東京都 | 沖縄県 | 午後 | 3日後 |
ミニレターの配達日数は上記表のように通りとなります。ここでは例として差し出し場所を東京都に固定して、それぞれの配達先を東京都・大阪府・福岡県・北海道・沖縄県といったそれぞれの都道府県に送った場合の目安の日数を掲載しています。
ミニレターの配達日数は比較的早く、基本的には差し出し日の3日以内に到着と、はがきや定形郵便(普通郵便)と同等の配達日数となっています。
ただし、ミニレターは普通郵便扱いのため、配達が行われるのは平日のみで、土曜日・日曜日・祝日の配達は行われません。金曜日に発送されたミニレターは必然的に月曜日以降の到着となります。
また、配達が行われる時間帯は朝8時から夕方5時(17時)頃までとなっています。この配達時間帯はその地域によっても異なってくるので、より詳細な配達時間帯が気になる場合は、最寄りの郵便局に問い合わせてみることをおすすめします。
受け取りを拒否する方法
拒否ポン |
受け取りたくないミニレターは受け取りを拒否することも可能です。通常のミニレターで郵便受けに投函されていた場合でも、書留扱いで局員に手渡しで渡されようとしたミニレターでも、いずれも受取拒否が可能です。
ポスト投函されていたミニレターを拒否する場合は、メモや付箋などに「受取拒絶」という文言を書いた後、署名としてサインまたは押印して拒否したい郵便物の封筒などに貼り付けます。
受取拒否したい郵便物が頻繁に来るようであれば、上記画像のようなスタンプもおすすめです。
メモを貼り付けたミニレターをそのままポスト投函するか、最寄りの郵便局の窓口まで持って行き、受け取りを拒否したいので返送して欲しい旨を伝えれば、その荷物は「受取拒絶」として差出人まで返送されます。
また、書留扱いで対面手渡しで渡された場合は、配達に来た配達員に受け取り拒否したい旨を伝えてください。
受取人が受取拒絶していることを証明するために、上記したようにメモや付箋などに「受取拒絶」の文言とサイン等が求められますので、そのように記載して配達員に返送をお願いして受取拒否の完了となります。
注意点として、一度開封してしまったミニレターや、書留の場合はサインをして受け取ってしまったものについては受取拒否をすることができませんのでご注意ください。
関連:ミニレター(郵便書簡)が届かないときの追跡方法
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