アイスクリームを安く送る発送方法と梱包方法!海外発送についても
アイスクリームをヤマト運輸・佐川急便・日本郵便などの宅配便や郵送で安く送るための発送方法と梱包方法についてです。
フリマアプリのメルカリ・ラクマ、そしてヤフオクなどのネットオークションに出品している方も参考にしてみてください。
アイスクリームの梱包には、発砲スチロールを用いるのが最も無難でしょう。発送方法はクール宅急便・飛脚クール便・チルドゆうパックなどがあります。
小さい荷物を安く送ることが出来る定形外郵便・レターパック・ゆうパケット・クリックポストでのアイスクリームの発送は出来ません。
アイスクリームの梱包方法
まず、発砲スチロールを用意しましょう。発砲スチロールの中にはアイスクリームのほかにドライアイスも入れるので、ゆとりのあるサイズのものを用意してください。発砲スチロールはスーパーや魚屋さんで、不要になったものを無料でもらうことができます。
もしちょうどいいサイズの発砲スチロールが見つからなかったら、ホームセンターで購入するのもいいでしょう。発砲スチロールの中には、充分に冷やしたアイスクリームと、新聞紙にくるんだドライアイスを入れます。
クーラーボックス 小 |
ドライアイスはスーパーでお願いすると、少量なら無料でもらえることがあります。スーパー以外ではネット通販・ケーキ屋さん・肉屋さん・魚屋さんでもドライアイスを使用しているので、買い物の際にお願いしてみるといいかもしれません。
大量のドライアイスが欲しいのであれば、製氷店に問い合わせて売ってもらったり、Amazonなどネット通販で注文したりするといいでしょう。ただしネットで購入した場合、届くまでに時間がかかるので、ドライアイスが気化してしまう恐れがあります。
また不謹慎に感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、葬儀屋さんは遺体の保管に使用するドライアイスを作っているので、ドライアイスを売ってくれることがあります。
断られる可能性はありますが、問い合わせてみる価値はあるでしょう。なお、ドライアイスは素手で触ったり、密閉したりすると大変危険なので、取り扱いには充分注意してください。換気もしっかり行いましょう。
ドライアイス |
ちなみに、ドライアイスと一緒に保冷剤も入れておくと、冷たさが持続するのでおすすめです。
発砲スチロールに隙間が残っているようなら、ドライアイスや保冷剤で埋めるか、なければ丸めた新聞紙で埋めるなどして、アイスクリームが動かないように固定するといいでしょう。最後にふたをして、梱包完了です。
◼︎発砲スチロールではなく、段ボールを使用してもいい
発送方法にもよりますが、発砲スチロールではなく段ボールで梱包しても、アイスクリームを送ることは可能です。
しかしアイスクリームをネット販売しているお店では、発砲スチロールを使用していることが多いですし、アイスクリームを段ボールで梱包すると、引き受けてくれない運送会社もあります。
それでも段ボールを使用する場合は、底にタオルや新聞紙を敷くなどして、アイスクリームから結露が出るようなことがあっても水漏れしないような対策をとりましょう。
保冷剤ソフトタイプ |
クール宅急便でアイスクリームを送る
クール宅急便の基本情報 | |
予想送料 | 1,160円〜 |
予想サイズ | 60サイズ |
発送場所 | 営業所・集荷 |
追跡番号 | あり |
着払い | あり |
補償 | あり |
アイスクリームの発送には、クロネコヤマトのクール便が適しているでしょう。クール便では、120サイズ以内の冷凍タイプの荷物を-15℃で配送してもらえます。
送料は、通常の宅急便料金にオプション料金を加算した金額です。例えば関東から九州まで60サイズの荷物を発送する場合1,680円、四国から南東北まで80サイズの荷物を発送する場合1,960円かかるでしょう。
クール便を利用の際は必ず発砲スチロールで梱包し、中に充分なドライアイスを入れなければなりません。ドライアイスの量は、60サイズの発砲スチロールの場合2kg程度が目安とされています。
クーラーボックス 大 |
またスタッフに引き渡す前に、-15℃以下の環境で12時間以上の予冷を行いましょう。そして充分な予冷ができた頃合いに、集荷に来てもらってください。集荷は電話やネットで申し込むことができます。
自らヤマト営業所に持ち込むことで割引される制度はありますが、運搬中に温度が下がるリスクを考えると、集荷をお願いしたほうが安心でしょう。
なお、クール便は通常の宅急便のようにコンビニや取扱店、宅配ロッカーから発送することはできません。集荷の際には送り状を渡されるので必要事項を記入し、「冷凍」のところにチェックを入れます。
送り状には希望の配達時間帯を選択する欄も設けられていますが、アイスクリームの場合は指定できません。送り状がすべて書けたら、荷物とともにスタッフさんに渡しましょう。
元払いの場合は、送料を支払います。これで発送完了です。
通常の宅急便はセブンイレブン・ファミリーマート・デイリーヤマザキといったコンビニのレジから送ることが出来ますが、クール宅急便は送ることが出来ないのでご注意ください。
関連:クール宅急便の送り方
飛脚クール便でアイスクリームを送る
飛脚クール便の基本情報 | |
予想送料 | 770円+保冷料〜 |
予想サイズ | 60サイズ |
発送場所 | 佐川急便の営業所 |
追跡番号 | あり |
着払い | あり |
補償 | あり |
アイスクリームを発送するときは、飛脚クール便を利用するのもいいでしょう。飛脚クール便では、3辺の長さの合計が140cm以内、かつ重さ30kg以下の荷物を-18℃以下で送ることができます。
送料は、通常の飛脚宅配便にクール料金を足した金額となります。クール料金は60サイズの荷物は275円、80サイズの荷物は330円、100サイズの荷物は440円、140サイズの荷物は715円となっています。
例えば60サイズの荷物を関東から関西まで発送する場合、通常料金880円に275円を加えた1,155円かかるでしょう。飛脚クール便を利用する際は、必ず-18℃以下の環境で、12時間以上の予冷を行ってください。
充分に予冷ができたら集荷に来てもらい、渡される送り状に必要事項を記入します。
荷物には「冷凍」と記載されているケアマークシールを貼り付け、送り状とともにスタッフへ渡しましょう。送料を支払えば、発送手続き完了です。
関連:飛脚クール便の送り方
チルドゆうパックでアイスクリームを送る
チルドゆうパックの基本情報 | |
予想送料 | 1,035円〜 |
予想サイズ | 60サイズ |
発送場所 | 郵便局の窓口・集荷 |
追跡番号 | あり |
着払い | あり |
補償 | あり |
アイスクリームを発送するときは、チルドゆうパックもいいでしょう。チルドゆうパックでは、150サイズ以内で最長辺の長さが1m以内、重さ30kgまでの荷物を送ることができます。
チルドゆうパックが扱うのは基本的に冷蔵の荷物ですが、郵便局によっては冷凍の荷物も受け付けていることがあります。チルドゆうパックの送料は、通常のゆうパック料金に保冷料金を加算したものとなっています。
例えば東京から京都へ60サイズの荷物を発送する場合は1,195円かかりますが、ヤマト運輸のクール宅急便よりも送料が安いので一番安い最安値の送り方となります。
しかしチルドゆうパックにも通常のゆうパックと同様、持込割引や同一あて先割引、複数口割引といった割引制度があるので、活用すれば送料をもっと安く抑えることは可能です。
チルドゆうパックを利用するときは、必ず充分な予冷をしておくのが決まりです。発送伝票は、通常のゆうパックと同じものが使用できます。
伝票には必要事項と、冷凍で送ってほしい旨を記載してください。予冷と伝票の準備ができたら集荷してもらい、送料を支払いましょう。
通常のゆうパックはローソン・ミニストップ・セイコーマートといったコンビニから送ることが出来ますが、チルドゆうパックはコンビニから送ることが出来ないのでご注意ください。
関連:チルドゆうパックの送り方
海外発送の場合
海外へアイスクリームを発送する場合、日本国内に送るときよりも配達に日数がかかるため、ドライアイスの量を増やすなどして、低温度が持続しやすい工夫をしてください。
発送方法は、クールEMSがおすすめです。クールEMSなら6,300円から、-15℃以下の温度帯でシンガポール・香港・台湾・マレーシア・ベトナム・フランスなどにアイスクリームを発送することできます。
利用の際は申込書に記入し、郵便局にFAXして予約をとりましょう。クールEMSを送れる郵便局は、以下のとおりです。
・札幌中央郵便局
・千歳郵便局
・高崎郵便局
・綾瀬郵便局
・川崎東郵便局
・東京国際郵便局
・豊橋南郵便局
・大阪東郵便局
・太宰府郵便局
・本渡郵便局
・鹿児島中央郵便局
なお、アイスクリームを香港に送る場合、事前に許可を取らなければなりません。香港に送る場合はまず、メールアドレス(cool-ems.ii@jp-post.jp)に問い合わせましょう。
関連:品目(送るもの)から送り方を探す
関連記事
当サイトで人気の送り方ランキング | |||
送り方 | 料金 | 会社名 | |
レターパックライト | 370円 | 日本郵便 | |
ゆうパック | 810円〜 | 日本郵便 | |
宅急便 | 940円〜 | ヤマト運輸 | |
ゆうメール | 180円〜 | 日本郵便 | |
クリックポスト | 185円 | 日本郵便 |
送料が安い送り方ランキング | |||
送り方 | 料金 | 会社名 | |
ミニレター | 63円 | 日本郵便 | |
定形(普通郵便) | 84円〜 | 日本郵便 | |
定形外(普通郵便) | 120円〜 | 日本郵便 | |
スマートレター | 180円 | 日本郵便 | |
クリックポスト | 185円 | 日本郵便 |
用途別の一番安い送り方 | |
【小型】小型で送料が一番安い送り方 | 【大型】大型で送料が一番安い送り方 |
【追跡】追跡できる一番安い送り方 | 【着払】着払できる一番安い送り方 |
【速達】速達がある一番安い送り方 | 【補償】補償がある一番安い送り方 |
【複数】複数荷物の一番安い送り方 | 【日時】日時指定の一番安い送り方 |
近くのコンビニから送る | ||||
レターパックの購入と発送が出来るコンビニ一覧とかいろいろ | ゆうパックの発送が出来るコンビニ一覧などいろいろ | ファミリーマートから荷物を送る方法と荷物を受け取る方法 | セブンイレブンで宅急便を送る方法と宅急便を受け取る方法 | ローソンで荷物を送る方法と荷物を受け取る方法 |
送り方を探す | |
場所から送り方を探す
コンビニや郵便局など宅配便・郵便で送る荷物を差し出せる場所をまとめています。 |
料金から送り方を探す
宅配便・郵便の全サービスの料金を比較出来るように一覧としてまとめています。 |
品目から送り方を探す
本・食べ物・家電など送るものに適した宅配便・郵便の送り方をまとめています。 |
割引から送り方を探す
送料が毎回10%引きになる割引や無料で梱包アイテムを手に入れる方法です。 |
日数から送り方を探す
宅配便・郵便の全サービスの荷物が到着するまでの日数をまとめています。 |
目的から送り方を探す
着払いや速達など宅配便・郵便のサービスごとのオプションをまとめています。 |
小さい荷物の送り方
本・雑誌・書類・CD・DVDなど小さい荷物を安く送る方法をまとめています。 |
大きい荷物の送り方
大量の衣類や漫画のセットなど大きい荷物を送る方法をまとめています。 |