送料込みや着払いなどメルカリの送料の見方
iPhoneやAndroidのスマートフォン用フリマアプリのメルカリの送料の確認方法についてです。
メルカリを含む通信販売では一般的には商品の代金とは別に送料が加算されます。
中にはAmazonや楽天市場などの多くのショッピングサイトのように一定の条件を満たせば送料が無料になるサービスがあったり、ヨドバシドットコムのようにすべての商品が原則送料無料というサイトもあります。
しかしそれらとはシステムの違うメルカリでは、送料は出品者が「送料込み」で出品するのか、それとも「着払い」で出品するのかで送料の負担者が異なりますし、出品者の利用する配送業者によっても送料が異なってきます。
送料負担者が出品者であれば、購入者は商品代金のみでの支払いで商品が購入できますので送料無料です。
送料の負担者が購入者であれば商品は送料着払いで配送されてくるため、配送に利用されている配送サービスごとに決まった金額を送料として払わなければなりません。
ですのでメルカリで商品を購入する前には必ず送料の負担者と配送方法を確認しなければなりません。
送料の負担者および送料の確認方法
メルカリで送料を確認する際にまず見る必要があるのは、送料の負担者が出品者なのか購入者なのかという点です。確認方法は以下の通りです。
目的の商品の出品画面に行き一番下のあたりのカテゴリーやブランドなどの表記のある部分まで画面をスライドさせます。
画像の赤線の部分を見て出品者負担、購入者負担のどちらになっているのかを確認しましょう。
送料負担者の他にも、日本郵便のゆうパックなどの配送方法、どこから発送するかという発送元の地域なども載っています。
メルカリでよく利用されている宅配会社は、ヤマト運輸と日本郵便で、佐川急便は比較的少なめです。
特にヤマト運輸は、メルカリと共同で提供しているサービスである「らくらくメルカリ便」があるため、非常に利用される頻度が高くなっています。
関連:らくらくメルカリ便の宅急便で送る方法と料金
送料の負担者が出品者の場合
「送料込み(出品者負担)」となっている場合は出品者が送料を払います。
この場合、出品価格にすでに送料が含まれていますので購入者は表示価格以外の金銭を払う必要はありません。
メルカリでの取引の大半は送料込みの出品者負担での取引となっています。
出品者が送料込みでの出品を好む理由としては、商品の取引前後における送料に関するメッセージのやり取りを省略できること、メルカリが提供する便利な配送サービス「らくらくメルカリ便」が送料込み専用の配送方法であること、購入者から見た時に送料込みの出品であれば送料を考えなくていいため購入につながりやすいことなどが考えられます。
送料込み出品で利用される配送方法として、利用者数が多いのはらくらくメルカリ便の宅急便とネコポス、そして日本郵便のクリックポストやゆうメール、定形外郵便などです。
これらの中でゆうメールや定形外郵便は追跡や保証がありませんので、必要な場合には購入前にコメントからその旨を伝え希望の配送方法で購入できるようにする必要があります。
この場合、出品者は希望された配送方法にすると予定した送料とは異なるため、出品商品の価格を変更する必要があるので、専用出品という取引形態を使うことになります。
関連:メルカリで○○様専用というタイトルで出品されている理由
送料の負担者が購入者の場合
「着払い(購入者負担)」となっている場合は購入者が送料を支払います。
この場合、商品は着払いで送られてくるため、出品価格を支払った上でさらに商品到着時に送料を配送業者に支払う必要があります。
送料を知るためには商品のサイズおよび発送元と受取元の住所から配送業者のホームページなどで調べることになりますが、出品者が商品のサイズや配送業者を表記していない場合などはコメントから聞いて確認しておきましょう。
送料を確認せずに取引を開始するのはトラブルの元となりますのであまりおすすめできません。
関連:商品が発送されない!メルカリのトラブルと対処法まとめ
着払いは高い?
着払いと送料込みの場合、どちらの方が総支払額が高くなるのでしょうか?
送料込みの場合は出品価格に送料が含まれています。着払いの場合は出品価格とは別に送料がかかります。
つまり想定する商品価格が500円の場合、送料込みで出品するならその金額に送料を上乗せした金額で出品し、着払いでの出品であればそのままの値段で出品するということです。
ということは出品者が発払いで支払う送料と、着払いの場合の送料でどちらが高いか考えれば、送料込み出品と着払い出品のどちらが安いかわかるわけです。
例えば60サイズ以上の商品の場合、送料込み出品であればほとんどらくらくメルカリ便の宅急便が利用されます。
一方着払いであれば日本郵便のゆうパックが利用されます。
その場合の価格は以下の通りです。(同県内の場合)
サイズ | らくらくメルカリ便の宅急便 | ゆうパック着払い |
60サイズ | 750円 | 810円 |
80サイズ | 850円 | 1,030円 |
100サイズ | 1,050円 | 1,280円 |
120サイズ | 1,200円 | 1,530円 |
140サイズ | 1,450円 | 1,780円 |
160サイズ | 1,700円 | 2,010円 |
上記のようにすべてのサイズでらくらくメルカリ便の宅急便の方が安くなりました。
この金額は同県内への配送の場合で、らくらくメルカリ便の価格は全国一律であるため最短距離の同県内の配送でさえらくらくメルカリ便の方が安いということは、配送距離が長くなれば長くなるほど着払いのほうが割高になっていくということを表しています。
ですので結論として基本的に着払いの方が購入者が支払う総額は高いといえますので、着払いで出品されている商品を購入したい場合には、まずはらくらくメルカリ便での発送をコメントからお願いしてみるのが良いといえます。
関連:ゆうパックを着払いで送る際の料金や伝票などいろいろ
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