雑誌を安く送る発送方法と梱包方法





雑誌をヤマト運輸・佐川急便・日本郵便などの宅配便や郵送で安く送るための発送方法と梱包方法についてです。

フリマアプリのメルカリ・ラクマ、そしてヤフオクなどのネットオークションに出品している方も参考にしてみてください。

non-noのように薄い雑誌なら、送り方は第三種郵便やゆうメールがいいでしょう。他にも通常の定形外郵便・レターパックライト・クリックポスト・ゆうパケットも発送方法の選択肢として入ってきます。

ジャンプのように厚みのある雑誌なら、送り方はレターパックプラスがおすすめで、大きいダンボールで配送する郵便局のゆうパックやヤマト運輸の宅急便で送ると送料が高くなりますので注意しましょう。

雑誌の梱包方法

雑誌の梱包で最も大切なのは、水濡れ対策です。元の状態が良い雑誌でも、雨に濡れてしまっては台無しです。

雑誌は100円ショップやネット通販で販売されているOPP袋に入れ、水濡れを防ぎましょう。

雑誌は壊れ物ではないので、無理にプチプチを使用する必要はありません。

しかし耐衝撃性を強化したいのであれば、プチプチを使用するのもありです。どうすべきか迷うようなら、受取人と相談して決めましょう。

外装には茶封筒やショップ袋を使用します。茶封筒は100円ショップやコンビニで入手できます。封筒やショップ袋の中に雑誌を入れたら、ガムテープでしっかりと封をしましょう。

透明OPP袋 テープ付き





第三種郵便で薄い雑誌を送る

雑誌の表紙や裏表紙の端のあたりに「第三種郵便物承認」「第三種郵便物認可」といった記載がある場合、第三種郵便で送ることができます。

第三種郵便とは、日本郵便が承認した定期刊行物を低料金で発送できるサービスです。縦・横・高さの合計が90cm以内で最長辺が60cm以内、かつ重さが1kg以下の荷物に対応しています。

送料は重さが50g以下なら63円となっており、50g増えるごとに8円ずつ加算されていきます(心身障がい者団体の発行する定期刊行物など、送料が通常とは異なるものもあります)。

このように第三種郵便は雑誌をとても安く送れる魅力的なサービスなのですが、付録を一緒に送れないケースがあるという点には注意が必要です。

例えば、本誌よりも大きなサイズの付録は送ることができません。事前に郵便局に付録と雑誌を持って行き、送れるかどうか確認しておいたほうがいいでしょう。

宅配袋 ラミネート付






◼︎第三種郵便の発送手順

第三種郵便で送るときは、外装にあて名を表記します。あて名は直接書いてもいいですし、あて名ラベルを作って貼り付けてもいいですが、雨に濡れても大丈夫なように油性のインクを使用しましょう。

それから、荷物の中身が第三種郵便物であることがわかるようにしなければなりません。

雑誌を梱包したあと、外装の一部を切り抜いて、「第三種郵便」という文字が見えるようにしましょう。荷物の準備ができたら郵便窓口に差し出し、「第三種郵便でお願いします」と伝えます。

重さを測ってもらい、料金を支払えば発送手続き完了です。

関連:新聞、雑誌を安く定期的に送る第三種郵便物の利用条件や発送方法

ゆうメールで薄い雑誌を送る

ゆうメールの基本情報
予想送料 215円
予想サイズ 250g以内
発送場所 郵便局の窓口・郵便ポスト
追跡番号 なし
着払い なし
補償 なし

雑誌の中には、第三種郵便物に該当しないものもあります。そのような雑誌は、ゆうメールで送るといいでしょう。

ゆうメールは第三種郵便ほど安くはありませんが、重さが1kgを超える荷物でも対応していますし、特に多くの雑誌を送る場合に一番安い最安値の送り方となります。

ゆうメールで発送する荷物は、サイズによって規格内と規格外に分けられます。規格内に該当するのは34×25×3cm以内の荷物で、それ以外の荷物は規格外になります。

規格内の送料は重さが150g以下なら180円、250g以下なら215円、500g以下なら310円、1kg以下なら360円です。

規格外の送料は重さが150g以下なら265円、250g以下なら305円、500g以下なら400円、1kg以下なら450円、2kg以下なら560円、3kg以下なら710円です。

(追記)ゆうメールの規格外は2018年9月に廃止となり規格内のみ利用可能です。

ゆうメールでの発送に便利な小窓付き段ボール箱






◼︎ゆうメールの発送方法

ゆうメールを送るときは、外装の封筒やショップ袋にあて先を表示します。次に送る雑誌を封筒や袋の中に入れ、封をしないまま郵便局に持ち込みます。そして郵便窓口に荷物を差し出し、「ゆうメールでお願いします」と伝えましょう。

職員さんに中身を確認してもらったら、ガムテープで封をします。ガムテープは借りられるので、持っていく必要はありません。重さを測ってもらい、料金を支払ったら発送完了です。

郵便局まで行く時間が取れない人は、送料分の切手を貼ってポストに投函するのもいいでしょう。ポストに投函するときは荷物の中身が外から見てもわかるように、透明の窓が付いた封筒を使用したり、外装の一部を切り抜いておいたりする必要があります。

また、外装のよく見える場所に赤いインクで「ゆうメール」と記載します。着払いのときは「着払い」と記載し、切手を貼らずにポスト投函すればOKです。

関連:ゆうメールの送り方

レターパックプラスで分厚い雑誌を送る

レターパックプラスの基本情報
送料 520円
サイズ 制限なし
発送場所 郵便局の窓口
追跡番号 あり
着払い なし
補償 なし

分厚い雑誌はゆうメールでも送れますが、それ以外ではレターパックプラスという発送方法もおすすめです。雑誌の重さが1kg以下ならゆうメールのほうが安いですが、1kgよりも重い場合はレターパックプラスを利用したほうがお得でしょう。

レターパックプラスで送れる品物のサイズは、A4ファイルサイズの専用封筒で梱包できるサイズです。レターパックプラスを発送するには必ず専用封筒で梱包しなければならないので、専用封筒に入らない大きさの品物は対象外となります。

レターパックプラスを利用するときは、郵便局やコンビニで専用封筒を購入しましょう。

専用封筒は520円で販売されており、この購入代金が送料になります。レターパックにはレターパックライトという種類もあるので、購入する封筒を間違えないように注意です。レターパックプラスの封筒は赤いほうです。

日本郵便レターパックプラス






専用封筒の表面には、受取人と差出人の住所・氏名・電話番号や品名など、必要事項をはっきりと記入します。電話番号の記入は必須ではありませんが、トラブル発生時に迅速に連絡をもらうため、記入が推奨されています。

品名は「雑誌」と書いておけば問題ないでしょう。

すべて書けたら雑誌を入れ、しっかりと封をします。レターパックプラスの専用封筒にはあらかじめ両面テープが付いていますが、それだけでは不充分だと感じたら、上からさらにガムテープを貼ってもかまいません。

梱包ができたら郵便局に持ち込んだり、集荷に来てもらったりして発送しましょう。集荷は無料で申し込むことができます。

関連:レターパックプラスの送り方

フリマアプリ「メルカリ」の場合



◼第三種郵便物と記載されている雑誌を送るなら第三種郵便

雑誌の背表紙に第三種郵便物として承認を受けている雑誌なら、日本郵便の第三郵便物として発送するのが一番安く送ることができます。第三種郵便は3辺合計90cm以内で、重さが1㎏以内の荷物に対応しています。

第三種郵便の料金は全国一律料金で重さで決定します。厚みが1cm程の一般的な雑誌の重さは大体650g程なので、第三種郵便として送った場合の送料は167円くらいになり、メルカリ便を使うよりも安く送ることができるでしょう。

発送する際には、第三種郵便物の表示がある部分を見えるように透明なOPP袋で梱包するか、梱包する前に郵便局員に中身を確認してもらうと良いでしょう。封筒の表には第三郵便物と記載します。

切手を貼れば郵便ポストに投函することもできますが、配送料金が万が一足りない場合は、差し戻されるため、確実に発送したいなら郵便局の窓口から発送手続きを行うようにしましょう。

◼付録付きの雑誌を送るなららくらくメルカリ便の宅急便

第三種郵便物で送れない場合や、合計の重さが1㎏を超える場合はレターパックライトやらくらくメルカリ便の宅急便コンパクトがおすすめで、厚みのある付録付きの雑誌を送る場合は、らくらくメルカリ便の宅急便がおすすめです。

らくらくメルカリ便の宅急便は配送先に関係なく全国一律料金で荷物サイズだけで料金が決定し、60サイズなら750円、80サイズなら850円、100サイズなら1,050円、120サイズなら1,200円、140サイズなら1,450円、160サイズなら1,700円です。

付録付きの雑誌は一番小さい60サイズで送ることができるでしょう。同様の配送サービスであるメルカリ便のゆうパックは、メルカリ便の宅急便の料金よりも少し高く設定されているため、基本的にはメルカリ便の宅急便で発送することをおすすめします。


雑誌が届くまでの配達日数

上記記載の追跡番号(お問い合わせ番号)が付与される送り方のレターパックプラスで雑誌を送るといつ届くのか、参考までに発送から配達までが完了した過去の実際の追跡結果は以下の通りです。

◼福岡県から大阪府に発送されたレターパックプラス

状態発生日 配送履歴 取扱局 県名等
12/13 12:14 引受 和白郵便局 福岡県
12/14 04:56 到着 布施郵便局 大阪府
12/14 11:00 お届け先にお届け済み 布施郵便局 大阪府

12月13日(日曜日)のお昼に福岡県福岡市から発送されたレターパックプラスは、翌日の12月14日(月曜日)の午前中に配送先である大阪府東大阪市に配達が完了しています。

◼福岡県から埼玉県に発送されたレターパックプラス

状態発生日 配送履歴 取扱局 県名等
12/08 15:55 引受 福岡奈多郵便局 福岡県
12/09 16:08 到着 狭山郵便局 埼玉県
12/09 18:22 お届け先にお届け済み 狭山郵便局 埼玉県

12月8日(火曜日)の午後に福岡県福岡市から発送されたレターパックプラスは、翌日の12月9日(水曜日)の夕方に配送先である埼玉県狭山市に配達が完了しています。

◼長崎県から秋田県に発送されたレターパックプラス

状態発生日 配送履歴 取扱局 県名等
12/01 14:14 引受 長崎中央郵便局 長崎県
12/02 15:04 到着 秋田中央郵便局 秋田県
12/02 15:48 お届け先にお届け済み 秋田中央郵便局 秋田県

12月1日(火曜日)の午後に長崎県長崎市から発送されたレターパックプラスは、翌日の12月2日(水曜日)の午後に配送先である秋田県秋田市に配達が完了しています。

関連:本を安く送る発送方法と梱包方法




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順位
送り方 料金 会社名
レターパックライト 370円 日本郵便
ゆうパック 810円〜 日本郵便
宅急便 940円〜 ヤマト運輸
ゆうメール 180円〜 日本郵便
クリックポスト 185円 日本郵便

送料が安い送り方ランキング
順位
送り方 料金 会社名
ミニレター 63円 日本郵便
定形(普通郵便) 84円〜 日本郵便
定形外(普通郵便) 120円〜 日本郵便
スマートレター 180円 日本郵便
クリックポスト 185円 日本郵便

用途別の一番安い送り方
【小型】小型で送料が一番安い送り方 【大型】大型で送料が一番安い送り方
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