チケット流通センターの購入者と出品者の手数料





チケットの個人間売買が出来るチケット流通センターの手数料は高いのか、チケット流通センターの購入者と出品者の手数料についてです。

チケット流通センターでは取引の際にいくつかの手数料が発生します。

具体的には購入者が支払うチケット以外の料金として、チケット代金にかかる事務手数料、あんしん配送サービスの利用料などがあります。

出品者が支払う手数料は、取引成立時の仲介手数料、再振込手数料、キャンセル料があります。

購入者・出品者ともに手数料がかかるのは取引成立時のみで、会員登録料や出品料、モバイル利用料はかかりません。

販売者(売り手)が負担する手数料

チケット流通センター公式サイトの初めての方へ「チケット代金のお支払いと手数料について」に記載されている通り、販売者が負担する手数料があります。

販売者が負担する手数料は三つあります。仲介手数料、再振込手数料、キャンセル料です。

◼︎仲介手数料

チケット流通センターに掲載して取引が成立した場合のみ、チケット代金に応じて必ずかかる手数料です。

「チケット代金のお支払いと手数料について」には次のように定められています。
・売価が8,000円以下の取引 の場合、一律820円(税込)
・売価が8,500円以上の取引の場合、売価の10.26%(税込)

チケット流通センターへ販売者が支払う手数料は、他のチケット仲介サイトを利用した場合より高いように感じるかもしれません。

ですが、チケット流通センターではチケット代金の受け取りに、送金手数料が一切かかりません。

しかも買い手から受取完了連絡があった取引ごとにチケット代金が支払われ、送金申請も必要ありません。送金回数も送金金額も制限がない為、チケット代金を一定金額以上プールしておく必要もなく、即入金されます。

仲介手数料のみで済むのでわかりやすい料金体系となっており、振込申請1回ごとに振込手数料がかかるサイトと比べるとお得になる場合もあります。

再振込手数料とキャンセル料は必ずかかる手数料ではありませんが、詳しくご紹介します。

◼︎再振込手数料

代金の受け取りに送金手数料がかからないチケット流通センターですが、登録した金融機関口座に不備・誤りがあり、チケット代金が振り込めなかった場合は、再振込手数料として864円(税込)が差し引かれて再手続きされます。

例)7,500円(仲介手数料820円)のチケット代金を再振込する場合
7500円−820円−864円=5,816円

仲介手数料が多少高くても送金手数料がかからないのがチケット流通センターの良いところなのに、再振込手数料がかかってしまうのは非常にもったいないと言えます。口座を登録する際は、しっかり確認をして間違いのないようにしましょう。

◼︎キャンセル料

購入者への「在庫あり」連絡後、販売者側の都合で取引キャンセルとなった場合、下記のキャンセル料を支払う事となります。

【通常チケット】
・売価の9.5%または950円の高い方の金額

通常チケットの場合、注文と同時にチケット流通センターから販売者へ「在庫確認メール」が配信されます。販売者はマイページから在庫の有無を連絡します。

ここで在庫が無い場合や期限内に連絡がない場合は取引キャンセルとなります。その場合キャンセル料はかかりません。

しかし、チケット流通センターへ在庫があると連絡し、購入者から入金されたにも関わらず、販売者都合で取引キャンセルとなった場合は、所定のキャンセル料がかかります。

【チケエクチケット】
・売価と同額

チケエクチケットとは、販売者がチケットの在庫を保障し購入者が注文と同時に代金を支払う事で、販売者から購入者への在庫連絡ステップを省略して、迅速に取引できるチケットです。

購入者は注文後30分以内にチケット代金を全額支払う必要があります。チケットを手渡しする場合は公演当日まで取引を行うことが可能な為、入金したその日にチケットを受け取ることもできます。

このように在庫を保障することで迅速な取引を可能にしているにも関わらず、販売者都合でキャンセルになった場合はチケット売価と同額のキャンセル料がかかります。

【座席未定チケット(通常・チケエク)】
・売価と同額

ファンクラブ先行予約などで当日チケットを発券するまで座席がわからない場合でも、先行予約チケットの当選権を持っている状態ということで、出品することは可能です。

つまりチケットが販売者の手元にない状態で購入され、買い手へチケットが発送されるのは販売者の手元にチケットが到着してからということになります。

座席が分からないチケットを購入してもらうにも関わらず、万が一、購入者の入金後に販売者の都合でキャンセルとなった場合は、通常チケット、チケエク、どちらの場合でもチケット売価と同額のキャンセル料がかかります。

キャンセル料が発生する場合として、公式サイトには次のようにあります。

1.「在庫あり」連絡後にチケット不在・内容相違が判明した場合。

2.郵送・宅配便の取引で発送期限より2日以内に「発送完了連絡」もしくは「発送遅延連絡」がない場合。または【到着期限】までにチケットが届かない場合。

3.普通郵便やメール便などの禁止されている方法でチケットを送付し、買い手の受取が確認できず 取引が不成立になった場合。

4.下記の到着期限日までに買い手にチケットが届かず取引が不成立になった場合。

公演日の6日前まで入金・・公演日の4日前までに到着
公演日の5日前・・・・・・公演日の2日前までに到着
公演日の4日前・・・・・・公演日の前日までに到着

5.あんしん配送サービスを利用しての取引で、公演日の7日前までにチケ流配送センターにチケットが届かなかった場合。また、チケ流配送センターへの到着日に関わらず、発送方法や発送完了連絡に不備があり、チケ流配送センターでの手続きに遅延が発生し公演日の前日までに買い手にチケットが届かなかった場合。

6.直前取引(手渡し)で、開演の1時間前までに買い手にチケットが引き渡されない場合。(※但し、売り手・買い手が同意して延長した場合は、上記の限りではない。)

7.電子チケット・発券番号の取引で発送期限日または発送予定日から2日(但し、最大で開演の1時間前)を経過しても「発送完了連絡」がない場合。(※但し、売り手・買い手が同意して延長した場合は、上記の限りではない。)

悪意のある取引キャンセルでない、「うっかり忘れ」や発送方法の不備などの場合でも、キャンセルとなれば購入者は多大な迷惑を被ります。そのため、キャンセル料が発生する該当項目は明確かつ厳格に定められています。

販売者は公式サイトの内容をよく確認して時間に余裕のある、購入者が安心できる取引を行いましょう。

購入者(買い手)が負担する手数料

チケット流通センター公式サイトの初めての方へ「ご利用にかかる料金」に記載されている通り、購入者が負担する手数料は「事務手数料」と「安心配送サービス利用料」です。

◼︎事務手数料

成立した場合のみ、チケット代金に応じて必ずかかる手数料です。「ご利用にかかる料金」には次のように定められています。

チケット代金が1円〜10,000円の場合、432円(税込)
チケット代金が10,001円〜30,000円の場合、756円(税込)
チケット代金が30,001円以上の場合、チケット代金の3.24%(税込)

◼︎あんしん配送サービス利用料

あんしん配送サービスとは販売者から直接購入者へチケットが届くのではなく、一旦チケット流通センターを経由して購入者へ配送されるサービスです。

チケット流通センターからヤマト運輸のセキュリティパッケージへ配送され、販売者へ個人情報を伝える必要もないため、より安心安全な取引ができます。

このサービス利用料は購入者負担で810円。必ず申し込む必要はなく、利用した場合のみにかかる料金です。


取引と手数料の例

例1)送料込み5,000円のチケットを取引した場合

・購入者が支払う額
チケット代金:5,000円
事務手数料:432円(10,000円以下一律432円)
合計:5,432円

・販売者が受け取る額
チケット代金:5,000円
仲介手数料:−820円(8,000円以下一律820円)
合計:4,180円

例2)送料込み35,000円のチケットをあんしん配送サービスで取引した場合

・購入者が支払う額
チケット代金:35,000円
事務手数料:1,134円(30,001円以上は売価の3.24%)
あんしん配送サービス利用料:810円
合計:36,944円

・販売者が受け取る額
チケット代金:35,000円
仲介手数料:−3,591円(8,500円以上は売価の10.26%)
合計:31,409円

チケット流通センターではチケット代金に送料が含まれている為、チケット代金とそれぞれが支払う手数料以外は料金がかかりません。

関連:手数料は高い?チケットキャンプの出品と購入の手数料




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